イギリスで英語になった日本語を総まとめ(O~Z編)

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イギリスからこんにちは。イギリスで生活中やたらと目に飛び込んでくる日本語に、喜々としてしまうアルノです。

今までのイギリスの日常で見かけた日本語、それを集めてアルファベット順に紹介しています。前回は、A~Nまでの英単語。
>>>「イギリスで英語になった日本語を総まとめ(A~N編)

今回は、アルファベットO~Zの第二弾です。

海を渡り、イギリスで定着、Oxford辞典に英単語登録されるまでに成長した日本語。
日本語由来の英単語として定着しているのが個人的に、すごく面白い!

英語になった日本語を知ることで、世界からイギリスから日本がどう見られているのか知ることができます。

※英文説明は、Oxford dictionary(オックスフォード辞典)に登録されている内容から抜粋しています。

イギリスで英語になった日本語を総まとめ
(O~Z編)

1.Origami(オリガミ/折り紙)

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■The Japanese art of folding paper into decorative shapes and figures.

イギリスの子どもたち、そして大人も、折り紙に非常に興味があります。折り紙をチャッチャッと作ると、周りのイギリス人からの尊敬の眼差しが!

この間は、ベジタリアンカフェのテーブルに飾られている花が折り紙でした。やるなぁ。
イギリスで子供を相手に折り紙を折れると人気者になれます。

 

2.Otaku(オタク/オタク)

Otaku オタク 日本語 英語 イギリス

■(in Japan) a young person who is obsessed with computers or particular aspects of popular culture to the detriment of their social skills.

イギリス人は、日本のオタクネタが大好き?
BBCニュースで、日本人がまたこんなヘンテコなことしてるで!って感じの、日本発の変わったニュースが届きます。

また、イギリス人の「Otaku」も存在します。わたしが出会ったイギリスのオタクは、日本のアニメ、マンガが大好きで、ゆくゆくは日本でビジネスマンを目指しているといいながら、日本語勉強に「少年ジャンプ」を使っていました。

夏にロンドンで開催される日本祭りの「Hyper Japan(ハイパージャパン)」。
コスプレをしたイギリス、日本のオタクたちが集まります。(他のあらゆる日本文化も紹介されます!)

 

3.Ramen(ラーメン)

■(in Japanese cuisine) quick-cooking noodles, typically served in a broth with meat and vegetables.

ロンドンのピカデリーサーカス界隈は、日本の有名ラーメン店も出店し、「ラーメン激戦区」と噂されています。

以前、イギリス人から、伊丹十三監督の「タンポポ」を見た、感動した!と言われ、彼のラーメンを家族でごちそうになりました。ビーフストック、細ウドン麺、ハムで作ってくれた彼のラーメン(?)は愛情いっぱいで、それはそれで非常に美味しかったのを覚えています。

 

4.Reiki(レイキ)

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■A healing technique based on the principle that the therapist can channel energy into the patient by means of touch, to activate the natural healing processes of the patient’s body and restore physical and emotional well-being.

Reiki(レイキ)は、手当て療法・エネルギー療法のヒーリングの一種です。効果としては、生命力の活性化、生体内のエネルギー・バランスの調整、自然治癒力を高める、などです。

このReiki、日本の臼井甕男(1865年 – 1926年)が始めた臼井霊気療法がイギリスに伝わり、今では代替え療法の一つとしてかなり広まっています。
学校もあり、Reikiヒーラーは職業として確率されています。

私はまだ未体験ですが、今度Angelic Reiki(アンジェリック・レイキ)のワークショップに顔をだしてみたい、なんて思ってるところです。天使達がヒーリングをしてくれる?

 

5.Rickshaw(リクショー/人力車)

 

■A light two-wheeled passenger vehicle drawn by one or more people, chiefly used in Asian countries.

明治時代から昭和初期にかけて、移動手段として用いらたアノ人力車。日本でも観光地などで目にしますが、ロンドンで定着するとは!

ロンドン観光に人力車、いかがですか?

 

6.Sake(サケ/日本酒)

■A Japanese alcoholic drink made from fermented rice, traditionally drunk warm in small porcelain cups.

イギリスのWaitroseや大型スーパーで手に入りやすくなっています。
しかし、、美味しい日本酒が飲みたいーー!

 

7.Samurai(サムライ/侍)

■A member of a powerful military caste in feudal Japan.

サムライ、多くのイギリス人が知っている単語。
わたしの住むDevonの小さな博物館にも、鎧が展示されています。

 

8.Sashimi(サシミ/刺し身)

■A Japanese dish of bite-sized pieces of raw fish eaten with soy sauce and wasabi paste.

イギリス人が好きな刺し身は、ダントツでサーモン!

 

9.Sushi(スシ/寿司)

寿司 suhi 日本語 英語

■A Japanese dish consisting of small balls or rolls of vinegar-flavoured cold rice served with a garnish of vegetables, egg, or raw seafood.

日本食=寿司(それも巻き寿司)」多くのイギリス人が考える寿司のイメージです。
回転寿司店(Yo Sushi)も有名なイギリスフランチャイズ店。

おすすめは裏巻き寿司といなり寿司。これをつくれると、黒い海苔に抵抗がある人にも受け入れられやすくなるし、いなりを嫌いだというイギリス人に遭遇したことがありません。子供にも大人に大受け!

また、イギリスらしくベジタリアン寿司や玄米寿司もポピュラー。高級なイメージも強い寿司、がんばって手作りしましょう!

 

10.Sudoku(スードク/数独)

Sudoku 数独 イギリス 日本語

■A puzzle in which players insert the numbers one to nine into a grid consisting of nine squares subdivided into a further nine smaller squares in such a way that every number appears once in each horizontal line, vertical line, and square.

イギリス人は数独が好きです。もともとパズルが好きなんですよね。
雑誌や新聞のスードクコーナーは当たり前だし、地下鉄電車の中で数独に熱中しているイギリス人をよく見かけます。
イギリス人友人曰く、最高のストレス解消、リラックス効果がある、と言っていました。

 

11.Sukiyaki(スキヤキ)

■A Japanese dish of sliced meat, especially beef, fried rapidly with vegetables and sauce.

イギリス人にスキヤキをごちそうして、「美味しくない、食べれない」と言う人を(ベジタリアン、ヴィーガン以外は)見たことがありません。
甘辛い味、野菜と牛肉の完璧なハーモニー、世界共通の美味しさ!
英国日清のカップ麺(焼きそばタイプ)でも「スキヤキ味」の人気は高いそうです。

 

12.Sumo(スモウ/相撲)

sumo 相撲 イギリス 英語 日本語

■A Japanese form of heavyweight wrestling, in which a wrestler wins a bout by forcing his opponent outside a marked circle or by making him touch the ground with any part of his body except the soles of his feet.

友人である武道好きイギリス人は相撲を世界最強、神秘的な武術だととらえていました。

また、とある子供のためのイベントで、子どもたちに上の画像のような相撲の着ぐるみを着せて、なんちゃっての相撲大会が開かれていてびっくりしたことがあります。
この着ぐるみを着ると、よちよち歩きになり、体をはるだけで相手がふっとぶので、めちゃくちゃ楽しいらしいです。(息子談)実はわたしも着てみたかったですが、大人用がありませんでした。楽しそう!!

 

13.Sensei(センセイ/先生)

■(in martial arts) a teacher.

イギリスで日本の武道をする人がなからず習う言葉。
「センセイ!」

 

14.Soba(そば/蕎麦)

 

■Japanese noodles made from buckwheat flour.

イギリス系スーパーオリジナルのSobaもバラエティにとんでいます。
蕎麦の実の割合の多いもの、オーガニックのもの、イギリスで蕎麦は身近な食べ物。

また、小麦アレルギーの人へ小麦フリー食、サーチフードダイエット食として知る人ぞ知るスーパーフードであり、ベジタリアンやヴィーガンであれば蕎麦を知っている常食している確率はぐんと上がります。

15.Satsuma(サツマ)

サツマ Satsuma みかん イギリス 英語 日本語
■tangerine of a hardy loose-skinned variety, originally grown in Japan.
Japanese pottery from Satsuma, ranging from simple 17th-century earthenware to later work made for export to Europe, often elaborately painted, with a crackled cream-coloured glaze.

イギリスで一般的に「Satsuma(サツマ)」といえば、スーパーでどこでも扱っている小みかんのことです。

イギリスと鹿児島(薩摩)は、歴史的に交流の深い間柄です。

生麦事件をきっかけとして起こった、1863年「Anglo-Satsuma War(薩英戦争)」。
その後の和平交渉の際に、鹿児島から贈られたれた小みかんの苗、それがイギリスで栽培されるようになり、現在に至ります。
わたし、実は鹿児島出身です。現在のイギリス人は鹿児島のことを知りませんが、鹿児島の旧名のSatsumaは、「みかん」、そして、「薩摩焼(陶磁器)」として、オックスフォード辞典に登録されています。

 

16.Siatsu(シアツ/指圧)

■A form of therapy of Japanese origin based on the same principles as acupuncture, in which pressure is applied to certain points on the body using the hands.

息子の学校の夏祭りに、インド人で日本で指圧を勉強したという人が指圧ワークショップを開いていました。指圧?!!と当時は驚きました。

17.Shogi(ショーギ/将棋)

Oxford dictionaryには登録されていません。
しかし、イギリスの一部の人の間で、「Japanese Chess(ジャパニーズ・チェス)」として将棋の愛好家がいます。会ったことがあるので、ここに紹介します。

 

18.Tsunami(ツナミ/津波)

■A long, high sea wave caused by an earthquake or other disturbance.

Tsumamiは、災害のないイギリスでも浸透している用語です。
2004年スマトラ島沖地震のときには、すでにアメリカ人から聞いた言葉。
イギリスでは2011年3月の東北大震災時の津波が大ニュースになり、毎日のようにこの言葉を聞きました。

 

19.Tofu(トーフ/豆腐)

■A soft white substance made from mashed soya beans, used chiefly in Asian and vegetarian cooking.

オーガニック豆腐、紙パック入りのもの、バジルなどのフレーバーの入ったもの、ベジタリアンの多いイギリスでは豆腐は一般的になっています。
わたしは、固めのオーガニック豆腐を豆腐チャンプルーにしています。イギリスで豆腐がいつでも買えることに感謝!自分で作るのは大変らしいんです。

 

20.Tanka(タンカ/短歌)

■A Japanese poem in five lines and thirty-one syllables, giving a complete picture of an event or mood.

「タンカ・ポエム」としてイギリスにも短歌の愛好家がいます。
俳句が五・七・五なのに対し、短歌は五・七・五・七・七の五句体の和歌です。
息子の小学校でも、イギリス長文ポエムの暗唱をしてきます。イギリス人ってポエマーが多いというわたしの勝手な考察です。

>>短歌の書き方「How toWrite a Tanka Poem」の紹介(英語サイト)

 

21.Taicoon(タイクーン/大君)

■A wealthy, powerful person in business or industry.
■A title applied by foreigners to the shogun of Japan in power between 1857 and 1868.

これは、実際にはまだイギリス人から聞いたことがありません。
日本の将軍・大君が由来の言葉で、イギリスでは「実力者」や「大物」を意味し、経済・経営の場面での用語として主につかわれているようです。

22.Udon(ウドン)

■(in Japanese cooking) wheat pasta made in thick strips.

イギリスでウドンの知名度はぐんぐん上がっています。
乾麺も、ソフト麺も大型のスーパーには必ずあります。ありがとう!

以前アジアン麺について描いた記事に詳しく紹介しています。蕎麦、うどん、カップ麺など。興味があればどうぞ。
>>>「イギリスのアジアン麺事情・美味しいヌードル生活┃毎日イギリス生活

 

23.Umami(ウマミ/旨味)

■A category of taste in food (besides sweet, sour, salt, and bitter), corresponding to the flavour of glutamates, especially monosodium glutamate.

英国王室御用達のWaitroseスーパーで、「UMAMI」と書かれたチューブ式調味料を見かけました。そういえばイギリスの料理って、日本のかつをだしやこんぶだしに代表されるような旨味がないです。もちろんビーフ、野菜、チキンなどのストックは売っていますが、それよりハーブの香り、塩、胡椒、HPソースなどのソース類で味をキメてる印象。

ヨーロッパでは、うまみの主成分であるグルタミン酸ナトリウム(MSG)に対する反感が根強く、イギリスに進出している日清やカルビーなど日本社製の日本食品もイギリスで作られたものには、MSGが入っているのを見かけません。(すべてチェックしたわけではありません)

では、わたしがイギリススーパーで見かけた「Umami」とは何なのか?製品名は、Laura Santtini社の「Taste No.5 umami」。材料を見ると、【トマトペースト、ニンニク、アンチョビペースト、、ブラックオリーブ、バルサミコ酢、ポルチーニ(キノコ)、パルミジャーノレッジャーノチーズ、オリーブオイル、酢、砂糖、塩】とあります。

ほう~!

調べるとトマト、チーズは、グルタミン酸を非常に多く含む成分。この【UMAMI】のテーマは深いので、またの機会にまとめようと思います。

24.Wasabi(ワサビ)

■A Japanese plant with a thick green root which tastes like strong horseradish and is used in cooking, especially in powder or paste form as an accompaniment to raw fish.

イギリス人は、Wasabiが好きです。イギリス人に限らず、どの国の人もワサビの風味が好きです。イギリスで「ワサビの練チューブ」「ワサビピー」と呼ばれる豆菓子がスーパーで販売されています。

「Wasabi」という寿司と弁当のフランチャイズ店も有名です。しかし、韓国人オーナーであるがゆえなのかちょっと変わった味付けのものを発見できたりします。

25.Yakuza(ヤクザ)

■A powerful Japanese criminal organization.
A member of the Yakuza; a Japanese gangster or racketeer.

イギリスBBCニュースのサイトで紹介されている、ヤクザの写真。
ベルギーの写真家であるAnton Kustersが日本のヤクザと2年間行動をともにして撮影されたものです。ヨーロッパ人の目からみた日本のヤクザ。一見の価値ありです。

>>>「BBC・In pictures: The Yakuza

26.Yuzu(ユズ/柚子)

 

■A round, yellowish citrus fruit with fragrant, acidic juice, used chiefly as a flavouring.

日本のユズ、イギリスでビタミンCがレモンの3倍など「スーパーフード」として知らるようになってきています。有名シェフのジェイミー・オリバーが使用したことでも知られるようになりました。

しかし、ユズが注目される本当の理由は、その独特で複雑なフレーバーであり、風味が強く、グレープフルーツのような、レモンのような味と、酸味・風味が強いことが愛される所以です。

また、ユズはミカン属の中でもっとも耐寒性が強く、年平均気温12度~15度の涼しい気候を適地とし、手がかからずオーガニック栽培が比較的簡単にできるます。このことからイギリスのユズ栽培が今後盛んとなる予感がします。(育つのは遅いんですが)

王室御用達スーパーWaitroseでは、Yuzuジュースを販売しています。私はこれでポン酢をつくっています。

27.Zen(ゼン/禅)

■A Japanese school of Mahayana Buddhism emphasizing the value of meditation and intuition rather than ritual worship or study of scriptures.

Zenという言葉は、イギリスでZenの本格的グループもありますが、わたしの周りでZENという言葉を聞くと、「瞑想」「ヒーリング」を指しているイメージです。

 

まとめ

 

今回あげなかった日本語由来の英単語、他にも「Tempura(天ぷら)」「Yakitori(やきとり)」。あああ忘れてはいけない「Teriyaki(てきやき)」も有名。

そして、ビジネス用語「Kaizen(改善)」もあります。意味は「継続的な作業実践、個人の効率化などの日本の経営理念」とあり、以前見たエチオピアの大統領が「Kaizen」こそが成長の要であると考え「Kaizen」を熱く連発して話していたのが印象的でした。

まとめてみると、Sushiに代表される日本の食べ物、Samuraiに代表される日本の武道、MangaやBonsaiなど日本文化に関連する言葉、KaroshiやTaicoonなどビジネス用語の日本語が多いです。

海を渡り、日本の文化や食べ物が広まっている象徴である「海外でそのまま使える日本語」たち。海外在住者にとっては、日本の文化の浸透に驚きます。

●イギリスでの武道の紹介記事はこちら
>>>「イギリスでラストサムライしてみませんか?日本の武道┃毎日イギリス生活

●イギリスで手に入る麺の記事についてはこちら
>>>「イギリスのアジアン麺事情・美味しいヌードル生活┃毎日イギリス生活

●アルファベットA~Nまでの日本語由来の英単語の紹介はこちら
>>>「イギリスで英語になった日本語を総まとめ(A~N編)

イギリスの生活の中に溶けこんでいる日本語由来の言葉。

それらの日本語を知ることで、日本がイギリスでどう見られているのか、日本のどの分野のどのようなことに興味があるのかを知ることができます。

イギリスで、そして世界で日本はどう見られているのか?この記事をとおして感じてもらえたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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