ジューンブライドの由来はヨーロッパから?6月の花嫁について総まとめ

イギリス暮らしの知っとこう
Photo by Marc A. Sporys on Unsplash

イギリスからこんにちは。ヘンリー王子とメーガン妃のロイヤルウェディングを見て、最近イギリスの結婚式について調べているアルノです。

ヘンリー王子のロイヤル・ウェディングは快晴に恵まれ、緑豊かなウィンザー城を「美しい!」と誰もが感じたと想います。

でも、イギリスって曇りの日の方が多いし、突然の雨にげんなりすることも多い。曇りのイギリスは何を見てもグレーです。

そこでいろいろ感じた【晴天で新緑の季節のブライダルの美しさ】について。

特に6月は「ジューンブライド(6月の花嫁)」といい、ヨーロッパ諸国、また日本でも、結婚式を挙げるのに最も人気のある月です。

6月の晴れた空や陽気な春の風が魅力的ですが、それだけでしょうか?

今回は、ジューンブライダルにまつわる由来や、日本でのジューンブライドを楽しむ方法について調べてみました。

ヨーロッパに伝わるジューン・ブライドの由来

 

1.ローマの女神Juno(ジュノー)説

そもそもは、ギリシャ神話の全知全能の神ゼウスと、その妻である婚姻と女性を守護する女神ヘラが起源。

このギリシャ神話がローマへ影響を与え、ローマ神話の主神・ジュピター(ユピテルとも呼ばれる)の妻である女神ジュノー(ユーノーとも呼ばれる)へ受け継がれます。

ジュノーは、ローマ神話で結婚生活を守護する女神で、結婚、出産、育児を司ります。

主神ジュピアーの妻であり、ローマ最大の女神そして6月の女神でもある。

この結婚生活を守護するジュノー神の月である6月に結婚すれば、その結婚生活はジュノによって加護されることを意味していました。

 

2.ブーケ(花の香り)で、花嫁の体臭を消す説

中世初期ヨーロッパの人々は、年に一度だけ入浴していたんだそう!

ひーーー!

そしてその年に一度の入浴の時期が、農作業が一段落する5月末から6月初旬。彼らは入浴後の最高にさっぱりしたよい匂いがする状態で結婚したいと考えていました。

そりゃそうでしょう!

お風呂に1日入らなかっただけで、不快なのに、、、1年ぶりの入浴はさぞさっぱりしたことでしょう!

「うおおおお!さっぱり!結婚だぁ!」って気持になったはずです。

また、花嫁が持つブーケの由来は、実は花嫁の体臭を花の香りで隠す、という意味合いがあったそうです。

そんなブーケごときで匂いって消えるんだろうかって疑問。

 

3.一年の収穫時期に影響していた説

6月の結婚は、収穫時期に影響していました。

それは、6月に新妻となった女性が夏に妊娠し(うまくいけば!)、軽作業を手伝える状態でいること、そして春に出産し、次の収穫時には母親となった女性が収穫作業のための十分な体力をとりもどしている、ということが重要だったのです。

また、 春に生まれた赤ちゃんは、冬に生まれた赤ちゃん(厳しい冬は、特に生後数ヶ月で生存率が下がる)より健康な赤ちゃんであることを意味していました。

さらには、3月から5月がヨーロッパの農作業の繁忙期であり、それらの月に結婚式をあげることは、農作業の妨げを意味していました。

そのため、結婚は6月を待って挙げるカップルが多く、多くの人から祝福されることにも繋がりました。

結婚にもっとも良いタイミングが6月だったってわけです!

 

4.一年で一番天候がいい日が続く説

今日のヨーロッパでも、ジューンブライドが特別だという伝統は続いています。
しかし、現在のヨーロッパで6月が人気の最大の理由は天気の良さです。

例えば、常に曇りがちなイギリスでも最も天候のよい月は7月、8月より6月なのです。

ガーデンや公園などで行う屋外の結婚式は多くの花嫁の夢であり、太陽の下で花嫁も結婚会場も最も輝き、美しく見えます!

これは、沖縄でウェディングカメラマンをしている友人が言っていました。
「太陽さえでていれば、100%美しいウェディングフォトが撮影できる!」と。

 

ジューン・ブライドのブーケ選び(花束)

 


6月には、良質の花、他種類の花々が咲き始めます。

ヨーロッパでのこの時期のブーケは、ユリ紫陽花カーネーションなど。
他にローズ牡丹スィートピー矢車菊(Cornflower)、クロタネ草(Nigella)、オダマキ(Aquilegia)などがイギリスで人気のある6月のブーケフラワーです。

これらの花を入れると、ヨーロッパ感がでるのでフシギです。

私はエレガントブルーのコーンフラワーが好きです。↓

 

 

ハネムーンもでさらに幸せに!


ヨーロッパにおける「ハネムーン」イギリスで始まったとされています。

19世紀の始め、英国アッパークラス(貴族)のカップルが結婚式に出席できなかった親戚を訪問したブライダルツアーが起源で、それからヨーロッパ全土に広がったそう。

2015年のとある研究では、新婚旅行をするカップルには離婚のリスクが幾分低いことが結論づけられているようです。

え!そうなんだ?!

ハネムーンを乗り越えることが、カップルの絆が深まる第一歩なのだろうと推測します。

英国王室もジューン・ブライドが多いのか?

エリザベス女王フィリップは、1947年、11月20日にウェストミンスター寺院にて挙式

チャールズ皇太子ダイアナ元妃は、1981年7月29日にセント・ポール大聖堂

チャールズ皇太子&カミラ夫人は、2005年4月9日にウィンザー城礼拝堂

ウィリアム王子キャサリン妃は、2011年4月29日にウェストミンスター寺院

ヘンリー王子メーガン妃は、2018年5月19日にウィンザー城礼拝堂

 

・・・ぜんっぜんジューンブライドじゃないし!

ロイヤルウェディングもさぞジューン・ブライドが多かろうと予測して調べはじめましたが、全く関係なかったですね。

ヴィクトリア女王や中世まで遡ってみたんですが、英国王室にジューンブライドは関係なさそうです。

しかし、ロイヤルウェディングは常に晴天ですね。晴天操作してるんじゃないかっていうくらいです。イギリスで晴天を狙うのはルーレットみたいなものなんですよ。

ロイヤルファミリー強運!!

日本でジューンブライドを楽しむには?


日本でもジューンブライド人気は高いですが、残念ながら日本の6月は梅雨の季節にあたりじめじめ湿気も多く、蒸し暑くなってくる季節。

天候に恵まれない日本の6月で、ジューンブライドを最大限に活用する方法を考えてみました。

 

1.婚姻届日(入籍日)を6月にする

わたしの友人が行った方法です。入籍日を6月にして、挙式は7月にガーデンウェディングでした。めっちゃ、こだわりがある子でした。ジューンブライドで、絶対に幸せになりたい!という情熱が見ていて爽快でした。

ちなみに、6月入籍するなら以下の記念日はロマンティックでおすすめ。

6月第一日曜日:プロポーズの日(日本)
6月12日:恋人の日(日本)

 

2.海外で挙式する、または海外へハネムーンへ旅立つ

6月は、イギリスをはじめとするヨーロッパ諸国や、ハワイ、バリなどビーチリゾート地がベストシーズンを迎えます。

この頃の晴れた日のイギリスの田舎の教会で挙げる結婚式は、花が咲き乱れてそりゃもう美しいですよ!

6月に海外で結婚式を挙げる、また海外へハネムーンをするのがオススメなのです。

他にも全天候型の会場にする(日本はウェディング会場が整っていますよね!)などのアイデアもあります。

6月の花嫁で幸せになってほしいものです。

まとめ

ヨーロッパでは気候のいい6月

6月に結婚した花嫁は幸せになれますよ!

って、、、

女性は、「迷信でもいい、なんでもいいから自分の結婚を幸せなものにしたい、幸せだと何かに後押しされたい、」という気持が、昔も今も未来永劫続くのだと思います。

そんな気持が女性にある限り、ジューンブライド伝説はつづいていくのでしょう。

「幸せは、自分の心がつくる」
この言葉も胸に抱いてジューンブライドを楽しんでほしいな、と思うアルノです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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