ライン乗っ取り手口とすぐやるべき対策を完全解説【海外在住者なのに!】

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ライン 乗っ取り 対策 LINE セキュリティ

今まで巷でなんとなく聞いてはいた「ライン詐欺」、「ライン乗っ取り」。

今回は、海外在住の私が実際のLINE乗っ取りの被害にあったので、LINE詐欺の手口とその対策を模索します。

海外でもLINEはよく使われる通信インフラです。特に日本人同士のやりとりにはかなり便利。
わたしは家族との連絡にLINEを使っているのでとても重要です。

LINE乗っ取りの被害に遭わないための有効な対策をいますぐ実行しましょう!

LINE乗っ取りの手口(私の場合)

ライン起動ができないことからはじまった

毎朝、家族と連絡するために(安否確認)ラインを起動します。
本日はイギリス時間の早朝5時に起きてラインを起動。

すると、利用できません」「ほかの端末で同じアカウントを利用したため、この端末に保存された情報は全て削除されます。という文言が表示されました。

「え?どういう意味?」

他の端末でラインを使ったことがなかったので、あきらかに何かおかしいな、と思いましたが、この時すでに乗っ取られているとは気づきませんでした。

とにかく、どうやっても今までのラインが使えない状況であることを理解し、新しいアカウントを作成。

アカウント作成後、もうすこし調べてみようとネット検索をはじめたころ、メールやメッセンジャーで日本の友人から、、、

「アカウント乗っ取られてるよ。気を付けて」という連絡が次々にはいりました。

ここで、はじめて自分のラインアカウントが何者かに乗っ取られた可能性を理解しました。

まさか、自分のアカウントが乗っ取られるなんて。。

早速、ラインの友達登録者たちに連絡を別の通信方法(メールやメッセンジャーなど)で開始。

アカウントが乗っ取られたこと、これまでのアカウントを削除してほしい旨伝えました。

【実際に友人に送られてきた 実際の詐欺メッセージ】

このメッセージをスルーした友人にはこれ以上のメールはどうもきていないようです。

返信すると、次はこんなメールがきます。

そして、、、、

はい!これで友人や家族をたすけたいがために、誘導どおりWebmoneyを買って、カード番号を写メをおくったら、そのお金は詐欺被害にあいます。

この「友だちに対して、電子マネーを購入して欲しい」という手口が現在もっともライン詐欺で多いようです。

実際に友人が乗っ取られ詐欺につきあってやりとりされた プリン隊さんのブログも非常に参考になります。↓↓↓

【実録】友人が乗っ取られたのでノッてみた。【LINE乗っ取り詐欺】 /プリンはおやつに入りません」

私の乗っ取りでは、Webmoneyが使われました。

これはコンビニエンスストアなどで誰でも購入可能なプリペイドカード=電子マネーカードです。
カードが手元になくても、カードの裏面に記載されている16桁の番号さえわかれば、インターネットショッピングや番号を売って金銭に変えることもできます。

しかも、買う時も使う時も登録は一切いらない。
便利な一方、詐欺師にとってはおいしいことだらけ。

▼Webmoneyカードとは?
マンガでわかる!初めてのWebmoney

今回の乗っ取り詐欺での被害

イギリス在住の私は、ライン登録者の数事態は家族と数名の友人計15名と非常に少なかったのです。
それだけの人数しかライン登録していないにも関わらず、日本在住の友人ひとりが5万円の詐欺に実際にあってしまいました。

【詐欺にあった友人の証言】

1、詐欺師のいうまま 5万円分のWebmoeyを購入後、写メでカード番号を伝えた。

2、すぐまたもう一枚買ってほしいと連絡がくる

3.【おかしい】と感じ、Webmoney購入で使ったクレジット会社へ連絡するが、電子マネーはすでにつかわれているため、対処できないといわれる

4、警察へ連絡、警察からはライン詐欺は犯人の特定がむずかしいといわれる

このように、そのアカウントから送られたメッセージによって、善意につけ込まれた大切な友人が被害者となり、乗っ取られた本人は被害者でもあり、その友人にとっては加害者となるのです。

ラインの乗っ取りとはそういう卑劣な行為です。

もし、この友人との今回のやりとりがなければ、私は乗っ取られたことに気づかず、相手も電子マネーを送ったのに、何も音沙汰がない「お金をだまし取られた」となり、人間関係も崩壊です。

ラインを乗っ取られたらすぐに対処すべき2つのこと

ライン 乗っ取り 対策 LINE セキュリティ

私のLINEアカウントは、乗っ取られパスワード変更をされていたため、アカウント削除しか方法がありませんでした。アカウントを削除すると全てのデータが消えてしまいます。

乗っ取りを防ぐために、事前にできる対処はやっておくべきでした!まさか自分におきるはずがないという甘い考えが今回の事態を招いたのです。

1.まず初めにログインできるかを確認

◆【ラインにログインができない場合は削除申請】

パスワードを変更されている可能性が高く、アカウントを復活させることは不可能とあきらめラインへアカウント削除申請をします。

下記のリンクから乗っ取り連絡を↓↓↓

LINE 問題報告フォーム(乗っ取り報告用)

1)[利用国]を選ぶ
2)[返信用メールアドレス]を入力(このメアドにカスタマーサポートから連絡がきます)
3)[問題発生機種]を選ぶ(私の場合はIphone)
4)[サービス]を選ぶ(私の場合はLINE)
5)[カテゴリ]を選ぶ(迷惑行為)
4)[詳細]を選ぶ(なりすまし)

記入ボックスに詳細を書く。また、実際のなりすまし犯人からのスクリーンショットがあれば、画像添付する。(なくてもOK)

※削除申請した場合、今までのデータはすべて削除されますが、ライン側の調査によっては次の項目が復活できるようです。

移行が可能なアイテム
– スタンプ⋅着せかえなどの有料アイテムをご利用する権利(プレゼントスタンプを含む)
– 課金アイテムの購入履歴やコイン残高
– LINE STOREから購入したクレジット残高

※私の場合は、ライン乗っ取りがわかってからすぐに問題報告フォームからLINEに連絡。連絡メールの返事がラインから届いたのは26時間後でした。有料アイテムについては、今回に限り再付与と連絡がありました。

ラインカスタマーサポートからの返信を参考のために掲載します。

お調べしたところ、​​お客さまのLINEアカウントが不正に引き継ぎされていました。

LINEアカウントには速やかに利用停止措置を行い、現在は使えない状態となっていますので、ご安心ください。

利用停止措置後は、一定期間で自動的にLINE​アカウントが削除されます。​​​​

なお、お客さまのLINEアカウントは現在引き継ぐことができない状態です。

大変心苦しい限りですが、[新規登録]から新しいLINEアカウントを作成してご利用ください。​

​今回は、他社サービスなどから流出したメールアドレス・パスワードが第三者に渡り、​悪用された可能性があります。

弊社でも、引き続き不正利用に対する対応を継続し、強化していきます。

LINEをはじめ、その他サービス・アプリのパスワードについて、より安全なものを設定するよう、お客さまにもご協力いただければ幸いです。

【LINEカスタマーサポートからの返信文】

◆ログインできる場合は?

①まず不正ログインチェック

まず、不正ログインされているかをチェックします。

不正ログインのチェック方法(LINE)

1)[その他]>[設定(歯車マーク)]>[アカウント]をタップ
2)[ログイン中の端末]をタップ
3)この画面に、覚えの無い端末が表示されていたら、不正ログインされています。

②すぐにログアウトし、パスワードを変更しましょう。

※このログアウトですが、スマホからできないようです。ipad、PCからはできます。
※パスワードの変更方法は、下記参照ください。

2、友人たちへメッセージする

すでに乗っ取られていると分かった場合は、友人へラインとは別の通信方法(FBのメッセンジャーやWhatssup、Eメール、電話など)で、自分のアカウントが乗っ取られたことと、詐欺メールに注意するよう一斉に連絡しましょう。

この場合、ラインだけでつながっている人との連絡はほぼ不可能となり、問題が起きる可能性が大きくなります。

通常から、友人や家族との通信手段は2つ以上もっておくことが重要。

ラインを乗っ取られないために!4つの至急対処!

ライン 乗っ取り 対策 LINE セキュリティ

もしあなたが乗っ取りにあっていても、乗っ取られていなくても、
LINEのセキュリティを向上させるため次の4つは、今すぐ行っておきましょう!

1.安全なパスワードを設定(LINE設定)

安全なパスワードとは、第3者に推測されにくいパスワードです。

乗っ取りにあった人は、必須!乗っ取りにあっていない人もセキュリティ向上のため、パスワードを推測されにくいものに変更しましょう。

【推測されにくいパスワードの特徴】
– 英字⋅数字⋅記号がまざっている
– 大文字⋅子文字がまざっている
– 規則性のある文字列⋅一般的な単語をつかわない
– 電話番号⋅生年月日⋅名前など他人が想像しやすいものはつかわない

【他のSNSやメールアドレスと同じパスワードを使わない】

ライン公式サイトでも、他のSNSやメールアドレスで同じパスワードを使っている場合、変更することを強くすすめています。

パスワードの変更方法

1)[その他]>[設定(歯車マーク)]>[アカウント]をタップ
2)[パスワード]をタップ
3)新しいパスワードを入力し[確認]をタップ

2.他の端末でのログインをオフ(LINE設定)

ラインはスマホだけではなく、ほかのタブレットやPCでも同じアカウントで同時ログインができます。しかしこの機能は、他の端末で不正ログインされる可能性を高めます。

もし一つの端末でしかLINEを利用しないのであれば、他のデバイスからのログインを禁止する設定を行いましょう。

ログイン許可をオフにする方法

1)[その他]>[設定(歯車マーク)]>[アカウント]をタップ
2)[ログイン許可]のチェックをはずしておく

これで、普段使用してる端末からのログインができなくなる

3.[連絡帳の読み込み]を行わない(LINE設定)

LINEアプリをインストールし起動すると、「連絡帳を読み込みますか?」というメッセージが表示されます。これを了承すると、連絡帳に登録してある連絡先がすべて友だちとしてLINEに登録されてしまいます。

連絡帳の登録者すべてをラインの友達にしたい!と思っている人がはたしているのでしょうか?

また、もしこの機能がオンになっている場合でも、オフ設定にしましょう。

友だち自動追加 をオフにする方法

1)[その他]>[設定(歯車マーク)]>[友だち]をタップ
2)[友だち自動追加]のチェックをはずしておくこれで、アドレス帳の情報(電話番号と携帯電話のメールアドレス)がLINEユーザーである友だちと自動的に「友だち追加]されることが防げます。

また、下に[友達への追加を許可]という項目があります。
この項目をオンにすると、どうなるのか?

自動追加をオンにしているLINEユーザーがあなたの電話番号をアドレス帳に登録していた場合に、そのLINEユーザーの「友だち」として、あなたのアカウントが自動で追加されるということです。自分の意志に関係なく、相手の連絡帳に登録があり、相手が自動追加をONにしている場合に、勝手に友達登録されてしまいます。

これも、オフにしておきましょう。

友だちへの追加を許可 をオフにする方法

1)[その他]>[設定(歯車マーク)]>[友だち]をタップ
2)[友だちへの追加を許可]のチェックをはずしておく

4.メールアドレスのパスワード変更(各メアドサービス)

LINEのメールアドレス登録にGmailやHotmailなどフリーのメールサービスを利用している場合、メールサービス側のパスワードも変更でより安全性が高まります。

パスワードは複数のインターネットサービスで使いまわさないようにするのが第一。

わたしも今回のことがきっかけで、面倒で後回しになっていたパスワードの設定変更とパスワード管理に真剣に取り組むことにしました。

私の場合のライン連絡用メアド設定はGメール。
Gメールのパスワード変更方法の説明サイトを下記に紹介します。↓↓

▶参考:Gmail公式|パスワードを変更または再設定する方法

さらに、LINEをダウンロードしていたiPhoneのメールアドレス、iCloudのパスワード、ラインではフェイスブック認証をしていたのでFBパスワードも変更しました。

▶参考:iCloud: Apple IDのパスワードを変更する

▶参考:フェイスブックのパスワードを変更する方法

さらにLINEのセキュリティを上げたい人へ

1.パスコードロックをかける(LINE設定)

これは、ラインを起動した場合、常にパスコード入力が必要になる設定です。

スマホなど使っている端末の盗難や紛失に対して有効的な手段。

注意!ネット経由での乗っ取り対策としての効果はなく、ほかの端末からのアクセスにはパスコードロックはかかりません。

わたしは海外在住ということから、LINE起動時のパスコードロックは設定していません。

パスコードロックの設定方法

1)[その他]>[設定(歯車マーク)]>[プライバシー管理]をタップ
2)[パスコードロック]のチェックを入れる
3)入力画面になるので自分で決めたパスコードを入力(2回)する
3)新しいパスワードを入力し[確認]をタップ

※これで、起動のたびにパスコード入力が必要になります。

海外在住者のLINE使用の注意点

1.友達登録は、自分が管理できる範囲内にしておく

今回のわたしの乗っ取りでは、乗っ取りを連絡すための通信手段がEメールやメッセンジャーなどライン以外の方法があったので、すべての登録者と連絡を取り合うことができました。

海外に住んでいるからこそ、友達登録者は自分が管理できる範囲内にしておくことをおすすめします。

◆連絡帳の自動読み込みをしない、
◆友だち登録は必要最低限の人数におさえる
◆別の通信手段がとれるようにする

2、パスワード管理をしっかり!

ラインのパスワード、すべてのパスワード管理はやはり重要だと今回のことで痛感しました。

3、日本との時差があることをあたまにいれておく

今回の乗っ取り事例では、日本の友人たちが詐欺犯人から連絡を受けています。

友人の送ってくれた犯人からのメールのやりとりスタート時刻がだいたい日本時間の午後1時ごろ。そのころは、イギリスは早朝5時で就寝タイム。
私の場合は、5時にはおきていたものの、友人からの乗っ取り連絡があったのが日本時間の5時30分ごろ。。。うーん 時系列でみてみましょう。

日本時間 友人たち(日本) 英国時間 私(イギリス)
13:30 乗っ取り犯から連絡あり 5:30 起きたばかり
13:45 友人たちからライン乗っ取り連絡あり 5:45 友だち登録者へ乗っ取りの連絡スタート
同時にライン乗っ取りの対応
15:20 友人のひとりから実際に詐欺被害にあったことの連絡あり 7:20 被害の連絡をうけラインと連絡

私が、乗っ取られたことを友人たちに連絡を始めたのがラッキーにもすぐ対応できました。しかし、わたしがたまたま早起きだったからにすぎません。

連絡をくれた友人一人ひとりへの対応やネットでの対策をしているうちに、時間はあっというまにすぎ、「あの子ならしっかりしているから大丈夫」と思って連絡を後回しにしていた友人が実際の被害にあってしまいました。

実際に一番詐欺にあいやすいと思ったのが母親だったため、母親との連絡に手間取り時間のロスもありました。

わたしが伝えたいことは、犯行スタートから詐欺にあうまで非常にスピーディーだということです。乗っ取られた?と感じて一人一人にゆっくり対応していたら、同じ時刻で他の誰かが詐欺にあっている可能性が大きい。

しかも、海外在住の場合は時差があるため乗っ取られたときに就寝時間である可能性もあり、その場合はさらに対応が遅れることになります。

もし、【おかしいな】【友人から乗っ取られていると報告があった】場合は、上記の「ラインを乗っ取られたらすぐに対処すべき2つのこと」を実行してください。

4、ラインはやっぱり日本連絡の最強手段

私はイギリス在住ですが、主に日本の家族との連絡、日本の友人、欧州に住んでる友達とLINEでやりとりをします。

LINEは、メッセージ・個人通話・グループ通話・ビデオ通話無料で行えるので海外在住者にとっても大変便利です。

スカイプとの違いは、スカイプがお互いにオンラインにいなくてはできないのに対し、ラインはアプリさえ持っていれば着信音が鳴り通話やメッセージができることにあります。

またPCやIpadスマホなどどんなデバイスであれ、アプリが入っていて、ネットにつながってさえいれば使えます。

例えば、私は主にスマホにLINEアプリをダウンロードして、家のWi-fiとスマホのLANでつかいます。実家の母はネットブックにLINEアプリをダウンロードし、家のWi-fiで使います。
毎日、母や家族の今の姿の見ながらビデオ通話が気軽にできるのはラインのおかげなのです。

このように、世界中のどこにいても、どの端末でも、時間や相手のオンラインを気にせず使えるラインは海外在住のわたしにとって今後も重要な通信方法になるでしょう。

まとめ

今回のライン詐欺事件・乗っ取り事件は、わたしのネット危機意識を高めました。

今まで詐欺は自分にはおこらないものと頭のどこかで考えていたのでしょう。まさか!まさか!!の事件です。

自分がラインやメールアドレスなどのセキュリティを常日頃から高く設定していれば、今回の乗っ取りはおこらなかったのだと思うと、被害にあった友人に申し訳なく苦しい気持ちでいっぱいです。

人の善意を利用し、お金をだましとる卑劣な手口。

記事の中の「ラインを乗っ取られないために!セキュリティを向上させる4つの至急対処!」は、すぐにできる対策です。

今後も、わたしは家族の安否確認・連絡用としてラインは使い続ける予定です。

新規でつくったラインアカウントは、日本の家族とイギリスのグループだけを登録し、わたしからお金の要求をすることは100%ないと伝えました。
セキュリティ管理も高め、自分のアカウントが大切な人を攻撃しない対策をとっています。

どうか、この記事を読んだあなたには、乗っ取り詐欺事件に巻き込まれませんように。

最期まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ

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