イギリスの老舗メガネ、オリバー・ゴールドスミスの魅力を徹底研究

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イギリスからこんにちは。最近イギリスで激安メガネをつくったばかりのアルノです。

イギリスには世界的に有名なクラッシックメガネブランドがあります。

それは、「OG」のシンボルが印象的なオリバー・ゴールドスミスOliver Goldsmith)。

かけるだけで、ニヤリと知的に見えてしまうメガネ。
かけるだけで、その人のこだわりがみえてしまうようなメガネ。

私がイギリスでメガネを作ったとき、次回はぜひこのメガネブランドで作りたい!と思えた、イギリスで発見したクラッシクなメガネブランド。

知れば知るほど興味深く、魅力的。
おすすめのメガネ・サングラスブランドです。

そんなイギリスのアイウェアブランド、オリバー・ゴールドスミス(Oliver Goldsmith)についてまとめてみました。

 

Oliver Goldsmith / オリバー ゴールドスミスの魅力

オリバー・ゴールドスミスの歴史

創業は1926年ロンドン。

初代フィリップ・オリバー・ゴールドスミス(Philip Oliver Goldsmith)によって家族経営でスタートします。当時メガネといえば金属製の重いもので、かけ心地はとても悪かったそうです。それを肌なじみよく、かけごこちのよいべっ甲を使ったフレームを作り始めます。

オリバー・ゴールドスミスがブランドを確率させたのは、2代目となった息子のチャールス・オリバー・ゴールドスミスの時代です。

オリバー・ゴールドスミスの2代目、チャールズ・オリバー・ゴールドスミスは、ただの視力矯正器具だった眼鏡、特にサングラスにファッションとしての側面があることを見出し、初代の職人気質のクラフトマンシップを継承しながらも、メガネにファッション性をもたせていきます。第二次世界大戦後に作られたアセテート製のフレームが人気を博し、1950年代には画期的なデザインと色使い、斬新なデザインのサングラスを次々と発表し、一大ムーブメントを巻き起こします。

1970年代以降は3代目アンドリュー・オリバー・ゴールドスミスを中心にデザインを行い、積極的なニューコレクションの発表、広告にも力を入れます。しかし90年代に一時休業します。

その後、2005年に復活。この時期は、それまでの過剰な装飾をそぎ落した本質的なスタイルへの移行期でもありました。復活のコレクションは、50年代から70年代のヴィンテージモデルを再現しつつ現代的なカラーリングや最先端技術の製造によって洗練されたモデルがラインナップされ、オリバー・ゴールドスミスは再び世界の注目を浴びることになります。

2010年からは4世代目でオリバー・ゴールドスミスの孫娘であるクレア・ゴールドスミス(Claire Goldsmith)による新しいのコレクションが注目されています。世界で最も洗練され美しいと評される彼女のコレクション「CG – Claire Goldsmith Eyewear」は必見です。

初代から4代目まで世襲制でありながら、その遺伝子はたくましく新しいアイウェアの世界を切り開いていることがわかります。

オリバー・ゴールドスミスのサングラス

 

オリバー・ボールドスミスがメガネをファッションアイテムへと変えたのは、その斬新なデザインのサングラスによるものでした。メガネ界の大革命!

1950年代のヨーロッパで「サングラス」と言えば、「オリバーゴールドスミス」のことを指したと言います。当時のファッショニスタたちには欠かせないファッション・アイテム、それがオリバーゴールドスミスだったのです。

当時のサングラスデザインはとてもユニーク!
蝶を型どったバンブーフレーム、音符が顔いっぱいに広がるハデなもの、テニスラケット、テレビスクリーン!画期的だったことでしょう。

オリバー・ゴールドスミスのアイウェアは初めてファッションショーのランウェイに登場し、ファッション雑誌「VOGUE(ヴォーグ)」にもアイウェアとして初めて掲載されました。

 

歴代の顧客メンバー

歴代の顧客は錚々たるメンバーです!

・マイケル・ケイン( Michael Caine):イギリス人俳優
・オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn):イギリ人、ハリウッド女優
・ピーター セラーズ(Peter Sellers):イギリスの喜劇俳優
・ダイアナ・ドーズ(Diana Dors):イギリスのマリリン・モンローと言われた女優
・ジョン・レノン(John Lennon):ビートルズ
・ブライアン・ジョーンズ(Brian Jones):ローリング・ストーンズ
・モナコ王妃のグレース ケリー(Grace Kelly):モナコ大公妃
・ダイアナ元皇太子妃(Diana, Princess of Wales)
・マーガレット王女(Margaret Rose Armstrong-Jones)ローマの休日のモデルとなt
・ジャクリーン・ケネディ・オナシス(Jacqueline Kennedy Onassis):ジョン・F・ケネディ大統領の夫人であり、その後ギリシャの大富豪オナシスの夫人となった

現代でも、ジョニー・ディップ、アン・ハサウェイやケイト・ベッキンセール、凜花など多くのセレブリティたちが愛用している姿をネット上で見かけます。

 

オリバー・ゴールドスミスのこだわり

オリバー・ゴールドスミスは、Q E C(品質、卓越性、快適性 /quality, excellence and comfort)を掲げています。

製作について特筆すべきものがあります。熟練の職人にこだわるオリバー・ゴールドスミスは、イギリスイタリアドイツそれと日本の4カ国を製造場所として選んでいます。まさに職人気質の4国。

ゴールドスミスはこう言っています。
「最高の素材を扱い、最高の工場で、最高の人しか使用しません。素晴らしくカリスマ的なイタリア人、正確で精巧なドイツ人、高度な技術を持つ日本人、またホームであるイギリスの職人によって、常に製品の品質が確実に保証されます。」
日本の高度な技術が世界的アイウェアに信頼されているのがよくわかります。

べっ甲(tortoise shell)について

初代ゴールドスミスがこだわった鼈甲(べっこう)について、気になったので調べてみました。

べっ甲は、カリブ海やインド洋の赤道近くの熱帯に棲むウミガメの一種・タイマイの甲羅からつくられます。タイマイの甲羅は温めると自由に曲がるという特性から加工しやすく、また人間と同じ有機質(爪などと同じ成分)であることから、人の肌にしっとりとなじみます。未だにべっ甲の愛用者は多いといいます。

このタイマイは1973年に環境破壊や乱獲のために絶滅のおそれのある野生動植物として認定され(ワシントン条約)、日本では1992年以降輸入は禁止されています。現在のべっ甲製品は、昔の流通在庫や人工増殖・化学合成ものが使用されています。

日本で古くは、聖徳太子が小野妹子を隋に派遣したとき宝物としてタイマイがもたらされたと言われています。また、徳川家康はべっ甲のメガネをかけていたそうです。

べっ甲の価値は、その色で決まります。基本的には、白く透明なもの(最高級は白甲)になるほど高級で、濃い茶色いものほど安価となります。これはウミガメの個体差によって異なります。

現在のべっ甲の眼鏡を調べると1本30万円からと非常に高価になっています。白甲だと一本200万円くらいです。(!)

初代オリバー・ゴールドスミスのべっ甲メガネ、、、価値が高そうですね!

イギリスの博物館のコレクション

オリバー・ゴールドスミスのメガネ、サングラスの愛用者は、たぶんその歴史、こだわりの製法、ヴィンテージと現代のマッチングに魅了された人だと思います。

イギリスのケンジントンにある「ビクトリア&アルバート博物館(The Victoria and Albert Museum)」には、オリバーゴールドスミスのアイウェアコレクション(Oliver Goldsmith Eyewear Collection)が展示されています。

初代のべっ甲フレーム、1950年代のユニークなサングラスやフレームなど一見の価値あり。
ロンドンでV&Aミュージアムを訪れる際は、Oliver Goldsmithコレクションを探してみてください。このミュージアムは、デザイン・ファッション・工芸品が好きな方なら一度は訪れてほしいミュージアムでもあります。おすすめ!

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■Victoria and Albert Museum

住所:Cromwell Road,London, SW7 2RL
地下鉄駅:サウス・ケンジントン(South Kensington)駅から徒歩4分ほど
料金:無料(企画展は有料)

まとめ

 

オリバー・ゴールドスミスについて調べると、なぜそのフレームセンスに惹かれるのか理解できたような気がします。

それは私にとっては、デザインや色使いがどんなにユニークで斬新であっても、背後に感じる絶対的な「品」です。

その「品」とは、初代から受け継がれた厳格なクラフトマンシップであり、各モデルが持つ王族を中心とした本物のセレブリティたちとの縁の記憶であり、歴代の「Oliver Goldsmith」がアイウェアの歴史を塗り替えてきた挑戦であったりするのだと思います。

ロンドンを本拠とし、創業ファミリーが今も経営する生粋の英国ブランド、「Oliver goldsmith」、あなたも手にとってみませんか?

わたしはますますゴールドスミスのアイウェアが好きになりました。

■Oriver Goldsmithのウェブサイトはこちら↓

OLIVER GOLDSMITH SUNGLASSES: ORIGINATORS OF FASHION EYEWEAR
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■私がイギリスで激安メガネを作った記事はこちら↓

イギリスで激安メガネを至急で作った体験レポート
イギリスからこんにちは。アルノです。 私は視力が悪いです。しかしコンタクトは合わず(1Dayでも真っ赤に充血)、メガネは長時間かけていると頭痛がする始末。結局メガネは車の運転や観光の時しか使っていません。ぞんざ...

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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