イギリスから旅する国とイギリスへやって来る国!

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旅 イギリス 世界

イギリスからこんにちは。いろんな国への旅を妄想中のアルノです。

最近両替についていろいろ調べていますが、街のレート表示をみていて、あることに気づきました。それは、「このレート表って、イギリス人がよく行く国、イギリスによく来る国を表してる」んじゃないかってこと。

そこで、街の両替商やネットで検索可能なイギリス国内の両替レートから、イギリスから旅に行く国と、イギリスへよく旅へ来る国を考察し、まとめてみました!

もちろん両替レートですから、経済、金融などビジネスも関係しているでしょう。しかし今回は「旅」だけに焦点をしぼって考えてみます!

イギリスの街の両替商・レート表示一覧(2018年5月25日レート参照)

■ポスト オフィス(イギリスの郵便局)

為替レート 両替 イギリス
EURO(ユーロ)
USA(アメリカ)
AUSTRALIA(オーストラリア)
CANADA(カナダ)
CROATIA(クロアチア)
SOUTH AFRICA(サウス アフリカ)
SWITZELAND(スイス)
THAILAND(タイ)
TURKEY(トルコ)

■M&S(大手スーパー)

為替レート 両替 イギリス

EURO(ユーロ)
USA(アメリカ)
AUSTRALIA(オーストラリア)
CANADA(カナダ)
SWITZELAND(スイス)
CROATIA(クロアチア)
NEW ZEALAND(ニュージーランド)
TURKEY(トルコ)
THAILAND(タイ)
UAE(アラブ首長国連邦:ドバイ)
SOUTH AFRICA(南アフリカ)
CZECH REP(チェコ)
ICELAND(アイスランド)
HUNGARY(ハンガリー)
POLAND(ポーランド)
NORWAY(ノルウェー)

■Debenhams(デベナムズ)イギリスのデパート

為替レート 両替 イギリス

ユーロ
USA(アメリカ)
AUSTRALIA(オーストラリア)
CANADA(カナダ)
TURKEY(トルコ)
BULGALIA(ブルガリア)
CZECH REP(チェコ)
NEW ZEALAND(ニュージーランド)
UAE(アラブ首長国連邦:ドバイ)
SOUTH AFRICA(南アフリカ)

■Sainsbury’s(イギリス大手スーパー)

為替レート 両替 イギリス
EURO(ユーロ)
USA(アメリカ)
AUSTRALIA(オーストラリア)
CANADA(カナダ)
NEW ZEALAND(ニュージーランド)
SWITZELAND(スイス)
SOUTH AFRICA(サウスアフリカ)
TURKEY(トルコ)
UAE(アラブ首長国連邦:ドバイ)
HONG KONG(香港)
HUNGARY(ハンガリー)
MEXICO(メキシコ)
NORWAY(ノルウェー)

両替レートから考えてる!
イギリス人が旅する国とイギリスへやって来る国!

第一位 ユーロ圏国(19ヶ国)

●通貨: ユーロ € (EUR)

ユーロ圏国とは、ユーロ通貨を使用している国のことで、欧州連合(EU)の28国中19か国を指します。イギリスは、もちろんEU各国との結びつきが非常に強い!

ユーロは、1999年1月にドイツ、フランス、オランダ、アイルランド、イタリア、オーストリア、ポルトガル、スペイン、フィンランド、ベルギー、ルクセンブルクの11ヶ国で導入されました。

留意したいのは、以下の点。


1.EU加盟国であってもユーロ導入をしていないデンマークスウェーデン、ポーランドなどの国がある。

2.EU非加盟国であっても、ユーロを導入している国がある。

3.ヨーロッパであってもEUに加盟していないスイスノルウェーアイスランド等の国がある。


このあたりがヨーロッパを考える上で、ややこしいところ!

イギリスでの<ユーロ圏国の旅先人気トップ3>は、私の周りの意見や雑誌やネットを調べた上での結果は以下のとおり。

1.イタリア
2.フランス
3.スペイン

そして、ギリシャ、オランダ、ポルトガルがつづきます。

<ユーロ圏の国(19ヶ国)一覧>

ドイツ、フランスオランダ、アイルランド、イタリアポルトガル、オーストリア、スペイン、フィンランド、ベルギー、ルクセンブルク、ギリシャ、スロベニア、キプロス、マルタ、スロバキア、エストニア、ラトビア、リトアニア

第二位 アメリカ

●通貨 ドル$ (USD)

アメリカの首都はワシントンD.C、最大都市はニューヨーク

イギリスにとって、アメリカは植民地の関係からスタートし、それに伴い多くのイギリス人が移民しました。アメリカにはイギリスルーツのアメリカ人多いのです。
現代では軍事的な協力関係、経済的な関係、血縁関係(アメリカ系英国人も多い)、共通の言語「英語」、も複雑に絡み、互いに強く結びついています。

互いの国の移住者も多く、大都市NYの魅力、様々なテーマパーク、グランドキャニオン、ラスベガス、イギリス人注目のゴールデンアイルズ(ジョージア州)、イエローストーン国立公園など魅力的な場所が目白押し!

ドルがユーロに次いで2番めに重視されているのは当然といえます。

第三位 オーストラリア

●通貨: オーストラリア・ドル A$(AUD)

イギリス連邦の加盟国であり、現在もイギリスと密接な関係にあります。
首都はキャンベラ、最大都市はシドニー

1788年から囚人の流罪植民地としてイギリス人の移民が始まり、1828年には国土全体がイギリスの植民地となりました。1901年にイギリスから独立。開拓困難といわれたオーストラリアを人が安住できる場所へと変えたのは、イギリスの移民達だったのです。

私の印象では、歴史的、精神的、文化的にイギリスにかなり寄り添っている国です。互いの国の移民者も多い!!また、イギリスの郷土料理、文化、しきたりが庶民レベルで受け継がれています。

オーストラリアのメルボルンは住みやすい街としてイギリス人に最も人気が高く、カンガルーやコアラなどオーストラリア固有の動物との触れ合いや、ウルル(エアーズロック)、スリーシスターズ、ゴールドコーストの美しいビーチ、タスマニア、などの壮大な自然!冒険のアイデアがつきることはありません。

私はオーストラリアに6ヶ月滞在したことがありますが、ウルルに行かなかったことが悔やまれます。

カナダ

●通貨: カナダドル $ (CAD)
イギリス連邦の加盟国であり、現在もイギリスと密接な関係にあります。
首都はオタワ、最大都市はトロント

カナダは、イギリスとフランスの植民地として開拓され、1763年のパリ条約でイギリス一国の植民地となりました。

カナダでフランス語英語圏に分かれるのは、旧フランス領(主にケベック州中心)において、イギリス植民地議会がケベック法を適用し、フランス系住民にカトリック信仰やフランス語の使用、フランス民法の使用を認めたからなのです。(1774年)
1931年ウエストミンスター憲章により「カナダの独立」が承認されます。

そんなわけで、やっぱりイギリスの田舎に住んでいても、カナダへ移住した人、カナダからの移民によく出会います。イギリス人だとばかり思っていた人が、よくよく話してみるとカナダ出身だったという具合。

観光としては、バンクーバーでの野性的キャンプや、ナイアガラの滝、カナディアンロッキーなど北アメリカ大陸の大自然を満喫するのに最高です。

EU未加盟+ユーロを導入していない国(代表スイス)

Photo by Joshua Earle on Unsplash

●通貨: スイス・フラン (CHF)

スイスの首都はベルン、最大都市はチューリッヒ

ヨーロッパの中心に位置しながら、EUに加盟せず、ユーロ通貨も導入しない国、それがスイスです。永世中立国としても有名。国連欧州本部や、世界保健機関 (WHO)、赤十字国際委員会 (ICRC)などの多くの国際機関の本部が置かれている国です。

イギリス人の友人から聞くのは、冬のスキー。冬には世界中のスキーヤーが集まります。
また、アルプスの「ユングフラウ」や「マッタ―ホルン」最高峰の「モンブラン」などの名峰巡り、山の麓でのハイキング、車窓から絶景を堪能できる氷河特急やベルニナ特急のルートは絶大な人気があります。

スイスの他に、アイスランドノルウエーリヒテンシュタインなどの国もヨーロッパでありながら、EU未加入の国であり独自通貨を使っています。

スイス以外では、アイスランド、ノルウェーがイギリス人の旅先として有名です。

EU加盟国で、ユーロを導入していない11カ国

EU加盟国でユーロを導入していない国は、スウェーデン、デンマーク、チェコハンガリーポーランドブルガリアクロアチア、ルーマニア、エストニア、ラトビア、リトアニアの11ヶ国。

特に、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ブルガリアは両替レートの上位に登場しています。

東欧のこれらの国の人々は、イギリスへ働くために移民に来ています。「最近多いなぁ」と感じるのはハンガリーやブルガリア出身の人々。観光ということではなく、移民した人々が帰国やビジネス、親族との金銭のやり取りの際に通貨の両替をしていいると思われます。

南アフリカ

●通貨: ランド (ZAR)

イギリス連邦の加盟国であり、現在もイギリスと密接な関係にあります。

首都は3都市にわかれていて行政→プレトリア、立法→ケープタウン、司法→ブルームフォンテーンです。最大都市はヨハネスブルグ

18世紀末に金やダイヤモンド鉱脈を目指してイギリス人が入植し、19世紀になってオランダ領だったケープ植民地がイギリスへ正式に譲渡され、イギリス領(植民地)となりました。

ケープタウンの人気が高く、テーブルマウンテン国立公園、世界最大級のサフォリパークであるクルーガー国立公園のサファリロッジや、フランシュフックのワイン園なども人気!
野生生物と触れ合える、美しい大自然の中のサンセットでくつろげるなど、高級リゾート地としても人気が高い国です。

トルコ

●通貨: トルコリラ (TRY)

トルコ、「アジアとヨーロッパの境目」という印象が強い国です。
首都は、トルコ国土の大半を占めるアジア側のアナトリア半島にあるアンカラ、最大都市はヨーロッパ側のイスタンブール

古代からさまざまな民族・文明が栄えた地でもあります。
それゆえ、歴史的建築物や古代遺跡群が多く、トプカプ宮殿、キノコ岩が特徴のカッパドキア、真っ白な石灰棚がパムッカレ(別名コットンキャッスル)、トロイ遺跡などの世界遺産、活気あるマーケットを目当てに世界中から多くの観光客が集まる国です。

ニュージーランド

●通貨: ニュージーランド・ドル (NZD)

イギリス連邦の加盟国であり、現在もイギリスと密接な関係にあります。

首都はウェリントン、最大都市はオークランド

1642年、オランダ人がニュージーランド島を発見。その後1768年にイギリスの探検家ジェームズ・クックが初めてニュージーランド島へ上陸。1840年、イギリス政府と先住民であるマオリ族首長らによるワイタンギ条約が締結され、ニュージーランド全土がイギリス領(植民地)となりました。1947年に独立を宣言しました。

アドベンチャーの宝庫グレートバリアー島で美しい星空を眺めて過ごしたり、トンガリロ国立公園の火山地帯をハイキングしたり、クイーンズタウンで世界クラスのフライフィッシングを楽しんだりと、ニュージーランドの手付かずの自然がイギリス人の心を掴んでいます。

私は、グレートバリアー島で満点の星空を眺めながら眠ってみたい!

アラブ首長国連合(ドバイ)

通貨: UAEディルハム (AED)

首都はアブダビ、最大都市はドバイ
中東にあって、イギリスの植民地でした。

アラブ首長国連邦(略称UAE:United Arab Emirates)は、アラビア半島のペルシア湾に面した7つの首長国からなる連邦国家です。

最大の都市ドバイの人気が高く、大規模海上リゾートのパームアイランドや、超高層ビル群、4WD車で砂漠をドライブするデザート サファリ(Dessert Safari)など、行ってみた人にしかわからない度肝をぬかれる体験が待っているといいます。

人工的で退屈な国では?、、と想像しつつも、一度は訪れてみたい国なんです。

タイ

通貨: バーツ (THB)

首都も最大都市もバンコクです。

東南アジアに位置する仏教国、ほほえみの国。

タイは、イギリス人にとても人気のある国です。それは、ヨーロッパでは感じ得ない東南アジアの活気ある混迷とした感覚と、エキゾチックで美味しい料理、プーケット周辺の美しい島のイメージが強い。最近は、ヨガやアーユルヴェーダのスパトリートメントが充実したウェルネスリゾートも人気が高くなっています。イギリス人はタイでデトックス!

まとめ

マトメてみると、イギリスの両替商で頻繁に取引されている通貨の国が、アメリカ、オーストラリア、カナダ、南アフリカ、ニュージーランド、アラブ首長国連合と、イギリスの「モト植民地」という国が多いことに驚きました。

互いの国での移民が多く、頻繁に家族単位で移動している印象です。人の頻繁な移動に友なあって、その国の魅力が広く伝わっていて、旅の情報が多いことも一因でしょう。

対して、植民地であったのに通貨の両替レート上位に登場しないインドのルピー、香港の香港ドル。
特にインドはイギリスにとっては重要な植民地で(東インド会社)あり、移民も多くイギリスの田舎町にもインド人は必ずいます。でもインドルピーが両替商のレートに登場しないのかという謎。。

また、ヨーロッパの通貨を考える上で、「EU加盟国でユーロ導入国」「EU加盟国でユーロ非導入国」「EU不加盟国でユーロ導入国」などEUと通貨のユーロが一致していないことに混乱しました!通常の英国生活ではあまり感じないことなんですけどね。

今回まとめてみての大きな気付きです!面白い!

これが日本の場合、両替レートはこうなります。(順位は第一位ドル、第二位ユーロであとは順不同)

アメリカ・ドル、ユーロ、オーストラリア・ドル、韓国・ウォン、中国・元、タイ・バーツ、イギリス・ポンド、香港・ドル・・・

日本はやはりアジアが上位にくいこんでますね。

マトメてみると、イギリスから旅する国、イギリスへ旅しに来る国はモト植民地であった国が多く、現在も互いの国が密接に関係していることがわかりました。両替レートの表示から思わぬ発見があり、わたしにとっては楽しいまとめでした!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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