・どんな翻訳サービスつかえばいいの?
AIの学習機能が標準化し、無料で使えてしかも高精度で自然な翻訳ができる【翻訳サイト・アプリ】が増えています。
今回はイギリス在住のわたしが実際に使っている、最もおすすめの翻訳サイト・アプリを厳選して3つ紹介。
その他にも英文の添削をしてくれるサービスや英語音声の書き起こしをしくれるおそろしいまでの高機能サービスまで紹介しますので、ぜひ最後までごらんください!
記事を書いているのは、在英歴10年のアルノです。
どの翻訳サービスがいいか迷っている、英語の学習や論文に使える翻訳サイト・アプリを探している人、ビジネスや旅行での英会話や英文メールをどうしようかと心配している人はぜひ参考にしてください
1)DeepL翻訳
1番におすすめする英語翻訳サイト(アプリ)は、今もっとも話題の翻訳サービスDeepLです。
言語数 | 11 |
言語 | 日本語/英語(イギリス英語・アメリカ英語)/ドイツ語/フランス語/スペイン語/ポルトガル語(ポルトガル語ブラジル)イタリア語/オランダ語/ポーランド語/ロシア語/中国語 |
+機能 | PDFファイルの翻訳にも対応 |
文字数 | 5000文字 |
アプリ | パソコン(Mac・Windows)版アプリ |
料金 | 無料・有料あり |
『DeepL翻訳』は、ドイツで開発された翻訳サービスで、Google翻訳より【自然で流暢な日本語訳】だと大評判!
注意点としては細かい部分を無視されたり、短文にすこしよわいところ。
それでも、メールやワード文書などのまるごと翻訳や、ショートカットを使った即時翻訳、音声読み上げ機能でストレスなく使えます。
わたしが今一番使っている翻訳サービスです。
有料もありますが仕事で専門的につかう以外なら無料で十分です。
英語翻訳は、イギリス英語とアメリカ英語があるのがイギリス英語翻訳がほしいひとにとって非常に便利。
例えば『あなたってなんて素敵なの!』という日本語を両方の英語で翻訳すると、、
アメリカ英語(US):What a wonderful person you are!
イギリス英語(UK):What a lovely person you are!
みらい翻訳は短い文章を生成できる傾向。
英語論文もDeepLを使って速読できるようになった!という声をよく聞くようになりました
DeepL翻訳のアプリ(スマホで使う)
DeepL翻訳のアプリはまだ
2)みらい翻訳
2番目におすすめする英語翻訳サイト(アプリ)は、みらい翻訳(お試し翻訳)です。
言語数 | 9 |
言語 | 日本語/英語/ドイツ語/フランス語/スペイン語/ポルトガル語/イタリア語/オランダ語/ポーランド語/ロシア語/中国語 |
文字数 | 2000文字 |
アプリ | あり(はなして翻訳:無料) |
料金 | 無料と有料あり |
みらい翻訳は日本で開発された翻訳サービスで、違和感のないすべらかな日本語訳が特徴です。
今のところの使い方は、Deepl翻訳で満足できなかった原文をみらい翻訳にかけなおして翻訳精度を高めています。みらい翻訳は短い文章も得意な印象があります。
特に日本の地名や日本ならではの独特の表現に強く、他の翻訳結果を同じ画面上で表示してくれるのもありがたい。
みらい翻訳のアプリ
みらい翻訳のアプリ版は『はなして翻訳』。ドコモと提携しています。
『Google翻訳アプリ』と比べるとまだまだ使い勝手が悪く、【電話通訳】という便利そうな機能があるもののドコモユーザーのみのサービスでがっかり。またカメラ翻訳は遅く感じます。しかし対面翻訳はなかなかおもしろく、今後に期待できます。
ドコモユーザでなくても【電話通話】以外のサービスは使えるので一度ダウンロードしてつかってみるとよいでしょう、無料だし。私はイギリスからダウンロードして使ってます。
みらい翻訳は、個人的にかなりお気に入りの翻訳サービス!やさしいはんありした日本語に訳してくれるので癒やされます。
3)Google翻訳
3番目におすすめする英語翻訳サイト(アプリ)は、世界一の利用者を誇るGoogle翻訳です。
言語数 | 108 |
言語 | 日本語/英語/ドイツ語/フランス語/スペイン語/ポルトガル語/イタリア語/オランダ語/ポーランド語/ロシア語/中国語/韓国語/アラビア語… |
文字数 | 5000文字 |
アプリ | あり(オフラインでも59言語対応) |
料金 | 無料 |
Google翻訳のマイナー言語を含め108言語!圧倒的な世界的翻訳サービスです。
パソコンで使う場合ブラウザがChomeなら拡張機能で標準装着できるので調べたい言語はすぐに翻訳できるし、他の翻訳サービスがカバーしていない言語があるのはやっぱり便利です。
Google翻訳って『スコットランド・ゲール語』や『ウェールズ語』とかもあるんですよ。。うっそ?と最初は驚きました。
スマホのアプリでは、手書き入力、カメラ認識、マイクでの音声入力、ページまるごと翻訳、単語表示など、かゆいところまで手がとどくなくてはならないサービスです。
注意点は流暢な日本語訳を期待できないところ。意味不明の翻訳になるのは当たり前とおもっているので、あくまでも翻訳の補助として便利に使っています。
Google翻訳のアプリ(スマホでつかう場合)
海外生活で一番よく使うGoogle翻訳の使い方は、スマホアプリでテキストにカメラをかざして即時通訳する方法(カメラ翻訳)。
観光施設などの長文説明書をよむときや、商品の説明文をさっと翻訳したいときに超便利。
Deepl翻訳/みらい翻訳/Google翻訳の比較
それぞれの特徴を紹介するために、『Go TOKYO』(東京都・東京観光財団による東京の観光公式サイト)からの浅草神社の流鏑馬の紹介文を引用し、翻訳比べしてみます。
『Go Tokyo』の浅草神社流鏑馬を説明した英語文です。この英文を3つの翻訳サービスにかけてみます。
During the Edo period (1603-1867), Asakusa-style yabusame (horseback archery) was held as a New Year’s display at Asakusa-jinja Shrine. Today, many traditional events are still held in Taito City, and this yearly end-of-April archery event is one of them. Archers shooting and hitting targets from horseback look like heroic figures in a scene from a woodblock print of days gone by. Those that successfully hit three targets are awarded a prize during an elegant ceremony. There will also be a demonstration of kusajishi, the traditional practice method of shooting at a deer-shaped target made of grass. Don’t miss this exciting event on Sunday, April 20.
『Go Tokyo』で紹介されている浅草神社の流鏑馬を説明した日本語文です。
浅草流鏑馬は江戸時代、浅草神社の正月行事として行われていた。台東区では多くの伝統行事が今も受け継がれていて、この流鏑馬も毎年目にすることができる。馬に乗ったまま弓で的を射る姿は勇壮で、まるで当時の錦絵を見るよう。3つの的を射抜いた射手に褒美が送られる「賜禄の儀」も優雅な儀式だ。また、昔射術の練習として草を束ねて作った鹿を的にした、草鹿(くさじし)も同時に行われる。
※Go Tokyo公式日本語サイトより引用
Deepl翻訳(英語→日本語)
■DeepL翻訳公式サイトより引用
みらい翻訳(英語→日本語)
■みらい翻訳公式サイトより引用
Google翻訳(英語→日本語)
■Google翻訳公式サイトより引用
以上の翻訳例は、参考までに。
それぞれのサービスの翻訳の特徴やつよみが違うので、個々の説明は控えます。
また、【日本語→英語】だとさらに印象が変わると思いますが、この3つの翻訳サービスを比較しながら自分なりに精査していくと、かなり翻訳を使いこなせるようになるでしょう。
英語に関連するその他のおすすめサービス
この3つのサービスの他にわたしが使っている英語系便利なサービスも紹介します。
Grammarly(グラマリー)
Gramarlyは、Chrome拡張機能とスマホアプリでつかえる英文を添削、スペルミスをチェックしてくれるサービス。
自分で作成した英文のチェックにコレを使っています。他の英単語や英文への書き換え候補も表示してくれます。
無料でできるのは、基本的な文法の添削(制限あり)と、スペルや句読点などのチェックです。生活英語ならこれでも十分。
ちょっとした英文メールにも、真面目なレポートを書くときにも便利!英語のライティングの勉強にもなる 超おすすめのサービスです。
Otter(オッター)
Otterは、英語の音声を文字に書き起こしてくれるサービスです。
たとえば英語の講義や会議、インタビュー、YouTubeなどの英語動画など英語の音声をリアルタイムでテキスト化できる驚きのサービス。
英語会議も海外出張も、とっさの通訳もこれをつかっているという知人の声を聞くようになりました。
Otter(オッター)は、英語スピーキングの学習にも超つかえます。無料でつかえるのは、毎月600分までです♪
まとめ
ドラえもんの食べる翻訳機『ほんやくコンニャク』の世界が案外すぐそこに近づいてますね!
この記事で紹介した Deepl翻訳、みらい翻訳、Google翻訳、Grammarly、Otter 、どれもすばらしく便利な高機能サービスです。
この5つはAI技術の学習能力はもちろん、使い方がかんたんで迷うことなく使えるのが一番おすすめできるポイント。
海外の友達や恋人、会社とのやりとりや、英語の勉強などに使うとグローバルな生活がぐんと便利になります。
英語の勉強方でまよっている人へおすすめしたいのが【英語本の音読】です。
そもそも読書すきだったのに、PCやスマホのつかいすぎで目を酷使してしまってから、「英語のオーディオブックの音読」にはまっています。
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プロのナレーターによる朗読なので、発音がクリアで標準英語を聴くことができます。また、40万冊以上の本があり、日本の小説はもちろん英語本も豊富。こどもの絵本音読にもつかっていました。
大人も子供も臨場感のあるサウンドについ本の世界にはいってしまいます。
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私はAudibleをネックスピーカーをつかって屋内でも屋外でも聴いています。これだと耳への負担もやわらぎ、楽に英語の音声に集中できます。
英国南西部デボンのエクセターよりお届けしました。
この記事があなたのお役にたてばうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ