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名作で英語の勉強をしたいなら【イギリスの18世紀の児童文学5選がおもしろい!】

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名作で英語の勉強をしたいなら【イギリスの18世紀の児童文学まとめ5選!】
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イギリスの『伝統的』かつ『面白い』名作で英語を勉強したい!

イギリス南西部デボンの田舎町よりこんにちは。アルノです。

イギリスの世界観をたっぷり感じることができる英国の児童文学書。

この記事では、中世~18世紀のイギリスの伝統的な名作児童書を5冊紹介します。

あなたがもしイギリス文学の世界観や英国の文化に心惹かれていて、英語の勉強のために原書を英文で読んでみたいと思っているなら?この児童書を参考にしてください!

目次

中世より伝承されてきた童謡

イギリスで古くから伝承されてきた童話といえば、これしかない。

そう、『マザー・グース』は、後世のイギリス文芸の世界に大きな影響を与えたと言われます。

マザー・グース(Tales of Mother Goose)

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マザーグースは、18世紀以前よりイギリスで古くから伝承されてきた童謡の総称ですが、18世紀にロンドンの出版社ニューベリーが童謡集『Mother Goose’s Melodies(がちょうおばさんの歌)』として出版しました。

イギリスの子どもたちが幼児期から親しむマザーグースの歌は「ナーサリーライム(Nursery Rhyme)」といい、精神的な形成にも強い影響を与えている、そしてイギリス文学の原点と言ってもいいかもしれません。

ハンプティ・ダンプティ』に『ロンドン橋がおちた』、『きらきら星』などあれもこれも実はマザーグース!

イギリス文学書のすべてに影響をあたえているといっても過言ではないマザー・グースの世界。文学好きなら、手に取るべき一冊なのであります。

18世紀のイギリスの児童文学4選

18世紀のイギリスは、アメリカをはじめとする植民地政策で世界的に領土を広げ、後半には産業革命が起こったことによって世界の覇者となった輝かしい(とされる)時代です。

そんな時代に子どもたちに人気を博した4冊の名作を紹介します。

ロビンソン・クルーソー(Robinson Crusoe)

日本でも有名な『ロビンソン・クルーソー』は、イギリスの小説家ダニエル・デフォー(Daniel Defoe)が1719年に発表した作品です。

第一部は、無人島に漂着した船乗りのロビンソンが島で28年に及ぶサバイバル生活をし、帰国するまでの物語。

この名作は、実際に無人島で生活した経験を持つスコットランド人の実話と、17~18世紀に広まっていた多くの航海誌等に触発されて書かれたとされています。

『ロビンソン・クルーソー』はイギリスの最初の小説ともいわれています。

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ガリバー旅行記(Gulliver’s Travels)

日本でもおなじみの『ガリバー旅行記』は、イギリスではなくアイルランド人のジョナサン・スィフト(Jonathan Swift)が1726年に発表した物語。

小人の国、巨人の国の物語はもちろんですが、実は当時のアイルランドに対する不当なイギリスの経済政策を批判する内容がもりこまれています。

こどもの本というより、当時のヨーロッパの生活や宗教観、政治などの側面について興味がある人がより楽しめる本でしょう。古典!

漂流中のガリバーを助けた巨大な「空飛ぶ島ラピュータ」 は、もちろんジブリの『天空の城ラピュタのモデルとなったお話。

和訳本なら→新版 ガリバー旅行記

小さなかわいいポケットブック (A Little Pretty Pocket-Book)

『小さなかわいいポケットブック』は、ロンドンの出版家・書籍商だったジョン・ニューベリー(John Newbery)が1744年に出版した児童書です。

それまでのお説教感まんさいの面白みに欠けていた児童書に、ためになって【楽しみ】をもりこんだことで人気を博しました。

イギリスの最初の児童書』と言われ、内容は美しい挿絵とともにアルファベットの各文字を用いたシンプルな韻文詩です。

世界ではじめて「Base Ball(野球)」という言葉が記された本。野球好きなら手に入れとくのも♪

くつふたつの物語(Little Goody Two Shoes)

『くつふたつの物語』は、オリバー・ゴールドスミス(Oliver Goldsmith)が1765年に出版したとされる児童書です。

ジョン・ニューベリーの出版物のベストセラーとなりました。

主人公マージェリー(女の子)は、家族を失い貧しく苦労しながらも努力して勉強し、後には教育者となっる。また自分を陥れた領主にも援助するという道徳的な物語

がんばればむくわれる!美しく生きる!みたいな教訓物語です。

まとめ

以上、「名作で英語の勉強をしたいなら【イギリスの18世紀の児童文学まとめ5選!】」について紹介しました。

マザーグース』はイギリス文学、英語世界の根底です。

まずは手にとっておきましょう。

18世紀に執筆されたイギリス文学のなかで、これは読んでおきたい英語の勉強に最高!の一冊を選ぶなら『ロビンソン・クルーソー』です!!

1719年の出版以来、現代でも『世界のベスト小説100』などランキングでも常に常連、英文教育でも教材として扱われる古典を感じさせない名作。

物語としても読み応えがあり面白く、勇気や好奇心をかきたててくれる、こどもはもちろん大人もめちゃくちゃ楽しめる時代を超越した本です!

英文につまずきそうなら日本語版(読みやすい新訳がおすすめ⬇)でもどうぞ。

こどもと一緒にぜひ読んでほしい!

え?ガリバー旅行記はどうなの?って思った方いません?

『ガリバー旅行記』は、原文で読むと回想物語がなかなか読みづらく、また政治思想も感じるため、英語の勉強用、こども向けの本としてはおすすめできません。

『ガリバー旅行記』は原文ではなく、子供むけに訳された本やアニメなど映画などで楽しむのが、アルノ的にはおすすめです。

名作で英語の勉強をしたい、こどもに英語に親しんでほしい、と思ってるなら、その他のイギリスの伝統的な絵本や児童書についての記事も参考になります。

◆イギリスの19世紀の児童文学16選
◆イギリス20世紀前半の児童書18
◆イギリス20世紀後半の児童名作17
◆イギリスの伝統的な人気絵本10選

また、これらの名作はオーディオブックで読むと英語のリーディングの勉強にもなります。

私は、英語リーディングの学習を、英語本とオーディオブックの両方をつかってやっています。

オーディオブック最大手のAudibleが聴き放題(月額1,500円)になったのをきっかけに試してみたら、ドンピシャリ!

プロのナレーターによる朗読なので、標準英語やRP発音の訓練もできる。耳触りのいい音、明瞭な発音、臨場感のあるサウンドについつい本の世界にはいってしまいます。

わたしのように本を読みたいけど時間がない、移動時間やスキマ時間に音読してみたい、という人にはすごくおすすめ。

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18世紀といえば、日本では江戸時代の元禄のころ。面白い本は時代を超えて愛されるんですね。

この記事があなたのお役にたてばうれしいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ

名作で英語の勉強をしたいなら【イギリスの18世紀の児童文学まとめ5選!】

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