・ジャパンハウスってどんなところ?
ロンドンに「ジャパンハウス」ができたのは2018年。
友人が行って面白そうだったので私も後を追って行ってみました。
めくるめく美しい和の世界。しかもモダンでなんだかおしゃれ!
この記事では、ロンドン、ジャパン・ハウスの見どころと行き方を紹介します。「日本恋しい在英者」、「日本文化の紹介」にもおすすめです。
記事を書いているのは、在英歴10年のアルノです。めちゃくちゃリラックスできて、最新のトイレも完備されているので、ロンドン観光の休憩がてらぜひ行ってみてください。
1)ジャパンハウスとは?
ジャパンハウスとは、日本文化、日本の魅力を世界に伝えることを目的として外務省によってつくられた日本広報拠点です。
現在サンパウロ、ロサンゼルス、ロンドンの3都市に展開しています。
ロンドンの店舗は2018年に開館。まだまだ知らない人が多い穴場的スポット。
ショップ、レストラン、イベント会場がハウスの主な内容で、他にも図書館やトラベルインフォもあります。
クリエイティブアドバイザーは日本デザインセンター㈱の原 研哉氏、インテリアデザインはワンダーウォール㈱の片山 正通氏が手掛けています。
無印のアートディレクターでもある原研哉氏、ユニクロなど店舗インテリアを手掛ける片山氏。どちらも世界をまたにかけ活躍する一流の人材。
ロンドンの町並みにとけこむモダンでアーティスティックな内装はさすが。
入ったとたんに、「リラックス~!」和の魔法がかけてあるようです。
2)どんなものがあるのかな?
紹介されているものは、商品として購入することもできます。
とりあつかう商品は幅広く、なかなか「粋」で「通」このみの商品展開になっています。
愛しの「八海山」!
日本酒はもとより、焼酎やウィスキーの品揃えもすばらしかった!
金物、刃物は見ていてうっとりしてしまうほどの美しさ。
その他、バック、文房具、鋳物、ガラス製品(切子など)、陶器や漆器、刷毛、化粧筆なども取り扱ってました。
職人の手による一級品ばかり。目のこやし!
日本旅行の参考にトラベルインフォメーションコーナー。
またアニメや漫画、雑誌のコーナーもあり、おしゃれベンチや椅子が多めにあるので、ゆったりと過ごすことができます。
日本中から一級の職人による美術工芸品、製品をかき集めた感がすごい。
値札をみたらそっと裏返したくなるほどの強気の値段設定。
これは売れても売れなくても構わない、海外の人に「こんな素晴らしいものが日本にはある!」ということを伝えるための商品構成なのかな、と感じました。
外務省、本気じゃん!!
しかし、まわりを見渡せば結構お買い物をしているロンドナーがいました。
2階はになっています。美味しそう!やっぱりお値段お高めです。ランチコース60ポンドより。おかませ炉端、おまかせ寿司とかもう垂涎ものですね!
3)おすすめはエキシビション・イベント
ジャパンハウスを私が強くおすすめしたいのは、なんといってもイベントの素晴らしさ。
私が訪問したときは、「シティライトとウッドライトシェード」ということで、デジタルアートのエキシビションがありました。
日本の玩具の代表「こけし」。じつはこけしには顔や色付けはされていません。
グラフィックアートでいろんな表情を見せてくれるこけしたち。自分の顔を投影することもできます。
また、ひとつ前のイベントは「アイヌの文化」だったそう。
アイヌ文化伝承者たちを招いて舞踊を披露するなどしたそうです。
わたしは非常に興味があります。
日本でもなかなかお目にかかれないような一流のデザイナーによるエキシビションや、その土地に行かなければ見れない郷土文化を体験できるのがジャパンセンターのすごいところです。
4)ジャパン・ハウスへの行き方は?
地下鉄ハイストリートケンジントン駅を目指すのが一番簡単。そして駅から歩いてすぐの場所にあります。
ハイストリートケンジントン駅をでたら駅を背にして左へ歩きます(横断せず駅の道なりに左)。
3~5分くらい歩くと「Japan House」の看板と、レストラン明(AKIRA)の看板が見えます。
]サウスケンジントン駅の和食的テイクアウト「Wasabi(わさび│実は韓国系)」があったので、ジャパンハウスはどこかと訪ねても誰も知りませんでした。あまり知られてないようです!
4)ジャパン・ハウス基本情報
Japan House London(ジャパン・ハウスロンドン)
所在地:101-111 Kensington High Street, London,W8 5SA
入場無料
開館時間(ショップ) 9:00~18:00(月~金)
電話番号: +44 2039727100
Email :info@japanhouselondon.uk
まとめ
以上、「ロンドンの新名所!ジャパンハウス・ロンドン(Japan House)に行こう!」を紹介しました。
ロンドンってね、疲れるんですよ。
地下鉄の乗り換えでもやたら歩くし、街にきれいなベンチもなかなか見当たらないし、あっても誰か座ってるし、、すっごく疲れるんです。
そんな疲れるロンドンで「ジャパン・ハウスロンドン」はあなたの癒やしになるでしょう。
できれば、知り合ったイギリス人を連れて行ってみてほしい。
できれば、外国人の友人や恋人、配偶や、自分のこどもと一緒にいってみてほしい。
「ジャパンハウス」をとおして、日本という国の美しさや技術、そして文化を一緒に行く人に伝えることができるはずです。
年間の運営費が高いと批判もされていますが、日本国民の一人としてこのジャパンハウスを活用したいと思います。
入場も無料、エキシビションも無料でした(イベントによっては有料あり)。
ありがとう外務省。トイレがキレイです!さいこー!
\まずは旅にでよう!/
わたしはいつも旅にでることで人生が大きく変化してきました。
友達に強引に誘われ(いやいや)訪れた沖縄ですぐに恋におち、翌月には移住しました。
海外ぐらしの体験のために行ったオーストラリアをきっかけに、ロンドンへの語学留学を決めました。
ホテルでもいい、ビーチでもいい、非日常を体験することで忙しい生活の中では見えなかった【何か】が見つかる可能性があります。
今の生活がなんだか【違う?】と思っている人には、どこでもいいんです、気になっていた場所へまずは旅にでてみることをおすすめします。
楽天トラベルはポイントがたまって、お得な定期的なキャンペーンがあるのでイチオシ。
この記事があなたのお役にたてばうれしいです。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。英国デボンの田舎町よりByアルノ