イギリスで育児|よかったと思うこと8選(独断と偏見)

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イギリスからこんにちは。イギリス在住アルノ(@ecerydayuk)です。

今回は、イギリスで育児をしていてよかった!と感じることについての記事です。

息子7歳は、出産から9か月まで日本、9か月から2歳まではイギリス、2歳から5歳まで日本、5歳から現在の7歳までイギリス、と日本とイギリスを行ったり来たりの生活をしていました。そんなわけで、わたしはこの二つの国の育児の違いを感じながら子育てをすることができました。

そんな私がイギリスで育児をして「よかったな」と思える部分を独断と偏見で紹介します。

 

イギリスで育児|私がよかったと思うこと8選

ネイティブ英語が身につく

息子7歳は、フランス人の夫と日本人のわたしとのハーフです。
日本で出産後はイギリスで生活をしていましたが、彼が赤ちゃん当時英語を話せるわけもなく、2歳からは日本へ移住しました。その後、2歳から5歳までを日本の保育園に通っていたため、完全に日本語ネイティブになっていました。

日本で生活しているとはいえ、息子君が英会話をできることを目指していた私は、「こどもちゃれんじEnglish」の通販で毎日DVDを見させたり、英語のプライベートレッスンを受けさせたりしていましたが、それで英語が話せるようになるわけではありません。せいぜい少しの英単語や英語の歌を覚えるくらいのものでした。

それが、5歳で再度イギリスに移住することになり、私は別の心配事で頭を抱えました。それは、「英会話が全くできない息子がイギリスの学校でやっていけるのか?」ということ。ものすごく心配しました。

2年たった現在、「子供の脳はスポンジである」説は正しかったです。先生や同級生の難しく長い文章の理解はまだ不可能ですが、簡単な英会話はすでにできているし、発音は本当にすばらしいです。「R」がね、、すごい上手!

日本で英語をどれだけ頑張って勉強していても、短期間でここまで英会話が身につくことはできません。「英語が理解できる。話せる」それで人生の選択肢が増える、と私は自分の実体験から感じています。


自然に多文化への理解が深まる

 

息子7歳の通う学校は、イギリスの公立校にしては移民が少なくイギリス人親子が多いのですが、それでも同級生や友達に片親がドイツ、スペイン、ハンガリー、ポーランド、インド、ブラジルなど、様々な国のルーツをもつ子供達がいて、必然的にいろいろな文化を肌で感じることができます。
わたしの印象では、片親もしくは両親が別の国からの移民の場合、子供がそれを隠したがる傾向にあるな、と感じます。息子7歳は、日本大好きで、同級生への日本のアピールがすごく「おまえ、また日本の話か、、、」とあきれられています。東アジア人は私達だけなので、息子はクラスでなんだか特殊な存在です。

日本で育児をしていたら、ここまで多くの人種、文化に触れることはできませんでした。
多文化を知ることは、国によって文化、人種、宗教、生活環境、自然環境が違うと知ることになり、「自分の国で当たり前のことは、他の国では当たり前ではない」ことを理解することであり、ひいては自分の国をよく知ることにつながると思います。息子君にはイギリスで生活することで、広い目で世界を見れるようになってほしいと思っています。

親子で日本のよさが実感できる

イギリスに来てから、親子で「日本LOVE!」が止まりません。
日本人の礼儀正しさ、誠実な心、協力しあう和の心、子どもが一人で通学できる平和な社会、品質の高い製品、ポケモンなどのアニメやゲーム、折り紙などの日本古来の遊びの面白さ、それからそれから日本食のおいしさ!!

イギリスでも「SUSHI」「TOFU」「ORIGAMI」「POKEMON」「KARATE」など、誰でも知っている和食を表す言葉は浸透しています。日本を離れて、初めてわかる世界の中の日本の特異性とすばらしさ。息子君には、「日本」という国をいつでも誇りに思っていてほしい、そう思う日本人ママなのです。

チャイルドフレンドリーな社会

この問題に関しては、イギリス社会には頭が下がります。

例えばバスでベビーカーで乗りこむと、必ずベビーカー用の場所が確保されているし、乗り降り時には手を差し伸べてくれる人が少なからずいます。スーパーやレストランでは、子供連れ専用の駐車場、オムツ替えの場所が確保されているところも少なくありません。

日本では、子どもが騒いだり、ベビーカーでバスや電車に乗るときは、親が周りに対して「悪いな、」という気持ちになったし、たまに冷たい視線を感じたりもしました。イギリスでそんな思いをしたことは一度もありません。
社会全体がチャイルドフレンドリ―で、子育てするには心地よい環境だと思います。

 

公園が多い

田舎だけでなく、ロンドンなどの都会でもいたる場所に大小さまざまな公園があります。特に子供が小さいころは天気がいいと他の親子を誘って「公園はしご」をしていました。イギリスにはいろんなタイプの公園があって楽しい!イギリスの公園の特徴というと・・

・プレイエリアが設置され、子供の年代で遊ぶ場所がわかれている

・カフェが隣接されていている公園では、保護者はコーヒーを飲みながら子供を遊ばせることができる

・芝や花壇の整備が行き届いていて、親もピクニックを楽しんだり四季おりおりの花を観賞できる

・セーフティーガード付きブランコはどこの公園にもあり、赤ちゃんも安全にブランコを楽しめる

・滑り台や遊具の下は落ちても痛くない素材のものが敷かれている

・子供用遊具エリアは柵で囲まれていて、入り口にロックがあり、子どもの脱走が防げる

 

自分の家に近い公園のチェックはこちら
https://www.gov.uk/find-your-local-park

 

赤ちゃんから幼児までの子育てグループに気軽に参加できる

Play Group」「Parent and Toddler Group」として、教会やクリニック、地域の図書館、コミュニティセンターなどで開催されています。対象年齢は0歳から4歳までの幼児。だいたい週に1~2回、1時間半~2時間。必ず保護者が付き添い、参加費が1、2£かかることが多いですが、例えば図書館で行われるbaby Rhyme Time(イギリスの童謡を歌いながら親子で手遊びをする)や絵本の読み聞かせタイムなどは料金はかかりません。問い合わせは、近くの教会、図書館の受け付けで直接情報を得るか、ネットで検索もできます。

私は、家の近くの3、4つの教会のトドラーグループを掛け持ちし、ほぼ毎日いろんなグループに参加しました。グループによって内容も変わり面白いのです。

例えば、最初は工作中心→別の部屋に移動しティー&スィーツタイム(子供にはジュースとフルーツ)、その後ギター弾き語りで歌って踊るなど、非常によくオーガナイズされたグループ。教会の大きなホールで、軽食と飲みものがだされ、ホールいっぱいに置いてあるおもちゃや遊具で時間いっぱい遊ぶ。などなど、主催グループによって全く異なるので、実際に行ってみて、自分と子供に合うところを探すことをオススメします。


子供は子供、親は親、と自立した考え方ができる

2歳から5歳までを日本で過ごしていたころ、私は息子7歳と一緒にお布団で寝ていました。赤ちゃんの頃も、夫に反対されながらも自分たちの寝室にベビーベットを置き、いつでも世話ができるように一緒にいました。日本にそのまま住んでいたら、今でも息子7歳と一緒に布団を並べて寝ていたと思います。それが日本では普通であり、子供の体調変化がすぐわかって便利でもありました。

しかし、イギリスではそうはいきません。ベッドルームが不足しているならまだしも、ベッドルームがあるのに親と子が一緒の部屋に寝るのはちょっと「変」です。

イギリスの子どもたちは赤ちゃんのころから、ベッドルームは別で寝かしつけます。寝る時間になると赤ちゃんはベビーベッド行き。どうやって赤ちゃんの様子を見るのかというと、モニターを使って、別室からチェック。そんな風に赤ちゃんの頃から別の部屋で寝ていると、赤ちゃんも当然一人で寝てくれるようになり、親もそのほうが断然楽です。

早くから自立心を養うためにもいいことだと感じます。
息子7歳も、イギリスに来たばかりのころは怖がって一人で寝れませんでしたが、「ママが子供のころはちゃんとひとりで寝てたよ」と話すと、私の子ども時代にライバル心を燃やし、それからは一人で寝れるようになりました。実際、楽です。はは。


パパがだいたいイクメン

日本も「イクメン」という言葉があるのでお父さんの育児参加が増えてきていると思いますが、イギリスではイクメンは普通です。

公園やプレイグループでもお母さんたちに交じってパパの姿も多いのです。我が家の夫も、私が英会話できないため子供の誕生会、学校行事の参加には夫君が積極的に参加してくれるし、公園にも息子君とよく二人で出かけてくれます。助かる~!

日本で公園に行くと、もちろんパパの姿もありますがそれは「家族みんな一緒」の中でのパパであり、パパだけで公園に来ている人はほぼ見かけなかったと記憶しています。とにかく、イクメンパパがいると母親の負担が全く違います。ママの心のストレスも減り、パパへの信頼も厚くなり、家庭円満が築けます。

子育ては、日本であろうとイギリスであろうと重労働で大切なことです。

日本に生まれ育った私がイギリスで子育てをするからには、「日本の育児のいいところ」と「イギリスの育児のいいところ」をちゃんと理解して、今の自分達に合った子育ても楽しめるといいな、と思います。どこにいても、育児を楽しみましょう!