・イギリスの新しいファッションデザイナーが知りたい!
・ロンドンの新しいファッションブランドは?
今イギリスで最も熱く注目される、ニューデザイナー9人を紹介します。
日本ではあまり知られていない次世代デザイナー、今ロンドンで最も旬なデザイナーを見つけてみませんか?
知っておけば、ますますロンドンファッションが楽しくなるはず!
【ロンドンファッションで注目されているファッションデザイナー9名】を紹介します。
1)シモーネ・ロシャ(Simone Rocha)
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シモーネ・ロシャ(Simone Rocha)は、ロンドンを拠点に活動するアイルランド・ダブリン出身のデザイナーで、父親 のJohn Rocha (ジョン・ロシャ) もまたファッションデザイナーです。
2010年、ロンドンファッションウィークでデビューし、注目を集めます。
彼女の作品は、「ロマンティックでありながら、どこかダークな世界観」、「フラジャイルでありながらどこかリアリティ」とと評されています。
2014年にハーパーズ・バザール、2016年の英国ファッション賞受賞デザイナーであるヤング・デザイナーに選ばれました。
2)クリストファー・ケイン(Christopher Kane)
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クリストファー・ケイン(Christopher Kane)は、スコットランドのグラスゴー出身、ロンドンに本拠を置くファッションデザイナーです。日本でも知名度が高いかな。
華々しく鮮烈なデビューによりドナテラ・ヴェルサーチがケインの才能を早くから見出し、制作コンサルタントに迎えると共に、コレクションの支援をしたことも有名。
ケインのコレクションにはヴェルサーチの影響が伺い見ることができるといわれます。
作品は、エレガント、ボティコンシャス、赤や黒のカラー、異素材の組み合わせなどが指摘されていますが、実は【シリーズごとに変化している】のが最大の特徴です。
3)アーデム(Erdem)
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日本では、2017年のH&Mとのコラボで名が知れるようになりました。
デザイナーは、カナダのモントリオール生まれのアーデム・モラリオグル(Erdem Moralioglu)。
そのロマンティックな世界観からてっきり女性と思っていましたが、男性でした!
作品の特徴は、美しいシルエット、花や植物をモチーフにしたフェミニンなプリント、繊細かつ大胆なデザイン。
また、多くのセレブリティに支持され、キャサリン妃、エマ・ワトソン、キーラ・ナイトレイ、ミッシェル・オバマ、クロエ・セヴィニー、グウィネス・パルトロウなどが愛用しているといいます。
JWアンダーソン(JW Anderson)
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デザイナーは、ジョナサン・ウィリアム・アンダーソン(Jonathan Anderson)。彼は北アイルランド出身でロンドンを拠点に活躍しています。
もともと俳優として活動するうちステージ衣装に興味を持ちはじめ、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでメンズウェアデザインを学びました。
スペインブランド、ロエベのデザイン、トップショップやコンバース、ヴェルサーチ、ともコラボしていますが、日本ではでユニクロとのコラボでブランドが広く認知されるようになりました。
5)ロクサンダ(Roksanda)
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デザイナーは、セルビアのベオグラード出身のロクサンダ・イリンチック(Roksanda Ilincic)。
もともとはモデルだったが、ロンドンのセント・マーチンズのウィメンズウェアコースにてファッションを学び、デザイナーズブランドとして2002年のコレクションでデビューしました。
大胆な色使いと、上質な素材をふんだんに使ったエレガントなスタイルが人気で、キャサリン妃やミッシェル・オバマなど、多数のセレブに愛されていることでも有名です。
6)マティ ボヴァン(Matty Bovan)
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ロンドンの新世代デザイナーとして話題になっているマティ・ボヴァン(Matty Bovan)。
セント・マーチンでニットウェア科を学び、現在はデザイナー・モデル・イラストレーター・メイクアップアーティスト・クリエイティブディレクターと多くの顔をもっています。
多才ですね!
2018年のコレクションは、去年の夏亡くなった彼の愛する祖母への捧げ物といわれています。
彼女は彼に大きな影響を与え、夏休みには編み物や編み物を教えていたといいます。
7)リチャード・マローン(Richard Malone)
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デザイナーは、アイルランドの小さな村出身のリチャード・マローンです。
セント・マーチンの卒業生ですが、アイルランド人であるため学生ローンの権利がなく、在学中も節約のために実家に戻って活動していたという苦難のデザイナー。
天才的なパターンカットや美しいシルエットの服でありながら、実用的かつ着心地が良く、洗濯も可能という女性の身体や生活への快適性も重要視しているデザイナーです。
英国ファッション協会(BFC)がおすすめ(?)している人物でもあります。
8)マイルス・アルメイダ(Marques’Almeida)
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マイルス・アルメイダ(Marques’Almeida)は、日本では、まだ知名度の低いデザイナー。
ポルトガル人のマルタ・マイルスとパウロ・アルメイダの夫婦デザイナーがロンドンで興したファッションブランドです。
最近母親になったばかりの影響がこのコレクションに影響しているといわれます。デニムの創造的な使用方法に特徴があります。
リチャード・クイン(Richard Quinn)
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ロンドン出身の次世代デザイナーといわれる人物。
2018年のコレクション最大のサプライズとして、エリザベス2世が、史上初めてロンドンファッションウイークに姿を見せました。
それは、新設された「クイーン・エリザベス2世・ブリティッシュ・デザイン・アワード」賞のトロフィーを手渡すことが女王の目的でしが、この最初の受賞者となったのが、デビューから間もない新鋭リチャード クインです。
レディ・ガガが惹かれたという、大胆でゴージャス、カラフルな花柄の柄オン柄。服飾の約束事を軽やかに飛び越える発想力にとチャレンジングな作風が評価されています。
まとめ
以上、【イギリスの新進気鋭のデザイナー達】を紹介しました。
ロンドンコレクションのワクワクするところは、新人の発掘、新しい才能の出会いにあります。
ロンドンコレクションが「新人デザイナーの登竜門・宝庫」と言われるゆえんです。
それは、ロンドンがセント・マーチンズ (Central Saint Martins)やロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art、RCA)といった世界最高峰のファッション芸術大学がを有すること。
また、若手への支援プログラムNEWGEN(ニュージェン:New Generation)や、数多くのアワード(賞)の存在が大きく、若者の才能を育成することに非常に長けた都市だからということも理由です。
若い才能が次から次にロンドンへ集まるのです!
はっきりいって、イギリスの片田舎暮らしでは、ハイファッションは必要ありません。
夏目漱石は「表面を作るという事は内部を改良する一種の方法である。」と言っています。
これは同感。衣装はそれをまとう者を象徴するという言葉もあります。
わたしは、子供が生まれてからの服装選びは「楽に、なるべく動きやすく」が最大のテーマになりました。
ファッションは装飾にすぎないかもしれませんが、ファッションを考える時の気分のわくわくする高揚感と、自分を表現するためのファッション魂はいつまでも持ち続けていたいと思っています。
だって、ファッションって見ているだけでも楽しいんだもん!
▶他にもファッションに関する記事を書いています。ファッションマニアじゃなくても、ファッションを楽しみたい方へ↓
英国南西部デボンのエクセターよりお届けしました。
この記事があなたのお役にたてばうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ