イギリスの美人女優・演技派女優が知りたい!
イギリスで映画三昧してるアルノです。
あまりにも映画ばかり見ているので、この知識を活かすべく『イギリスの女優』についてまとめました。
この記事では イギリスの女優35名を個人的にランキングして紹介。
ハリウッド女優のなかでも異なる知的な雰囲気をまとったイギリスの女優。イギリス女優の演技力や知名度、どんな代表作があるのかがわかります。
記事を書いているのは、在英歴10年のアルノです。イギリス英語の勉強につかう映画えらびにも役立つので、ぜひ最後までごらんください
29位~20位 イギリスの女優
29)ブレンダ・ブレッシン(Brenda Blethyn)
ブレンダ・ブレッシンの名前を知らない日本人は多いでしょう。
しかしもったいない!彼女はイギリスで「演技派」と呼ばれる名女優。
ケント州の貧しい家にうまれ、演技力でのしあがった人物。中流~上流階級の多いイギリス芸能界では珍しい存在。
この人がでている映画は「間違いなく面白いだろう」という安心感がすごい!
ブレンダ・ブレッシンおすすめ映画 | |
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プライドと偏見(2005年) | 姉妹たちの母親役 |
ヴェラ 〜信念の女警部〜(Vera) | 女警部役 |
:『 ヴェラ 〜信念の女警部〜(Vera)』は、最初みたときは「ん?ドキュメンタリーなの?」と勘違いしたほどの迫真迫る演技。海外ドラマで見つけたら見てほしい。
28)メイジー・ウィリアムズ(Maisie Williams)
メイジー・ウィリアムズは、1997年4月15日にブリストルで生まれたイギリスの女優です。
14歳でHBOのドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』のアリア・スターク役でデビューし、その演技が高く評価されエミー賞など受賞。
これからが期待される個性派女優さん!
メイジー・ウィリアムズおすすめ映画 | |
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ゲーム・オブ・スローンズ | ダンスのような美しい剣さばきと、とことん残酷な殺し方。ラストでわたしが一番共感できる人物アリア・スターク |
ザ・ニュー・ミュータンツ | 『X-MENシリーズ』13作目でラーネ・シンクレア役 |
27)タンディ・ニュートン(Thandie Newton)
タンディ・ニュートンは、1972年11月6日、ロンドン生まれ、幼少期はザンビアですごした経歴もあるイギリス出身の女優です。
ジンバブエ人の母とイギリス人の父を持ち、ケンブリッジ大学を卒業した才女。『ニコール・キッドマンの恋愛天国(Flirting)』で実質の主役としてデビュー。
タンディ・ニュートンおすすめ映画 | |
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クラッシュ | アメリカンに根付く『差別』を多角的に描いた作品。セクハラされた警察官ライアンに、交通事故では助けられるという役柄 |
幸せのちから | ウィル・スミス親子と貧しさと成功をテーマにした作品で共演。妻役 |
ミッション:インポッシブル2 | ヒロイン、ナイア・ホール役 |
ケンブリッジ大学で人文科学を学びながら女優を目指した、才能ある女優さんです。姿勢がうつくしいのはダンスの経歴から
26)ソフィー・ターナー(Sophie Turner)
ソフィー・ターナーは、1996年2月21日に英ノーザンプトンに生まれ、ウォリックシャーで育ったイギリスの女優です。
HBOのドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』でメインキャラのサンサ・スターク役でデビュー、そして世界的に大ブレイク。プリンスに憧れる痛い系のお姫様から、屈辱的な人生を経たことですっかり冷たさとしたたかさを感じる女性に変貌。
その後は『X-MENシリーズ( アポカリプス~)』でミュータントのジーン・グレイとして出演。
ソフィ・ターナーおすすめ映画 | |
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ゲーム・オブ・スローンズ | 可憐な少女から辛酸をなめて北の国の女王になるサンサ・スターク |
X-MEN: アポカリプス | マーベルコミック原作の人気シリーズ6作目。ミュータントのジーン・グレイ役 |
X-MEN: ダークフェニックス | マーベル人気シリーズ7作目。もう一人の人格ダーク・フェニックスになったジーン役 |
25)デイジー・リドリー(Daisy Ridley)
デイジー・リドリー(Daisy Ridley)は、1992年4月10日 にロンドンで生まれたイギリスの女優です。
スターウォーズシリーズ第三章の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年)』続編の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で、主人公のレイに抜擢され世界の注目を浴びます。
その後『オフィーリア(2018年)』、『オリエント急行殺人事件(2017年)』にも出演。
デイジー・リドリーおすすめ映画 | |
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒 | スターウォーズシリーズ7作目。『ジェダイの帰還』から30年後の世界。主人公レイ役。スターウォーズファンでなくてもおすすめ |
スター・ウォーズ/最後のジェダイ | スターウォーズシリーズ8作目。フォースを覚醒させた主人公レイ役。 |
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け | 光と闇の対決。主人公レイ三部作の最後の作品。カイロ・レンの物語もおわる。世界の熱狂的ファンは物語回収にがんばらなくてはならない! |
オリエント急行殺人事件 | 庭教師のメアリー・デブナム役、登場人物の俳優陣が豪華すぎておかないっぱいになる名作 |
えくぼが可愛い!今後が期待される女優さんです。
24)エミリア・クラーク(Emilia Clarke)
エミリア・クラークは、1986年10月23日にロンドンで生まれ、バークシャーで育ったイギリスの女優です。
HBOのドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のメインキャラ、デナーリス・ターガリエン役で世界的に大ブレイク。ラブコエディの『ラスト・クリスマス』も注目されました。
『ゲースロ』のドラマファンなら誰でも知っているエミリア・クラーク、その後も『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』や『ターミネーター:新起動/ジェニシス』など、すっかりハリウッドの顔になっています。
エミリア・クラークおすすめ映画 | |
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ゲーム・オブ・スローンズ | 三匹のドラゴンの母、デナーリス・ターガリエン役。見終わったあとは、マイクィーンってなってるよ |
ラスト・クリスマス | ヒロインのケイト役。デナーリスと180度違う役柄でにこにこのエミリーが見れる |
世界一キライなあなたに | 尊厳死という深刻なテーマの中でエミリア・クラーク演じるルイーザが明るく心をともす。難病の人にも見てほしい作品 |
笑わない時の凛とした美しさと、プライベートで魅せるくしゃくしゃの笑顔のギャップがありすぎ。笑うとエミリア・クラークになるんですよね。
23)ロザムンド・パイク(Rosamund Pike)
ロザムンド・パイクは、1979年1月27日にロンドンのハマースミスの音楽一家に生まれたイギリスの女優です。
彼女もオックスフォード大学ワダムカレッジ卒業の才女。
オペラ歌手の父とヴァイオリニストの母親について幼いころからヨーロッパ中で生活。フランス語とドイツ語も流暢に話せるようです。
2002年に『007ダイ・アナザー・デイ(2002)』でハル・ベリーと共にボンドガールに選ばれブレイク。演技力にひきこまれることもあり、ロザムンド・パイク出演の映画はすべてまちがいない面白さです。
ロザムンド・パイクおすすめ映画 | |
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プライドと偏見 | 美しい長女ジェーン役 |
ゴーン・ガール | 恐妻エイミー役でトップスターの仲間入りをはたす |
パーフェクト・ケア | 最悪極悪の法廷後見人をてっていてきに冷徹に演じる。こわいけど必見 |
ホイール・オブ・タイム | Amazonオリジナル作品。人気ファンタジー小説「時の車輪」が原作。メインキャラの魔女モイレイン役 |
ふんわり儚げなイメージがあるけど、どこか芯のある強さを感じる女優さん。
22)フェリシティ・ジョーンズ(Felicity Jones)
フェリシティ・ジョーンズは、1983年10月17日にバーミンガムで生まれたイギリスの女優です。
子役からスタートし、イギリス人とアメリカ人大学生の恋を描いた『今日、キミに会えたら』『ビリーブ、未来への逆転』、、など多数の映画・ドラマに出演。『博士と彼女のセオリー(The Theory of Everything)』でホーキング博士を支えた妻を演じゴールデングローブ賞やアカデミー主演女優賞にノミネートされました。
オックスフォード大学ワダムカレッジを優秀な成績で卒業の才女でもあります。
フェリシティ・ジョーンズおすすめ映画 | |
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ビリーブ、未来への逆転 | おすすめ、実話の男女平等裁判の映画 |
博士と彼女のセオリー | ホーキンス博士と恋に落ち献身的にささえた妻役。おすすめ |
インフェルノ | トム・ハンクスのラングトンシリーズ三作目のヒロインに抜擢! |
兄と立ち上げた制作会社で映画プロデューサーとしての活躍も期待されています。(2019年~)とにかく品のある知性を感じさせる女優さんです。
21)ヴァネッサ・カービー(Vanessa Kirby)
ヴァネッサ・カービーは、1988年4月18日にロンドン・ウィンブルドンで生まれたイギリスの女優です。さまざまな作品で高い評価と賞を受賞しています
個性派の女優、エクセター大学卒業生という点に親近感がわきます。そして一度見たら忘れられない強烈な強さを感じます。
Netflixドラマ『 ザ・クラウン(The Crown)』のマーガレット王女役でブレイク。『ワイルド・スピード スーパーコンボ』や、2018年には『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』と『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング(2021年)』で武器商人ホワイト・ウィドウ役を妖艶にミステリアスに演じます。
ヴァネッサ・カービーおすすめ映画 | |
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ | 『ワイルド・スピード/ICE BREAK』のその後を描くスピンオフ作品。主人公デッカードの妹でMI6エージェントハッティ・ショウ役 |
ワールド・トゥ・カム 彼女たちの夜明け | 19世紀アメリカを舞台に互いに惹かれ合う女性の同性愛をテーマにした物語 |
ミッション:インポッシブル/フォールアウト | トム・クルーズの大人気スパイ・アクション6作目。武器商人ホワイト・ウィドウ(白蜘蛛)役。7作目も登場 |
20位~11位 イギリスの名女優
20)キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(Catherine Zeta-Jones)
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(CBE)は、1969年9月25日、ウェールズのスウォンジー出身のイギリスの女優です。
1998年にアントニオ・バンデラス主演の『マスク・オブ・ゾロ』でヒロイン役エレナを演じたことで世界的にブレイク。
その後は2002年の映画『シカゴ』でアカデミー助演女優賞を受賞。『ターミナル』の不倫しているヒロイン役、『オーシャンズ12)』、『幸せのレシピ』と次々にヒット映画に出演。ハリウッド映画で主に活躍しています。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズおすすめ映画 | |
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シカゴ | キャサリンの圧倒的な美貌とかっこよさに釘付けになる映画。これぞエンターテイメント! |
ターミナル | トム・ハンクス主演の名作。ヒロイン役。まだ見ていない人は必見。英語の勉強にもおすすめ |
ディボース・ショウ | ジョージ・クルーニーとくりひろげる離婚裁判がからむラブストーリー。想像以上にたのしめます |
華やかな美貌で肉食系っぽい外見とはうらはらに、夫マイケル・ダグラスを支える堅実派。おおらかなウェールズ人気質あるかもしれない(母親はアイルランド系)
19)ケイト・ベッキンセイル(Kate Beckinsale)
ケイト・ベッキンセイルは、1973年7月26日にロンドンの芸能一家の家に生まれ育ったイギリスの女優です。
オックスフォード大学で学んだ(役者業のために中退)才女でもあります。
『パール・ハーバー』のヒロイン役で世界的トップスターの仲間入りを果し、以降『ヴァン・ヘルシング』や『アンダーワールド』シリーズのヒット作に次々と出演。
衰え知らずの美貌で「絶世の美女」と呼ばれ、今でも世界の美しい人ランキングの常連です。
ケイト・ベッキンセイルおすすめ映画 | |
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さよなら、僕のマンハッタン | ニューヨークで一人暮らしをする青年の青春ストーリー。父親の愛人ジョハンナ役で、主人公がどんどん惹かれていく |
アンダーワールド | 2003年~5作品もあるシリーズ。美女ぶりが爆発してます。 |
18)ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)
ナオミ・ワッツは、1968年9月28日に英ケント州ショーハムに生まれたイギリス出身の女優です。(14歳からオーストラリアで育っているため、オーストラリア女優としても知られる)
日本でもモデルとして活躍していた経歴の持ち主。わたしの中では「なにしても清潔感」を感じる女優さんです。ニコール・キッドマンとは学生時代からの親友。
2001年のデヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ(2001年)』、日本のホラー映画をリメイクした『ザ・リング』、『ザ・リング2』、『キングコング(2005年)』では37歳にしてヒロイン役に抜擢され注目されました。
ナオミ・ワッツおすすめ映画 | |
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インポッシブル | スマトラ地震での実話を映画化。母親役。津波の恐怖がリアルなので津波を経験された方にはおすすめしません |
ペンギンが教えてくれたこと | 体が不自由になる母親役。悲惨な状況や光景の中にも凛とした清潔な美しさを感じさせる女優です |
17)カヤ・スコデラリオ(Kaya Scodelario)
カヤ・スコデラリオは、1992年3月13日に英サセックス州ヘイワーズ・ヒースでイギリス人の父と、ブラジル人の母親のもとに生まれたイギリス人女優です。
ポルトガル語も話せるそうで、その美しさからファッションモデルとしても活躍しています。(カルティエ2019~)
14歳のときイギリスの人気TVドラマ『スキンズSkins』でデビューしブレイク、その後『メイズ・ランナー』シリーズ、映画『嵐が丘』(2011年)ではヒロインのキャサリンを、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(2017年)』で新ヒロインに抜擢されました。
カヤ・スコデラリオおすすめ映画 | |
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メイズ・ランナー | 謎の巨大な迷路(メイズ)での脱出シリーズ(三部作) |
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 | シリーズ5作目の新ヒロイン、天文学者カリーナ役 |
16)リリー・ジェームズ(Lily James)
リリー・ジェームズは1989年4月5日に生まれたイギリスの女優です。女優のニネット(マントル)と俳優兼ミュージシャン
2012年に『タイタンの逆襲』で映画デビュー。『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー(2018)』でメリル・ストリープの若い世代を演じました。『シンデレラ』で人気爆発し、その後アクションものの『ベイビードライバー(2017年)』、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』などに出演。
太い眉毛がチャームポイント。実はアメリカ人の祖母を通しジョージ・ブッシュ米大統領の6番目のいとこだそう。
リリー・ジェームズおすすめ映画 | |
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ガーンジー島の読書会の秘密 | 第2次世界大戦中にイギリス領で唯一ドイツ占領下だったガーンジー島の読書会をめぐるヒューマンドラマ。本を持ってガーンジ島へ行きたくなる映画です |
イエスタデイ | 大停電のあと、そこはビートルズのいない世界だった!?エド・シーランも登場。ビートルズ好きにはたまらない映画 |
15)クレア・フォイ(Claire Foy)
クレア・フォイは、1984年4月16日 にマンチェスターで生まれたイギリスの女優です。(アイルランド系)
彼女を世界的なスターダムに押し上げたのは、Netflixドラマ『ザ・クラウン(2016年~)』の2シーズンで若いエリザベス2世を演じ、ゴールデングローブ賞とエミー賞の主演女優賞を受賞、世界的にブレイクしました。
『蜘蛛の巣を払う女』で主演、その後『ブレス しあわせの呼吸」に出演。
今後もヒット映画の主役が期待される、清楚な美しさをもつ実力派の女優さんです。
クレア・フォイおすすめ映画 | |
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ファースト・マン | 人類ではじめて月に降り立った宇宙飛行ニール・アームストロングの妻であるジャネットを演じ、迫真迫る演技!と絶賛された |
ブレス しあわせの呼吸 | 28歳でポリオに感染し首から下が麻痺したロビンとその妻ダイアナ(クレア・フォイ)の実話をもとにした物語(当時ポリオは不治の病だった)。 |
ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ | 猫すきのイギリス画家として著名なルイス・ウェインと妻をめぐる物語。ベネディクト・カンバーバッチ主演、その妻をクレアが演じる。監督は日系英国人のウィル・シャープ!俳優も監督もできる才能のもちぬし。激推し |
14)キャリー・マリガン(Carey Mulligan)
キャリー・マリガンは、1985年5月28日にロンドン、ウェストミンスター生まれのイギリスの女優です。
『プライドと偏見(2005)』で主人公の妹キティー・ベネット役でデビュー。
『17歳の肖像』で鮮烈な印象をのこし、その後『華麗なるギャッピー』、『未来を花束にして』など多数の映画に出演。
2017年にノーベル文学賞を受賞した日系イギリス人作家カズオ・イシグロ原作の映画『わたしを離さないで(Never Let Me Go)2010年』で主人公のキャシーを演じています。
キャリー・マリガンおすすめ映画 | |
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ワイルドライフ | モンタナの大自然が圧巻。めちゃくちゃいい息子。その母親役。暗めストーリーですがおもしろいです。 |
プロミシング・ヤング・ウーマン | 女性の復讐劇をセンセーショナルに描く物語。主人公キャシーを演じています |
ドライヴ | 天才的なドライブテクニックの逃しやの男と、隣人の人妻アイリーン(キャリー)に惹かれたことから…音楽、映像とかっこいい映画! |
たれ目がちで全体的にふんわり感がある女優さんですが、確かな演技力が評価されています。
13)オリヴィア・コールマン(Olivia Colman)
オリヴィア・コールマンは、1974年1月30日に英ノリッジに生まれたイギリスの女優です。
TVドラマや映画で活躍し、ドラマの『ピープ・ショー ボクたち妄想族』、『ブロードチャーチ〜殺意の町〜』、『ナイト・マネジャー』などTVシリーズに出演。
映画では『女王陛下のお気に入り』でとぼけた演技が秀逸なアン王女を演じ世界のスターダムへ!アカデミー主演女優賞も受賞しています。
オリヴィア・コールマンおすすめ映画 | |
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ファーザー | アンソニー・ホプキンス演じる認知症を患っていく父親とその娘の姿を描いた映画。まるでスリラー映画のような臨場感。アカデミー賞2部門受賞、年老いた両親がいる人は必見 |
女王陛下のお気に入り | アン女王役。宮廷の女性同士のドロッとした関係の物語も3人のメインキャラも秀逸。軽く鑑賞できます |
エンパイア・オブ・ライト | 地元の映画館で働く主人公ヒラリー役。すばらしい人間ドラマ。おすすめ |
オリヴィア・コールマンの出演する映画ははずれがない!演技派の英国女優
12)シアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)
シアーシャ・ローナンは、1994年4月12日にアメリカで生まれたアイルランド人の女優。(3歳からアイルランドで育ってます)※アイルランド女優ですが、大好きなのでランキングにいれてしまいました。
『つぐない』で13歳という史上7番目の若さでアカデミー助演女優賞にノミネート、『ラブリーボーン』、『ブルックリン』、『レディ・バード』もおすすめです。
『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』に次女ジョー役で主演。4度目となるアカデミー賞、4度目のゴールデングローブ賞等にノミネートされる。
シアーシャ・ローナンおすすめ映画 | |
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つぐない | やっぱりこの子役は衝撃的。13歳でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた作品 |
ブルックリン | アイルランドからアメリカのブルックリンに移民したエイリシュの物語。アカデミー賞にノミネート |
レディ・バード | 自分をレディ・バード(てんとう虫)と呼ぶ少女の青春映画。主人公クリスティン役 |
「賞レースの常連」の異名を持つ将来有望な若手の演技派女優。その吸い込まれそうな目、透明感のある空気感が魅力
11)アニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor-Joy)
アニャ・テイラー=ジョイは、1996年4月16日に出生はアメリカのマイアミですが6歳までアルゼンチンで暮らし、6歳からイギリス、ロンドンで育ったイギリス育ちの女優です。
ホラー映画『ウィッチ』のトマシン役でブレイク、『エマ(EMMA)』やX-Menシリーズ『ニュー・ミュータント』、『ザ・メニュー』で主役を好演。
Netflixドラマの『クイーンズ・ギャンビット 』の高い演技力で世界中から今注目されました。
アニャ・テイラー=ジョイのおすすめ映画 | |
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ラストナイト・イン・ソーホー | 60年代ロンドンの怪しい煌めき、ファッショナブルで魅力的なサンディを演じています。最後まで目がはなせないサスペンス・ホラー |
エマ | ジェイン・オースティンの『エマ』が原作。19世紀のイギリスの富裕層の結婚劇。残念なエマとすてきなエマがみれます |
ノースマン 導かれし復讐者 | 駄作っぽいタイトルだけど見たらあたり!バイキングのアクション復讐劇。ビョークも出演してます |
美人に見えるときと見えない時の差も魅力に思える、そんな不思議な吸引力をもつ女優さんです。
10~1位 イギリスの大女優
10)レイチェル・ワイズ(Rachel Weisz)
レイチェル・ワイズは、 1970年3月7日にロンドンのウェストミンスターで生まれたイギリスの女優です。
父親はハンガリー出身の発明家、母親はオーストリア人心理療法士。ユダヤ系でヒトラーの迫害からのがれるためにイギリスへ移住した家系です。ケンブリッジ大学トリニティホールを卒業した才女。
1999年に大ヒットした『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』のヒロイン役でブレイクし、『愛情は深い海の如く』や、アフリカを舞台に製薬会社の陰謀にせまる『ナイロビの蜂』で人気に!謎の死をとげたテッサ役。
レイチェル・ワイズおすすめ映画 | |
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女王陛下のお気に入り | アン女王の側近マールバラ公爵夫人サラ役でその演技力を示しています |
ロブスター | まず世界観がおもしろい。独身者が45日以内にパートナーを見つけられないと動物に変えられてしまう近未来 |
ドリームハウス | 主演はほんもの夫婦のダニエル・クレイグ、レイチェル・ワイズの二人!というだけでも見ごたえのある本作。サスペンスホラー。おすすめ |
発明家の父親ってただものじゃない雰囲気ただよってます。旦那様は007のダニエル・グレイグです。
9)エマ・ワトソン(Emma Watson)
エマ・ワトソンは、1990年4月15日にフランス・パリで生まれたイギリスの女優です。
両親ともに弁護士の家にうまれ、自身も教育レベルの高い学校へ進学、ケンブリッジ大学やイェール大学にも合格したが、ブラウン大学に進んだ才女。2016年にはオックスフォード大学の客員研究員にも選出されています。
なんといってもデビュー作、『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で世界的なスターへ。
ソフィア・コッポラ監督の『ブリングリング』、ディズニーアニメの実写映画『美女と野獣』でベル役に、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』に長女メグ役で出演。
エマ・ワトソンおすすめ映画 | |
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ハリー・ポッターシリーズ | エマ・ワトソンのハーマイオニーは不滅。 |
コロニア | チリ実在したカルト集団に潜入するレナ役。サスペンス脱出劇 |
ウォールフラワー | アメリカのスクールカーストがわかる映画。エマ・ワトソンが美しく、映像がきれい。友情と青春の物語。おすすめ |
フェミニズム(ジェンダー差別の撤廃など)のリーダー的存在になっています。洗練された雰囲気や上品さを感じます。
8)ヘレン・ミレン(Helen Mirren)
ヘレン・ミレン(DBE)は、1945年7月26日にロンドンで生まれたイギリスの女優です。
母親が労働者階級、父方がロシア貴族の血を受け継いでいます。
受賞レースの常連で、その他、エミー賞を4度、トニー賞を受賞し、希少な演劇三冠王を達成。2003年に大英帝国勲章を受勲しデイムの敬称を冠しています。
1994年『英国万歳!』でシャーロット王妃役を、グスタフ・クリムトが描いた『黄金のアデーレ 名画の帰還』で実在の主人公(肖像画のモデルとなった女性の姪役)で好演。『ゴスフォード・パーク(Gosford Park)』のミセス・ウィルソン役もすばらしかったです!
『クィーン(2006年)』でアカデミー主演女優賞を受賞。
ヘレン・ミレンおすすめ映画 | |
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黄金のアデーレ 名画の帰還 | 実話ベース。ナチスに強奪されたクリムトの名画「黄金のアデーレ」をめぐる裁判の物語。歴史すきにもおすすめ! |
クィーン | エリザベス2世を熱演。ダイアナ元妃が急逝した直後の英王室を描くいています |
アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 | 英国軍の諜報機関でドローンを駆使して軍事作戦を指揮するキャサリン・パウエル大佐役。現代のドローン戦争がどんなものかわかる、静かにすすめる |
7)マギー・スミス(Maggie Smith)
マギー・スミス( DBE)は、1934年12月28日にイギリスの女優です。オックスフォード大学卒業の才女。
大ヒット映画『天使にラブ・ソングを…』で修道院長役で世界的に知られるようになり、『ハリー・ポッターシリーズ』ではミネルバ・マクゴナガル役を演じたことで認知度が爆上がり。
1985年の『眺めのいい部屋』、一昔前のイギリス階級社会の縮図がみてとれる『ゴスフォード・パーク(2001年)』、そして大ヒットドラマ『ダウントン・アビー』で圧倒的な貴族的在感
マギー・スミスおすすめ映画 | |
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ダウントン・アビー | 撮影につかわれた邸宅のハイクレア城の実在した伯爵夫人の実話がモデル。グランサム伯爵未亡人バイオレットがハマり役でした!映画もいいけど6シーズン全て見てほしい |
ゴスフォード・パーク | イギリスの階級社会がかいまみれる作品。貴族と従者たちの複雑な関係がからみ殺人事件がおこるが… |
パリ3区の遺産相続人 | 父からパリのアパートを遺産相続した男と、そのアパートに住む90歳の老婦人の物語 |
オスカー、エミー、トニーと『演技の三冠』を受賞した数少ない女優の1人です(英国女優ではヘレン・ミレンと2名)。マギー・スミスが登場しただけで感じる作品の安定感もすごい!
6)キーラ・ナイトレイ(Keira Knightley)
キーラ・ナイトレイ(OBE)は、 1985年3月26日にロンドンのテディントンで生まれ、リッチモンドで育ったイギリスの女優です。
父親は舞台役者 、母親はウェールズ人の血を引くスコットランド人劇作家で、幼いころはディスレクシア(識字障害)があったが克服しています。
『スター・ウォーズエピソード1ファントム』で、アミダラ姫の影武者役をしたことで世界的に有名になり、『ベッカムに恋して』(←これ意外におもしろい)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のヒロイン、エリザベス・スワン役に抜擢され、17歳にしてハリウッド・トップスターの仲間入りを果たす。
イギリス人はクリスマスのころに『ラブ・アクチュアリー』よく見てます
イギリス作家ジェーン・オースティン原作の『プライドと偏見』や『ある公爵夫人の生涯』、『つぐない』など主演の大作映画が多い。
キーラ・ナイトレイおすすめ映画 | |
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プライドと偏見 | ジェーン・オースティンの世界を探求できる映画!英国名優ざっくざくで、何度みても発見がある。はっちゃけた妹役にキャリー・マリガン、美しい長女はロザムンド・パイク、いやみなキャサリン夫人にジュディ・デンチ、母親がブレンド・ブレッシン。イギリスに興味ある人は見といて損はないです |
はじまりのうた | キーラ・ナイトレイが歌ってる!しかも引き込まれる。音楽好きなら必見。おすすめ |
彼女たちの革命前夜 | 1970年で実際におこったミスコン・ロンドン大会の女性解放運動の騒動を 映画化。いろいろ見る角度によって感じ方がかわる。70年代のファッションも見どころ |
クラシックな美貌がどんな角度からでも美しい。細身すぎてときどき折れるんじゃね?心配になりますが、精力的に役者活動をしています
5)エミリー・ブラント(Emily Blunt)
エミリー・ブラントは、1983年2月23日にロンドンで生まれそだったイギリスの女優です。(父親は法廷弁護士、母親は元女優、幼いころ吃音症を克服しています)
2006年の大ヒット映画『プラダを着た悪魔』でメリル・ストリープ編集長のアシスタント役で注目されるようになります。名演技でしたよね!皮肉っぽいけど憎めないキャラが印象的でした。
その後、『ヴィクトリア女王世紀の愛』では若い頃のヴィクトリア女王を演じ、『狼男』のリメイク映画『ウルフマン』、『スノーホワイト/氷の王国』、『メリー・ポピンズ リターンズ』など多くの作品で好演。
エミリー・ブラントおすすめ映画 | |
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プラダを着た悪魔 | やっぱコレ |
ヴィクトリア女王 世紀の愛 | 少女から若い時代のビクトリア女王役。英王室の権力争い、アルバート公との出会いから結婚まで壮年期のビクトリア女王を知ることができる |
クワイエット・プレイス | 人を「音」で感知して襲うモンスターが到来した世界。音をたてないように暮らす家族のサバイバル。音楽がなく静かに見れる |
エミリー・ブラントは、コミカルな役からアクション、サスペンスと幅広い演技ができる女優として評価されています。今後どんな作品に登場するのか期待!
4)エマ・トンプソン(Emma Thompson)
エマ・トンプソン(DBE)は、1959年4月15日にロンドンのパディントンで、演劇一家に生まれたイギリスの女優・脚本家です。
ケンブリッジ大学ニューナム・カレッジで学んだ才女。
5度のアカデミー賞ノミネート経験があり、1993年に『ハワーズ・エンド』でアカデミー主演女優賞、『日の名残り』で主演女優賞、『父の祈りを』で助演女優賞にノミネート。1995年の『いつか晴れた日に』でアカデミー脚色賞を受賞。
受賞の嵐!わたしがはじめて『うわ~演技派とはこの人のことか」と思ったのは『ラブ・アクチュアリー』の主婦カレン役でした。自分へのプレゼントかと思いきや!愛人用と察しつつそっと隠す良妻賢母!
英国人が愛する作家ジェーン・オースティンの『分別と多感』を原作にした『いつか晴れた日に』、『日の名残り(The Remains of the Day)』でのアンソニー・ポプキンスとの共演も素晴らしい。
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日の名残り | やっぱコレ。日系イギリス人作家カズオ・イシグロ原作の映画。もう何度みたかわからない |
クルエラ | 1961年のディズニー映画「101匹わんちゃん」の悪役クルエラの誕生秘話。人気オートクチュールデザイナーのバロネス役。まだ見てない人はぜひ |
ウォルト・ディズニーの約束 | 1964年のディズニー映画「メリー・ポピンズ」の制作実話をもとにした映画。メリーポピンズの作者P・L・トラバース役、、もう必見! |
3)ヘレナ・ボナム=カーター(Helena Bonham Carter)
ヘレナ・ボナム=カーター( CBE)は、1966年5月26日にロンドンのゴールダース・グリーンでうまれたイギリスの女優です。
父親は銀行頭取、母親は心理療法士で曾祖父はイギリス首相ハーバート・ヘンリー・アスキスという家系。母方からスペイン人とユダヤ人の血を引いている。
ケンブリッジ大学に合格するも役者業を優先させ断念。『眺めのいい部屋(1986年)』令嬢役で注目され、2010年の『英国王のスピーチ』でジョージ6世の王妃エリザベスを演じ、英国アカデミー賞助演女優賞を受賞。
ティム・バートン監督と私生活でもパートナーだった時代に、ティム・バートン&ジョニー・ディップとの共演作品に何度となく出演(7本)。
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』、『アリス・イン・ワンダーランド』では赤の女王のぶったまげたメイクと衣装!『チャーリーとチョコレート工場』、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から4作品のハリポタにも出演し、強敵の死喰い人ベラトリックス・レストレンジを奇演。
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英国王のスピーチ | ジョージ6世の王妃エリザベス役。英語の教材にしてました |
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 | 無実の罪で流刑にされた理髪師ベンジャミン・バーカーの復讐劇。19世紀末のロンドンもよき。ティム・バートンの世界をたっぷり体現できる |
天才スピヴェット | ライフ・ラーセンの「T・S・スピヴェット君(TS Spivet)」を映画化。モンタナに住む12歳の天才地図製作者の大冒険 |
野性の猫のようなしなやかさとアバンギャルドな雰囲気が魅力。どんなに崩してもまったく下品にならない上品さがあります。
2)ケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)
ケイト・ウィンスレット( CBE)は、1975年10月5日にバークシャー州レディングで生まれたイギリスの女優です。
『いつか晴れた日に』でアカデミー助演女優賞、1997年公開のハリウッド大作『タイタニック』のヒロイン、ローズ役で一気に世界のケイトになります。
その後は『アイリス』で若き日のアイリス・マードックを演じ、『エターナル・サンシャイン』と出演。『ホリデイ(The Holiday)』はクリスマスシーズンになるとイギリスのTV番組で必ずながされます。『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』でレオナルド・ディカプリオと再演し注目されました。
オーストラリアを舞台にした『リベンジャー 復讐のドレス(The Dressmaker)』も軽くおもしろかった。日本語のタイトルがダサすぎて見る気になれないと言わず、見てみてほしい。
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タイタニック | やっぱりコレ! |
愛を読む人 | 年齢の離れた青年と恋に落ちる文盲の女性が、世界大戦ナチスのホロコースト事件に巻き込まれていく、、という物語。せつない役どころがしっくり |
アンモナイトの目覚め | 実在の女性古生物学者メアリー・アニングの物語。イギリス南西部の海沿いの町ライム・レジスでの化石採取、女性差別の学会、性的マイノリティまで描かれる。観てよかった作品 |
実力派女優としてイギリス国民から愛されてる、ケイト・ウィンスレットです。
1)ジュディ・デンチ(Judi Dench)
ジュディ・デンチ(CH, DBE、FRSA)は、1934年12月9日 にヨークシャー州ヨークで生まれたイギリスの女優です。(父親は医師、母親はアイルランド人)
誰がなんといおうとイギリスの女優ナンバー1はジュディ・デンチできまり。
1957年に、『ハムレット』のオフィーリア役で舞台デビューを果たしたのち、イギリスのテレビドラマにも多数出演。
『007』シリーズでは、3代目「M」を1995年から2012年まで17年間に渡って演じ、世界の注目を浴びます。
『恋におちたシェイクスピア』で存在ばりばりのエリザベス一世を演じ、その後『アイリス』、『プライドと偏見』で癖のあるキャサリン夫人、『マリーゴールドホテル』では、等身大の女性を演じています。
『オリエント急行殺人事件』のドラゴミロフ公爵夫人もいい感じに作品の引き締め役をしています。
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007 スカイフォール | ボンドのボス「M」(ジュディ・デンチ)が中心となって物語が進みます。この作品のボンド・ガールは「M」だよね?アデルの歌うスカイフォールから、完全にめくるめく英国ワールドにはまります |
ヴィクトリア女王 最期の秘密 | 老齢期の英国ビクトリア女王と、お気に入りだったインド人使者とのの実話をベースにしたドラマ。これも歴史を知る上で興味ふかい |
マリーゴールドホテル | おもしろい。マギー・スミスも出演、イギリス老年世代がインドで自分探し的なおはなし |
シェイクスピアの庭 | シェイクスピアの晩年を描いた映画。故郷のストラットフォード・アポン・エイヴォンの美しい光景!妻役(!)。おすすめ |
この人が作品に登場するとその場がビシッと『英国』となり、作品に重みと深さがでる貴重な存在。内側に炎が見えるような、そんなイギリスが誇る名女優です!
イギリスの伝説の名女優5選
この5名は往年の名女優ということで、ランキング枠外にさせていただきました。普通にランキング枠にいれるなんておこがましい!
でも名女優のなかでもわたしのこころの名優ランキングさせてもらいます。
5)ダイアナ・リグ(Diana Rigg)
ダイアナ・リグ(Dame Enid Diana Elizabeth Rigg DBE)は、イギリスのヨークシャーのドンカスターで生まれたイギリスの女優です。(1938年7月20日ー 2020年9月10日)
大ヒットドラマ『おしゃれ㊙探偵(The Avengers)1965年~』などTV、舞台、映画と幅広く活躍。『女王陛下の007(1969)』でボンドの妻となるトレーシー役で世界の注目をあびる。
HBOドラマの『ゲーム・オブ・スローンズ』でタレイル家の茨の女王、オレナ・レッドワインを熱演。愚鈍な登場人物達の中で盤石な賢さが際立っていました。
ダイアナ・リグが出演する個人的おすすめ映画は、『女王陛下の007(On Her Majesty’s Secret Service)』。1代目ショーン・コネリーからジョージ・レーゼンビーに変わった第6作目ですが彼のボンドは「この1本」のみという迷作。ダイアナ・リグがボンドガール、ボンドの妻役を演じています。
4)エリザベス・テイラー (Elizabeth Taylor)
エリザベス・テイラー(Dame Elizabeth Rosemond Taylor, DBE)は、ロンドン・ハムステッドの北部に生まれたイギリスに縁の深い女優です。(1932年2月27日 – 2011年3月23日)
両親ともにアメリカ人で、第二次世界大戦が勃発する前の1939年に一家でアメリカ・ロサンゼルスへ帰郷します。ハリウッド黄金期の歴史的作品、1963年 の『クレオパトラ』で絶世の美女クレオパトラを演じ、その後も1966年 『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』、『陽のあたる場所』、『いそしぎ』など名作に出演。
離婚、結婚を繰り返し、スキャンダルも多かったですが、世界でも珍しいヴァイオレット色の瞳、官能的な美しさは今でも随一と言われています。
エリザベス・テイラーが出演する個人的おすすめ映画は、『クレオパトラ(Cleopatra)1963年』。伝説の史劇ということで見てほしい作品。
3)ヴィヴィアン・リー(Vivien Leigh)
ヴィヴィアン・リー(Vivien Leigh, Lady Olivier)は、1913年に当時イギリス領だったインド帝国ダージリンでうまれロンドンで育ったイギリスの女優です。(1913年11月5日 – 1967年7月8日)
20世紀最高の俳優といわれたローレンス・オリヴィエと出会い結婚(のちに離婚)、1939年の不朽の名作『風と共に去りぬ』でヒロインのスカーレット・オハラを情熱的に演じ、『美女ありき(1941年)』、『哀愁(1940年)』、1951年の『欲望という名の電車』でも世界的な大ヒットとなりました。
ヴィヴィアン・リーは『伝説のスター』と呼ぶにふわさしい女優でしょう。
ヴィヴィアン・リー出演の個人的おすすめ映画はやっぱり『風と共に去りぬ(Gone with the Wind)1939年)』!炎のような情熱を持った美貌の女性、誰がみても美女。今見てもラストにしびれます。
2)ジュリー・アンドリュース(Julie Andrews)
ジュリー・アンドリュース(Dame Julie Elizabeth Andrews DBE,)は、1935年10月1日に英サリー州ウォルトン・オン・テムズで生まれたイギリスの女優です。
ディズニー映画『メリー・ポピンズ(1964年)』の主役で一躍世界のトップスターとなり、『サウンド・オブ・ミュージック』で数々の賞を受賞。途中女優業の休止期間がありましたが、『プリティ・プリンセス』アン・ハサウェイ演じる主人公の祖母の女王役で映画界にカムバック。
現在も勢力的に活動していますが、『声』の出演やナレーターの仕事が多いようです。イギリス人が大好きな女優です。
ジュリー・アンドリュース出演のおすすめ映画は、『サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)1965年』!ミュージカルにありがちな「え?そこで歌っちゃうの?」感がまったくない、素晴らしい曲の数々。主人公マリアの実話をもとに映画が作られています。
1)オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)
オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)は、ベルギーのブリュッセル生まれで、19歳でロンドンに移住するまではベルギー、オランダですごしたイギリスに縁のある女優(父方がイギリス系オーストリア人)です。(1929年5月4日 – 1993年1月20日)
『ローマの休日(1953年)』で大ブレイク!その後は『麗しのサブリナ(1954)』、『戦争と平和(1956年)』、『尼僧物語(1959)』、『ティファニーで朝食を(1961年)』、『シャレード(1963年)』、『マイ・フェア・レディ(1964年)』、『暗くなるまで待って(1967年)』など、出演するたびに大ヒット。
ハリウッド黄金時代の偉大な女優であるばかりか、ファッションアイコン、ユニセフ親善大使としても活躍しました。
オードリー・ヘップバーンの数々の名作からどれかひとつ選べといわれたらミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」。言語学者のヒギンス教授に出会い、上品な言葉とマナーを徹底的に教えられる下町娘のイライザを演じています。ヘップバーンのコックニー訛りと下品っぷりがすごい!ドレスを身にまとったイライザは本当に綺麗!イギリス英語の勉強にもなります。
まとめ
以上、『イギリスの美人女優・演技派女優35人を総まとめランキング』の記事を紹介しました。
イギリスの名女優、美人女優をまとめます。
気になるイギリスの女優さんはいたでしょうか?
イギリスの女優さんは生まれも育ちもいい(中流~上流階級)方が多く、オックスフォード大やケンブリッジ大の卒業生も多い、いわゆるエリートの上品軍団というイメージがあります。もちろんすべての女優がそうではないけど、受賞する人って圧倒的にそういう人が多い。
アメリカの女優さんはガテン系というかアメリカンドリームで人生が一変する人も多く、画面でアメリカ人女優とイギリス人女優を見たときに、なんだか空気感が違うんですよね。もちろん全員ではないですが、まとっている空気感の違いはあると思います。
また、演劇で社会に貢献した人にはその功績が称えられ、イギリス王室からの「叙勲」という制度があるのもイギリス流。
- 大英帝国勲章の第三位にあたるのが、CBE
- 大英帝国勲章の第2位にあたるのが、DBE(女性の騎士号Dame(デイム)を冠することを許される)
CBEを叙勲すると、名前の後に「CBE」という敬称が許されます。
大英帝国勲章の第3位CBEを受賞したイギリスの女優は?
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ケイト・ウィンスレット
ヘレナ・ボナム=カーター
DBEを叙勲すると、名前の前に「デイム(Dame))、名前の後に「DBE」という敬称が許されます。
大英帝国勲章の第2位DBEを授与されたイギリスの女優は?
デイム ヘレン・ミレン
デイム マギー・スミス
デイム エマ・トンプソン
デイム ジュディ・デンチ
デイム ダイアナ・リグ
デイム エリザベス・テイラー
デイム ジュリー・アンドリュース
映画で楽しいおうち時間がすごせますように。この記事がお役にたてばうれしいです。
≫ 「みんなのランキング│好きなイギリス人女優ランキング」にも執筆しています。
イギリスの美女についてはこちらの記事を参考にしてください。
»【イギリスに美人はいるの?】世界が選ぶ英国で最も美しい女性まとめ
英国南西部デボンのエクセターよりお届けしました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ