1月は王様のお菓子ガレット・デ・ロアでラッキーをつかむ!とことん紹介するよ

1月
 
私の夫はフランス人。

そんなわけで、息子7歳はフランス語習得のため、週に1度フレンチスクールに通っています。

今日はフレンチスクールで開かれた「ガレット・デ・ロア」のケーキパーティに家族で参加してきました!

フランスではガレット・デ・ロアを新年に食べる習わしなのです。

日本でもじわじわガレット・デ・ロアの人気がひろまっている、と噂に聞いています。

そもそもガレット・デ・ロアって何なのか?
なぜ1月にそれを食べるのか?(公現祭)
ガレット・デ・ロアの王様的ケーキの食べ方!
ガレット・デ・ロアのおすすめレシピ
日本でガレット・デ・ロアを購入しよう!

 

うーむ!てんこもりな内容です。

今回は、王様のお菓子といわれる「ガレット・デ・ロア」について起源や食べ方、おすすめレシピや購入先など、、、とことん紹介します!

 

ガレット・デ・ロアとは?

 

フランスのケーキ、ガレット・デ・ロア(galette des rois)

フランス語でガレットはケーキ、ロアは王様たちという意味を指しています。ということは、「王様たちのガレット」ということになります。
 

このガレット・デ・ロア、フランスでキリスト教の公現祭(こうげんさい)=英語ではEpiphany(エピファニー)の1月6日のお祝いに、「あるゲーム」とともに食べるという習慣のあるケーキ。

そう、フランスの新年のお祝いに欠かせないケーキなんです!

写真のとおり、円形のパイケーキであり、サクサクの軽いパイの中にクレームダマンド(アーモンドクリーム)がぎっしり詰められています。

さくさくとしたパイの香ばしさと、中のコクのあるしっとりアーモンドクリームが絶妙にマッチした、アーモンド風味のケーキです。

 

それだけでも美味しいケーキですが、ガレット・デ・ロアの最大の特徴は、中に隠された「フェーブ(fève、ソラマメの意味)」にあります。

このフェーブは、豆やアーモンド粒が使われたり、小さな陶器の人形、貴金属が使われたりしますが、陶器のフェーブはコレクターがいるほどの人気っぷり!

もうめちゃくちゃ可愛らしい!!

ケーキを切り分けたときに、自分の一切れの中にフェーブが入っていたら、あてた人が王様となり、(王冠をかぶります)まわりから祝福されるのです。

 

ガレット・デ・ロアを食べる「公現祭」ってどんな日?

 
 
ガレット・デ・ロアを食べる日である「公現祭(こうげんさい)」=「エピファニーEpiphany」は、「イエス・キリストの顕現を記念する祝日」とあります。

よくわからないので、Wikipediaで「公現祭」を調べると、、、?

「元は東方教会の祭りであり、主の洗礼を記念するものであった。

4世紀に西方教会に伝わり、現在の公現祭(顕現日などとも)となったが、西方教会では主の洗礼の意味が失われ、幼子イエスへの東方の三博士の訪問と礼拝が記念の中心となり、異邦人に対する主の顕現として祝われるようになった」

 

むむむ。ますますよくわかりません。

フランス人夫に、簡単にいうとどんなこと?と尋ねると、、、

 

イエス・キリストが誕生したときのこと。
星(ベツレヘムの星)に導かれて、東のほうから三人の王が現れた。

彼らはキリストを見て拝み、乳香、没薬(もつやく)、黄金を贈り物としてささげ、その誕生を祝福した。その日が1月6日の公現祭なのだ!

すなわちキリストが公に現れた日の祝日ということになります。

なるほど、イエス・キリストが生まれたのは12月25日

誕生して13日後の1月6日に東方から三人の王達が贈り物を持って礼拝に現れたということなんですね。

三人の王と夫は説明していますが、日本語訳では博士、賢者、賢人とも訳されています。また人数についての明記はなく、贈り物の数で三人ということになっているようです。
この贈り物の乳香、没薬、黄金にもそれぞれ意味があります。

 

  • 黄金=王権の象徴、青年の姿の王
  • 乳香=香料、神性の象徴、壮年の姿の王
  • 没薬=防腐処理用の薬、将来の受難である死の象徴、老人の姿の王

 
今まで星の下で三人のラクダにのった人たちが旅をする姿の絵画を見たことがありますが、何の光景を意味しているのかさっぱりわかりませんでした。

この三人の王たちが星に導かれてイエス・キリストを訪ねる旅の姿だったんですね。

クリスマスツリーの先端に飾るあの星も、この三人の王たちを導いたベツレヘムの星を指しているとのこと。私はいままで、クリスマスツリーのトップに星意外のサンタさんや毛糸のポンポンなどを飾ってました。

これからは、ツリーのトップにはちゃんと星をかざります。。すっごく勉強になりました!

 

今日では宗教的要素は影をひそめ、1月中に親しい間がらで集まり「新年のためのケーキガレット・デ・ロアを食べて楽しむ」というイベント的な意味合いが強くなっているようです。

 

パーティーでガレット・デ・ロアを楽しく食べる方法!

<準備するもの>

このケーキにはなくてはならないものがあります。
 
■フェーブ
ガレット・デ・ロアの中にいれるアーモンド粒や陶製の人形のことです

■王冠
紙で作っておきます。難しく考えなくても厚紙を大体3センチ幅で縦長に切り、頭の大きさにあわせてホッチキスでとめてみてください。立派な王冠になります。

好みで色をつけたり、シールやフェルト、羽やビーズを貼り飾っても素敵になる!

 
 

フェーブ

写真のフェーブはうちで集めたもの。ヨーダが息子のお気に入り。
かわいい箸置きでも代用できるかも。

 

<ケーキの王様な食べ方>

 

ガレット・デ・ロアの中に隠された「フェーヴ」、このケーキを参加者全員に切り分け、ケーキの中から「フェーヴ」を見つけた人をその日だけ王様、女王様とし、用意した王冠をかぶせます。

フランス夫の実家でもこのシンプルな食べ方でした。

 
 

<より伝統的な楽しみ方>

 
フランス語の先生から、ガレット・デ・ロアのより伝統的な食べ方について教えてもらいました。(夫の出身地では違うといっていたので、地域によるようです)
せっかくなので、教えてもらった英文も紹介します。
 

<Galette des rois│英語の説明>

The youngest in the family goes under the table and chooses who gets the piece of cake.The person the special favour is the King or Queen.
(wears the crown!)

 

一番若い年齢の参加者が(だいたい子供)、まずテーブルの下にもぐります

そうして、ガレットを切り分ける人が「これは誰の?」と言うと、テーブルの下にいてフェーヴが入っているかどうかなどは全く見えない子どもが誰に配るかを言うのです。

それからみんなで食べて、フェーヴが入っていた人が王さまになる権利を得る(王冠をもらえる)

これが、大いに盛り上がります!特にこどもたちは大喜び!

でも、困ったことにフーヴが入っていたなかった子供の悲嘆のくれようが目もあてられない。
自宅でのガレット・デ・ロアパーティーには こどもたちがみんな幸運をつかめるようにと願いをこめて、王様用の豪華な王冠ひとつと、簡素な王冠を全員分用意しました。

新年会のパーティやお年賀に、日本でも人気になりそうな予感です!

 

ガレット・デ・ロアのおすすめ2つのレシピ

 

 まだまだ日本のケーキ店には姿をみかけない「ガレットデロア」、ないなら自分でつくってしまいましょう!(うちは、フランス人夫が担当)

ガレット・デ・ロアおすすめ簡単レシピ

クックパットの★いも★さんの「★ガレット・デ・ロワ(フランスの菓子)。」は冷凍パイシート使用で簡単につくれるおすすめレシピです。

 

ガレット・デ・ロアおすすめ本格レシピ

本格ガレット・デ・ロアなら「COTTA」のVivianさんの「本格ガレットデロワ」!
レシピが写真が多く、工程の説明が丁寧でおすすめです。

 

自分でつくるなら、フェーブは購入!

 
かわいいフェーブ!!

 

王冠は、一枚130円ほどで購入できますが、送料がいかんせん高い!王冠はがんばって自分でつくるのをおすすめします。
購入希望の場合、こちらが最安、フランスでも見かけるタイプです。

 

日本で購入できるガレット・デ・ロア

 

自分で作るのはどうも苦手、まずは本場の味を、という方は楽天でお得に購入できます。  
中にフェーブも入っているし、王冠までついてきてすぐにガレットデロア パーティが開ける!

 

また、日本にはフランスの伝統文化を普及させる名目の「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」という会があります。会長である島田進シェフの「パティシエ・シマ」や、この会のメンバーが所属するケーキショップのガレット・デ・ロアは本物でしょう。

 

パティシエ・シマ(PATISSIER SHIMA)|東京・麹町
ART DE VIVRE TOUT A LA FRANCAISE 美を常に意識しながら頑固なまでにおいしさを追求する。パティスリーを通してフランスの豊かな食文化とそのエスプリを伝えていきたい・・・それがパティシエ・シマのコンセプトです。

 

クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ/Club de la Galette des Rois
クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワのホームページ

 

興味ある方は、上記サイト「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」の「会員名簿」→「会員店舗一覧」から参加のケーキショップを確認できます。

 
 

まとめ

 

ガレット・デ・ロア コンテスト

 

さて、わたしたちが参加したイギリスでのガレット・デ・ロアパーティ。
参加家族は手作りのガレット・デ・ロアを持ち寄り、最高の味を決めるコンクール形式の会でした。

子どもたちには、アートタトゥーやフェイスペイント、王冠つくりなどのゲームが用意されていてみんなで楽しく遊んでいます。

うちは、夫がガレットデロアづくりと担当。朝からがんばって作ってコンクールに挑みました。

結果は?

・・・・はい。

残念ながら選外!

 

最高賞には、ユニークだったと評されたチョコレート入りのガレットデロア!
他にレーズンがはいったもの、小さかったけどこだわりのバター、オーガニックアーモンドでつくられたケーキが入賞し、それぞれワインやビスケット、おもちゃの賞をもらっていました。

来年は夫がもっとがんばって作るそうです。めざせ入賞!

子どもたちは切り分けられたケーキに、フェーブが当たるかドキドキ、大人も子供も楽しめるガレット・デ・ロアのパーティ、1月の新年のお祝いの一日にあなたの家でもどうでしょうか?

ガレット・デ・ロアのこと、調べてみてますます好きになりました。わたしの周りのイギリス人、日本人にも伝えてみようと思います。

1月はガレット・デ・ロアで幸運を呼び込みたいものです。

あなたにもフェーブが当たりますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ

コメント