英国の伝統菓子トップ10!イギリスで人気の美味しい&めずらしいお菓子

イギリス 伝統菓子 ビクトリアサンドイッチ 食べ物

イギリスでよく目にするお菓子やケーキ。

イギリスに来たばかりの頃は、大きすぎるし、甘すぎるしでほとんど食べられませんでした。

しかし、住めば変わるもの。

イギリスのスィーツ、これがなかなか美味しくて、ティーとよくあいます。
フランスのお菓子とも日本のお菓子ともまったく違う 英国の伝統的お菓子やケーキたち!

今回は、そんなイギリスのお菓子、おもに伝統的お菓子を ランキング形式で紹介します。

 

[注意!]
美味しさランキングではありません。珍しい・英国ならではのスィーツを中心に、アルノの超個人的な見解からランク付けしています。

10位)スポッテッド・ディック

 

これは、レーズンがスポットのようにみえる蒸しプディング。一見 レーズン蒸しパンみたいです。

通常はできたてアツアツに、これまた温かいドロドロのカスタードクリームをたっぷりかけていただきます。

【スポット】=レーズン、【ディック】の由来は諸説ありますが、プディングがなまったもの、、とも言われています。イギリスでは下ネタのジョークにもなっています。

なんといっても特徴は、バターの代わりに 使うスエット、これはいわば牛脂の塊のようなもの。

中世にはすでに作られていたといいますが、一番古く公に登場するのは当時の人気シェフだったAlexis  Soyerがレシピを公表した1849年とされています。以来、安価に作れてすぐにお腹いっぱいになるデザートとして広まりました。

正直わたしは苦手なんです。あったかいカスタードの海にあったかいケーキがうかんでいる。。ビジュアル的にも味的にもわたしはダメ。

しかし、フランス人夫が一番好きなイギリスのスィーツなんですって!意外!!

 

Spotted dick

【どこで購入できる?】
日本で購入はむずかしいようです。イギリスのスーパーには缶入りでも売っています。

【おすすめレシピ】

英国ニュース・ダイジェストのサイトより【英国の口福をさがして】
▶『スポッテッド・ディック

 

9位)ライス・プディング

うーーん。これはイギリス人でも美味しい・美味しくないの意見が真っ二つにわかれるデザート。

お米(短粒米)をミルク、砂糖で甘く煮たもので、時にはバニラ、ナツメグ、ジャム、またはシナモンで風味つけされています。イギリスのみならず世界中で太古より親しまれているデザートなんだな、これが。

イギリスでは アジアとの交易を通じ、11世紀から作られ始めたとの説があり、今ではスーパーのデザート売り場で幅をきかせているイギリス人に人気のスィーツ。

日本人である私にとっては、おはぎは美味しくても、【ミルクで甘く煮たお米】というのがどうしても無理。。

フランス人夫や息子は美味しいようです。

Rice pudding

【どこで購入できる?】
日本でアマゾンで缶入りのライスプディングを購入できますが、送料がバカ高いのでおすすめしません。気になる方は、アマゾンで【ライスプディング】で検索を!

【おすすめレシピは?】

ブログ【イギリスの食、イギリスの料理&菓子】よりricoricexさんのレシピがシンプルで日本ですぐにできるライス・プティングレシピです。

<イギリス菓子・レシピ> ライス・プディング【Rice Pudding】 | イギリスの食、イギリスの料理&菓子
米を使うプディングで、甘いおかゆといったところ。これ、私の知る限り、たいていの日本人は眉をしかめるといった代物。お米を甘く煮るなんて、というのがその理由の...

8位)フラップジャック

イギリスの子どもたちが大好きなフラップジャック(Flapjacks)!

フラップジャックはいわゆるオーツ麦たっぷりのシリアルバーのようなもの。
オートミールだけでシンプルにつくられているものや、ドライフルーツ、ナッツ類が沢山入っているもの、アレンジも楽しいお菓子。

オートミールのお菓子ということで「健康的なおやつ」とイギリスママ達は考えているふしがあるけれど、材料にはバターやゴールデンシロップがたっぷりはいっているので要注意。カロリーは相当高い!!

先日、カフェにて上にホワイトチョコでデコレーションされチェリージャムのサンドしてあるフラップジャックを食べました。その美味しいのなんのって!しかし、、次の日の朝には頬におおきなニキビを発見。。イギリス人の作るフラップジャックは危険です(でも美味しかった!)

わたしも息子のおやつによくつくります!(甘さ控えめネ)

Flapjacks(フラップジャック)

【購入するなら?】

プロの作ったフラップジャックを食べてみたい!という方はこちら。
アマゾンで【関西スィーツ】さんのオートミール、バター、はちみつ、砂糖、ココナッツ、クランベリーが入ったフラップジャック。4本もはいっていてお得。

 
クックパッドの『KT121さんのレシピが作りやすい』ゴールデンシロップを使わないはちみつの優しい味のフラップジャックです。

https://cookpad.com/recipe/1572090

 
 

 

7位)レモン・ドリズル・ケーキ

名前のとおりレモンのケーキです。イギリスのカフェやティールームの定番ケーキ。

ドリズル(Drizzle)とは「霧雨、小雨」の意味、このケーキは、焼きあげたまだ温かいケーキの上から、レモンシロップを(レモン果汁と粉砂糖を混ぜたもの) 全体がしっとりするまでたっぷりと含ませるケーキなんです。

レモンの酸味が効いて甘酸っぱさがなんともいえない、わたしもカフェでよくオーダーします。

 

Lemon drizzle cake

【購入するなら?】
唯一 楽天の【店舗をもたないスィーツ店】でレモンドリズルケーキが購入できます。紅茶パウダーが入っているのがオリジナル。


【おすすめレシピは?】

個人的にいつもお世話になっているイギリス大使館の【レモンドリズルケーキ】のレシピ。
クロテッドクリームは日本で手に入りにくいと思うので、バターで代用できます。

レモンドリズルケーキ by 英国大使館
レモンとライムのシロップをしみこませ、レモン風味のアイシング。爽やかで軽やかな口当たりのケーキ(英国大使館料理長)

 

 

6位)アップルクランブルケーキ

イギリスが起源のアップルクランブルケーキは、上にのったサクサクのクランブルと、ケーキの中にはいったたっぶりのジューシーなフルーツを味わえるケーキ!

クランブルは、第2時世界大戦中の物資不足の時代に、ペイストリーの材料不足を補うためにパイの代用品として使われるようになったとのこと。レシピのシンプルさも人気に火をつける結果になりました。

リンゴのクランブルが人気ですが、他にルバーブ、ブルーベリー、ブラックベリー、アプリコット、プラムなどもよくレシピに使われます。わたしは個人的にルバーブクランブルケーキが大好き!

イギリスでは、クランブルケーキにアイスクリームやクリーム、カスタードを添えていただく場面をよくみかけます。

このケーキの醍醐味は、サクサクのクランブル、甘酸っぱくとろとろフルーツのフィリング、この2つのバランスが絶妙なケーキなのです。お試しあれ!

 

 Blueberry Crumble Cake 

【購入するなら?】
なかなかコレ!というクランブルがみつからない中、こちらはイギリス風のクランブルケーキとしていけます。


【おすすめレシピは?】

持ち寄りお菓子づくりでもよくお世話になっている【あいりおー】さんのレシピがサックサクにできあがりました。美味!

https://recipe.cotta.jp/recipe.php?recipeid=00010423

 
 
 

5位)ショートブレッド

ショートブレッドは、スコットランド発祥のバタービスケット。ちんすこうみたいなサクっとほろっとしたビスケットです。

最も古いレシピの記事は、1736年にスコットランド人のMcLintoc夫人によって書かれたとされています。
 

ショートブレッドの材料は【小麦粉・バター・砂糖・塩】の4種類のみ、ふるった粉にバターを切り混ぜポロポロにしてから砂糖をくわえる、という 一般的なクッキー類の作り方とは逆の手順が特徴。

今や、ウォーカー社(Warlkers)の ショートブレッドに代表されるイギリスを代表するお菓子に成長し、イギリスの観光客のお土産に一番人気のビスケットです。

 

Shortbread

【購入するなら?】
やっぱりウォーカー!どうせなら、スコットランド原産のスコティッシュ・テリアの形のショートブレッドが愛らしい。


【おすすめレシピは?】

こちらは王道の手順でおいしいショートブレッドができました!

https://macaro-ni.jp/56134

 

 

4位)ビクトリア・スポンジケーキ

 

ビクトリアスポンジケーキは、別名ビクトリアサンドイッチとも呼ばれるケーキ。

なんのことはない、基本はスポンジケーキにストロベリーなどベリー系のジャム(ホイップクリームやバタークリームを挟んだものもある)をはさんだケーキなんですが、イギリスのカフェやティールームに必ずといっていいほど置いてあります。

ビクトリア女王(1819-1901)のお気に入りだったというこのケーキ、女王のお気に入りはラズベリージャムのみをサンドし、トップにシュガーをふりかけたシンプルなものだったそう。19世紀のアフタヌーンティーで大人気のスィーツになりました。

また、イギリスでは【知らない人がいない】というくらい有名な料理研究家(スィーツ・ベイクの専門家)メアリー・ベリー(Mary Berry)のお気に入りのケーキとしても有名です。

Mary Berry's perfect Victoria sandwich
The traditional Victoria sandwich is a baking classic and a tasty tea-time treat. Each serving provides 501 kcal, 5g protein, 50g carbohydrates (of which 36...

 

 

 

Victoria Sponge

【購入するなら?】
オリジナルの味に挑戦しているビクトリア・サンドイッチ


【おすすめレシピは?】

ロンドン在住のミサさんのレシピブログ【Fish Trip Cafe】より。美しい写真とともに、シンプルな作り方が掲載されています。

http://fishtripcafe.com/jp/?p=5934

 

3位)トライフル

トライフルはイギリスで生まれたデザートで、初めてレシピが紹介されたのは1596年と古い歴史があります。

重ねていくだけの簡単レシピなのに見た目は華やか

ガラスのうつわやグラスに 次の順で重ねていきます。

1、スポンジ(キューブ状にカット)
2、いちごやベリーなどフルーツやゼリー(カット)
3、シェリー酒など(ない場合やこどもに作るときはジュース)
4、カスタードクリーム
5、ホイップクリーム

こどもも大好き!大人でもトライフルが嫌いだという人に会ったことがありません。日本でも簡単に作れるのでおすすめ。

 

Trifle

【購入するなら?】
楽天とYahooショッピングで、コストコの巨大なトライフルが冷凍で購入できます。どうかな??これはパーティによさそう。

2位)キャロットケーキ

名前のとおり、生地に人参がこれでもか!とはいっているケーキ。

イギリスでは中世からスィーツに人参をつかっていました。当時は甘味料は高価で希少だったため、野菜の中でテンサイに次いで糖分を多く含むニンジンは入手しやすく、デザートを作るのに重宝されたのです。

確かにイギリスの人参は、日本の人参とくらべて非常に甘い

さらに、イギリス中に広まるきっかけとなったのが第二次世界大戦。配給制による物資不足により、イギリスでキャロットをつかったケーキの人気が復活したのです。

現在は、トップにクリームチーズアイシングがこんもり乗っているキャロットケーキが多いですが、これは比較的新しく1960年代に初めて登場しました。

キャロットケーキは、ベジタリアンヴィーガンにも支持されています。ナッツ、レーズン、パイナップル、ココナッツ等が加えられ、わたしたち家族も大好物!

フランスでは馴染みがないようで、フランスから友人や親戚がきたときには、キャロットケーキでおもてなしをするアルノ家です。

 

Carrot cake

【おすすめレシピは?】

ロンドン在住のミサさんのレシピブログ【Fish Trip Cafe】より。どうみても美味しそうな写真とともに、シンプルな作り方が掲載されています。

Carrot Cake – Fish Trip Cafe
 

1位)スコーン&クロテッドクリーム

 

イギリスの伝統的お菓子、堂々の第一位は、間違いなくイギリスで一番有名で親しみのあるスィーツ。

そして、伝統的クリームティーやアフタヌーンティーには欠かせないものです。

クロテッド・クリームとジャムを添えたスコーン

スコーンはもともとスコットランドのバノック(bannock)と呼ばれるお菓子がその起源とされ、名前の由来はスコーンと呼ばれるスコットランドの王だとされています。

また【家庭の味】が受け継がれていて、母親から習ったスコーンレシピを大事にしているというイギリス人友人の話を聞きました。

衝撃的に美味しい!と感じるのが【クロテッド・クリーム】、これはバターよりあっさり軽く、生クリームよりこってり、それでいて後味はさっぱりしたフレッシュなクリーム。

できあがったスコーンを皿にのせ、クロテッドクリームとジャムを添え、お気に入りのティーとともに召し上がれ!

なんともいえない美味しさのイギリスの王道スィーツです。

正式なアフタヌーンティーを食べる方法はこちらで確認ください!

▶「これぞ英国式!アフタヌーンティーの正式マナー(食べ方)

 

 

 

 
 

まとめ

 

以上、イギリス伝統的なお菓子をアルノ流のランキングにして10位から1位を紹介しました。

美味しさだけでなく、王道スィーツ、めずらしいもの、好きなものをランクイン!

他に候補にあがった英国スィーツはこちら。

●マディラケーキ(Madeira Cake
●チェルシーバンス(Chelsea buns)
●エキュレスケーキEccles Cake)
●イートン・メス(Eton mess)
●ファッジ(fudge)
●トフィー(toffee)
●ミンス・パイ (mince pie) 
●クリスマス・プティング(Christmas pudding)
●クランペット(crumpet)
●マフィン(muffin)
●フェアリーケーキ(fairy cakes)=カップケーキ

こうしてずらりと見てみると、いろいろありますね!まだまだあるんです。

イギリスのお菓子は、見た目も味も『華やかで繊細なフランスのお菓子』に比べると、『素朴生活に密接したお菓子』が多いように感じます。レシピも工程が少なく、簡単なものが多い。

まさに家庭のお菓子

イギリスのカフェやティールームでも、繊細さとはかけはなれた素朴な家庭っぽい雰囲気のケーキが並んでいるはずです。

私の場合、最初は甘すぎてうけつけなかったイギリスのお菓子も、今ではティーとともに美味しくいだたいています。

イギリスの伝統のお菓子、食べてみたいものがあったでしょうか?

「自分でまとめていろいろ作ってみたい!」という方には、下記の英国スィーツレシピ本が参考になえいます。おすすめ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ

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