夏の英国旅行、どんな服をもっていけばいいの?
そんな難しい要望が友人から出されました。
イギリスの天候は一年を通して雨がよく振り、一日の中でも大きく変わります。
「一日の中に四季がある」といわれるほど。
イギリスのサマーシーズンは、緑が濃く色とりどりの花が咲きみだれ、目を疑うほどの美しい光景が楽しめます。
しかし!雨や曇りの日はあたたかいジャケットは必須!!
イギリス観光のベストシーズンと言われる6月~9月のイギリスの旅を快適に楽しむための、旅のファッション・靴・バックのおすすめを紹介します。
6月のイギリスの気候
6月~9月は、イギリスで最も天候のよい時期とされ観光のピークシーズンが始まります。
私の実体験では、7月8月より6月のほうが晴れが多く暑いイギリスです。
また日が長くなり、日の出と日の入りも注意が必要です。
例えば、8月はじめのころは、日の出が朝の5時代、日の入りは21時前後になるため、夜がとても明るくなります。
世界、ロンドンのタイム・データについてはTimeandDate.com(London)のサイトを参照ください。
旅行予定の、日の出と日の入り時間の確認は UK Weather cam のサイトが便利です。
【ロンドンの6月・7月・8月・9月の気温】
平均気温 | 最低気温 | 最高気温 | |
6月 | 16度 | 12度 | 20度 |
7月 | 19度 | 14度 | 22度 |
8月 | 19度 | 14度 | 21度 |
9月 | 17度 | 12度 | 19度 |
イギリスでは、雨はとつぜん降ってきます!
例えば、「あー天気いいわー。今日は最高!」と思ったその1時間後に暗く曇りだし、雨が降ってくる。というあんばい。
また、雲がなく太陽がでている時間帯は、肌をさすほどの暑さです。
イギリス人は太陽感知器が体内にあるようで、太陽が少しでもでると上着を脱ぎ、男性の上半身裸の姿を街でみかけるようになります。
また、冷房設備が整っていないため、例えば電車やバス、ショップに入るとムンムンと熱い、ということもよくあります。
そんな日中かなり暑くなった日でも、日が沈むとグッと冷え込むので、一日の温度差に注意する必要があります。
めんどくさいですね!イギリスの天候って。
また、この記事を書いている本日、南西部のデボン現在22度でくもり空。22度あるもののそらが暗く風が強い。
午前中はカーディガンを羽織って外出。しかし午後3時ごろは太陽が顔を出し、キャミソール姿に。
夜は熱くて半袖で寝たものの、寒くなって起きました。
かと思えば、最高気温12度で雨や曇の日の6月は ジャケットをはおらなければブルブル震えるほど寒くなります。
ああ、本当にコロコロよく変わります。イギリスの天候って!
イギリス6月のオススメの服装
気温、天候を目安とした服装選びなら、
暑い日用の半袖から、肌寒い日と夜のための軽めの(絶対に風を通さないタイプの!)ジャケットまで揃える必要があります。
一年で一番いい天気が続く月とはいえ、コロコロ変わる天気は6月も同じです。
重ね着を楽しむつもりで服を準備しましょう。
また、ロンドンはファッションの街でもあることを忘れないでほしい!
基本のシンプルラインと、お出かけラインを抑えたら、自分らしさを表現する自由なファッションもしのばせて、ロンドン最先端ファッションの街イーストエンドに出かけましょう!
【6月~9月 のイギリス:観光用のシンプルファッションおすすめ】
●あったかインナー(ヒートテック下着など、天気予報が曇り・雨続きだったり特に北へ行く人におすすめ)
●ジーンズ、パンツ(寒さ対策にもなる)
●スカート(好みで)
●半袖カットソー、半袖シャツ
●長袖のうえからはおれるもの(カーディガンなど)
●うすめのジャケット(6月や冷夏の年に)
●風を通さないタイプのジャケット(撥水性のフード付きならなお◎)
上からはおれるカーディガンや、風を通さないタイプの薄手のあたたかいジャケットなど、変動する温度に対応する服が必要です。(※熱波がきている時期は不要です)
スカーフもおすすめ!
夏とはいえ、曇りの日や夜は気温がグッと下がる日もあります。
かさばらないヒートテックの下着を持っていくと重宝します。
軽量折りたたみ傘を持ち歩きたくないわたしのような人は、レインコートを別に用意するより、撥水性のフード付きジャケットがおすすめ。
イギリスの雨は多いですが、すぐに降り止む事が多く、日本のようにザーザーと激しい雨が続く日はそこまで多くありません。
【追加のファッションアイテム】
●女性:エレガントなお出かけ用にワンピース、ドレスに合わせたカーディガンなど上から羽織るもの。
●男性:襟付きシャツ、軽いジャケットで対応。もし正装の必要があるならネクタイにスーツで。
イギリス旅行中にエレガントなファッションが必要な場面といえば、、
高級レストランでの食事、ハイセンスなティールームでのティータイム、オペラハウスでの観劇などでしょうか。
なんにせよ、特に女性はシワにならないタイプのワンピースを一枚いれておくとよいでしょう。
イギリス6月~9月にオススメの靴
まず、あなたに言いたいこと!
それは、「ロンドンは歩く都市」だということです。
イギリスの他の都市、観光地もロンドン同様で石畳が多く、特に田舎の観光地であれば芝の上を歩くことも多々あるでしょう。
華奢な靴では足がすぐに痛みます。また、よく降る雨にそなえて靴が耐水性であることがベスト。
どんな靴であっても、特に歩き回るために準備する靴は、「履き慣らした靴」を選びましょう。新しく新調した靴は、靴擦れやマメの原因になります。
一番のオススメは、男女ともに履き慣らしたスニーカー!
その他、女性なら、ベルト付きのバレエシューズ、フラットシューズ。かかとの高さの低い靴。アンクルブーツもオシャレ度がアップします。
その他、オックスフォードシューズもイギリスっぽくなっておすすめ。
高級レストランなどエレガントな場所に行く予定があれば、少しヒールのある美しい靴を服に合せて持っていくとよいでしょう。
ピンヒールは石畳の間にヒールがささります!何度つまづいたことか!
ヒールがある程度しっかりしているタイプを!
男性なら、スニーカーかローファー。エレガントな場所に行く予定があればひも付きのストレートチップが無難かな。
いつ雨が降ってもいいように、なるべく防水の靴であること、または防水スプレーやロウ付けで靴を防水にすることをオススメします。
また、イギリスの靴を現地で購入するのもおすすめ。
丈夫で上質な靴がリーズナブルな値段で買えます。
子供用の靴も非常にしっかりしています。
紳士靴の聖地と呼ばれる「ノーザンプトン」で高級紳士靴を購入するのもおすすめです。
イギリス6月のオススメのバック
ロンドンは、やはり安全な都市であるとは言えません。スリも多いし、最近ではテロの事件も多発しています。まず、安全ではないと心得ること。
そして、便利ではあるもののスリに狙われやすいリュックをなるべく避ける、もしリュックなら背中部分に収納があり、貴重品はそこに入れられるタイプのものを選んだほうが無難です。
肩掛けバックはバックを自分のフロントに持ってきましょう。
また、バックは中が見えないチャック式のものをオススメします。
イギリスのスーパーなど小売店はレジ袋が有料になっています。
すてきな軽いエコバックを荷物に入れて買い物に対応しましょう。
現地のスーパーにも素敵なエコバックが手頃な価格で売っています!わたしのおすすめはWaitrose(ウェイトローズ)のエコバックです。
イギリス6月の祝日と観光イベント
イギリスの6月から9月にかけては、もっとも華やかな季節です。
6月からはロイヤル・アスコットやウィンブルドンなどスポーツ、夏のクラッシック音楽の祭典BBCプロムスなど、楽しいイベントが盛りだくさん!
4月・5月・6月、7月・8月・9月のイギリスの年間行事・祝日の情報はこちらの記事に詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


アルノのまとめ
以上、イギリスのサマーシーズンの服装・靴・バックのおすすめを紹介しました。
夏は、イギリス観光のベストシーズンです。
天気がよい日はスニーカーを脱ぎたくなるほどの暑さになるし、天気が悪い日はジャケットなしには過ごせない肌寒さ。
さらに「イギリスは一日の中に四季がある」と心得、「歩けるファッションと靴選び」「常に安全を意識」をポイントに、自分らしい服装をパッキングしてください。
イギリスのデザイナーブランドや、ファストファッションを思いっきり楽しむチャンスでもあります。
買い物に十分な時間がとれる旅なら、日本より手頃な価格で購入できて楽しい現地ショッピングで服や靴、バックを調達しましょう。
年間を通したイギリスの旅の服装アイデアは、こちらの記事を参考に
▶「イギリス旅行の服装はどんなものがいいの?旅を楽しむための服装アイデア」

あなたの【イギリス夏の旅】が充実しますように!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。