イギリスでラストサムライしてみませんか?|日本の武道

サムライの鎧 趣味・レッスン

 

 

イギリスからこんにちは。イギリス在住アルノ(@ecerydayuk)です。

今回は、イギリスで広まっている日本の武道についての紹介です。

子どもの習い事の一つとしても、「Karate(空手)」「Judo柔道」はポピュラーです。特に「Karate(空手)」の知名度、浸透度は高い。イギリスの田舎街でも空手教室は見つかります。子どもの学校でも空手を習っている子供がいるので、その子の母親ゾーイに、数あるお稽古事のなかでなぜ空手を選んだのか聞いてみました。

イギリスで子供に空手を習わせる6つの理由:ゾーイの場合

 

1.しつけ「Discipline」を学べる

2.自分の身を守るための護身術が身につく

3.子どもから空手を習いたいと言ってきた(友達が習っていたようです)

4.室内のため、天候に左右されずトレーニングができる

5.子どもに自信がつく

6.スポーツのひとつとして(体を健康に保つ)

 

イギリスの子どもたちとの会話で頻繁にでてくる日本語ワード「にんじゃ」「さむらい」「からて」。この3つがイギリスの子どもたちに浸透している日本の武道に関する三大用語だと推察。息子7歳が学校から戻り「今日は忍者ごっごしたよ~」などとたまに言っていますが、どんなことしてるんでしょうね??

空手 子供 海外

 

「空手」のほかにもイギリスでよく耳にする武道としては、「Aikido(合気道)」「Kendo(剣道)」「Judo(柔道)」、そして「Iaido(居合道)」「Jodo(杖道)」「Kyudo(弓道)」「Shorinji Kempo(少林寺拳法)」「 Naginata(薙刀)」などの教室もあります。

薙刀(なぎなた)は日本では女性が習得するイメージですが、イギリスでは剣道を習う男性が薙刀に興味を持つようで、教室でも男性の姿が多いです。また、私はずっと少林寺拳法は中国武道だと思っていましたが、戦後の日本で日本人の宗道臣という人が創始した武道なんですね。これは武道を愛する夫に教えてもらいました。

一度、イギリスで行われる合気道の強化合宿(一週間)に見学参加したことがあります。そこで段進級テストも行われます。イギリス以外にもフランス、オランダ、ドイツとさまざまなヨーロッパの国の合気道を学ぶ人たちが集まり、一週間合気道三昧の日々を送っていました。

みな稽古に真剣で、国をまたがる交流も盛ん。日本からも合気道の上段者がゲストで招かれていました。

日本と同様に、新武道として、スポーツの一環として、また日々の心身の鍛錬としてたしなむ人、また本当に武道にはまっていく人はそこから古流剣術を勉強しはじめ、剣道ではなく剣術、柔道ではなく柔術へと興味が移っていくようです。

日本人でもなかなか古武道に精通する人は見かけませんが、ここイギリスで、武道の各流派や歴史、技の習得をよく知っている人に会うと、その造詣の深さに驚きます。

例えば武道を愛する夫と最初に私が出会ったころ、私が鹿児島出身だというと、「あ、示現流(じげんりゅう)ね!構えはコウ!」と示現流の剣さばきを見せてくれ、そこから薩摩示現流の歴史や立木打ちといった独特の稽古法の話へと広がり話題がつきません。私は「示現流(じげんりゅう)」という言葉は知っていましたが、歴史背景や稽古法までは知らず、鹿児島出身というだけで武術の幅広い話ができる情熱とその知識の深さに驚きました。

<武道の理念>

「武道は、武士道の伝統に由来する我が国で体系化された武技の修錬による心技一如の運動文化で、柔道、剣道、弓道、相撲、空手道、合気道、少林寺拳法、なぎなた、銃剣道を修錬して心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、国家、社会の平和と繁栄に寄与する人間形成の道である。」

日本武道協議会

 

上記の理念は、日本武道協議会が提唱するものです。ちょっと難しく感じますが、武道とは「人間形成の道である」という言葉につきると思います。

あなたがもしイギリス、海外に住むことなったら、日本の文化を自らが知り海外に広めるためにも、これら武道をたしんなんでおくのも一考です。

または、ほかの国だからこそ現地の武道教室に通い、海外の人と一緒に武道をしてみませんか?

ロンドンではさまざまなタイプの武道教室があり、インターネットで簡単に道場を探すことができます。また、流派もさまざまなので「よくわらない」場合、通いやすい住所の道場をまず見学してみて、自分に合うか決めるとよいと思います。
イギリスで武道をしていると「せんせい」「どうじょう」「はい!」など日本語の単語が結構使われています。武道をしている人は日本人、日本文化にも興味のある人が多いのでいろんなタイプの人びとと深く交流できるはずです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。