これで納得!イギリス王室の絢爛たる16のファッションルールまとめ

ファッション


イギリスロイヤルファミリーのファッションは、世界中の注目の的です。

毎度わたしたちの目を楽しませてくれるロイヤルファッションですが、実は非常に具体的で厳格なスタイルのルールがあるようです。

ジョージ王子はなんで寒い日もショートパンツなんだろう?

エリザベス女王は派手カラーがお好き?

イギリス上流社会の女性たちの帽子は何なの?流行り??

これらはアルノの素朴な疑問でした。

今回は わたしの疑問を解決すべく、イギリス王室ファッションの16のルールについてまとめました!

 

1)女王は明るい色で目立つべし!

 

エリザベス女王は、在位からずっとカラフルな色の服装を着用してきました。

例えばウィリアム王子の結婚式ではイエロー、ハリー王子の結婚式でライムグリーンが鮮やかでした。

カラフルと言うより、、最近はまぶしい「ネオンカラー」も多い!

これは、「エリザベス女王を見た!」と群衆の中で感じてもらえるよう目立たせるためだといいます。

女王が 明るい目立つ色 を身に着けていればこそ、実際には後ろ姿をちらっと見ただけでも人々は「女王を見た!」と言えるのです。

女王曰く「もし私がベージュを身に着けたらみんな私が誰なのか分からない」!

 

アルノ
アルノ

確かに!
あの派手カラーは、人々のためだったんですね。恐れ入ります。

 

もしロイヤルファミリーのネイルカラーの定番を知りたい!という方がいれば別ブログ「英国・良品」にて紹介しています。

▶「英王室御用達の上品ネイル!ウェディンク・仕事に最適なエッシーのマニュキュア

2)派手なネイルはNG!

 

公務でのネイルカラーは、淡いピンク透明のネイルが遵守されています。

例えばエリザベス女王のネイルは、1988年からずっとEssi(エッシー)の「バレエ・スリッパ」という色。

おお!これは日本でも購入できますね。淡い色あいのホワイト・ピンクでよぼよい艶が指先を美しくみせてくれる色。

しかし、キャサリン妃やメーガン妃のおしゃれ番長たちがこれでいいんでしょうか?

いろいろ調べたところ、キャサリン妃は公務中にはポリッシュしただけの素爪の姿が多く、時々薄いピンク、透明マニュキュアをつけているとのこと。しかし、足の爪に赤をほどこし、おしゃれ心を発散しているようです。

アルノ
アルノ

メーガン妃もニュージランド訪問の際に裸足になってるんですが、足のネイルは真っ赤でした!

3) 王室女性の帽子はマスト!

王室のエチケットとして、すべての公式行事に王室の女性が帽子を着用する伝統があります。

これは「女性は公の場で髪を見せない」というイギリスの古い伝統に由来します。

実際、1950年代までの女性は帽子がマストアイテムだったようで、現代ではそれが「公式な場では帽子をかぶる」に変わっています。

じゃあ、帽子はいつ脱ぐのか?というと、「午後6時以降は帽子は脱がなてはならない」が厳守すべきルール!

そして、帽子のかわりにティアラをつけます!

 

アルノ
アルノ

そういえば、日中にティアラをつけたアッパークラスの人はみたことがないですね。(花嫁は別!)

 

4)ティアラは結婚指輪のようなもの

これはどういうことかというと、言い換えれば「ティアラを身につけられるのは、既婚女性に限る」ということ。

ティアラは、まず花嫁となるときに最初に身に着け、その後重要な行事のときのみ既婚の女性だけが身につけていいものだそう!

だから、王女時代には誰もティアラをつけないんですね!

その理由が「ティアラをつけている女性は既婚で夫探しをしていないサインだった」という昔ながらの伝統的サインが関係しているよう。

紳士にとっては、パーティなどの社交の場で既婚女性を知るための重要なアイテムだったんですね!

また、昔は花嫁のティアラは「実家から離れ夫の家に嫁入りする象徴」として、実家の所有するティアラを身に着けていたようです。

ティアラが家族代々伝わるってすごい。。

貴族出身ではないキャサリン妃は、ウィリアム王子との結婚式で女王のティアラコレクションから「カルティエ・ヘイローティアラ」を借りています。

また、メーガン妃も結婚式でつけたティアラは、やはり女王から貸し出された「バンドー・ティアラ」。シンプルでしたよね!

 

女王の孫にあたるユージェニー王女は、やはり女王のコレクションから、ブシュロンの「グレヴィル・エメラルド・ココシュニック・ティアラ」を身につけていました。センターの93.70ctもの大きなエメラルドが印象的でした!(写真)

 

結婚すると、ファミリーティアラと呼ばれる嫁ぎ先に代々うけつがれるティアラやジュエリーをお嫁さんがみにつけ「ファミリーになりました」という意味をもつようになるとのこと。

 

アルノ
アルノ

いや~。ティアラって面白い!

身につける際は角度が重要のようで、頭の前から45度の角度で後ろにむかってつけられるんだそう。落っこちない秘訣も知りたいです。

 

5)王室の男の子は、ロングパンツNG!

 

これは、どうして?謎でした。

プリンス・ジョージも、プリンス・ルイも、公式の場でショートパンツを着用する伝統があります。

チャールズ皇太子、ウィリアム王子、ハリー王子が幼い頃だってそうでした。

英国の礼儀の専門家ウィリアム・ハンソンは 「ショーツは暗に上流階級であることを示すクラスマーカーであり、伝統的に男の子の長ズボンは非常に中産階級的と見なされている」と言っています。

 

アルノ
アルノ

そうだったのか!!
イギリスロイヤルファミリーの男児は8歳から9歳になったらロングパンツを履くようになるそう。寒い~。

 

6) 手袋は何のためにつける?

ロイヤルファミリーにとっての手袋はおしゃれや防寒のためだけじゃありません。

エリザベス女王は公で常に手袋をしていますが、女王の手袋はロイヤルファミリーが多くの人と握手においての安全対策になっています。

ロイヤルグローブメーカーが作成する手袋は、またはで、綿とナイロンで作られていて、細菌の拡散を防ぎます

このルールを破ったのがダイアナ妃

彼女は公の場で人々の手に実際に触れ、心からささえたいという気持ちをあらわそうと 手袋をせずに民衆と接しています。

 

アルノ
アルノ

自分の安全より民の心を察するダイアナ妃らしいエピソード。
キャサリン妃やメーガン妃も手袋なしで接している姿をみかけます。

 

でもエリザベス女王の健康への影響や負担は彼女たちより大きいはず。女王が手袋をするのは当然かな。

 

7)旅行には黒いアンサンブルを用意する

 

ロイヤルファミリーメンバーは、国外旅行中常に葬儀用の黒いアンサンブルを携帯しなくてはなりません。

これは、不測の事態、例えば国を離れている最中に親族の急死があった場合などに、黒い服を着用してイギリスに戻ってこなくてはならないためです。

エリザベス女王は実際に経験した経験からこのルールを決めたといいます。

1952年、当時はエジンバラ公爵であったエリザベス女王夫妻は、父親のジョージ6世が亡くなった時ケニアから帰還しなければなりませんでした。

イギリスへ帰国したときに黒い服がなかったため、黒い服の到着まで飛行機の中で数時間待機しなくてはならなかったのです。

それ以後、ロイヤルファミリーが旅行の際には必ず黒いアンサンブルを携帯するようになったといいます。

アルノ
アルノ

常にカメラマンに追われるロイヤルファミリー。

いつどんな時でも王室にふさわしい服装でいなければならないということですね。

8)ハンドバックは単なる持ち物ではない!

エリザベス女王が常にハンドバックを持っていることは有名です。

女王にとってのハンドバックは、単に携帯品を持ち運ぶものではなく、女王が側近に「あるサイン」を送る道具としての重要な役割があるといいます。

なんだろう??

有名なサインのひとつ、女王が「そろそろ夕食を終わりたい」とき、”テーブルの上にハンドバッグを置きます”。すると側近は夕食を5分以内には終わらなければならないルール。

もうひとつ、女王が誰かと”会話をしている最中にハンドバックを持つ手を持ち替えたら”、それは「話は終了」の合図。

 

アルノ
アルノ

ハンドバックの中には、口紅、メガネ、ミントキャンデー、日曜礼拝用にきっちり折られた5ポンド札がはいっているようです!

 

9)クラッチバックの大事な役割!

 

ロイヤルファミリーならではのクラッチバックの賢い持ち方!

ダイアナ妃の場合、愛用のサテンのクラッチバックを「胸の谷間用バック(cleavage bags)」と呼び、車からの乗り降りでかがんだときに露出する胸の谷間をパパラッチされないように使いました。

当時の車から降りる様子のダイアナ元妃をみるとよ~くわかります。

また、キャサリン妃の場合、訪問中に「手を振るのをさけたい」、「握手をさけたい」ときに、クラッチバックを両手で持つ傾向があるといいます。

 

アルノ
アルノ

ロイヤルファミリーとの握手では、「王室メンバーから手を伸ばさない限り、自分から触れることは許されない」、という英国ルールがあるようです。

10)女王はウェッジソールヒールがお嫌い

ウェッジソール、、キャサリン妃が履いているのをみかけますよね。

これは、完全に禁止ではなく「エリザベス女王が好まない靴のスタイル」ということのようです。

だから、女王の前でウェッジソールの靴を履かないようにしている、というのが正解。

例えば、キャサリン妃は、イベントや外出でウェッジソールヒールを頻繁に着用していますが、女王の前で履いていたことはありません。

 

アルノ
アルノ

ウェッジソールは、見た目が重くカジュアル感がでるものの、ヒールと比べると格段に安定感があるため歩きやすいんですよね。

11)ストッキングはマスト!

ハリー王子との婚約写真撮影中に、メーガン・マークルがストッキングを着用していないことがイギリスで話題になっていました。

この「ストッキング着用」は厳格なロイヤルファッションルールではないものの、エリザベス女王が好むスタイル。

結婚後のメーガン妃は、公の場でストッキングを着用するようになっています。

 

アルノ
アルノ

なぜピンヒールで歩き回る彼女たちの靴が脱げたり、滑ったりしないのか?

キャサリン妃の愛用、ジョン・ルイスの足裏に滑り止めがついているストッキングがイギリスで人気になりました。商品名は「Barely There Non-Slip Tights」5ポンドなんです。

12)スカートの裾を重くする!

 

ロイヤルファミリーは屋外のイベントも多く、突風に悩まされることも多いのです。

特にキャサリン妃はフレアスカート(膝上丈も多い)を好んで着用。

スカートの裾が風であおられ、足もあらわになることも。

女王にそのようなことがおこらないよう、女王のスカートの裾には小さなカーテンウェイトが縫い込まれているそう。

アルノ
アルノ

マリリン・モンロー状態をこれでふせいでるんですね!

13)訪問国に敬意をあらわすファッション

他の国を訪問する際、相手国に敬意を表すため、相手国のカラーや象徴アイテム、デザイナーの服を着るなどして、ファッションに友好的意味合いをもたせています。

キャサリン妃の場合、カナダを訪問したときにはメイプルリーフのブローチや帽子、インドツアーのときには、ムンバイ出身デザイナー アニータ・ドングルによるエスニックなワンピース。

メーガン妃も初のロイヤルツアー先のニュージーランドで、ニュージーランド出身のデザイナー カレン・ウォーカーの服を身につけるなどで敬意を表していました。(写真)

 

アルノ
アルノ

エリザベス女王アイルランドで国を象徴するグリーンを着用していたのが印象に残ってます!

14)デニムはあまり、、、

 

デニムは禁じられていませんが、それはあまり好まれません。

王室のアウトドアイベントで好まれるのは 女性の場合、ジーンズよりズボン、カーディガン、ブレザー、男性の場合はポロシャツやボタンシャツ、カーキパンツなどです。

 

アルノ
アルノ

伝統はそうでしょうが、アウトドアイベントでキャサリン妃とメーガン妃のジーンズ姿をみかけます。

ブラックジーンズなど暗い色をチョイスしてカジュアル感を抑える傾向にアリ!

15)すべてのロイヤルウェディングのブーケにはマートルが使われる

 

マートル?マートルって何?

調べると「Myrtle=ギンバイカ」というハーブでした。

ヴィクトリア女王がアルバート公と結婚式した1840年以来、すべてのロイヤル・ウェディングブーケの中にマートルの小枝をいれるのが王室の伝統となりました。

マートルの花は、希望結婚の象徴なのです。

キャサリン妃の花嫁ブーケには、可憐なマートル、ヒヤシンス、すずらん、およびアイビー、ユリなどがつかわれましたが、一番話題にのぼったのが、ビクトリア女王の庭園から直接選び出されたマートルだったこと。

メーガン妃の場合、ざっくり束ねたスイートピーやスズラン、アスチルベ、ジャスミン、アストランティアなどの花に、やっぱりマートルがつかわれていました。

 

アルノ
アルノ

ちなみに、伝統に従いウェディングドレス女王の承認が必要なんですって!

16)王室と毛皮の気になる関係!

 

1137年、エドワード3世は、王族のメンバーを含む誰も毛皮を着用することができないと宣言しました。

しかし、この規則はあまり真剣に受け止められていないようで、たびたび破られています。

エリザベス女王も毛皮のマフラーや帽子を見に付けているし、キャサリン妃にいたっては、たぶん大好きなんだろうな、と思えるほど、ファー・ハットや毛皮のマフラー姿をよく見ます。

アルノ
アルノ

イギリスは動物愛護の精神が強い国。動物愛護の観点から議論がありそう!

まとめ

 

以上、イギリスロイヤルファミリーが守っている16の華麗なるファッションルールを紹介しました。

改めて調べてみると、「ああ!だからなのか~!」と納得する部分が多かったです!

厳格ルールではないものの、『女王が好まないファッションは避ける』というのも、立派な英国ロイヤルファッションルールになってますね。

華やかなロイヤルファッションですが、ルールが多く、常に民衆からチェックされ、カメラに追われ、360度の角度から群衆に見られ続ける公務はいったいどれだけ大変なんでしょう。

キャサリン妃もメーガン妃もファッションに自分の個性を持っているし、シャーロット王女もこれからが楽しみ。

今後もファッションで私達の目を楽しませてくれるのは間違いないようです。

で、ここで急に気になるのは『日本の皇室ファッション』。

日本の皇室ファミリーのファッションは、皇太子、雅子さまご一家、秋篠宮さま、紀子様ご一家で象徴されますが、妃殿下方の「公務」におけるファッションはあまり話題になりません。

晩さん会など正式な場でのドレスコードは、「昼間はローブ・モンタント、夜はローブ・デコルテ」、「皇后陛下が着物の場合は全員着物」など。

日本の皇室ファッションは、厳かで静的で上質なイメージがありますが、わたしとしては皇室ファッションをもっと楽しめる将来がくることを期待しています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ

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