・スヌーカーって何?
スヌーカー(Snooker)って聞いたことありますか?
わたしは、、、イギリス在住歴10年で、はじめて知りました!
見た感じは日本でも知名度のあるビリヤードだけど…なにかが違う。
この記事では、イギリス発のスポーツゲーム「スヌーカー(Snooker)」の特徴や遊び方、ビリヤードとの5つの違いを紹介します。
「スヌーカーってなに?」とはじめて聞くひとも、ぜひ知見を深めてください!
記事を書いているのは、在英歴10年のアルノです。日本人のカン違いだった?!ビリヤード知識までわかります
スヌーカーとは?
スヌーカーは、パッと見『ビリヤード』そのものです。
しかし、イギリス人からすると「全く違う!」ということなので、サクッとどういうスポーツなのか見てみましょう。
スヌーカーの特徴
- ビリヤードのようにボールを台のポケットにいれる競技
- コールしたボールをねらってポケットにいれていく
- イギリスでは誰でも知ってる
- 世界中にファンがいる
- 世界選手権がある
とりあえず、スター選手のロニー・オサリバン(Ronnie O’Sullivan)の名前はおさえておきましょう。
スヌーカーとビリヤード5つの違い
では、スヌーカーとビリヤードとの違いをみてみましょう。
①ボールの数がちがう
スヌーカーは、白色のストライカーボールを含む22個(15個の赤と、各1個ずつの黄、緑、茶、青、ピンク、黒)。
ボールの色によって点数が決められています。(赤1点、黄2点、緑3点、茶4点、青5点、ピンク6点、黒7点)
伝統的なビリヤードは、白、黄、赤の3つのボールのみが使用され、白と黄色の両方のボールがストライカーになる。
プールでは、9〜15個のボールとキューボールが使用され、ボールの数はプレイタイプによって変わる(8ボール、9ボールが一般的)
②ボールの大きさがちがう
スヌーカーのボールは直径約5センチ、ビリヤードは直径約6センチ
スヌーカーのほうが小さいボールをつかいます
③プールテーブルの大きさが違う
ビリヤードは約2m(テーブルの大きさはいろいろ)
スヌーカーは約3m60センチの巨大なテーブルが特徴。
④プレイルールが違う
ルールも違います。
ルールの説明はとても複雑!『BAGUS』というサイトがわかりやすい
⑤スヌーカーには世界選手権があるが、ビリヤードにはない
スヌーカーは、年に一回世界スヌーカー選手権(World Snooker Championship)というチャンピオンシップがあります。
世界最高峰を決めるこの大会は、世界中のファンが注目。
わたしは2020年の8月のチャンピオンシップをYoutubeのライブ中継で見ました。
まだルールはよくわからなかったけど、世界中の熱狂的ファンのコメントを見ながらの観戦は非常におもしろかったです。
世界のファンと見ることで、どの場面が重要なのかも理解できました。ライブ最高!
ん?日本人がイメージするビリヤードは、英国ではビリヤードじゃない!?
ここで、スヌーカーについて教えてもらっていたイギリス人の友人と話がかみあっていなことにお互い気づきました。
英国友人:「ん??あなたの言ってるビリヤードって、、、、もしかしてプール(Pool)のことじゃない?」
私:「あ!そうそう!?日本ではビリヤードするところをプールってよぶよ!」
英国友人:「なんか違う。。プールはビリヤードとは違うゲームだよ??」
あれ??
そんなこんなで、イギリスには3つのにた競技があることを知りました!
そもそも、ビリヤードはキューゲーム(キューを使いボールで遊ぶゲーム)の総称で、その中の種類のひとつに、スヌーカーやプールがあるようです。
スヌーカー・ビリヤード・プールとは?
スヌーカー・ビリヤード・プールの違い
- ビリヤード(billiard)
伝統的なキューゲーム。テーブルにはポケットがなく3つのボールでプレイする - スヌーカー(Snooker)
6つのポケットを持つテーブルでプレイ。ビリヤードテーブルの2倍はある巨大なテーブル、世界選手権がある - プール(Pool)
日本人がイメージするところのビリヤード。9〜15個のボールと6つのポケットを持つテーブルでプレーする。 テーブルが最も小さい。8ボールや9ボールなど初心者でもわかりやすいルールが特徴
イギリスやヨーロッパ諸国では、自宅にビリヤード台ある家庭が意外におおいんです。マナーハウスなど貴族の邸宅にもよく置いてあります。うちも子供用にしては立派なテーブルセットをもってました
まとめ
以上、「『スヌーカー』ってどんな競技?」について紹介しました。
日本人がいうところの、ビリヤード→プールはカジュアルなイメージですよね。
イギリス人にとってスヌーカーはもっとこう、、『格式高い感じ』だそうです。
今度スヌーカークラブに遊びに行ったら、また報告します!
あなたも紳士のスポーツ、「スヌーカー」やってみませんか?
日本ではこれからすこしずつ広まっていくのではないか、と言われています。
あのスヌーカーのバカでっかいテーブルが問題ですね。
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英国南西部デボンのエクセターよりお届けしました。
この記事があなたのお役にたてばうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ