・海外でも通じる「花」をイメージする女の子の名前ないかな?
欧米の女の子の名前には、よく花や植物、木に関連する名前がつかわれています。
花のもつ香りや生命力、歴史や神話の物語の神秘性など、フラワーネームは奥が深いのです。
この記事では、おもに「英語圏で人気の【花・植物・木】に関連する女の子の名前」を45選紹介します。
名前だけ紹介してもイメージがわきづらいので、できる限り花の画像と花言葉、誕生花(英語圏)を紹介しました。
英語の勉強にもなるので、花に興味のあるかたは ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
記事を書いているのは、在英歴10年のアルノです。息子はフランス人と日本人(わたし)とのハーフです。最高の名前をつけるためにいろいろ研究しました
▼花や木が由来の【海外の男の子の名前38選】はこちらの記事で紹介しています。可憐で美しい花の名前が多い女の子の名前に対し、男の子の名前は 大自然の息吹を感じる木の名前が多いですよ。
【外国人の女の子の名前】花・植物が由来のかわいらしい名前 44選
それでは早速、花・植物が由来の英語圏の名前を紹介します。
名付けで特に人気の高い名前はアンダーラインをひいています。
※アメリカで2000年以降の女児の名前で200位以内│参考サイト
- Amaryllis(アマリリス)
- Alyssa(アリッサ)
- Aster(アスター│蝦夷菊)
- Azalea(アゼリア│西洋ツツジ)
- Acacia(アカシア)
- Bluebell(ブルーベル)
- Blossom(ブロッサム│開花)
- Calla(カラー)
- Camellia(カメリア│椿)
- Cassia(カシア)
- Clover(クローバー│白詰草)
- Dahlia(ダリア│天竺牡丹)
- Daisy(デイジー│雛菊)
- Flora(フローラ)
- Hazele(ヘーゼル)
- Heather(ヘザー)
- Holly(ホリー│柊)
- Indigo(インディゴ│藍)
- Iris(アイリス│アヤメ、菖蒲、カキツバタ)
- Ivy(アイビー)
- Jasmine(ジャスミン│茉莉花)
- Juniper(ジュニパー│西洋ネズ)
- Laurel(ローレル│月桂樹)
- Lavender(ラベンダー)
- Lilac(ライラック│紫丁香花/リラ)
- Lily(リリー│百合)
- Marguerite(マーガレット/マルグリット│木春菊)
- Marigold(マリーゴールド)
- Magnolia(マグノリア│木蓮)
- Olivia(オリビア│オリーブ)
- Orchid(オーキッド│蘭)
- Petunia(ペチュニア)
- Poppy(ポピー│雛芥子)
- Posey(ポージ-│花束)
- Primrose(プリムローズ│桜草)
- Rosemary(ローズマリー│迷迭香)
- Rose(ローズ│薔薇)
- Sage(セージ│薬用サルビア)
- Tulip(チューリップ│鬱金香)
- Violet(バイオレット│菫)
- Viora(ヴァイオラ│三色菫)
- Willow(ウィロー│柳)
- Wistaria(ウィスタリア│藤)
- Zahara(ザハラ)
- Zinnia(ジニア│百日草)
この記事で紹介した45の名前の中で、もっとも人気のあるベスト3をあげるならこちらです。
- Olivia(オリビア)
- Lily(リリー)
- Willo(ウィロー
一気に44の花・植物の名前をみてもイメージできませんね!次の項目で画像つきで紹介します。
人名につかわれる花45選のイメージをふくらしてみよう!
Amaryllis(アマリリス)
アマリリスはヒガンバナ科の花で、大輪の花の豪華さが愛されています。
名前の由来はギリシャ神話までさかのぼり、「光り輝く、きらめく」という意味をもっています。
■名:アマリリス
■花言葉:Beauty(美)、Pride(誇り)など
Alyssa(アリッサ)
アリッサ(アリッサム)は 小さな花をたくさん咲かせる 多年草です。
香りもよく、とっても愛らしい花です。
■和名:アリッサム
■花のもつ意味:rational(理性的)、The noble one(高貴な人)
Aster(アスター│蝦夷菊)
アスターはキク科シオン属の草花で、デイジーに似た紫やピンクの色の花を咲かせます。
ギリシャ語で「星」を意味するため、赤ちゃんに「星」に関連する名前をつけたい人にぴったり。
9月の誕生花なので、9月生まれの赤ちゃんの命名の参考に。
■和名:蝦夷菊(エゾギク)
■花のもつ意味:ギリシア語で「星」を意味する
Azalea(アゼリア│西洋ツツジ)
アザレアは日本でいう「ツツジ」ですが、アジアだけでなくヨーロッパでもよく見かけます。
日本のツツジと比べると鮮やかで華やかなピンクの花が特徴です。
また、欧米の人から見るとちょっとエキゾチックなイメージがあるようです。
■和名:アゼリア(西洋ツツジ)
■花のもつ意味:Passion(情熱)、Taking Care of a Person(人の世話をする)
Acacia(アカシア)
アカシアは、まめ科の常緑の木で、白い房状の花を咲かせます。
オーストラリアの国花となっている「ワトル」は、ヨーロッパでは「アカシア」、「ミモザ」と呼ばれていて、黄色いポンポンのような花をつけます。
これもアカシア属で、日本では「フサアカシア」と言われています。
■和名:アカシア
■植物のもつ意味:love and beauty(愛と美)、Friendship(友情)
Bluebell(ブルーベル)
ブルーベルは、イギリスで春に咲く青い清楚イメージの花です。
4月~5月にこの花が群生する森はまるで青い花のカーペットのよう!
イギリス人は「ブルーベルの森」と呼び、なんだか妖精がそこにひそんでいそうな、そんな神秘的な雰囲気をまとっています。
■和名:イングリッシュ・ブルーベル
■花言葉:constancy(不変)、 gratitude(感謝)、everlasting love(永遠の愛)
Blossom(ブロッサム│開花)
ブロッサムは英語で「花」、「開花」を意味します。
花が満開のイメージをもつ女の子の名前はなんとも美しい!
古くから女の子の名前として愛されています。
Calla(カラー)
カラーは清楚ないでだちが美しい花ですよね!
サトイモ科の多年草ですが、欧米ではユリににているため「Calla lily(カラーリリー)」とも呼ばれています。
「美しい」という意味のギリシャ語が由来で、女神ヘラに関連しています。
■和名:和蘭海芋(オランダカイウ)
■花言葉:beautiful(美)、life(生命)、rebirth(再生)
Camellia(カメリア│椿)
日本でもおなじみのカメリア(椿)は、数千といわれる多くの品種があり、色とりどりの花を咲かせます。
日本でとくに愛されている花ですが、イギリスでも白やピンクの椿をよく見かけます。
ヨーロッパへは18世紀後半にイエズス会の植物学者ゲオルク・ヨーゼフ・カメルによって紹介され、彼の名前ににちなんで名付けられました。
■和名:椿(つばき)
■花言葉: love(愛)、affection(愛情)、admirationPassion(称賛)
Cassia(カシア)
カシアはクスノキ科の常緑高木で、満開をむかえると、枝いっぱいに黄金色の花が楽しめます。
また、ギリシャ語で「シナモン」の意味があるとおり、シナモンに似た甘くスパイシーな強い香りも特徴で、香辛料にも使われます。
■和名:花旃那(ハナセンナ)
■花のもつ意味: cinnamon(シナモン)
Clover(クローバー│白詰草)
クローバーは、ヨーロッパでもよく見られます。
日本でもおなじみのクローバーで花かんむりを作ったり、四葉のクローバーが「幸運」をあらわすのは欧米でも同じです。
幸運をイメージさせる名前をつけたいのはどの親も同じですね。
■和名:白詰草(シロツメクサ)
■花言葉: Key(鍵)、good luck(幸運)
Dahlia(ダリア│天竺牡丹)
ダリアは キク科の多年草で、大輪の豪華な花が印象的ですよね!
ヨーロッパでは結婚式につかわれる花としても有名です。
色や形、サイズもさまざま。何重にも花びらが重なる大輪の花だけでなく、可憐な一重咲きまで品種が多く、古くから愛される花です。
■和名:天竺牡丹(テンジクボタン)
■花言葉: elegance(優雅)、dignity(尊厳)
Daisy(デイジー│雛菊)
デイジーは、キク科ヒナギク属の一年草です。
日本でもなじみ深いこの可愛らしい花は、ケルト文化で無垢や純粋をあらわし、新鮮で元気なイメージをもつ花です。
古英語で「Day’s Eye」という名前がついていますが、これはデイジーが夜や曇に花びらを下向きに閉ざし、日中に再び開くことに由来しています。
4月の誕生花なので4月うまれの赤ちゃんの命名にいいですね。
知り合いにもデイジーちゃんがいます。元気な女の子!
■和名:雛菊(ヒナギク)
■花のもつ意味: day’s eye(日の目)、innocence(純潔)、beauty(美)
Flora(フローラ)
フローラは、古代ローマ神話の「花と春と豊穣の女神フローラ」の名前に由来しています。
ギリシャ神話に登場するニンフのフロリスと同一とされ、その神話はボッティチェリの「春(the Primavera)」や、ティツアーノなど、有名な絵画の「美と春」を象徴する題材となっています。
クラッシックで美しい名前をつけたいときにオススメだそう。
Hazele(ヘーゼル)
ヘーゼルは、ヘーゼルナッツが採れるカバノキ科ハシバミ属の植物です。
茶緑色をあらわす「ヘーゼル色」を知っていますか?
「ヘーゼルアイ」の女の子にも命名されることがあるそうです。
ヘーゼルアイとは、黄色や茶色など2色~3色が混じり合った不思議な目の色で、人によって見え方が違うことがあります。
特にアメリカの女の子の名付けで人気があります。また、少数派といわれますが、男の子に名付けにもつかわれるユニセックスな名前です。
■和名:はしばみ
■植物のもつ意味: knowledge(知識)、wisdom(智恵)、creativity(創造性)
Heather(ヘザー)
ヘザーは、草原や荒野(Moor)に群生するツツジ科の植物です。
イギリスやスコットランドではよく目にする赤紫色や白い花で、岩場など不毛の土地にも美しい花を咲かせます。
たくましさや、幸運をイメージする名前です。
■和名:御柳擬(ぎょりうもどき)
■花のもつ意味:cleanse(浄化)、Good luck(幸運)、admiration(賞賛)
Holly(ホリー│柊)
ホリーは、モクセイ科モクセイ属の常緑木の一種で、とげとげの鋸歯をもつ葉が特徴です。
邪気を払う縁起木といわれ、クリスマスシーズンの鮮やかな赤い実をイメージする人が多いでしょう。
小さな白い花は香りがよく、12月の誕生花になっていて、冬の時期や12月生まれの女の子に名付けられるのが定説です。
■和名:柊(ヒイラギ)
■花言葉: defense(防衛、防御)、domestic happiness(家庭の幸せ)
Indigo(インディゴ│藍)
インディゴは、タデ科イヌタデ属の植物です。
インディゴの葉は天然の「藍色の色素原料」になり、エンドウの花に似た青い美しい花を咲かせます。
深く濃い藍色は人々を魅了し、もともとはギリシャ語の「インドから」を意味する「indikon(インディコン)」に由来しています。
男の子に名付けにもつかわれる男女兼用な名前です。
■和名:藍(アイ)
Iris(アイリス│アヤメ、菖蒲、カキツバタ)
アイリスは、アヤメ科の植物の総称で豊富な品種が特徴です。
ヨーロッパではアイリスは豪華で非常に美しい花として印象付けられています。多くの芸術家が作品に登場させていますがゴッホが描いた「アイリス」は必見!
アイリスという名前は ギリシャ神話の虹の女神イーリスに由来しています。彼女はゼウスとヘラに使え、虹をつかって天と地をむすんだメッセンジャーでした。
■和名:菖蒲(アヤメ・しょうぶ)、杜若(カキツバタ)
■花言葉:beautiful(美)、hope(希望)、wisdom(智慧)
Ivy(アイビー)
アイビーは、カエデのような形の葉っぱが特徴のツル植物です。
忠実さを象徴し、古代ギリシャでは新婚夫婦にツタの花輪を贈りました。
イギリスではあっちこっちで自生しているのを見かけます。
生命力が強く枯れにくい常緑の植物!たくましい生命力と新鮮さを感じる名前です。
■和名:西洋木蔦(セイヨウキヅタ)
■植物のもつ意味: fidelity(忠実)、eternal life(永遠の命)…
Jasmine(ジャスミン│茉莉花)
ジャスミンは、モクセイ科ソケイ属の植物の総称です。
初夏から晩夏にかけて 小さな白色(または淡い黄色の花)を咲かせますが、その花の繊細で強い香りが人気。
ペルシャ語で「ジャスミンの花」を意味する「Yasmin「ヤスミン)」に由来しています。
ディズニー映画の「アラジン」のプリンセスがジャスミンですね!ディズニーファンが自分の子供に命名したりもするそうです。
■和名:茉莉花(まつりか)
■花のもつ意味: gift from God(神からの贈り物)
Juniper(ジュニパー│西洋ネズ)
ジュニパーは、ヒノキ科ビャクシン属の針葉樹です。
ラテン語で「若い」を意味する”juniores”に由来しています。
ジュニパーベリーはジンの風味づけになくてはならないスパイスで、新鮮で若々しいイメージがあります。
■和名:西洋杜松(セイヨウネズ)
■植物のもつ意味: young(若さ)
Laurel(ローレル│月桂樹)
ローレル(月桂樹)は クスノキ科の常緑の高木です。
古くは、オリンピックなどの運動競技において勝利と名誉の象徴でした。ギリシャ神話の太陽の神アポロが身に着けている月桂樹の花輪が印象的ですね。
雌雄異株といわれる雄と雌の木があり、雌は白い花が、雄は黄色い花が咲きます。クラッシックなイメージの名前です。
■和名:月桂樹(ゲッケイジュ)
■植物のもつ意味: victory(勝利)、honor(名誉)、peace(平和)…
Lavender(ラベンダー)
ラベンダーは、シソ科ラヴェンドラ属のハーブです。
伝統的にハーブとして古代エジプト、ギリシャ、ローマ、アラビア、ヨーロッパなどで薬や調理に利用され、精油も人気ですよね。
落ち着きのある強い芳香は、鎮静作用やリラックス効果があります。
■和名:ラベンダー
■花言葉: serenity(静けさ)、calm(落ち着き)、grace(優雅)、devotion(献身)
Lilac(ライラック│紫丁香花/リラ)
ライラックとは、モクセイ科・ハシドイ属の落葉樹です。
白から薄紫色、ピンクの淡い色合い、優雅で豪華で優しい印象の花はヨーロッパでも大変人気があります。
名前は「青みがかった」というペルシャ語に由来し、日本ではフランス語から「リラ(Lilas)」とも呼ばれています。
■和名:紫丁香花(むらさきはしどい)
■花言葉: first love(初恋)、purity(無垢)、spirituality(スピリチュアリィ)
Lily(リリー│百合)
リリーは、ユリ科ユリ属の多年草の総称です。
ギリシャ神話のゼウスとヘラ、英雄ヘラクレスの物語にも関連しています。
ゼウスは浮気をして人間アルクメーネとの間に半神半人の息子ヘラクレスが生まれます。
ヘラクレスを不死身にするためにヘラのミルクを与えようとしますが、ヘラは同意しません。
ヘラが眠っている間にこっそりミルクを飲ませるのですが、目を覚ましたヘラは赤ちゃんを押しのけます!ヘラクレスの口から 天にこぼれたミルクは天の川(ミルキーウェイ)になり、地面にこぼれたミルクの滴はユリになりました。
リリーの名前に関連する他の名前は、あと2つあります。
■Lillian(リリアン)→フランス人の名前に多いイメージ
■Lilliana(リリアナ)→イタリア、スペインなどラテン国に多いイメージ
フラワーネームで一番人気のガールズネームと言われています。
■和名:百合(ユリ)
■花言葉: innocence(純真)、purity(無垢)、passion(情熱)、rebirth(再生)
Marguerite(マーガレット/マルグリット│木春菊)
マーガレットはキク科の多年草で、デイジーの花の一種でもあります。
とってもよく似ているマーガレットとデイジーですが、一般的にデイジーの方が小さく、マーガレットは1メートルくらいまで伸びるのが特徴です。
マーガレット、マルグリットはフランス語の「デイジー」に由来します。
■和名:木春菊(モクシュンギク)
■花のもつ意味: faith(信頼)
Marigold(マリーゴールド)
マリーゴールドは、キク科コウオウソウ属の草花です。
鮮やかな黄色やオレンジ色の花を長期間次々と咲かせるのが特徴で「太陽のハーブ」とよばれ、情熱と創造性も表す花です。
「マリーゴールド」と名付けられた赤ちゃんは、大胆な才能のある成長が期待できると言われています。
誕生花である10月生まれの女の子の名付けにいいですね。
■花のもつ意味: golden flower(黄金の花)、passion(情熱)、 joy(喜び)
Magnolia(マグノリア│木蓮)
マグノリアは、モクレン科の総称で、白ややわらかいピンク色の香りのよい花が特徴です。
マグノリア(Magnolia)の名前は、18世紀のフランスの植物学者マニョール(P.Magnol)の名前に由来しています。
■和名:木蓮、木蘭(モクレン)
■花言葉: dignity(尊厳)、peace(平和)
Olivia(オリビア)│オリーブ
オリビアは、オリーブの木に由来する 古くから現代にいたるまで大変人気のある女の子の名前です。女の子の人気の名前ではずっと1位を独占中!
この名前には「平和と尊厳」の意味が含まれるため、オリビアという名前の響きには友好的で平和な人物というイメージがあるようです。
男の子ならオリバー(Oliver)となり、男女ともに大変人気がある名前です
■意味:オリーブツリー(阿利襪/橄欖)、平和、尊厳
Orchid(オーキッド│蘭)
オーキッドは、ラン科の単子葉植物のひとつで、コチョウラン、カトレア、シンビジウムなど多くの種類があり、植物界最大の品種(700属以上2万種~)を誇ります。
花は独特の形でエキゾチックだと言われ、凛とした美しさが人々を魅了します。
ちなみに、蘭の次に種類が多いのがキク科の植物です。
■和名:蘭(ラン)
■花言葉: love(愛)、luxury(贅沢)、beauty(美)、virility(活力)
Petunia(ペチュニア)
ペチュニアは 南米原産のナス科ペチュニア属の草本の総称です。
観賞用として植える人も多く、鐘形の花は濃い紫色から白、赤、黄色までさまざまな色をたのしめます。
フラワーネームとして一般的とは言えませんが、ユニークな名前を探している人の選択肢になります。
■和名:衝羽根朝顔(ツクバネアサガオ)
■花言葉: charm(魅力)、enchantment(魔法にかけられる)…
Poppy(ポピー│雛芥子)
ポピーは、ヨーロッパ原産のケシ科の一年草です。
赤いポピーが最も印象的ですが、黄色やオレンジ、白やピンクなどいろんな色があり、春に咲く花です。
古代ギリシャでは、鎮静効果を持つケシの樹液から、ポピーの花は「眠り」の象徴とされてきたそう。すやすや健康的によく眠る赤ちゃんになれそうですね。
8月の誕生花なので、8月生まれの女の子の命名の選択肢にいかがでしょう?
■和名:雛芥子(ヒナゲシ)
■花言葉: beauty(美)、success(成功)、lively(生き生きとした)…
Posey(ポージ-│花束)
ポージ-は、英語で「(小さめの)花束」を意味し、特にイギリスでみられるガールズネームです。
ビクトリア時代にはこの花束はメッセージの役割を持ち、たとえば男性が女性に赤い薔薇やピンクのカーネーションの花束には「愛」が込められているなどといった具合です。返信も花束で行っていたそう。
片手で持てる こぶりの愛らしい花束は 今では花嫁の定番!
ちなみに花束をあわらす”bouquet”(ブーケ)はフランス語が由来です。
Primrose(プリムローズ│桜草)
プリムローズは、日本ではサクラソウと呼ばれる多年草です。
赤、黄、青、青紫、白、クリームなどカラフルな花を咲かせますが、花の中心はきまって黄色なのが特徴。イギリスでも草原や高原でみかけることができます。
繊細でエレガントな響きをもつ名前で、じわじわ人気がでているということです。
■和名:桜草(サクラソウ)、プリムラ
■花のもつ意味: first rose(最初のバラ)、youth(若さ)、Femininity(女性らしさ)…
Rosemary(ローズマリー│迷迭香)
ローズマリーは 地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木です。
ハーブでお馴染みですね、可憐な青い花をさかせます。
聖母マリアがエジプトから脱した際、白い花が咲くローズマリーの茂みの上にマントをかけたことろ、白い花はすべて青くなった、という逸話があります。
この逸話から聖母マリアの象徴であるローズと関連し、” Rose of Mary”(マリーの薔薇)と呼ばるようになりました。
イギリスで私の英語の先生にローズマリーさんがいます。
■和名:迷迭香(マンネンロウ)
■植物のもつ意味: dew of the sea(海のしずく)、fidelity(忠実)…
Rose(ローズ│薔薇)
ローズは、女の子のフラワーネームで人気のある名前です!
クラシックですが時代を超越して現代でも人気のあるローズは、他にこんな名前とも関連しています。
■Rosalie(ロザリー):フランス語でバラを意味する(ドイツ、オランダも)
■Rosa(ローザ):ポルトガル、スペイン、イタリア語でバラを意味する伝統的な名前の1つ。英国上流社会でも人気があるそう
■Rosie(ロイズ):ゲール語でバラを意味する
花言葉は色によってはっきりわかれています。
また6月の誕生花なので、6月生まれの赤ちゃんの命名によさそう!映画『タイタニック』のヒロインの名前ですね
■和名:花旃那(ハナセンナ)、アンデスの乙女
■花言葉: friendship(友情)、joy(喜び)、love(愛)…
Sage(セージ│やクヨウサルビア)
セージは 地中海原産のシソ科の多年草です。
初夏に淡い紫や青、白色の香りのいい花を咲かせ、古くから薬用ハーブとしてつかわれてきました。
現代では調理のスパイスとして使いますね!
ユニセックスな名前でもあります。
■和名:花旃那(ヤクヨウサルビア)
■花言葉:wise(賢い)、wisdom(知恵)…
Tulip(チューリップ│鬱金香)
チューリップは、もともと中央アジア原産でペルシャ語で「ターバン」を意味します。
16世紀後半、チューリップはトルコからオランダに持ち込まれ、今ではチューリップというとオランダをイメージする人が多いでしょう。
さまざまな品種があり、花も形もさまざま。なんといっても可愛らしくて目立つ花です。
■和名:鬱金香(うこんこう)
■花言葉: perfect love(完璧な愛)、rebirth(再生)…
Violet(バイオレット│菫)
バイオレットは、スミレ科スミレ属植物の総称で、日本では菫(スミレ)と呼ばれています。
赤や黄色、白などいろんな色がありますが、代表的な花は少し青みがかった紫色です。
2月の誕生花であり、アメリカで特に人気のある女の子の名前です。
■和名:菫(スミレ)
■花の意味: purple(紫)、modesty(謙虚)、faithfulness(忠実)
Viora(ヴァイオラ│三色菫)
ヴァイオラ、、ビオラ(Viola)とはスミレ科スミレ属のラテン語名です。
一般的にはパンジーより小さい花の種をビオラと呼ぶそう。白、黄色、紫、ピンク、青などほんとうにカラフル!
シェークスピアの戯曲「十二夜」の主人公の名前がヴァイオラですね。
■和名:三色菫(サンショクスミレ)
■花言葉: innocence(無垢)、modecency(謙虚)、true(真実)…
Willow(ウィロー│柳)
ウィローは、日本で言うヤナギの木です。
イギリスでもよく見かけるヤナギですが、優雅で風情があり、枝は強くしなやかな柔軟性があります。
スタイリッシュで落ち着いた名前のイメージがあるようです。
息子のイギリスの小学校のクラスメイトの女の子にウィローちゃんがいました。とっても元気で芯の通った子でした。
■和名:柳(ヤナギ)
■植物のもつ意味: peaceful(平和)、gracefully slender and lithe(優雅で細くてしなやか)…
Wistaria(ウィスタリア│藤)
ウィスタリアは日本でいう「藤の花」で、エンドウ豆科のつる植物です。
ツルからたわわに下がって咲く白や薄紫の花は、繊細で柔らかく、なんだかマジカルなイメージもあるそうです。
■和名:藤(フジ)
■花言葉: immortality(不死)、beauty(美)、fertility(繁殖)…
Zahara(ザハラ)
ザハラは、百日草(ジニア)の一種で、白、黄色、オレンジ、ピンクなど色とりどりの花を咲かせます。
花は強い太陽の下でも退色しないことが特徴で、この名前は強く独立した女性のイメージがあります。
アンジェリーナ・ジョリーの長女ザハラさん(エチオピア生まれ)が有名ですね。
■花言葉: shining(輝く)、bright(明るい)
Zinnia(ジニア│百日草)
ジニアは 日本で百日草と呼ばれるキク科の一年草です。
和名の「百日草」とは百日(実際は5月~初冬まで!)という長い期間咲き続ける長命の花です。ドイツの植物学者、ヨハン・ゴットフリート・ジンにちなんで名付けられました。
成長が早く、暑さや病気に強いたくましい花というイメージ。黄色、オレンジ、ピンク、赤、紫、白、黄色とカラフル!2色や3色の品種もあります。
病気をせず、健康で強い女性に育ってほしいときに名付けたいですね。
■和名:百日草(ヒャクニチソウ)
■花言葉: remembrance(記憶)、affection(愛情)、 friendship(友情)
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