イギリスで本当に読まれている絵本13選(1歳~2歳)

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イギリス 絵本 読み聞かせ ストーリータイム

イギリスからこんにちは。イギリス在住アルノ(@ecerydayuk)です。

最近友人に赤ちゃんが生まれたので、プレゼントにイギリス英語絵本を選びました。
前回の記事で、0歳から1歳のおすすめのイギリスで本当に読まれている絵本を紹介しています。

>>>「イギリスで本当に読まれている絵本8選(0歳から1歳)」

今回は、前回の記事を見てくれた他の友人のリクエストもあり、イギリスで親しまれている1歳から2歳までのお子様へのおすすめの絵本を紹介します。

赤ちゃんは、1歳を過ぎた頃から好奇心が強くなり、2歳に近づくと物語の世界に共感し始める情動知能が育つ大切な時期です。読み聞かせはこのころの赤ちゃんにとってとても大事。

実際に1歳から2歳のイギリスで親しまれている絵本をまとめてみると、なんとも素朴でイギリスらしい絵本たち!

「7.Ten Little Fingers and Ten Little Toes」と「13.Good Night Moon」以外は、イギリスやアイルランドの作家の作品を集めました。

この厳選してまとめた13冊の本を手にとると、イギリスの子どもたちが1歳から2歳くらいまでにどんな本で育っているのかがわかります。

また、今回紹介する絵本は、将来は英語を学ばせたいと思っている自分のこどもへの読み聞かせに、また英語絵本のプレゼントとしても最適です!

1歳~2歳の赤ちゃんの発達段階に合わせた
絵本の読み聞かせ

1歳から2歳の時期は、乳児だった赤ちゃんが幼児(1歳3か月から2歳未満まで)へと変わるときです。

また、赤ちゃんが歩きはじめ、行動範囲がぐんぐん広がり、探索行動も多く運動機能が発達してきます。自己主張も強くなるもののママやパパに対する依存心も強い時期。この一年でめまぐるしいスピードで成長します。

1歳から1歳半くらいまでは絵本を触ったり、音を出したり、フラップをめくったりが楽しみです。2歳前あたりからストーリーを楽しめるようになってくるので、絵本の読み聞かせは両親にとっても楽しくなります!

1歳~1歳半までの発達の特徴

よちよち歩きから、いろんなことに興味を持ち始めます。
例えば、息子のときに本当に困ったのが家の中のあらゆる引き出しを開け、中の物をぽいぽい出すこと。引き出しや棚の子供が明けてしまう場所は危険防止のため、すべてストッパーをつけました。とにかく好奇心旺盛になってきます。

この気持ちを絵本に取り入れて、楽しく読み聞かせをしましょう!

また、初語(「ママ」「パパ」など意味のあることば)がでてくる時期でもあります。言葉の発達を促すために、子どもの声に返事をする、こどもの言葉をまねるなど反応しましょう。これは、こどもの感情を刺激し、コミュニケーション能力を育てます。

毎日の生活の中で、生活習慣を覚えていく時期です。

寝る前のベッドタイムに絵本の読み聞かせを習慣にするのもおすすめ。

自分で持って楽しめる絵本、仕掛けのある絵本、遊びながら読める絵本などがお勧めです。
外出も多くなるので、外出先に持ちはこべる小さな絵本などもおすすめです。

1歳半~2歳までの発達の特徴

少しずつ自分でスムースに歩けるようになってくる時期。
自己主張や自我がますます強くなります。

言葉は一語分から、二語文(「ママ いた」「ワンワン バイバイ」など)を話すようになり、ごっこ遊びが盛んになる時期です。

ストーリー性のある絵本は2歳前後から始めるとよいといわれています。物語絵本は、赤ちゃんの好きなもの(動物や車など)、身近なものから選ぶと興味をもって見てくれます。

ただ、発達や絵本への興味、好みや個性は、一人ひとり異なります。
赤ちゃんが好む絵本を見つけたらチャンス!何度でも読み聞かせましょう。

イギリスで本当によく読まれている絵本13選!:
(1歳から2歳)

1.Owl Babies(ふくろうの赤ちゃん)

作者:Martin Waddell(マーティン・ワデル)
絵:Patrick Benson(パトリック・ベンソン)
邦題:「よるのおるすばん
☆ベッドタイムにおすすめ

北アイルランドの作家、マーティン・ワデルの「オウル ベイビーズ」はイギリスでとても人気があります!

3羽の赤ちゃんふくろうが目を覚ますと、ママがいなくなっています。彼らの心配と最後の絶対的な安心感が完全なバランス。そして、繰り返される言葉「I want my mummy!(僕のマミーがほしい!)」に読んでいるママの心がぎゅっとなる絵本。

何度も読みたくなる絵本です。

2.Guess How Much I Love You(どんなにきみがすきだかあててごらん)

作:Sam McBratney(サム・マクブラットニー)
絵:Anita Jeram( アニタジェラーム)
邦題:「どんなにきみがすきかあってごらん
☆ベッドタイムにおすすめ

北アイルランド出身のサム・マクブラットニーによる愛をテーマにした心温まる絵本。

登場する2匹のうさぎが、お互いのことをどれだけ好きなのかを競い合います。
How far can love go? これは、親が子供のへどれだけの愛を持っているか、無限の愛を伝えられる絵本です。

こどもとのベッドタイムに一冊必ず読んであげたい心温まる絵本。

3.Dear Zoo(ディア・ズー)

作・絵:Rod Campbell (ロッド・キャンベル)
邦題:「どうぶつえんのおじさんへ
おすすめ:プレイタイム

スコットランドの作家、ロッド・キャンベルの大変有名なしかけ絵本。
この絵本が嫌いな子供を見たことがありませんってくらい、子供が夢中になる本です。

こどもが動物園に「ペットにする動物を送ってください」と手紙を書きます。動物園から届いたのは・・?何かな? ワクワク!!フリップをめくると中には動物が! お気に入りのペットは見つかるのでしょうか。最後に、こどもたちの忍耐は報われ、完璧な動物が到着します。

明るい色調のシンプルなイラスト、繰り返しの言葉、そしてフラップをめくる時の驚き!
この本は子供を心からワクワクさせます。

私は息子のために100回ほど読んだかもしれません。覚えこんでいます。
それでも飽きない子どもたち。本当にこどもを楽しませるには完璧な絵本です!おすすめ!

4.Maisy Dresses Up(メイシーズ・ドレスアップ)

作・絵Lucy Cousins(ルーシー・カズンズ)
邦題:「メイシーちゃん・・・」
おすすめ:プレイタイム

作者のルーシー・カズンズはイギリスの女性作家です。日本でもこの絵に見覚えがある人が多いのでは?

メイシーシリーズは、ねずみのメイシーと友達がくりひろげるシンプルなストーリー。そのカラフルでわかりやすい絵と簡単な英単語、楽しい話で世界中で人気を博しています。
この「メイシーちゃんのドレスアップ」は、変装パーテイへ行くのに、みんなが自分の考えるものに変身しています。メイシーちゃんがいいアイディアを思いつき、みんなをびっくりさせる!という内容です。英語もシンプル、絵もカラフルでシンプル!

シリーズで他にとても人気のあるものを下記に紹介します。(すべて息子も持っていました)

「Maisy Drives the Bus」
「Maisy’s Bedtime」
「Doctor Maisy」
「Where Is Maisy?」
「Maisy’s Bedtime」

5.Monkey Puzzle(モンキーパズル)

作:Julia Donaldson(ジュリア・ドナルドソン)
絵:Alex Sheffler(アクセル・シェフラー)
おすすめ:プレイタイムでもベッドタイムでも

ジュリア・ドナルドソンは、「Gruffalo(グラッファロー)」 や「Stick Man(スティクマン)」で有名なイギリスの女性作家。
この作品にこのイラスト、絶妙です。息子にも大ヒットしました!

物語は、子どものモンキーがお母さんとはぐれているところへ、ちょうちょうがやってきてお母さん探しを手伝う、という内容です。森の中のいろんな動物との出会いも楽しい!

母親と子供の絆がテーマ。最後の「マム!」でこどもは心から安堵します。

6.The Baby’s Catalogue(ザ・ベイビーズ・カタログ)

作・絵:Janet & Allan Ahlberg(ジャネット&アーラン・アルバーグ)
おすすめ:プレイタイム

前回の記事で紹介した0歳から1歳のあちゃんへのおすすめの絵本「Peepo!(ピーポー!)」と同じイギリス作家夫婦による絵本です。

朝の「babies」から始まり、夜寝るときの「Babies」で終わります。
赤ちゃんとその家族が朝から夜までの一日の中で見ていること、起こる出来事などを絵で細かく表現している絵本。やっぱり絵がイギリスらしくていいんです。とにかくかわいくて、ほほえみながら子供と一緒にページをめくっています。

何回みても飽きることがなく、生活に必要な英単語を覚えるための最初の本としても、おすすめです。

7.I Love My Mummy(アイラブ・マイマミー)

作:Giles Andrae(ジャイルズ・アンドリー)
絵:Emma Dodd(エマ・ドッド)
おすすめ:ベッドタイム

ジャイルズ・アンドリーは、「Giraffes Can’t Dance/きりんはダンスを踊れない」でも有名なイギリス、ロンドン生まれの作家です。
この絵本は赤ちゃんの目線で、ママのことを観察、自分がどれだけママを好きか優しくあたたかく綴っています。「She’sGreat!」
母と子の優しい関係が、寝る前の絵本の読み聞にピッタリな一冊。

I Love My Daddy」も素晴らしい本です。パパの心を溶かしてくれる一冊。

8.Ten Little Fingers and Ten Little Toes

作:Mem Fox(メム・フォックス)
絵:
Helen Oxenbury(ヘレン・オクセンベリー)
邦題:「こんにちはあかちゃん
おすすめ:プレイタイムでもベッドタイムでも

この絵本は、オーストラリアで生まれ、イギリスやケニアにスンだ経験と世界の多くの国を訪れた経験を持つメム・フォックスによって書かれました。

いろいろな場所にうまれた赤ちゃん。みんな10本の手の指と足の指をもっています、、という内容がリズムよく繰り返されています。
そして、ヘレン・オクセンベリーのイラストがかわいらしく、英文も短いので、赤ちゃんの手や足の指を優しくタッチしながら一緒に遊べ、飽きさせずに読み切ることができます

9.We’re Going on a Bear Hunt(きょうはみんなでクマがりだ)

作: Michael Rosen (M.J. ローゼン)
絵:
Helen Oxenbury(ヘレン・オクセンベリー)
邦題:「きょうはみんなでクマがりだ
おすすめ:プレイタイムでもベッドタイムでも

イギリス作家のマイケル・ローゼンのこの絵本は、イギリスで知らない人はいないでしょう。
物語は、ある日「熊狩り」に出かけたパパと子どもたちが森を奥へ奥へと進みます。ついに熊を発見!ところが本物の熊はすっごい怖かった!ほっとする絵柄と大胆な内容がハラハラドキドキします。

英語絵本初心者も読みやすい短めの文章で、6歳くらいまで長く楽しめる内容です。

10.Mr Gumpy’s Outing(ガンピーさんのふなあそび)

作・絵:John Burningham(ジョン・バーニンガム)
邦題:「ガンピーさんのふなあそび
おすすめ:ベッドタイム

作者は、イギリス人作家のジョン・バーミンガム。なんと奥様がイラストレーターで有名なヘレン・オクセンベリー(上記の「7.Ten Little Fingers and Ten Little Toes」、「8.We’re Going on a Bear Hunt」のイラストを手がけています)

ジョンのイラストも物語も、おっとりしていて優しさにつつまれているような絵本。
川の側にすむガンピーさん、船で出かけたところ、こどもやうさぎ、猫、ぶたなどなど動物たちをどんどん乗せてすすむことになります。

わたしがこの本をすすめるのは、「乗せて」という英語表現の多様さ英語の勉強にもなる!
そして、最後のお茶会のあとでの「Come for a ride another day(別の日にまた乗りにおいで)というガンピーさんの優しい言葉に大人も癒やされること間違いなし。

11.The Odd Egg(ザ・オッドエッグ)

作・絵:Emily Gravett(エミリー・グラヴェット)
邦題:「へんてこな卵
おすすめ:プレイタイム

イギリスはブライトン生まれの女性作家、エミリー・グラヴェットの絵本です。
フクロウや鶏やフラミンゴなどの鳥たちがそれぞれ卵をかえしていく中で、ダックだけはみつけたヘンテコな卵がなかなか孵りません。

鳥の卵が1つ1つかえっていき、ひなが出てくるときがワクワクするしかけ絵本
最後はびっくり!

 

12.HUG(ハグ)

作・絵:Jez Alborough(ジェズ・オールバラ)
邦題:「ぎゅっ
おすすめ:ベッドタイム

イギリス人作家、ジェズの子猿のぼぼのお話。これもイギリス人なら誰でも知っている絵本。
物語は、子猿のBOBO(ボボ)が、散歩中に森の中でたくさんの動物達がママとハグしているのを見ます。さびしくなったボボのもとへお母さんさるがかけつけます!ボボー!!
ここで、ボボに共感してさびしくなっていた子供が安心して大喜び!

「Hug(ハグ)」という単語が繰り返されることと、母親と子供のハグの様子が本当に幸せそうで、読んでいるとほっこりします。
物語の最後に、自分のこどもに「ぎゅっ」と!幸せな時間をもてるおすすめの絵本です。

13.Good Night Moon(グッドナイトムーン)

作: Margaret Wise Brown(マーガレット・ワイズ・ブラウン)
絵: Clement Hurd (クレメント・ハード)
邦題:「おやすみなさいお月さま」
おすすめ:ベッドタイム

最後は、イギリス人作家ではなくアメリカ人女性作家の作品です。イギリスでもベッドタイムの絵本として親しまれています。

家の中のもの1つ1つに「Good night」と言います。
ゆっくり読んであげると、いつの間にか眠くなるというベッドタイムのありがたい絵本です。

まとめ

1歳から2歳までの絵本をまとめてみると、ベッドタイムの読み聞かせ絵本が豊富なことに気づきました。

イギリスでは、就寝前に絵本を読むことは当たり前です。

そして、こどもたちは2歳前になると、絵本の世界に共感しはじめます。
絵本の中で寂しがっている「HUG」のボーボーのような子猿を心配して、本気で悲しんだりその後のお母さんに会えた時に感動して一緒に喜びます。

この頃の絵本は、1歳半くらいまではしかけ絵本で楽しく絵本に親しみ、その後は物語の主人公とともにワクワクしたり、驚いたり、安心する絵本へと興味が変化します。

イギリスの子どもたちの情動が育つ大切な時期。
日本の子どもたちも同じでしょうか。

もし、あなたが子供に英語を学ばせたいと思っていて、自分の英語に不安があるなら、「6.The Baby’s Catalogue」や「12.HUG」などのシンプルな英単語のみの読みやすい英語絵本を選ぶか、CD音声つきのものを選ぶなどの工夫ができます。
子供の耳と視覚に英語をなじませることが重要です。

また、邦題も紹介しているので、日本語訳の絵本も手にとって見てください。
日本の絵本作家にはない、独特のイギリス絵本の世界感を感じることができると思います。

あなたは、絵本の読み聞かせしていますか?
自分に子供ができたら、絵本を読み聞かせたいですか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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