英国トラベル

アガサ・クリスティの別荘【グリーンウェイ】へ行こう!英国リヴィエラの旅

グリーン ウェイ

アガサ・クリスティの別荘グリーンウェイってどんなところ?

イギリスからこんにちは。読書中毒アルノ(@ecerudayuk)です。

イギリスを代表するミステリー作家、アガサ・クリスティ。

アガサ・クリスティがうまれた英国南西部の海岸沿いの町、トーキー(Torquay)には、彼女が夏の間過ごした別荘「グリーンウェイ(GreenWay)」があります。

行ってみるとあまりにも美しくて絶句!

今回はアガサ・クリスティの世界観がびっしりつまった別荘グリーンウェイの魅力と見どころ、行き方をたっぷり紹介します。

1)アガサ・クリスティとは?

アガサ クリスティ

アガサ・クリスティをよく知らない!という方のために、アガサ・クリスティについて簡単にまとめます。

アガサは、「ミステリーの女王」と称される世界的な推理作家。

1890年、イギリス南西部デボン州のトーキーで裕福な実業家の家に生まれました。(後に破産)

変わったな教育方針を持つ母の意向により、7歳まで字を教えられず、生涯学校にも通わずにすごしたことも有名です。

そんな彼女は、トーキーの海や家の中で空想上の友達と遊び、父親の書斎にあった本から様々な知識や教養を得たと言われています。

やがて1920年30歳のときに「スタイルズ荘の怪事件│The Mysterious Affair at Styles」でデビュー。その後はベストセラー作家として文壇のトップに君臨します。

有名な作品を他にあげると…

  • そして誰もいなくなった│AND THEN THERE WERE NONE」
  • オリエント急行の殺人│Murder on the Orient Express」
  • ABC殺人事件│The ABC Murders」
  • アクロイド殺し│The Murder of Roger Ackroyd」
  • ナイルに死す│Death on the Nile」

名探偵ポアロミス・マープルなど人気キャラクターを生み出し、デビューから享年85歳まで56年にわたる作家活動をつづけました。

私生活では、最初の夫アーチボルド・クリスティ大尉と24歳で結婚、ひとり娘ロザリンド・ヒックスが誕生。しかし1928年に夫の不倫が原因で離婚。このころ謎の失踪事件も起こしています。

その後、1930年の中東の旅で出会った考古学者マックス・マローワンと再婚しました。

グリーンウェイは、1938年にアガサとマックス夫婦が夏に滞在する家として手に入れた別荘です。

アルノ
アルノ
現在グリーンウェイは、ガーデン・邸宅ともにナショナルトラストの管理下にあります。 

2)グリーンウェイとは?

グリーンウェイ

グリーンウェイハウス(Greenway House)は、アガサと二番目の夫マックスが夏に滞在した別荘、およびガーデンです。

温暖な気候と、緑豊かなデボンのダート川を見下ろす敷地に建つこの邸宅を、アガサは「夢の家│Dream House」と呼びました。

邸宅が最初に建築されたのは16世紀後半、当時はチューダー様式でグリーンウェイコートと呼ばれていました。

その後、屋敷の主人は幾度となく変わり18世紀にジョージアン様式の家ヘ再建され、造園、改装、増築が施されました。

1938年、子供の頃からこの屋敷を知っていたアガサは、邸宅が売りに出されていることを知り、家族と夏の間に過ごす別荘としてこのグリーンウェイを購入したのです。

グリーンウェイハウスはアガサ亡き後、2000年に敷地の一部がナショナル・トラストに寄贈されましたが、屋敷には娘夫婦が亡くなる(2004年)まで暮らしていました。

その後、孫であるマシュー・プリチャードによって邸宅内のすべての調度品、美術品がナショナル・トラストへ寄贈されたのです。

3)グリーンウェイの見どころ4つ!

①アガサ・クリスティの美術品コレクション!

グリーンウェイハウス内の装飾は、アガサ・クリスティが暮らしていた当時の様子が再現され、家族が実際に使用していた家具や調度品がそのまま鑑賞できます。

これが「すばらしい!」の一言。

アンティークや美術品を愛する一家(夫は考古学者)は、食器や家具、銀製品、絵画や本など貴重なコレクションを残しました。

アガサ 別荘

最初に訪れる「インナールーム」には、アガサのピアノが。

あれ??と思ってじっとみると、名器スタウェイのグランドピアノでした。こだわってますね。

スタンウェイ

世界中を旅したアガサ・クリスティ、屋敷の中は世界の調度品であふれています。

グリーン  ウェイ

②アガサ・クリスティの図書館

第二次世界大戦中、グリーンウェイハウスは軍に使用されることになりました。

グリーンウェイの図書館の壁には戦時中の壁画が描かれています。

これは、滞在していたアメリカ人軍人によって描かれました。

この壁画は、たった4色を使用し、暖炉左から時計回りでアメリカ出発からグリーンウェイへの間11ヶ月で起こった出来事が描かれています。

また、別のアメリカ軍人によって描かれたとされる「ミステリーヌード」も必見です。

グリーンウェイ

他にも、アガサ・クリスティが食事をしたダイニングルームや二階のベッドルーム、豪華な衣装、窓からの眺めが素晴らしい書斎など、さまざまな見どころがあります。

③アガサ・クリスティのガーデン

グリーンウェイ

グリーンウェイは、アガサ・クリスティと家族がこだわってつくった「壁に囲まれたガーデン(Welled Garden)」、「カメリア・ガーデン(Camelia Garden)」、「トップガーデン(Top Garden)」などの庭があります。

緑に包まれた庭や道を散歩するのも グリーンウェイの楽しみの一つ。

グリーンウェイハウスはダート川を見下ろすように建っているので、緑の道を下ればダート川のボートハウスにたどり着きます。

ダート川のきらめき、漂うヨットを眺めてゆったりとした時間を過ごせます。

アルノ
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私達が訪問したのは9月の中旬。りんごが実をつけ、紫陽花などの花や、かえで(紅葉みたいな?)らしき木が紅葉して、秋の散歩を楽しめました。

④子供もグリーン・ウェイを楽しめる

グリーンウェイでは子供連れも楽しめます!

ます、邸宅では「トレイル(クイズ)」。

ハウスの中にクイズの紙と鉛筆が用意されているので、クイズをしながら邸宅を冒険できます。

クイズは2種類あります。息子のクエストは、アガサが子供時代にふれあった動物たちのオブジェや絵を見つけるアニマルトレイルでした。楽しめました!

それから、「ソフトテニス」と「クロケット」のキットが用意されているのでこれらのゲームで遊ぶ事もできます。

アルノ
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Welled Gardenにもガーデントレイルと遊びの設備が用意されているようです。こちらは私達は体験しなかったため、次の訪問で体験後に記事を追記する予定です 

4)グリーンウェイの行き方は?

①車

グリーンウェイへの行き方で一番簡単な方法はです。

ナビにポストコード(TQ5 0ES)を入力すれば到着しますが、グリーンウェイに近づくと小さな村になるので運転には注意が必要です。

車で行く時に絶対に注意すべきことは「駐車場の予約をすること」。

グリーンウェイは予約のない車両は入場できません。ネット(こちら)から予約すると時間指定されたメールが予約番号とともに届きます。(電話でも可)

駐車場の券売機で3£を投入。車の前部窓の見える場所に駐車券を置いておきます。

アルノ
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私達は、14時~17時で予約できました。 

③列車+蒸気機関車

ロンドンからは列車の旅がおすすめです。

まず、ロンドンのパディントン駅からデボンのペイントン(Paignton)駅へ列車の旅。

ペイントン駅へ到着したら、隣接するダートマス蒸気機関車の発着線にのりかえて、グリーンウェイ・ホルト駅(Greenway Halt)まで行くことができます。

グリーンウェイホルト駅からは徒歩で約20分で到着です。春~夏の時期にはシャトルバスも運行していますが、森の中を歩くのもおすすめ。歩きやすい靴で行きましょう!

子供はもちろん大人もワクワク蒸気機関車の旅♪

>>National Rail Enquiries サイトで列車を見る
>>ダートマススチームレイルウェイ公式サイトを見る
>>Google Mapsで見てみる

②フェリー

出発点をダートマス(Dartmouth)とし、ダート川から、小さな木製のフェリーに乗ってグリーンウェイに行く方法もあります。

グリーンウェイを満喫するならこの方法が一番ですが、シーズンによって運行していないことと、年齢制限が要注意。

詳しくは、こちらで確認を。

>>>グリーンウェイフェリー

5)グリーンウェイの基本情報

グリーンウェイはイギリスの歴史的建造物を保護する目的で設立されたナショナル・トラスト施設です。基本情報を紹介します。

グリーンウェイ(Greenway)

※金額は寄付込みの料金設定もあり、あくまでも目安です。家族割りなどもあるので事前に料金を確認しましょう。

短期間で何度もナショナル・トラストを訪問する予定があれば、ナショナル・トラストの月間と年間のメンバーになったほうがお得ですよ♪

>>ナショナル・トラストメンバーシップ公式サイト

まとめ

以上、アガサ・クリスティの別荘グリーンウェイの見どころ、行き方を紹介しました。

アガサ・クリスティの美術品のコレクションや、屋敷の歴史、ガーデンの散歩など、行く前に予想していたよりずっと楽しむことができました。

ギフトショップには、アガサ・クリスティの本もたくさん置いています。

アガサ・クリスティの世界観を存分に感じられる美しいグリーンウェイの別荘へあなたも来てみませんか?

>>>旅にでるなら安心の旅!JALパックのヨーロッパツアー

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デボンよいとこ、一度はおいで♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。>>Byアルノ

ABOUT ME
アルノ
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イギリス南西部、デボン州の田舎町に住んでいます。 日々驚きの連続!イギリス生活のなかで感じた面白いこと、楽しいこと発見&とことん追求ブログです。 イギリス生活の日常は、Twitterでほぼ日でつぶやいています。