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イギリス移住で感じるイギリス義務教育制度がややこしやの件(小学校から中学校)

イギリス 義務教育
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イギリスの義務教育制度がわからない!?(汗)

イギリスの義務教育に興味がある人へ。

この記事では、イギリスの義務教育についてわかりやすく紹介します。

わたしの息子は、現在イギリスの小学校にあたるプライマリースクール(Primaly school)のYear2のクラス(日本の小学一年生)に通っていますが、いまだに混乱します。。

一緒にがんばって理解していきましょう!

イギリスと日本の義務教育を比較

日本とイギリスの義務教育ってどんなところが違うのでしょう!?

なるべくわかりやすく紹介しますね。

日本イギリス
年齢満6歳から15歳
・小学校から中学まで
・9年間
5歳から16歳
・Year1からYear11まで
・11年間
学期4月学期スタート9月学期スタート
授業料すべての子どもが公立学校において
授業料、教科書無償
すべての子どもが公立学校において
授業料無償、教科書なし
初等教育
中等教育
小学校:6歳~12歳
中学校:12歳~15歳
プライマリー:5歳~11歳
セカンダリー:11歳~16歳
日本とイギリスの義務教育

日本の義務教育は、小学校6年と中学校3年の計9年間が必要とされています。

【日本の義務教育】

■6歳~12歳:小学1年生~小学6年生までの6年間

■12歳~15歳:中学1年生~中学3年生までの3年間

対してイギリスの義務教育は、小学校にあたるプライマリースクールでの6年間とその後の中学校にあたるセカンダリースクールでの5年間で計11年が必要とされています。

【イギリスの義務教育】

■5歳~11歳: Primary school(小学校)の YEAR1~YEAR6までの6年間

■11歳~16歳: Secondary school(中等教育)の YEAR7~YEAR11までの5年間

アルノ

イギリスは、日本より2年も義務教育が長いんですね!

イギリス教育機関の3つの分類

日本の教育が、公立校、私立校への通学がおもな教育機関となっていますが、イギリスでは、公立校、市立校、自宅学校の3つのタイプにわかれます。

どんなものなのか説明します。

1.State School(ステート・スクール|公立校)

イギリスでほとんどの子供が通うのが、公立校です。

公立学校は、イギリス政府か地方の教育委員会からの資金を得て運営されています。

2.Private School(プライベート・スクール|私立学校)

イギリスの私立学校といえば、貴族のおぼっちゃまやお嬢様が通うイメージでしょうか。

ほとんどの私立学校は、親が支払う授業料や寄付金で運営されています。

イギリスの私立学校の最たるものが、パブリック・スクール(public school|私立の中等教育学校)です。

ここでは、13歳~18歳の子供を教育するイギリスの私立学校の中でもトップ10%の人材を排出!

正にエリート校であり、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学などへの進学を前提とした教育が施されています。

実際に英国の政治家や科学者、作家、俳優など多くの著名人が有名私立高の卒業生です。

入学基準が厳格で、学費が非常に高額であるため、富裕層の子供達がほとんどであり、寮で寄宿生活を送っています。

ウェストミンスター校、ウィンチェスター校、イートン校、ハーロー校、ラグビー校、マーチャント・テイラーズ校、セントポールズ校、シュルーズベリー校、チャーターハウス校などがあります。

アルノ

パブリックスクールといえば、わたしは真っ先にイートン校を思い浮かべます。ウィリアム王子やヘンリー王子の母校です。

中国や韓国からの海外留学生も多くなっています。

3.Homeschooling(ホームスクーリング|在宅教育)

ホームスクーリングはイギリスでは珍しいものではありません。

4歳から16歳までの子どもが学校に通学せず、家で親や家庭教師によって学習しています。

ホームスクーリングをしている理由は、親の教育方針や学校のいじめ、個別の知的サポートなどさまざまな理由があります。

アルノ

わたしのまわりでもたくさんいます!ホームスクーリングから学校へもどったり、そのまま大学まで進学したり、ひとつの教育機関にしばられることなく自由なイメージがあります。

イギリスの学習指導要領(キーステージ)とは?

ジェンガで遊ぶこども

日本では、1学年ごとに教育内容、学習指導要領が決められています。

しかし、イギリスでは1学年ごとではなく、「Key Stage(キーステージ)」といわれる2~3学年まとめたごとに必修科目とその内容が定められています。

【イギリスのキーステージ】

Key Stage1(キーステージ1)5歳~7歳まで Year 1、2
Key Stage2(キーステージ2)7歳~11歳まで Year 3~6
Key Stage3(キーステージ3)11歳~14歳まで Year 7~9
Key Stage4(キーステージ4)14~16歳まで Year 10、11 (※GCSE試験)

また、イギリスの学校は教科書がありません

そのため、最初は自分の子供が何を勉強しているのかわからず不安になりました。

そんなときに、キーステージの本を本屋やAmazonなどで購入して自宅学習をすると、家庭でも授業内容をチェックすることができます。

義務教育の最終年におこなう「GCSE試験」。このテストはイギリスでは非常に重要です!次の項目でGCSEについて紹介します

義務教育終了の試験(GCSE)とは?

GCSE(ジーシーエスイー)とは、正式名称 General Certificate of Secondary Educationの略称で、いわばイギリスにおける「中等教育の修了証明書」になります。

これが、イギリスにおいて将来を左右する重要な試験となります。

日本では 中学を卒業すると義務教育が終了しますよね。その後は任意で高等学校を受験し、合格すれば高校に進学します。

しかしイギリスでは義務教育が終わる際に、 国家試験であるGCSE(最低5教科)を受ける義務があります。

試験科目は、約30科目の中から自分の適性や能力に合わせて最高10科目、最低5科目(英語、数学、生物、物理、化学、フランス語やドイツ語などの外国語科目)を自分で選び、試験を受けるのです。

この試験の目的は、これまでの教育成果の証明であり、テストの結果はその後の進学や就職に影響する重要な試験です。

そのためイギリスの子ども達は、この試験にいい結果を出すために必死になり、ストレス大爆発の時期でもあります。

息子7歳をイギリスの小学校に通わせるワタシの8つのびっくり体験

本とりんご

イギリスの小学校にかよう息子をみながら、「これってイギリス教育のふしぎ!?」と感じたことを紹介します。

  1. 教科書がない!鉛筆やノートなど学校のものを使う
  2. 9月新学期スタートになかなか慣れない。
  3. 始業式、終業式がないので、年度区切りの気持ちの整理ができない
  4. 学校に通っていた同級生の子供が急に来なくなり、どうしたんだろう?と思うことがある
  5. 学校によって教育のスピード、カリキュラムが違う
  6. 子供の誕生日パーティが盛大に行われる
  7. 担任の先生に、年度終了時やクリスマス、誕生日などにプレゼントを渡す
  8. 親はよい学校狙いで、家探しを必死にがんばる

あくまでもわたしの周りの体験談であり、学校や土地によって事情は変わってくるでしょう。

9月の新学期スタートについては、桜の季節にしっとりと新しい年度が始まる日本に慣れているので、夏休み後の9月にダダーっと新学期がスタートする英国スタイルは、なかなか慣れませんでした。

始業式、修了式がないのもちょっと、、、人生の区切りをしっかりつける、という考えはイギリスにはないようです。

先生へのプレゼントも、何をあげたらいいのかとても悩みます。

わたしの友人の公立校では「先生にプレゼントはあげない」と言っていたし、ロンドンで小学校の先生をしている知人は、「年度終わりには高額のギフト券やブランド物の小物などいろんなものをもらう」、と言ってました。

かなり違いますね!

また、「学校が合わなかったから別の学校に移動した」、「普通の学校に通っていたが、親の判断でホーム・スクーリングに変えた」などもちょこちょこ耳にします。

日本より柔軟に学校の移動が行われています。それもね、突然なんですよ!お別れのあいさつもしてないのに、、ということがちらほらとあります。

親同士で連絡をとりあって情報交換してて、フェイスブックやWhat’sAppをつかって、親が情報交換をしています。

教育方針や教育のスピードに関しては、学校によってかなり違います。

今一番早いな、と感じるお友達の子ども5歳の例でいうと、5歳ですでに2桁のたし算、引き算、かんたんな掛け算をしているとのこと。

5歳って日本では幼稚園の年長さんです。

かたや息子の通うシュタイナー校は教育理念の違いもあるため、かなりのスローペース。7歳でやっと掛け算を歌にあわせて覚えはじめました。

親のマナーのレベルも学校によってかなり違います。。

ある学校では移住してきた外国人だらけであったり、いかにもガラが悪そうな学校の雰囲気だったり、公立校の中でも優秀な人材を育てるシステムの学校があったり。

公立の学校は基本 居住する地域によって校区が決まります。

そのため、自分の子どもを少しでもいい条件の学校にいれたい親は、自分が選んだ「いい学校」に子供をいれるために、子供が赤ん坊のころからその学校の校区に住居を探したりしています。

学校探し、それはイギリスの親にとって最重要問題なのです!

アルノ

息子はイギリスの学校がだいすき!毎日学校をたのしみにしています。

まとめ

以上、【イギリス移住で感じるイギリス義務教育制度がややこしやの件(小学校から中学校)】の記事を紹介しました。

イギリスの義務教育は、次の4つのポイントをおさえておけばひとまずOKです。

  1. 日本より2年長い義務教育
  2. 9月新学期スタート
  3. 私立、公立、地域によって制度が違う
  4. GCSE試験の結果が、生涯において影響する

最後に「イギリスのいい学校のみつけかた」を紹介します。

イギリスでは オフステッドOFSTED)という教育監査局によって学校の評価を情報公開しています。親はそのOFSTEDの評価を参考にして、学校探しをしています。

▶オフステッドでの学校探しはこの記事が参考になります。

▶イギリスの育児のよい点を8つ紹介しています。日本の子育てやイギリスの子育てに興味がある人は参考にしてください。

▶学校が決まったら、次は制服やバック、靴などを揃えなければいけません。イギリスの学校で必要な制服や準備するものをこの記事で紹介しています。

イギリスの義務教育を日本と比較しながら紹介しました。

わたし自身は息子をみていて、イギリスの教育制度のほうが 自己肯定感やディスカッション力、自分で考える力が養えると感じています。しかし、いろいろゆるいです。

例えば、スポーツ大会は、日本人のイメージする「運動会」ではなく、ただの「ゲームお遊び会」にしか見えません(汗)↓

日本の教育のよさは、強調力を養えることでしょうか。日本の掃除や給食当番制などは大人になっても「身につけていてよかった」と思える素晴らしい教養です。

どちらの国にも、よい点、わるい点があります。こどもにとって何がふさわしいのか、そんなことを考えながらこの記事を執筆しました。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ(@ecerydayuk

イギリス 義務教育

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