・こどもの誕生日のだしもの、なにがいいアイデアないかな?
イギリスからこんにちは。イギリス在住アルノ(@ecerydayuk)です。
息子は9歳、イギリスでお友達のいろんな誕生パーティーに参加しています。
日本では家族だけでささやかにお祝いしていましたが、、、ここはイギリス!
豪華なものから素朴なものまで、子供の誕生会にかける情熱は日本以上で、かなり大がかりで行われます。
今まで私たちが招待されたバースデーパーティーで楽しかったものや、友人から聞いた面白い趣向のものなど、、イギリスの子供の誕生会、いろんなアイデアを開催する場所・会場でまとめてみました。
イギリスに限らず、海外で、日本で、子供向けの誕生会のアイデアとして参考になれば嬉しいです。
1)自宅(ホームパーティ)
小人数を招待する、または大人は送迎だけでこどもだけを招待する小規模バースデーパーティーなら、自宅で行うのが落ち着きます。
小人数パーティの良い点は、親交を深める場としてもふさわしく、食事も持ち寄りやアフタヌーンティーパーティで簡単に、など自分たちで自由にパーティを企画できること。
しかし一方で自宅に招くと、後片付けなどで相当なストレスが溜まります。また、子供が大きい場合はある程度の広さが必要になってきます。
先日は、庭が「校庭かっ!?」というくらいの広さのある大邸宅での誕生会に行ってきました。
テーマは(自然)です。
ベジタリアン、ビーガン食の軽食とケーキが用意されていて、こんな誕生日のメニューもイギリスらしいなぁ、と変に感動。
準備されていたアクティビティのゲームも素朴でイギリスに古くからあるゲーム。こどもたちは広い庭で裸足でかけまわり、それはもう楽しそうでした!
利点: 天候に左右されない(雨の多いイギリスでこれは重要!)、落ち着いて参加できるので他の参加者とじっくり話ができる
欠点: 主催者が食事の準備や飾りつけ、進行をするため、終わった後の疲労感が半端ない(公園ほどではない)
おすすめ: まだ子供が小さい(4歳くらいまで)、もしくは招待客が少ない(自宅が広い場合は大規模パーティーが可能)場合に
また自宅の場合、パーティのテーマを決めることもオススメ!
ピンクで統一する、プリンセス、海賊をテーマにするなど、ひとつのテーマを決めてケーキや飾りつけ、ゲームなど全体を構成すると、全体の構成アイデアがわきやすいし、なにより洗練された感じのパーティーになります。
>>誕生会のテーマのアイデア集はこちらの記事が参考になります。
2)公園
先日、公園で行われた100人規模の誕生会に参加してきました。主催者の家のすぐ近くの公園にテントを張り、その中に食事を並べ、雨天でも決行できる心遣い。
公園のあちこちに秘密基地や、綱渡り、手作りターザンヒモなどがセットされていて、子供たちは広い公園の中を走り回って自然と一緒に思いっきり遊んでいました。
大人達は、BBQセットでソーセージを焼いたり、焼きマシュマロを準備したり、わたしも秘密基地に招待してもらったり、つなわたりに挑戦したり、と大人も子供も楽しい会でした。
公園は物や食事を運ぶのが大変ではありますが、自然を満喫できるので本当におすすめ!
利点: 大きな経費がかからない。食事も軽食でOK。ティーパーティーにすれば支度に手間をかけなくてもよい(自分次第で調整できる)
欠点: 天候に左右される。主催者が食事の準備や飾りつけ、進行をするため、終わった後の疲労感が半端ない。物の移動もあり、力仕事になる
おすすめ: 大人数を招待したい、そんなにお金をかけたくない、自然の中で遊ばせたい
3)教会や、地域のコミュニティセンターホール
イギリスの教会や地域のコミュニティセンター(公民館のようなところ)は、ホール貸し出しサービスがあり、誕生会やイベントごとによく使用されています。
遊具を貸出す業者も多く、広いホールで誕生会をすることは、イギリスでは珍しいことではありません。
このホールを借りてのパーティーは誕生会を合同でする家族もチラホラ。誕生日が近い家族と意気投合すれば合同誕生会はとてもいい思い出になります。
問題は、広いホールをどうやって遊び場に変えるか?
演出としては、バウンシーキャッスル(こどもが中でジャンプできるようなにを設置したり、フェイスペイント、タトゥー、ピニャータ、スーパーボールひろい、魚釣りゲーム、クラフト、音楽で盛り上げてくれゲームなどがよく見かける演出です。
天候に左右されないのが一番のメリット!大人数を招待したいときや、お友達との合同誕生会におすすめ。
4)ソフトプレイセンター
イギリスのいたるところにある室内遊技施設のことを、総称して「ソフトプレイセンター」といいます。日本にも似たような施設がありますよね。
幼児用の場所(ボールプールや小さな滑り台などがある)と、小児用の場所(高い滑り台、アスレチックジムなどがある)があり、招待客のこどもの年齢を問わず、みんな一緒に遊ぶことができます。
また、最初に自由遊び、そのあとに軽食、エンターテイメントがあらかじめ用意されているパーティセットがほとんどで、主催者の労力がかかりません。
日本だと児童館やこども室内プレイセンターにお友達を呼んでケーキを食べるということができますね。
ソフトプレイセンターでの誕生会のメリットは天候に左右されず、経費もやすめ、さらに手間がかからないことです。
5)Forest school(フォレスト・スクール)
フォレストスクール、Wild Party、アドベンチャークラブ、、呼び方は様々です。自然の中でアウトドア体験ができるパーティプランです。
子供たちはツリーハウスで遊んだり、自分たちでとってきた枝で火をおこし、ソーセージやマシュマロを焼いたり、自然の中で思いっきり遊べて、息子は大好きなパーティーでした。
私達が参加したパーティーでは、ソーセージやマシュマロ、ケーキは主催者が用意し、参加家族から一品食事を持ちよる、という形式でした。
個人的には、フォレスト・バースデーパーティが一番印象に残っています。
6)ゴーカートセンター
ゴーカートを出張で会場までもってきてもらうこともできます。
男の子は特におおはしゃぎ!
7)船をチャーター
船でクルーズシた後、到着場所で宝探しなど。
特別に船をチャーターしなくても地域のフェリー会社のバースデープランや、リバークルーズのバースデープランもあります。
8)動物園(Zoo)
サファリタイプ、動物への餌付け体験、動物にさわれる体験などなど動物園のバースデープランによってアクティビティは異なります。
動物好きな子供には最高の一日。
9)手作りテディベア(Build a Bear workshop)
イギリス各地にチェーン展開している手作りテディベアが作れるお店「Build a Bear workshop」のバースデープランです。
お店に行って、自分のつくりたいテディベアが作れるパーティープラン。
ぬいぐるみに綿がつめられていく様子はドキドキワクワク!小さい年代の子か、女の子におすすめ!
10)遊園地
イギリスでは「遊園地」という言葉にあてはまるものがないような。。
Advencher Parkとか、Resortとかですね?Farmという名称でも日本でいいう遊園地だったりします。
とにかく、大きな遊園になればなるほど、バースデーパーティプランも乗り物系、動物系、体験型など細分化しています。料金はかかりますが、子どもは楽しい!
11)水族館(aquarium)
スーパーヒーローになり水族館内を探検したり、クエストにトライしたり、ペンギンの餌付けがあったり、これも各水族館によってアクティビティの内容は異なります。
天気が関係しないので、水族館アイデアはいいですね。
12)映画館(cinema)
各映画館でバースデープランを設けているところもあるかもしれませんが、息子が参加したのは簡単なもの。
主催者がグループチケットを購入し、招待されたこどもたちが一緒にアニメ映画を見る、映画終了時間に親が迎えにきて終了。
ポップコーンやジュースを主催者が準備してくれてケーキは映画が始まるまえにカフェで食べていました。簡単ですが、息子は映画が見れたので満足度は高かったです。
13)プール(Pool)
プール丸ごと貸し切りや、ジャイアントプールフロート(浮く遊具)、インストラクターによる水中ゲームなど、プール場によってパーティー内容は異なります。
14)スポーツセンター
ゴルフ、Football(サッカー)、トランポリン、アイススケート、バスケットボール、バドミントン、クリケット、ダンス(ヒップホップ、ズンバなど)、アーチェリー、ハイロープアドベンチャーなど、、、、
スポーツ好きのこどもにはたまりません。
15)ファーム(Farm)
イギリスでファームといえば、牛や豚、ポニーや鳥などの動物系のファーム、野菜づくりのファーム、チーズファームなどたくさんの種類のファームがります。
例えば、牛のいるファームではミルク絞り体験があったり、野菜ファームでは野菜を収穫したり、トラクタートリップがあったり、それぞれのファームによりバースデープランのアイデアも異なります。美味しいものが食べれるので個人的にワクワク!
日本なら、いちご摘みやおいも堀りでできそう!
16)乗馬
これも、お友達が参加していました。
乗馬を体験するバースデーパーティです!
17)都市ロンドンの場合
エンタメの都市ロンドンならではのバースデーパーティプランを練るのも楽しい!
▶ロンドンアイでプライベートカプセルを貸切る豪華プランもあり!
▶Kidzania(キッザニア)バースデーパーティープラン
18)遊園地
Lego Land(レゴランド)
レゴランドのバースデーパーティー、男の子には最強のプランですね!
ここからは、少し大きくなってきたこどもの誕生会アイデア(9歳~)を紹介します。
19)ボーリング
9歳の息子のバースデーパーティに、わたしたちが選んだのは「ボーリングバースデーパーティ」
参加したこどもたちは、息子以外はみんなボウリング初体験。
最初は、「大丈夫かな??喜んでくれるかな??」と心配しましたが、結果は大盛り上がり!
4ゲームもしてみんなご満悦でした!
20)シューティング・ゲームパーティ
ソフトプレイセンターで、貸し切りで行うシューティングゲーム、流行ってる気がします。
レーザーガンゲームと、トイガンであるスポンジの弾でおこなうタイプがあります。
・「Laser Party(レーザーガンタイプ)」
・「NERF PARTIES(ナーフパーティ(スポンジガンタイプ)」
男の子だけかと思いきや、、、、女の子もめっちゃ楽しんでました!
21)サッカー・ラグビーなどスポーツ観戦
私が見たのは、【サッカーのマッチに友達みんなで行くバースデーパーティ!】
サッカー好きなら、ぜひ!
休憩時間にホットドックをほおばり、ケーキに火をともしてお祝い。特別な一日になります。
まとめ
こうしてまとめてみると、イギリスのバースデー会場の情報だけでもたくさんあります。
進化しつづけているので、まだまだあるんです。。!
イギリスでは子供の誕生会で週末が埋まるほど誕生会は盛んだし、バースデー会場もどんどん増えています。
よくある鉄板の会場としては、自宅・公園・ホール貸し切り・プレイセンターが4大誕生会場で、それ以外に星の数ほどの店やセンター、地域ごとに誕生会場がある、と言えます。
8歳の息子の誕生会、お友達と合同でホールか公園でしましょうか、という話がありますが、さてどうなることやら。
※8歳のバースデーパーティ、合同でやってみました!体験レポートと誕生会招待英文例の記事はこちらです。
▼海外流のこどもの誕生日のアイデアや、飾り付けはこちらの記事が参考になります。
私達が疲れすぎないようにほどほどに人の手を借り、本人も参加者も楽しめるバースデーパーティにしたいと母は想うのです。
この記事があなたのお役にたてばうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ