・海外生活でおすすめのキッチン雑貨ってある?
日本一時帰国で「海外生活の必需品リスト」をつくり、ウハウハしている アルノです。
今までの在英生活の中で「日本から持ってきたら海外生活がめちゃ便利になる!オススメのキッチン小物」を紹介します。
この記事ではこんなことがわかります↓
・おすすめの「あると便利な日本のキッチン用品」12選
・おすすめの「心が癒される日本のキッチン雑貨」13選
中~長期の海外滞在者、家族向けのイギリス生活スタートのショッピングリスト、一時帰国の際の持ちかえり品リストの参考になると嬉しいです。
「日本からもってくると海外生活が潤うであろうキッチン小物」を在英生活12年目のこだわり派、アルノが紹介します
日本から「絶対」持ってくるべきキッチン用品は?
結論からいうと、日本から絶対にもってこなければならないような必須のキッチン・ホーム用品はありません。
わたしが暮らすイギリスでも日本食ブームで、だいたいのものが アマゾンUKなどのネットショップ、Argos(アルゴス)、キッチンウェアショップ、各種大手スーパー、ディスカウントショップのWilko(ウィルコ)、イギリス版100円ショップのPoundland(パウンドランド)で手に入ります。
この間は、キッチンウェアショップで寿司桶や寿司メーカーを見つけてびっくり!
海外の日本小物は種類が少なく、高額ということがネックですが、こだわらなければ、常に代用できるものが見つかります。
そうはいっても、日本からもってくると海外生活がめちゃくちゃ楽になったり、心の癒やしになる小物があります。
これらは海外移住先で心の安寧がはかれる魔法のようなもので、日本ではささやかなグッズでも海外では究極の道具に変化します。
早速、おすすめの「日本から海外へ持ってきたいキッチン用品」を紹介します!
オススメの「あると便利な日本のキッチン用品」11選
ここから、実際の経験から感じた「海外生活であると便利な日本のキッチン用品」を紹介します。
箸セット、菜箸、子供用のちいさなおはし
箸(chopsticks)もイギリスで手に入りますが、高いし種類が少ないです。
日本から、使いやすい箸セットを持ってくるのがおすすめ。100均でも海外では十分に高機能で、かつ美しいです。たとえ一人暮らしでもセットでもってきたほうがいいのです。海外では「寿司パーティ」をしたり「日本食をふるまう」機会があるからです。
▼こんな天然木で食洗機対応のおはしセットがつかいやすいです。
菜箸( long chopsticks)は、AmazonUKでは1ポンドほどで売ってます。
しかし、菜箸をわざわざネット購入するのも手間なので、スーツケースに1~2セット入れて持ってくることをオススメします。
▼また、子供が箸を使うなら、子供用の箸はぜひもってきたい。子供用箸はイギリスで海外でほとんど見かけません。子どものお友達を和食で招待する機会がありそうなら、やはりセットでそろえておくと安心です。
▼こどもに箸のつかいかたをマスターさせたい海外在住者は、トレーニング用の箸をつかっています。こんなものです。年齢や利き手に注意してくださいね。↓
ラップ・ホイル・クッキングシートは?
ラップは、イギリスで「Cling film」と呼ばれます。
日本のサランラップ、クレラップ様!あなたたちは強くたくましい!
イギリスのラップは薄くて弱いため、つかっている途中で切れてしまい、こっちがブチキレそうになります。
わたしは日本のラップを主にクッキーやケーキなどのラッピング用の「ここぞ!」というときに活用しています。日本の優秀ラップは1~2本でも持ってくることをおすすめします。
▼わたしが使っているのは、クレラップのミニサイズです。くるっとまわして簡単にキレるのと、ちょこっとしたことに使えるのがいいんです!海外ではデカイのが主流です。
アルミホイルは、(Aluminium foil)、クッキングシートは(baking paper)という名前でどこのスーパーでも売っています。
アルミホイルはあまり安いのものを海外で買うと、加熱中にボロボロになり健康面が心配になることがあります。値段が高くてもしっかりめのホイルを選ぶことをすすめます。
クッキングシートは、英国では友人おすすめのパウンドランドのものが私は一番使いやすいです。(日本のクッキングシートと似てる!)
ラップは1、2本持ってくるとブチ切れずにすみます。ゆっくり納得できるものを探しましょう。アルミホイルとクッキングシートは海外でしっかりしたものが手に入りやすいと感じています。
包丁は日本製がいい
包丁(kitchen knife)は海外でもたくさんの種類が売っていますが、やはり日本の包丁の切れ味に勝る包丁にはなかなか出会えません。
私がこちらで主に使っているのは、日本から持ってきた三徳包丁。肉、魚、野菜、なんでもOKのお得な両刃の包丁です。
この万能につかえる三徳包丁で「なめらかな切れ味」のものを一本日本から用意するのがおすすめ。
▼今一番欲しいのは、刀仕様のこの包丁。アマゾンレビューで「柔らかい食パンもスッキリ切れて、思わずクスリと笑ってしまいました。」とあり、もうめちゃくちゃ欲しいです。高いけどね!
魚料理を海外で楽しみたいなら、こぶりで片刃の出刃包丁がおすすめ。
しゃもじ
しゃもじがなくて、ずっと木製のスプーンで代用していたんですが、めちゃくちゃお米がひっつくんです。
気にしないように、気にしないように、、と考えるのがストレスになってました。
日本の100均で、軽くてお米がくっつかない素晴らしい しゃもじがたくさん売っています。自立するタイプが便利です。わたしのご飯ストレスがしゃもじひとつで解決しました♪
シンプルな缶切りと栓抜き
缶切り(Tin opener)ですが、海外でよく目にするのが歯車式のぐるぐる回すタイプのものです。あれって変に力がはいるし、ぐるぐると調子よく切れないのはわたしだけ?苦手です!
もし私のようにぐるぐる回すタイプが苦手なひとがいれば、日本からシンプルな缶切り(日本のものは栓抜きも一緒になってるものが多い)をもってくることをオススメします。100均で十分です。
先日、スーパーにてシンプルな缶切り見つけました!でも缶切りを探し回るくらいなら、日本から一つ持ってきたほうがいいです。
栓抜き(bottle opener)、ワインボトルオープナー(corkscrew)は、海外でもシンプルなものがあちこちに売っています。こちらは心配なし。
▼私は次の一時帰国で、このタイプの缶切り&栓抜き&コルク抜き&蓋おこしができるものを購入予定です↓。100均にあればそれで十分でしょう。
卵焼き器
イギリスで、使いたいのに手にはいらないものの一つ、それが「卵焼き器」です!
私はこれを持っていませんでした。
購入するまでは、大きなフライパンで卵焼きを焼いていましたが、これだとたくさんの卵がいるし、なにしろ形がくずれて卵焼きの美しさが表現できないです!
イギリスの家は電気コンロが多いことに注意が必要です。また底面が平ら(熱源と密着しないと極端に温度が上がらない)で、厚いものが適しているようです。
▼実家でずっとつかっているのが、この玉子焼き器。オール熱源対応で卵もスルスルとすべり、キレイな卵焼きが出来上がります。
小ぶりで密閉力の高いタッパー
海外でも密閉性の高いタッパー(Plastic container)は売っていますが、容量が大きいものが多いです。
小さくて、電子レンジ&食洗機対応のしっかりと密閉できるタッパーがいくつかあると便利。
赤ちゃんや小さい子供がいる場合、小分け保存用に使う頻度は高いでしょう。100均にもいろいろなタイプがありますが、安全性を重視して選びたいです。
▼海外でもごはんの冷凍保存に、キチントさんは大活躍します!
キッチンで使う透明ビニール袋
キッチン周りでつかう透明のビニール袋、、見かけません。チャックがついている保存用袋(Food BagsやFreezer Bags)、冷凍に使う袋(Frozen Bags)、ゴミ用の袋はよくみるんですが。
なくてもなんとかなるんですが、日本の透明ビニール袋の大・中・小のセットがあると便利です。
▼私はケーキの具材を混ぜたり、お肉の下味をつけるときに重宝しています。
おにぎりケース
わたしはこれが意外とよかった!頻繁に使ってます。
こどものスナックに一つだけおにぎりをいれたいとき、外出のときにおにぎりを1個もって行きたいときなど。
おにぎりボックスにラップをしいてご飯を半分盛って、具をいれる、また半分ご飯を盛って、ギュッとしておしまいです。簡単なのがいいんです。
100均にシンプルなおにぎりケース、サイズ違いのケースが売っています。
▼このおにぎりケースは保冷剤がいれられるタイプで、もちはこびが楽でいいです。こどもの学校にもたせる軽食にも便利。
スポンジ、たわし類
亀の子たわしのようなものは見かけたことがありません。わたしは「亀の子たわし」が重宝しています。
▼雑なプラスティックのブラシより断然つかいやすく、目がつまって金具がでていない亀の子たわしは本当におすすめ!実家でも亀の子一択です。これで鉄鍋やオーブン料理のこげつきをゴシゴシすると、、めっちゃすっきり!
人参しりしり器
野菜の太せん切り器があれば、人参しりしりやキャロットラペ、きんぴら、ナムルが簡単にできます。
海外は人参がめちゃくや安いのです。わたしはよく人参しりしりを作りますが、長いあいだ包丁でコツコツ切っていました。。時間かかるのなんのって。
これさえあれば一瞬ですよ!あ~もっと早く買っとけばよかった。以前購入した100均のスライサーは切れにくくてストレスだったので、きっちりキレのよいものをおすすめします。
▼まじ買ってよかったのがコレ!一時帰国中に知った「伝説の家政婦、志麻さん」が使っている人参しりしり気。イギリスから取り寄せました。舌触りよい切れ味で、お店みないなしあがりになりました。
湯呑&コップのふた
なにかとマグカップでお茶する機会が多い海外生活ですが、やっぱりコップのふたがあるとホコリを気にせずに最後まで飲みのものをたのしめます。
わたしはSeriaで、真ん中をおせば弱密着してくれるシリコン製のふたをゲットしました。
▼参考に、こんなものです。(100均で十分ですが、これは可愛すぎでしょ!)
生活を彩るため日本から持ってくるべきキッチン用品13選
ここから、せちがらい海外生活を彩ってくれる「心の癒やし的な日本のキッチン用品」を紹介します。
日本の漆器
日本の漆器はイギリスではLacquerwareと呼ばれますが、なかなか手にはいりません!
漆器や木製のお椀でいただくお味噌汁は格別だし、漆器のお重に巻きずしやいなり寿司をいれて持ち寄り会に持っていけば、見目よく品よく、とても喜ばれます。
▼しっとりした手触りの天然木製の汁椀も食洗機対応が便利です。
▼イギリスでの持ち寄りランチで、こんな重箱に巻きすしやおかずを持ち寄る日本人女性がいます。憧れのまとになります!
漆器の菓子入れやお盆も美しい。
▼キャンディーやチョコをいれる小さいこの漆器、楽天で評判がよかったので、義母へのお土産に購入すると、めっちゃ喜ばれました!
日本の陶磁器(小皿・小鉢・はし置き)
和風の陶磁器はイギリスでも手に入ります。
海外で和食が定着していることもあり、イギリスでは各スーパーでお茶碗など和風の食器をちょくちょく見かけるようになりました。
手に入れにくいのは、、
- 醤油をいれるような小皿・豆皿
- 箸休めの料理を盛りつけるような小鉢
- 箸置き(chopstick rest)
…など小さめの器です。
全くないわけではなく探せばあるんですが、見つけるまでが時間がかかるし高額です。
自分好みの器をセットで持っていると、和の食卓が華やぎます。
▼しょうゆ皿なら、底がななめになっていて しょう油の量を調節できるものがいい。100均にも売っています。海外ではしょう油は高価なんです!
小鉢なら、シンプルな波佐見焼き、華やかな有田焼など自分好みのものを持ってきて、食卓を彩りたいものです。100均でもしっかりしたものが揃っています。お皿はやっぱSeriaがかわいい。
▼私は波佐見焼きの凛としたモダンさが好きです。
▼そばちょこも海外で調達するのは難しいです。白磁に藍の染め付けが美しく、飽きのこないそば猪口です。
ラーメン用の大きな器もないのでラーメンをあの大きさの器で!という人は持ってきたほうがいいですが、IKEA(が近くにあれば)の大きめのボウル皿で代用できます。(納得はできてませんが)
お弁当箱(+お弁当袋)
海外生活でピクニックは鉄板。特に子供がいる家庭なら公園に出かける頻度が高くなります。仕事や学校に持っていくランチボックスもよく使います。
そこで日本のお弁当箱(Bento Box)が大活躍します。
イギリスではランチボックス用のタッパーが売っていますが、大きくて味気ないです。
やっぱりお弁当箱にいれると見た目もよくなり、テンションが上がるんです。日本人だもん。
シンプルな長四角のもの、+お弁当用の箸&箸箱セットがあれば持ち運びにも便利です。
▼こんなランチボックスに 一段目はいなりや寿司、二段目はおかずをいれて、フルーツはタッパーにいれて持っていってます!モダンでセンスがいいし、各段に蓋付き、電子レンジOK、食洗機対応です。
▼もっと上質なランチタイムを目指すなら、ごはんが固くならず美味しいままだと評判の曲げわっぱがおすすめ。イギリスで曲げわっぱ使っている人がいたら注目の的です。
子供用のお弁当箱、スプーン&フォーク箱は、イギリスで見つけにくいので、箸&箸箱と一緒に持ってくることをおすすめします。
また、そのお弁当を包むものをイギリスで見かけません。大判ハンカチなどもない。。なぜないの?
もしお弁当箱を持ってくるなら、大判布(ハンカチやバンダナ)かお弁当袋もご一緒に。
キャラ弁用のキット
小さな子供がいる家庭なら、キャラ弁用のお弁当キットがあると助かります。
私が持っているキャラ弁用セットには、動物おにぎりが作れるもの(おにぎりぬき型)、小さな醤油入れ(大活躍!)、ノリカッター、ハムや人参をかわいく切る抜き型、シリコンのおかずカップ、バランが入っていて、今でも大活躍。
特に、年齢関係なく小さな醤油入れ(タレビン)と、かわいいピック、おにぎりメーカーは重宝します!(海外ではお寿司を作ることも多いし、売っているピックは大きくてシンプルなものしかありません)
▼ちいさな子どもがよろこぶアンパンマンのお弁当キット。
小さなお子さんがいれば、あるにこしたことがない日本的なモノです。イギリスの学校(小学1年)のピクニックでウサギのおにぎり作っていったら、「すごーい!」と興奮されました。
急須と湯呑
急須はイギリスでTea pot、湯呑はteabowlといいます。
急須は、探せば和テイストのティーポットが結構かんたんに見つかります。しかしなぜか湯呑がみつかりません。AmazonUKでも取り扱ってますが高い!
もしイギリスで急須と湯呑でほっこりしたい、お客様を緑茶でもてなしたい、と考えているなら、日本からお気に入りの急須と湯呑をセットでもっていきましょう。
特に日本に興味のあるイギリス人ゲストが来た時のおもてなしに 急須と湯呑で緑茶をだすと非常に喜ばれます。
窯元から購入するなら、ヒビにお茶の色が入りこみ味わい深くなる「萩焼き」、華やかで茶の時間が楽しくなる「九谷焼」や「伊万里焼」、シンプルな「波佐見焼」、沖縄のやちむん「壺屋焼き」など、考えただけでウキウキします。
▼九谷焼き、、美しいですよね。細部のこだわりがすごい!イギリス人が見たら驚くことでしょう。
個人的には、お茶の緑が美しく映える白磁や青磁の急須、湯呑がすきです。いろんな湯呑を集めるのも楽しい。
▼フランス人の元夫が気に入って大事につかっているのがこの重厚な湯呑。めっちゃおすすめ!手が熱くならない二重底の大堀相馬焼の湯呑で、厚みがあり、保温性もたかい。なにしろデザインのしぶさにぐっときます。長く愛用できる湯呑を探しているならおすすめです。
しょうゆ差し
食卓に置いておけるようなしょうゆ差しはイギリスでは(Soy sauce pot)や(Soy sauce Bottle)と呼ばれています。
しかしなかなか見かけないし、AmazonUKにあるものの高い!なくても良いものですが、できればキレがよく液だれしないものがストレスフリーです。
私がほしいのはコレ!いろいろ物色しましたが、シンプルで美しく、醤油の道筋が見え、切れがよい、しかも洗いやすいよう指が中まで届く設計。少ない容量で常にフレッシュな醤油を味わうためのしょうゆ差し。しびれます!
また、プッシュすると一滴ずつでるしょうゆ差しも大活躍します。
▼友人おすすめの「プッシュワンしょう油差し」がめっちゃ便利でした!
酒器セット
酒器セットは、イギリスで(Sake set)や(Sake cup set)という名前で呼ばれています。こちらでも売っているのを見かけますが、種類が少ない。金額はピンキリです。
別になければないでいいものですが、アルノ家では夏になると冷酒で大活躍。
品のある酒器セットは、お客様のおもてなしや、自分たちが日本酒を楽しむときに非常にいい気分になれるものなのです。100均でもつかいやすそうな酒器がでています。
▼この江戸硝子の徳利と酒器セットは、非常にシンプルで美しい!電子レンジOKの耐熱で、冷酒も熱燗もこころおきなく楽しめます。
爪楊枝と爪楊枝入れ
爪楊枝(Toothpick)は、アルミニウム製で持ち歩くタイプのものをよく見かけます。
本気で歯と歯の間の掃除用に使われています。イギリスでもAmazonUKなどで手にはいり、値段も高くはありません。
しかし、爪楊枝は楊枝入れとともに日本から持ってきたほうが便利。
それとお弁当の項目とかぶりますが、お弁当用のピック、料理の差し色になるようなピックがあれば持ってくると料理の彩りに役立ちます。
シフォンケーキ型
イギリスにはたくさんの種類のケーキ型が手に入りますが、シフォンケーキ型はありません。
イギリスでシフォンケーキを焼く日本人は、日本から型を持ち帰って大活躍。
もし、イギリスでシフォンケーキを食べたいなら、絶対に持ってきましょう!
▼物色した商品で、一番惹かれたのはコレ。レシピは17センチ型が多いということと、シフォンケーキ作りによいとされるアルミアルマイト加工、つなぎ目なし。わたしはコレに決定。↓
抹茶お点前セット
買いました!買いました!私が購入したのは、宇治抹茶+抹茶茶碗+茶杓+茶筅+茶筅直しの5点セット。(下のリンク)これでいつでも簡易のお点前ができます。
これは、ロンドンに住んでいたときの友人の影響。抹茶を本格的に習ったことのない彼女でしたが、日本から抹茶お点前セットを持ってきて、手作り和菓子とともに、「なんちゃってお点前会」を開いてくれていました。その時の楽しい雰囲気とお抹茶が美味しくて!
▼本格的にお茶を嗜む人には眉をひそめられるかもしれませんが、海外在住なんですもの!日本文化を体現したいのです。
▼アメリカぐらしの姪っ子が今回の一時帰国で購入したのが「抹茶シェイカー」。抹茶とお湯をいれてシャカシャカするだけ!抹茶を気軽に楽しめる海外生活の必需品です。
ドリップコーヒー用のツール
海外のコーヒーは、コーヒーメーカーやイタリア式のエスプレッソマシンが主流です。
わたしは、日本で楽しんでいた「コーヒーミルで豆から挽いて、ドリッパーで一杯分をゆっくり丁寧にいれるコーヒー」が飲みたいんです!
コーヒーミル、ドリッパーは、ネットでイギリスでも手に入るようです。しかし、わたしは日本のドリッパーを吟味して選び持ち帰るつもりです。コーヒーへの情熱が感じられる日本のカリタ、そしてハリオ、キントーが好きなんです!!コーヒー好きのわけわからないこだわり。
▼コーヒー豆をガリガリする幸せ♡
▼コーヒードリッパーはペーパーフィルター不要のハリオのシンプルなやつ。イギリスの大型スーパーにはペーパーフィルター売ってますが、小さいスーパーでは取扱がないところが多いのです。
▼ドリップケトルまで持ってたら、間違いなく「コーヒーオタク」です。
土鍋・炊飯なべ
イギリスの寒い冬には、鍋が恋しくなります!
土鍋(earthen pot)、それはご飯も美味しく炊けて、湯気もくもくの鍋でほっこりできる、日本が誇る究極の鍋です。
小さめの土鍋はイギリスでも売っているのを見かけたことがありますが、大きい土鍋はこちらでは容易に手にはいりません。
▼伝統的なのにモダンな土鍋なら、海外の食卓でもうきません。キムチ鍋が今一番たべたいお料理です。
また、海外のまずいお米を美味しくいただくために、わたしはお鍋炊飯でご飯を炊いています。
炊きたてのご飯を炊いたときのあの香り、ふっくらつやのあるご飯を一口いただくときのしあわせ、、
海外生活で【美味しいごはん】にありつくのは、「日本人でよかった」と思える瞬間です。
自分のベストをつくして、海外でも美味しいごはんをいただきたいものです。
土鍋炊飯は、海外のまずいお米をふっくらほこほこに変身させてくれる神アイテムです。
▼海外在住で土鍋炊飯をしている人からおすすめされるのは「かまどさん」です。わたしもいただきましたがほくほくツヤのあるお米がいただけます。ガス火コンロのかたなら、確実におすすめ。
土鍋をつかった海外で美味しいご飯にありつく方法は【炊飯土鍋の炊き方】簡単10分ふっくら!海外でも究極のご飯づくりの記事を参考に!
▼多くの炊飯土鍋は(かまどさん含む)火の調節が必要ですが、調節の手間いらずで人気上昇中のHARIO雪平ご飯釜がわたしの万人へのイチオシお釜です。熱源もガス・電気コンロとオール熱源OK。見た目も麗しく、炊飯が楽しくなります。
南部鉄器の鉄瓶
この鉄瓶、イギリスでは(Iron tea pot)といいます。これ、意外に持っている家庭が多いんです。
まず姿が凛として美しいし、鉄分もとれるスグレモノ。イギリス人からも大好評。
▼こちらは直火OKでやかんとしても急須としても使えます。
わたしのイギリス家のコンロは電気式なので、主に「急須」として使っています。鉄分補給ができるのと、この鉄瓶でいれる緑茶は体に染み込むような美味しさに感じます。
特に日本から持ってこなくても「イギリスで買えるもの」
ここからは、イギリスで購入できるのであえて日本からもってこなくてよさそうなキッチン用品を紹介します。
- 鍋類、フライパン、中華鍋、圧力鍋
- 皿・カラトリーのセット
- グラス類やマグカップ(海外のマグカップは可愛い!)
- まな板’(「食材によってまな板を変える」まな板セットが人気)
- ケーキ型、クッキー型など製菓につかうもの(たくさんの種類がある)
- 食器用洗剤(おすすめは「ECOVER(エコベール)」ブドウ糖と菜種油で界面活性体を作った自然派)
- ふきん(ティータオルで代用可。素敵なものが多くおすすめ)
- ボウル、ザルなど(耐熱ガラスボウルはパイレックスが種類豊富)
- やかん(海外は電気式ケトルが主流。海外で「やかん」がほしい人はIKEAで購入しているよう)
- 軽量スプーンや軽量スケール
- お玉、木べら、ホイッパーなど
- 野菜スライサー、チーズグラインダー
- エプロンや鍋つかみ
- 肉スライサー(海外では薄切り肉が手に入らないため、日本人の間で大人気)
これらのキッチン用品は、イギリスでもたくさんの種類が売っています。
ご心配なく!
現地で気に入った品物を買い揃えるのも海外生活の醍醐味です。
製菓用品については、シフォンケーキ型以外はだいたい手にはいります。
フレンチのカヌレ型やマドレーヌ型、小さめのゼリー型(プリン型)は見つからなくて私は苦労しました。キッチンウェア専門店やアマゾンUKにはあります。(わたしはフランスで購入しました。)
お菓子作りが好きで、すでにいろいろと持っている人は、海外に持ってきたほうが安心です。
わたしはよくマドレーヌを焼いて息子の学校に持っていきます。フレンチ菓子はイギリス人にすごく喜ばれます!
まとめ
以上、海外生活で「日本から持ってくるオススメのキッチン用品」について紹介しました。
こうしてまとめてみると、「絶対に日本から持ってくるべきもの」はありませんが、「これがあると便利」とか「精神が癒やされる」ために日本からのキッチン小物が役立つことがわかります。
私は次の一時帰国では、卵焼き器と、シフォンケーキ型、コーヒードリッパーはマストで持ち帰りたいと想います。
今から考えてもウキウキです。
日本のキッチン用品は、なんといっても便利で使いやすい!
かゆいところに手が届くのが日本のガラパゴス製品なのです。
その姿の美しさだけでなく、徹底的に使う人の立場になってモノ作りされています。
そのため、同じく美しいと感じるイギリスのモノと比べても、日本のものを手にしてしまいがち。
しかし、そうは言ってもイギリスにだって独自の洗練されたキッチンウェアが充実しています。
「ザ・コンランショップ」や、「ウェッジウッド」、「LAKELAND」、各デバートのキッチン用品売り場などがセンスよいものが揃うお店です。
その国のキッチン雑貨を少しずつ集めるのも楽しい!
日本からのモノと、居住国のモノを組み合わせて、日々の生活を楽しくすごせますように。
▶海外生活でオススメ!日本の基本食材(調味料など)についてはこちらの記事が参考になります。
▶日本からもってくるべき「日本の家電」についての記事はこちらの記事が参考になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。アルノ