夏休みに子供連れでイギリス旅行、何をしたらいいの?
イギリスの長いサマーホリデーの間、子供との過ごし方で両親が頭を抱えることになります。
イギリスの夏休み、イギリスの家族はどんなことをしているのか?
あなたがもしイギリスでの夏休みを予定しているなら、この記事に子供が楽しめるアイデアのヒントがあるはずです。
1)サマーキャンプ
夏休み、最後の2週間は子供と二人、行く場所さがしにも疲れてきて、大人の疲れがたまっている時期です。公園に連れていくも、私と二人ではすぐに飽きてしまう7歳児。。
一体どうすれば。。。??
ネットで探し当てたのが、「Summer Camp|サマーキャンプ」なるもの。
サッカーやラクビー、テニスなどを教えてくれる”>スポーツ系のサマーキャンプや、森で自然体験をさせてくれるフォレストキャンプ、一日だけのものから数日、泊りありのものまでいろいろなタイプのホリデークラブがあります。
息子が参加したサマーキャンプは発見したのが遅かったのでほとんどのものがすでに終了。
それでもフォレストキャンプ1日と、スポーツゲームクラブに1日だけ参加することができました。
息子、大喜び!来年はもっと長期間のキャンプに入れてスポーツ三昧してもらおうと思います。
息子の尽きることのない体力エネルギーも、これで消化できるはず!
2)博物館や美術館へ行く
イギリスでかなりおすすめな博物館、美術館への訪問。
夏休みにはほとんどの博物館、美術館でこどもむけのアクティビティやイベントを開催しています!事前にチェックしてからでかけましょう。
3)遊園地へ行く
イギリスの遊園地、一度ぜひ体験してみてほしいです。
イギリスの遊園地の特徴は、、、
- 一日入場料を払うと一週間行き放題。
- 入場料を払えば、ほぼすべてのアトラクションは無料
という遊園地が多いです。
雨の多いイギリス、遊園地には大型の室内遊具エリアがあるところがほとんどなので、雨の日ににも助かります。
4)公園でピクニック!
イギリスには、公園があちこちに設置され、それぞれの公園には特徴があります。
超自然型、パドリングプールあり、アスレチックジムあり、本格派ガーデンあり、などなど。
公園により遊具が異なり、遊具のある場所は子供の脱走帽子、安全対策のため鉄柵で囲いがされているため、親にとってはストレスフリーです。
私たちは、家の近くから遠くまで地図上の公園やうわさに聞いて「この公園はいいよ」とおすすめされた公園は、とりあえずいってみました。
思ってもみなかった場所に絶景の公園をみつけたり、新しい大きな公園を見つけたり、私もドライブがてら楽しめました。
ロンドンなら、バスを使って、それはそれはいろんな公園のはしごがもっと簡単にできます。
イギリスの公園では、大人が寝そべっていたり、本を読んでいる姿もよく見かけます。子供も大人も楽しめるのが、イギリスの公園です。
5)プールへ行く
イギリスのプールは、ランチ込みで大人も子供も楽しめるプランが人気です。
日本のプールとくらべると設備がシンプルで素朴なプールが多いけど、中には大型のスロープやフロートを設置しているプールもあるので滞在先近場のプールをチェックしてみてはいかがでしょうか?
6)海へ行く
イギリスの海、いろんな意味でおすすめです。
ビーチによこたわる老若男女の姿も日本人のそれとは違って発見だらけ。
有名なビーチになるとビーチサイドに遊園地があったり、公園やイベントが開催されています。
7)森を散歩
イギリス中、いたるところにフォレストパークなるものがあります。
自然の中でゆっくり散歩。
イギリスの子どもたちの秘密の隠れ家、デンつくりをしましょう。
8)サーカスへ行く
わたしたち家族はサーカスが大好き。イギリスのサーカスは動物愛護の観点から動物を見世物にすることは禁じられています。
そのためか、それぞれのサーカス団によって、人の技を駆使したマジックサーカス、アクロバットサーカスなど出し物に工夫があって、面白い!!
「こんなお安いお値段でこんな素晴らしい技を見せてもらえていいのだろうか。。。」というくらい観客総立ちの感動技に出会えたり。(料金はサーカス団によってまちまちです)
こちらで見たサーカスの印象は、本気のアクロバット演技と、子供向けにも関わらず結構セクシーな出し物あるなぁ。という感じ。わたしは好きですけど!?
9)家族でキャンプへでかける!
イギリスにはあちこちにキャンプ場が設置されていて、気軽にキャンプを楽しめます。
そして、一度行ったらあなたはもうコーンウォールの海の魅力に取りつかれることでしょう。
沖縄でずっと暮らしていたわたし。イギリスへ移住してからというもの「美しい海、開放的なビーチ」がないことがストレスでした。
そして、コーンウォールでついに「透き通った青い海!開放的なビーチ!崖の上から見るサンセット!」に出会えたのです。感動。
イギリスのキャンプ場(キャンプサイトという)の施設についてはピンキリです。
私たちの利用したキャンプサイトはプール、売店、レストラン、ランドリー、シャワートイレが清潔に完備されていて、家から持ちこむものも少なくて済みました。
夜は町のレストランに繰り出し、朝はキャンプサイトでお湯をわかし、ティーをいれて簡単な朝食を野外で食べる。野外で寝ることも、子供にとっては、貴重な体験です。
いつもは親が子供と一緒に公園にいなければならないので、これもストレスフリー!
テントやキャンピングカーがない場合は?
グランピングがおすすめ!
グランピングとは、キャンプ場に「ティピー(Tipi)」や「ユルト(Yurt)」「ポッド(Pods)」などの宿泊施設が用意されているもの。
これならテントやキャンプ道具がなくても楽にキャンプを楽しめます。
10)フェア、お祭り、ミュージアムのイベントに参加する
夏ともなれば、各地で大人向け、子ども向けのフェアやお祭りが開催されています。
小さな町のお祭り、クラフトができるアートフェア、移動遊園地がやってくる大きなフェア、地ビール祭り、イギリス空軍のアクロバット飛行「レッドアローズ」のフェア、ダンス祭り、ミュージックフェス、、、
それはそれはたくさんのお祭りごとがあります。
イベントの規模は行ってみないとわからなかったりします。
小さいフェアだと思ってでかけたら、巨大な遊園地が併設された人混みの多いイベントだったり、小さいフェアでも温かみのある楽しめるフェだったり。
▶イギリスのイベントや年間の行事については「イギリス年間行事│毎日イギリス生活」が参考になります。
11)水族館へ行く
夏にはやっぱり水族館!
ロンドンなら、ロンドン・アイのすぐちかくに【ロンドン水族館(シーライフ・ロンドンアクアリウム)】があります。おすすめ!
12)たまには、カフェやパブでひと休み!
ずーーーーーっと子供と一緒で、たまにはのんびりしたい!
そんな時にはカフェで美味しいクリームティーか、パブでビールを一杯。
ファミリフレンドリーパブも多いので、
子供の遊びの合間に自分もちょっとひと休み!
雨の日は、室内ソフトプレイセンターへ
息子が大好きな室内のソフトプレイセンター。
赤ちゃんから3歳児くらいまでが遊べるボールプールなどが設置されたエリア、3歳から10歳くらいまでが長いスライダーなど設置され、激しく遊べるエリアなど年齢ごとにエリアがわけられています。
雨の日でもんもんとしているときは、室内の遊び場へ連れていき、子どもを思う存分遊ばせましょう。
大人は、ゆっくりコーヒータイム。
フリーWi-fiになっているセンターが多く、ノートパソコンで仕事するお父さんも見かけます。私は本を持ち込み、読書タイム。
時間制限がないところだと、ランチ込みで5時間ほど過ごしたりもします。
雨の多いイギリスでは大変ありがたい室内ソフトプレイセンターなのです。
ソフトプレイセンター以外のイギリスでよくある室内プレイといえば…
- ボーリング
- トランポリン
- 室内クライミング
これらも、本当によくお世話になります。
14)イギリスの図書館へ!サマーリーディングチャレンジは本当におすすめ
イギリスの図書館の夏休み限定イベント、「Summer Reading Challenge|サマーリーディングチャレンジ」。
子供たちに楽しみながら本を読んでもらおうと、さまざまな「しかけ」が施されていて、楽しい!
まず図書館の子供コーナーでサマーリーディングチャレンジを申し込みます。
するとクイズ付きのカードをくれるのですが、本を2冊読んだらカードに名前と作者名を書き、また図書館へもっていきます。
クイズの答えのヒントになるシールをもらうと、指定のカードの場所にシールをはります。
次にまた2本を読んで記載していけば再度シール・しおり、などをくれ、子供たちはワクワクドキドキ。
6冊読み終わり、最後にもらったシールをカードに貼ると、クイズの答えが判明します。そして、修了賞として終了証書とメダルをくれるのです。
息子は5歳からイギリス入りしたので、日常英会話はなんとかできるようになりましたが、リーディング能力はまだまだです。
また、英語の本は開いてもまったくわからないので、今まで読むのを嫌っていました。
しかし、このリーディングチャレンジのシールやメダルのご褒美のおかげで、英語本を読むことが習慣化し、いまでは別のリーディングチャレンジを継続して楽しんでいます。
15)電車でおでかけ
わたしの「海を見たい病」のため、電車に乗ってビーチへ!
いつもは移動は車メインなので、電車に乗るだけで、子どもはワクワク。電車の中で食べるおにぎりも格別です。
イギリスのビーチでは、夏休みの間、子供向けのアトラクションやイベント、フェアが目白押し。
私もイギリスで3回目の電車。乗るまではチケット購入に戸惑ったり、プラットホームがわからずウロウロしましたが、駅員さんやあたりにいる人に尋ねれば快く助けてくれる人が必ずいます。
窓からゆったりイギリスの町や野原の風景を眺めながら目的地へ行く。これだけでストレス解消になりました。
子供はワクワク、大人はゆったり、電車の旅もいいものです。
まとめ
イギリスの小学校の夏休みは長い!
息子の学校の夏休みは7月21日から9月6日までの間の1か月半。
対して日本の夏休みは?というと、、、だいたい7月25日ごろから8月25日ごろまでで、時期は違うものの、だいたい1か月です。(各市町村の教育委員会によってちがいます)
イギリスでの夏の楽しみ方は他にも…
- BBQ
- クレイジーゴルフ(子供用のミニパットゴルフ場)
- 映画(夏には屋外映画会もあります)
- ミュージカル観劇(屋外ミュージカルもあります)
- 音楽コンサート
などなど!夏のイギリスはたくさんの子供あそびがあります。
▶イギリスのイベントや年間の行事については「イギリス年間行事│毎日イギリス生活」が参考になります。
イギリスでの夏休みが楽しめますように!
▶イギリスでお役立ち育児情報は「イギリスの育児│毎日イギリス生活」でまとめています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ