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【2022年最新】世界幸福度ランキングTOP 50 の国とは?日本は何位?

世界 幸福度
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・幸せ度の高い国が知りたい!?

世界幸福度ランキング」を知っていますか?

2020年3月20日、世界幸福デーにちなみ、WHO(国連)から「世界幸福度レポート」が発表されました。

このレポートは、「一人当たりのGDP」、「平均寿命」、「社会的つながりがあるか」、「寄付をした人の度合い」、「政府の腐敗」、「昨日楽しかったか」などの質問を対象国で世論調査したものです。

この記事は、2021年-2022年度の世界幸福度ランキングTOP50の国を紹介します。世界のどんな国が「自分はしあわせだ」と考えているかがわかります。

アルノ

記事を書いているのは、在英歴10年のアルノです。個人的には日本の生活に幸福度を感じる派です!

世界幸福度ランキングTOP50

参考:https://worldhappiness.report

  1. フィンランド
  2. デンマーク
  3. アイスランド
  4. スイス
  5. オランダ
  6. ルクセンブルク
  7. スェーデン
  8. ノルウェー
  9. イスラエル
  10. ニュージーランド
  11. オーストリア
  12. オーストラリア
  13. アイルランド
  14. ドイツ
  15. カナダ
  16. アメリカ
  17. イギリス
  18. チェコ
  19. ベルギー
  20. フランス
  21. バーレーン
  22. スロべニア
  23. コスタ・リカ
  24. アラブ首長国連邦
  25. サウジアラビア
  26. 台湾
  27. シンガポール
  28. ルーマニア
  29. スペイン
  30. ウルグアイ
  31. イタリア
  32. コソボ
  33. マルタ
  34. リトアニア
  35. スロバキア
  36. エストニア
  37. パナマ
  38. ブラジル
  39. グアテマラ
  40. カザフスタン
  41. キプロス
  42. ラトビア
  43. セルビア
  44. チリ
  45. ニカラグア
  46. メキシコ
  47. クロアチア
  48. ポーランド
  49. エルサルバドル
  50. クウェート
  51. ハンガリー
  52. モーリシャス
アルノ

正直「え?この国の幸福度が高いの?」と驚いた国もランキングされています。幸せの感じかたは、文化や経済状況によっても異なりますね

次に世界幸福度ランキングのTOP4の国を紹介します↓

第1位、フィンランド(Finland)

フィンランド

フィンランドは2018年から3年連続で世界幸福度ランキング第一位に輝く北欧の国です。

国土の約70%が森林と湖に覆われ、自然享受権(誰でも森林を自由に歩ける権利)や世界一安全な国としても知られています。

フィンランドの幸福度で重要なキーワードは、「Sisu(折れない心、忍耐)」、「子育てしやすい」と「国民の所得格差が少ない」ということ。

フィンランドでは赤ちゃんがうまれるとベビーボックスが配布されます。ボックスには服やおむつ、ミルク、本、おもちゃ、新生児を育てるためのグッズはすべてあるため、両親は赤ちゃんのたに何も揃える必要はありません。ボックスはそのまま赤ちゃんのベビーベットとして使えます!子育てのしやすさは世界一と言われています。

母親は子育て十分な子育て手当をもらいながら、1年じっくり赤ちゃんを育てることができます。大学まで授業料は無料、大学入学前にギャップイヤーをもあります。

選挙投票率は約70%、女性議員が約半数、福祉の充実と国民の所得の格差が低いこと、国民の幸福の考えかたが「リッチになること」にフォーカスされていないため、国民ひとりひとりが穏やかに暮らせていると言われています。

▼この本でフィンランドの幸せの思考法がわかります。おすすめ!

▼シャイで人見知りな典型的フィンランド人、マッティのほのぼの漫画。日本人と似ている国民性だといわれています。

第2位、デンマーク(Denmark)

デンマーク

デンマークは、首都コペンハーゲン、北欧のユトランド半島に位置する国です。

デンマークの幸福度を考える上のキーワードは共生社会」、「投票率の高さです。

国民の投票率は高く、なんと約90%もの国民が投票します。国民の関心事は十分な生活保障。また教育予算の割合が高く、テストのない非競争的なシステム、学費は大学まで無料、しかも大学に入ると月約10万円の手当までもらえるしくみ。学生はお金の心配なく学業に専念できるのです。また、デンマークでも18歳男子は兵役制度があります。

医療費は無料、国民年金は平等ではなく高所得者の中には国民年金がもらえない世帯もあります。しかしデンマーク人には、「共生」の概念が存在するため、「みんな平等に普通の生活・権利が保障される」ことが重要だというのです。

デンマークの物価はヨーロッパでもトップクラスで高い。しかしみんなで幸せになろうという「共生」の価値観が浸透し、社会保障が手厚い国です。

アルノ

デンマークは小さな国ですが、街を歩く瞬間から豊かさを感じられる国です!物価は高いけど美味しい料理、王国の歴史的建造物、デジタル化された交通網。。日本人なら大好きになる国でしょう。

第3位、アイスランド(Iceland)

アイスランド

アイスランドは、北欧の北太平洋にあって、多くの火山や温泉がある自然豊かな島国です。

アイスランドは氷河や火山がそこら中に点在していて、人々は広大な自然とともに暮らしています。資源利用も巧みで温泉を利用した地熱発電で電力を賄っています。

アイスランドの幸福のキーワードは「ジェンダー格差が世界最小」、「みんな顔見知り」。

アイスランドの人口は約35万人と非常に少ないため「全員が顔見知り」、互いに協力して生きるという価値観があるといわれ、社会的コミュニティが密です。

教育においては大学まで授業料は無料。父親限定の3カ月の育児休暇を導入。女性も貴重な働き手であるため女性の社会進出が進み、ジェンダー(男女)の格差が最も低い国だといわれています。

アルノ

国会議員の約半分が女性議員というジェンダー格差のない国です

第4位、スイス(Switzerland)

スイス

スイスは、ヨーロッパの中心にある永久中立国です。

観光や時計産業、世界銀行が集結する金融都市でもあり、アルプス山脈のおひざもとで雄大な自然が広がる国です。

スイスの幸福度を考える上のキーワードは「高齢者の幸福度が高い」です。

世界で最も高齢者が暮らしやすいと言われ、高齢者の社会参加支援が充実しています。お年寄りになっても社会とずっと繋がりがある環境を整えている国だといえます。医療費の負担は重いものの、レベルの高い医療が受けられます。

GDPの教育政策に当てる割合は高く(5%ほど)、教育制度は州によって異なりますが大学まで無料、14~15歳の若年で自分の将来を決め、若いうちから進路に適した技術を磨きます。

アルノ

スイスには徴兵制度があり、20~30歳の男性に兵役義務、女性は任意です

世界幸福度ランキングその他の国

日本は54位、2020年の調査では62位だったので、幸福度がすこし上昇しています。

G7諸国の中では最下位の幸福度です。

他のG7国の幸福度ランキングをみてみると、、、

  • 14位:ドイツ
  • 15位:カナダ
  • 16位:アメリカ
  • 17位:イギリス
  • 20位:フランス
  • 31位:イタリア
  • 54位:日本

まとめ

以上、「【最新2021~2022年】世界幸福度ランキングTOP50」の記事でした。

しかし、ヨーロッパ諸国、特に北欧は幸福度が高いですね!

2020年から始まったこの幸福レポートでは、フィンランド、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、アイスランドなどの北欧諸国は常にトップにランクインしています。

2020年とくらべると、中欧諸国や東欧諸国の幸福度もあがっています。

こうして見ていると、国民の幸せ度が高い国というのはある共通点があること気づきます。

国民の幸せ度が高い国の共通点

  • 雄大な自然と共に暮らす
  • 水、空気が新鮮でおいしい
  • 「ゆりかごから墓場まで」の福祉制度の充実
  • 子育てのしやすさ・学費は大学まで無料
  • 所得格差が少ない
  • 男女平等、あらゆる差別をなくす取り組み
  • 国民投票率が高い
  • 国会で若い層と女性が活躍
  • 徴兵制度のある国も多い(ノルウェー、デンマーク、スイス)

この質のいい医療や教育、福祉サービスを実現するためには、高い税率を福祉に徹底還元しています。

実際に幸福度の高い国の税金はとても高く、女性も社会的経済活動に参加できるような納税と就労のバランスをとっています。

それから、、、見よ!この幸福度の高い国の女性首相若い首相の顔ぶれ!任期も長くつとめています。

女性首相
  • フィンランド首相 → 若干36歳、サンナ・マリン氏
  • デンマーク首相 → 43歳、メッテ・フレデリクセン氏
  • アイスランド首相 → 46歳、カトリーン・ヤコブスドッティル氏

この記事を作成して一番感じたことは、幸福度は国民ひとりひとりが感じる尺度であるということ。「国民がなにを求めているのか」という視点と「国の政策」との間に格差がないことが重要だということです。

例えばもしわたしが北欧と同じような高福祉や所得の心配をしないでいい国家を夢見るのであれば、そのような政策を掲げる政治家をみつけて投票するしか道はない、ということです。

今年の投票率は上がるでしょうか?若者が希望と明るい未来を考えられる政治家が誰なのか、マスコミに踊らされず自分の目で選ぶことが重要だと私は感じました。

あなたはどう感じましたか?

▼ちらの記事も参考になります!

英国南西部デボンのエクセターよりお届けしました。 この記事があなたのお役にたてばうれしいです。 あなたにも私にも、しあわせがやってきますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ

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