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英国在住者が教える【イギリスの伝統的な人気絵本10選】英国の世界感にはまれる!

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英国の伝統的な絵本が知りたい

イギリス南西部デボンの田舎町よりこんにちは。アルノです。

イギリスの世界観をたっぷり感じることができる英国の児童文学書。

この記事では、世界中のこどもたちに親しまれているイギリスの伝統的な人気の絵本を10冊紹介します。

あなたがもしイギリス文学の世界観、英国の文化や風景に心惹かれているなら、今回紹介する絵本はきっと満足します!

アルノ

記事を書いているのは、在英歴10年のアルノです。執筆された年代が古い順から紹介します。

ピーターラビット(The Tale of Peter Rabbit)

■英語+和訳絵本(3~7歳│英語でも日本語でも読めるオススメ本)

世界で一番有名なうさぎ、それがピータ・ラビット♪

ベアトリックス・ポター(Beatrix Potter)が1902年に発表しました。

イギリスの田舎であちこちに出没するうさぎたち、こんな楽しい日常を送っていると想像するだけでわくわくします。

物語のなかに、案外さっぱりとお父さんがうさぎのパイにされてるとわかるイラストが登場します。子供に衝撃を与えないように注意しましょう。

きかんしゃトーマス(Thomas the Tank Engine)

■英語絵本のおすすめ(3~7歳│5分で読めるベッドタイム・ストーリー12話収録)

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■日本語訳 絵本のおすすめ(3歳~│ベッドタイムストーリー20話も収録)

世界の男の子たちのハートをわしづかみ!

『きかんしゃトーマス』シリーズは、イギリスのハンプシャーの牧師だったウィルバート・オードリー(Wilbert Awdry)が1946年に発表しました。

イギリスの架空の島ソドー島の鉄道で活躍する、顔とこころを持った機関車たちと、人間たちのストーリー

機関車たちの性格がいろいろで楽しい!わたしはがんばりやでなんだか上品なテンダー式蒸気機関車のエドワードのファンです。

もものきなしのきプラムのき (Each Peach Pear Plum)

■英語絵本のおすすめ(3~5歳)

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■日本語絵本のおすすめ(3歳~)

『イーチ・ピーチ・ペア・プラム』は、イギリスで多くの人気絵本を作成したギリスの夫婦 ジェネット&アラン・アルバーグ(Janet and Allan Ahlberg)夫妻が1978年に発表した絵本。

日本でもすっかりおなじみのこの本は、細部まで楽しめる美しいイラストと、韻をふんだ物語が飽きずに何度でも読める天才的な絵本といわれています。

イギリスらしい!そんな絵本です。

スノーマン(The Snowman)

■英語絵本のおすすめ(3~5歳│英語CDブック付き)

■日本語訳 絵本のおすすめ(3歳~│スノーマンの続編)

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『スノーマン』は、イギリスのイラストレーター、作家の レイモンド・ブリッグズ(Raymond Briggs)が1978年に発表した絵本です。

雪が降り積もる日にジェームズがつくった完璧な雪だるま。

夜、雪だるまが動いているのをみつけます!
一緒に遊ぶふたり、、、、空まで飛び立つふたりですが…

紹介した絵本は続編の「スノーマンとスノードック」です。こちらのほうが結末が明るく、こどもの読み聞かせるはじめのスノーマン本としておすすめ。(1作目は結末がちょっとせつないのです)

最後はホロリとする、大人にもおすすめの美しいクリスマス絵本です。

おちゃのじかんにきたとら (The Tiger Who Came to Tea)

■英語絵本のおすすめ (3歳~)

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■日本語訳 絵本のおすすめ(4歳~)

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『ザ・タイガー・フー・カム・トゥー・ティー』は、イギリスの作家ジュディ・スカー(Judith Kerr)によって1968年に発表された童話です。

ママとソフィーがお茶を飲もうとしていると、ドアがトントン。

やってきたのはなんとトラでした!
ママとソフィーはどのようにトラをもてなすのでしょうか?

この物語全体にながれるふんわりした雰囲気がなんともいえません。ママとソフィー、パパもなんだかおしゃれです♪

のばらの村のものがたり(Brambly Hedge)

■英語絵本のおすすめ(3~6歳)

■日本語訳本のおすすめ(5歳~)

『ブランブリィ・ヘッジ』シリーズはイギリスの作家、ジル・バークレム(Jill Barklem)が1980年に発表した絵本シリーズ。

イギリスの田舎の森で暮らす野ネズミたちの日常や冒険について語っています。 

とにかく絵が美しい!!ページをめくるたびに飛び込んでくる美しいイラストに心奪われます。ずーーと眺めていたい♪

イギリスの田舎の生活はこの絵本の野ネズミたちの日常そのまんまなんです。

このような生活を続けているイギリス人は現代でもたくさんいるんですよ。

マザー・グース(Mother Goose)

■おすすめ英語絵本(4~8歳)米英作家メアリー・エンゲルブライのイラスト

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■日本語のおすすめマザーグース絵本(おなじみの「メリーさんのひつじ」や「ハンプティ ダンプティ」など 音声DL付き)

マザーグースは、18世紀以前よりイギリスで古くから伝承されてきた童謡の総称です。

イギリスのこどもたちはマザーグースの歌を「ナーサリーリズム(Nursery Rhyme)」として幼児期から慣れ親しんでいます。

だからマザーグース独特の韻をふんだ詩やメロディが自然と身についているのです。

有名なものでは「ロンドン橋落ちた」、「ハンプティ・ダンプティ」、「スカボロー・フェア」、「ジャックとジル」など、後世の文学や映画に強く影響を与えています!

例えば映画『シュレック』、『不思議の国のアリス』などにもマザーグースの世界が盛り込まれています。

くまのパディントン(A Bear Called Paddington)

■英語本のおすすめ(7歳~│けっこうなボリューム)

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『くまのパディントン』シリーズは、1958年にイギリスのニューブリー出身の作家マイケル・ボンド(Michael Bond)が発表した児童文学。

南米ペルーからロンドンにやってきたくまのパディントンは、ひょんなことがきっかけでブラウンさん家族と一緒に暮らし始めますが…?

くまとブラウンさんが出会ったのがロンドンのパティントン駅だったので、くまの名前はパディントンになりました。今ではロンドンパティントン駅ではパディントン像に出会えます♪

たのしい川べ(The Wind in the Willows)

■英語児童書のおすすめ(7歳~10歳)

■日本語訳 児童書のおすすめ

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『ザ・ウインド・イン・ザ・ウィロー(たのしい川べ/ひきがえるの冒険)』は、ケネス・グレアム(Kenneth Grahame)が1908年に発表した児童文学。

登場するキャラクターが非常に魅力的です。

人のいいモグラと賢いネズミ、たのもしいアナグマ、そしてうぬぼれやでお調子ものだが憎めないヒキガエル!

この4匹の森の仲間を中心にのどかな川べで繰り広げられる日常を描いた物語。

子供にはちょっと難しいかも。大人におすすめの古典的な絵本です。

くまのプーさん(Winnie-the-Pooh)

■英語 児童書のおすすめ(7~10歳)

■日本訳 絵本のおすすめ(小さいお子さんならディズニー版を読んであげましょう)

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『クマのプーさん』は、イギリスの作家A・A・ミルン(A. A. Milne)が1926年に発表した児童小説。

はちみつが大好きなクマのぬいぐるみ(テディ・ベア)のプーと、森の仲間たちとの日常がユニークな描写で語られています。

自分の息子クリストファー・ロビンを登場させたA・A・ミルンの映画『グッバイ・クリストファー・ロビン』もおすすめです。爆発的人気となったがゆえのせつない父子の物語。クマのプーさん好きなら見てほしい作品。

クリストファー・ロビン(男の子)、親友の子ブタのピグレット、トラのティガーなど個性豊かな仲間たちが愛おしい!

まとめ

以上、「英国在住者が教える【イギリスの伝統的な人気絵本10選】英国の世界感にはまれる!」について紹介しました。

中世時代からつづく『マザーグース』は、特に後のイギリス文学に大きな影響をあたえています。

この記事で紹介した本の中には、伝統的な絵本であるがゆえに幼児にはすこし難しい本も含まれています。

また、この記事で紹介した絵本は大人のあなたも確実に満足します。

こどもと一緒に英国文学にどっぷりひたれて、英語の勉強にもなる、美しいイギリスの伝統的な児童本なのです。

他のイギリスの絵本についてはこちらの記事を参考にしてください。

気になる英国の伝統絵本はありましたか?

また、これらの名作はオーディオブックで読むと英語のリーディングとリスニングの勉強にもなります。

私は、英語リーディングの学習を、英語本とオーディオブックの両方をつかってやっています。

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プロのナレーターによる朗読なので、標準英語やRP発音の訓練もできる。耳触りのいい音、明瞭な発音、臨場感のあるサウンドについつい本の世界にはいってしまいます。

わたしのように本を読みたいけど時間がない、移動時間やスキマ時間に音読してみたい、という人にはすごくおすすめ。

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英国南西部デボンのエクセターよりお届けしました。
この記事があなたのお役にたてばうれしいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ

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