イギリス人はドイツ人をどう思っているのか?10項目でわかったこと

トイツ イギリス ベルリン イギリス暮らしの知っとこう

ドイツ人ってどんな人達?
イギリスとドイツって仲が悪いの?
イギリスでドイツ人を見かけると微妙な空気が流れる?

これらは私がイギリスに移住してからずっと持ち続けていた謎でした。

今回は大胆にもこれら質問に解答を出すべく、イギリス人のドイツ人に対する思いを、ステレオタイプの意見とともにイギリス人との会話やドイツに移住した友人からの話も参考にし、じっくりと紐解いてみました。

イギリス人がドイツ人をどう思っているのか?私なりの見解を紹介します。

アルノ
アルノ

アルノの個人的な意見です!

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イギリス人が考えるドイツ人の10のイメージ!

1)ドイツ人はビールが好き

ドイツ ビール

イギリス人よ、あなた達もビール大好きですよね。

しかし、ドイツ人はイギリス人以上にビールを飲んでいます。

世界国別のビール消費量は、常にトップ5。(調査団体によって順位に変動あり)

国別消費量トップは中国ですが、その中国で一番飲まれているビールの銘柄は「青島ビール(チンタオビール)」だということを知っていますか?

実は、この青島ビール、中国への植民地政策でドイツがビール醸造所を建設したことが起源なのです。ドイツ人は中国でもビールが飲みたかったんですね!ドイツ人のビール好きは筋金入りです。

2)ドイツ人は時間に正確

「ドイツ人は、イギリス人より時間に正確だよ!」というのはロンドンからベルリンへ移住した友人の言葉。

ドイツでは時間通りに過ごすことは美徳と考えられ、時間厳守は相手への敬意の表れと見なされているようです。

イギリス人はというと、時間に対してはルーズな部分と正確な部分を併せ持った印象があります。

アルノ
アルノ

ドイツ在住の友人は、時間に遅れて見ず知らずのドイツ人からめっちゃ叱られた、怖かった、、、と言ってました。本気で時間に厳しい。

3)ドイツ人は非常に効率的であり、信頼できる

ドイツ人と仕事をするとき、多くのイギリス人は「ドイツ人は効率的に仕事をこなし、信頼できるパートナーだ」と感じるといいます。

ドイツには生活上のありとあらゆる法律が整備され、ルールを厳守することを好みます。

この、みごとな組織力、創造力の豊かさは、ドイツ人の魅力だと評価されています。

ここで思い出すのが両国の歩行者パターン

イギリス人歩行者は、赤信号でも、たとえ車がきていても「スキあり!」と判断すると、ガンガン道を渡ってきます。私はイギリスで車の運転をするとき 気を抜くことができません!

ドイツの場合は逆に、たとえ車が来ていなくても、歩行者が赤信号で横断しようとすると眉をひそめる傾向があるとのことです。

真逆ですな!

4)ドイツ人はサッカー好き

ドイツ サッカー

イギリス人よ、あなた達もサッカー大好きですよね。

「サッカーは、常に最後にはドイツが勝つ」とドイツ人はいい、イギリス人も「最後にはドイツに負ける」と思っているふしがあります。

ドイツにおけるサッカーへの情熱は熱狂的で、国民的なスポーツと言えそうです。

また、ドイツにはどの国より多くのサッカーファンクラブがあり、ワールドカップを始めとする国際的マッチでも常にトップランクイン。FIFAワールドカップは4回優勝。

ちなみに最多優勝はブラジル(5回)ですが、2位がドイツとイタリア(各4回)です。

対するイギリス・イングランドは、ワールドカップ優勝歴2回。

2018年のロシア杯でイングランドが優勝したときのイギリス人の興奮ぶりったら、、国中が沸騰したかのような昂ぶりでした。

アルノ
アルノ

ドイツって女子サッカー代表チームも強いって知ってますか?優勝回数2回。対するイギリスは0回、ついでにいうと日本はなでしこジャパンで1度優勝しています。女子ワールドカップも注目!

 

5)ドイツ人はダイレクト

これは、ビジネスの世界で顕著です。

イギリス人も日本人も、まわりくどくて何が言いたいのかさっぱりわからないときがあります。

対するドイツ人は、一般的にダイレクトな物言いで知られていて、よくいえば正直で 歯に衣着せぬ国民性だと考えられています。

6)メイド・イン・ジャーマンはハイクオリティ!

メルセデス・ベンツ ドイツ

多くのイギリス人がドイツ車を頑丈で壊れない安全な車だと認識しています。

メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、、やはり日本でも信頼できるメーカーですよね。

オンライン統計会社のStatistaが世界の製品の品質を問うアンケート調査を行った結果が2017年に発表されています。ここでの堂々第一位が「Made in Germany」。

これは、世界中の人々が”ドイツ製品が世界一の品質である”と評していることを示しています。

ちなみにイギリスは4位、日本は8位。最下位は中国。

アルノ
アルノ

アルノ的には日本製品がトップでしょ!自国製品を誇りに思えるのはありがたいことです。

7)ドイツ人はポテトとソーセージを食べてる

ドイツに移住した友人から聞きましたが、どうやらこれは真実です。

夕食にはゆでたポテトやフライドポテト、ソーセージやサラミなどのハム類が一般的。

友人曰く「冷えた料理」。

そして、もっと重要なのが「パン」だそう。

アルノ
アルノ

イギリスに多いベジタリアンやヴィーガンがドイツにいけば、苦労しそう!

 

8)ドイツ人はケチ

よく言えば「倹約家」。イギリス人はドイツ人をケチだと言っていました。

しか~し!よく考えて!
あなた達イギリス人もわたしからするとケチ国民です。

あ、、いやいや「倹約家」の間違いでした。あしからず。

9)ドイツからやってきたクリスマスマーケットが大好き!

クリスマス マーケット

今やイギリスの12月の風物詩となっている『クリスマス・マーケット』。

これは、ビクトリア女王(在位1837年~1901年)の夫君であったアルバート公(ドイツ出身)によって、イギリスにもたらされたクリスマスの習慣です。

売り物も、ジャーマンビアにジャーマンソーセージなど、ドイツっぽいものが多いんです。

アルノ
アルノ

ハノーヴァー朝の開祖であるジョージ1世(在位1714~1727年)もドイツ人。イギリス王室とドイツの関係は深い!

 

10)でも、戦争は忘れない

ブリッツ(The Britz)って聞いたことがありますか?

イギリスの主要都市ではよく「ブリッツ記念碑」なるものを見かけます。

この「ブリッツ」とは、第二次世界大戦で1940年と1941年の間に行われたドイツ軍によるイギリスへの大空襲をさしています。(ドイツ語で「稲妻」)

ロンドンブリッツ(ロンドン大空襲)が最も激しく、18,291トンの爆弾が落とされました。
次いでリバプール(1,957トン)、バーミンガム(1852トン)、グラスゴー、プリマス、ブリストル、エクセター、コベントリー、、、

ロンドンは、連続57夜続く大空襲により43,000人以上の民間人が爆死、ロンドンの地下鉄が避難場所として使われたそうです。

ボロボロのロンドンチューブ、戦時下では重大な役割を果たしてたんですね!

そして、ドイツ空襲はえげつないことに「大聖堂など街の歴史的重要文化財」を狙って行われたものも多かった。古く歴史あるものごとを尊敬し、愛するイギリス人にとっては屈辱的で精神的大打撃は大きかったろう、と推測します。

11月に行われる戦没者を追悼日「リメンバランス・サンデー」には、女王をはじめとし、国家全体、国民全体が戦死者を哀悼します。

この頃になると、退役軍人へのチャリティ「赤いポピーの花飾り」がイギリス中に溢れかえっています。

イギリス人は、戦争を絶対にわすれません。

しかし、イギリス人は戦争は過去に実際にあったこととして冷静に受け止めており、ナチス・ドイツが行った数々の侵略的行為や空襲に対する恨みのようなものは感じません。

むしろ「あの戦争にイギリスは勝った!」という自負心のほうが強い印象です

リメンバランス・サンデーについてはこちらを参考に

▶「【リメンバランスデー】知っておきたい8つのこと!11月の赤いポピー

まとめ

以上、イギリス人はドイツ人をどう思っているのか?に解答を出すべく、イギリス人が考えるドイツ人のステレオタイプやドイツ人のイメージを10項目紹介しました。

予想通りでしたか?

私にとっては “だいぶ意外な結果“となりました。

イギリスの多くの街にドイツの空爆の記念碑があります。

私の住む南西部デボン州の州都、エクセターにだってブリッツ記念碑が数箇所あります。

戦死者を追悼するリメンバランス・サンデーは国民的行事だし、イギリス人は過去の戦争を絶対に忘れない国民です。

にもかかわらず、イギリス人がドイツ人にもつイメージは非常に友好的!ライバル意識のようなものも感じます。

私は今まで「イギリス人はドイツ人を本音では嫌っている」と思い込んでいました。

ドイツ人は、冷たい、ユーモアのセンスがない、などの否定的意見もあるにせよ、わたしがイギリス人から聞いたり、調査や研究されたことを調べたところ、『ドイツ人が大好き』、『ドイツに住みたい』、『ドイツ人は信頼できる』などの好意的な声が圧倒的なんです。

アルノ
アルノ

ホォ~?!

それは、ドイツの持つ歴史と深い文化、第一次世界大戦には福祉や国民保険など進歩的モデルなっていること、政治のクリーンなイメージ、優れた製造技術と人の実直さ、こういったことがイギリス人から一目おかれているのかもしれません。

もうひとつ、同じく「ゲルマン民族である」という同一民族意識も、彼らのDNAに組み込まれているのかもしれません。(イギリスはゲルマン系アングロ・サクソン人が主な民族)

ナチスの負の遺産、ヨーロッパ中に落とした戦争の爪痕をもってしてもドイツの尊厳は保たれていることに驚きです。(むしろ「俺たち勝った!」と誇りに思ってる感じ)

これは私の意見です。あなたの見解はどうですか?

他国の文化や歴史を知ることで、他国出身者の行動や考え方を深く理解することができると、わたしは思っています。

 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ
 
 

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