イギリス人はアメリカ人をどう思っているのか?15項目でわかったこと

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イギリスからこんにちは。毎日元気なアルノです。

イギリスに暮らしていると、アメリカ人にたまに遭遇します。それは観光客だったり、移住者だったり。

イギリス人がアメリカ人と会話している様子で、常に気になることがありました。
それは、両者のテンションがまったく異なること。

一言で言うと、終始静かなイギリス人に対して、アメリカ人は大げさで騒がしいイメージ。

トランプ大統領の2018年7月の初訪英に際し、イギリス人たちは大規模デモで迎えました。デボンの小さな街でもデモがあったくらいです。そんなイギリス人たちのデモの様子を見て、ますますイギリスとアメリカの関係に興味がわいてきました。

今回紹介するのは、イギリス人はアメリカ人をどう思っているのか?ステレオタイプの意見と、実際に私がイギリスで見聞きした意見です。

15項目でわかったことを紹介します。

アメリカ・5大ステレオタイプ

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1、BIG!(大きい)

アメリカは何もかもが大きい!
国土も広大、山、川、道も、標識も、住居も、車も、公園も人も。食品も不必要に大きく、ピザも炭酸飲料水ドリンクボトルもなにもかもがビックです!

 

2、 friendly(フレンドリー)

多くのアメリカ人の印象は間違いなく「フレンドリー」。

また、親切で寛大、礼儀正しいとも思われています。アメリカ嫌いだったイギリス人の友人、アメリカ出張でアメリカ好きになって帰ってきました。「ボクは間違っていた!アメリカ人はすごくいい人達で礼儀正しく洗練されていた!」と熱く語ってましたね。

3、stupid(愚か)

典型的なイギリス人のアメリカ人に対する意見です。

なぜ愚かだと思っているのか、その根拠の所以は明確にはわかりませんでした。

政治の混乱、銃社会の愚かさ、差別社会という認識もあるかもしれません。
しかし、、、より成功を重ね、多くの素晴らしい製品を生み出し続けるアメリカに対する嫉妬や羨望から、あえてジョークにして皮肉って言われ始めたような感じもします。

4、loud(騒々しい)

大げさで騒々しい。不愉快にうるさく話す。

しかし、確かに両者が話している姿をみると、声の大きさはアメリカ人が大きく、身振りや顔の表情もアメリカ人のほうが豊か。国の大きさがそうさせているのかもしれませんね。

5.Eat a lot!=Fat(食べ過ぎ!太ってる)

国が広大で、なにもかもが大きいアメリカ、そもそも売っている食料の大きさがまったく違います。大きい!量も多い!
そんな巨大で量のあるものを安い値段で食べるアメリカ人、太らないわけがありません。

イギリス人だって太る傾向にありますが、アメリカほどではない。

より深い意見

6.アメリカンイングリッシュは・・・

「イングランド(England)の言語だからイングリッシュ(英語)というのだよ。」

これは、ロンドンの大家さんからの言葉。
もともと自分たちの言語だった英語。気がつけば世界中で広まっているアメリカン・イングリッシュに対する複雑な心情もあるように感じました。

1.単語の違い

例えば、、、?

意味 イギリス英語 アメリカ英語
ズボン Trouser(トラウザー) Pants(パンツ)
クッキー Biscuit(ビスケット) cookie(クッキー)
ポテトチップス Crisps(クリスプス) Chips(チップス)
サッカー football(フットボール) soccer(サッカー)

日本人はアメリカ英語を習っているので、イギリス英語の単語に戸惑います。サッカーと言っちゃうし、クリスプスは舌がまわりにくい!

ちなみに、アメリカでビスケットといえば、スコーンのようなクィックブレッド(KFCのビスケット)のことを言います。

2.綴り(スペル)の違い

「アメリカ英語はスペルに問題がある」、、、これもイギリス人から聞く言葉です。
例えば、、、?

意味 イギリス英語 アメリカ英語
colour color
~をまとめる organise organize
免許、ライセンス licence license


3 アクセントや発音の違い

イギリスでも、スコットランドアクセント、ロンドンでもいくつかの特徴的なアクセントがあるので、私の周りのイギリス人はアメリカンアクセントに不快感を持っている人はいませんでした。

話し言葉での違いで耳につくというのが、アメリカ英語の「wanna(ワナ)」と「gonna(ゴナ)」イギリス英語では、「Want to」と「going to」です。このようなアメリカでよく使われる省略表現はイギリス人は嫌っている印象。

もう一つ、特徴的なのが「R」の発音。アメリカ英語は「r」を発音しますが、イギリス英語は発音しません。例えば、「Door(ドア)」の「r」はアメリカ英語では「ドア」となり発音しますが、イギリス英語では発音せず「ドー」というふうになります。

ワタシ的には、どちらかというとアメリカンアクセントのほうが聞き取りやすいものの、省略表現がやたら多いアメリカ人や、トーンの高い会話はちょっと苦手です。

7.銃は必要ない

アメリカでの銃の所有率は高く、銃射撃事件も後をたたない。

「アメリカの銃はクレイジ-!とても悲しい。自分の身の安全を守る方法は他にあるはず」と話すのは、イギリス人ママ友。

一般人でも銃の所持が許された国、それがアメリカ。
わたしの家族もアメリカに住んでいて、普通のアメリカ人ですが、護身用の銃は持っています。銃をもたない選択肢はない、それが現代アメリカなのでしょうか。

皮肉たっぷりで大げさな部分がありますが、アメリカ銃社会を知るきっかけになるかな、という動画を紹介します。↓

8.アメリカ産の食べ物は危険

まず、アメリカ産のフルーツが農薬まみれである、という認識があります。

また、BSE牛(狂牛病)、家畜に抗生剤や成長ホルモン過剰投与、などの問題。硬い肉を霜降りにするための牛脂注入肉。アメリカで消費されるチキンの約30%がサルモネラ菌に汚染されている、ともいわれています。
さらに、発がん性リスクが高いとされる穀物の遺伝子組み換え作物の問題、EU諸国では、遺伝子組み換え穀物の栽培と輸入は停止されています。

EU離脱後のイギリスの食文化を憂える声があることは事実です。

9.アメリカンポップカルチャーをエンジョイ!

10.アメリカの食べ物が好き!

11.アメリカのスポーツ?イギリスにはいらない

どうやら、イギリス人はアメリカで発展したスポーツには否定的な意見が多いようです。
アメリカのスポーツは競争主義で、引き分けという考え方がないことも理解できないと言っていました。イギリス人はそもそも学校で競争させないんですよね。

12.医療が狂っている

しかし、最先端の研究、近代的な設備、待ち時間が短い、など米国の医療制度にも多くの強みがあり、医療費が莫大なため代替医療先進国となったことも特徴的です。(サプリメント、ホメオパシー、鍼灸、カイロプラクティス、、など)

13政治は混乱している

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イギリス人は、アメリカの政治が大変混乱していると感じています。

今や世界中から皮肉な目で見られているアメリカの政治。イギリス人から見ると、アメリカの政治は非常に党派的で、長期的な目標や問題解決より小規模で目先の利益に向き合っている、 と感じられるようです。

これは、、、!
目先の問題ばかりに向き合うのは日本の政治も同じこと。耳が痛い。

歴史からみた意見

14.イギリスの植民地だった

アメリカとイギリスの関係を理解するために、アメリカの植民地時代を紹介します。

ヨーロッパ人が到来するまで、北アメリカ大陸はインディアンが住む広大な土地でした。

ルネッサンス期になると、ヨーロッパ諸国で大航海時代が幕をあげます。ポルトガルとスペイン、続きイタリア人コロンブスが1492年に西インド諸島(南北アメリカ大陸に挟まれたカリブ海域)に到達。これに続き、イングランド、フランス、スコットランド、スウェーデン、スペインおよびオランダなどの国々が北アメリカ大陸の植民地化を始め、13植民地となりました。

ヨーロッパ人による南北アメリカ大陸の探検と開拓、インディアンに対する領土略奪と虐殺は、1776年の独立宣言まで続き、アメリカ合衆国の植民地時代( Colonial history of the United Statesと呼ばれています。

領地名 現在の地名
イギリス人 ニューイングランド ヴァージニア、カロライナ
フランス人 フレンチルイジアナ ルイジアナ
オランダ人 ニューネーデルランド NY、ニュージャージー
スェーデン人 ニュースェーデン デラウェア
スペイン人 ヌエバ・エスパーニャ フロリダ

宗教的に見ると、当初の移民の多くがカトリック教徒でしたが、1620年英国イギリス国教会を離れた分離派による移民(メイフラワー号)をきっかけとして、イギリスからピューリタン(清教徒)が相次いで入植し、アメリカの宗教に大きな影響を与えます。

17世紀~18世紀にかけ、イギリスとフランスがヨーロッパで戦争をするたびに、植民地でも戦争となります(北米植民地戦争)。この戦争中にイギリスは次々とフランスやスペインなど他の国の植民地を奪い、アメリカの大西洋沿岸のほぼ全てを手に入れました。また南部の奴隷専売権を握り、アフリカ人を奴隷として売買し、綿花生産、タバコ、砂糖、麻、米などの商品作物の生産において重要な労働力として酷使し、巨大な富を得ることで大英帝国の礎を築き上げました。

イギリスは、アメリカと他の国との独自貿易を禁じ、重税や印紙法による貿易独占を企てます。それに反発した住民は反対運動を展開するようになり、
1733年、「茶法」によって茶の貿易を独占しようとしたイギリスに対し、ボストン港を襲撃。これが、アメリカ独立の引き金となったボストン茶会事件です。

住民側は、ジョージ・ワシントンを戦争の総司令官に任命して大陸軍を結成、アメリカ独立宣言を発表しました。ここにアメリカ合衆国憲法が制定され、現代に至るアメリカ合衆国が誕生します。最初の大統領選挙によって、1789年初代アメリカ合衆国大統領にジョージ・ワシントンが就任しました。

ざっとまとめましたが、、、それにしてもイギリスの植民政策の暴虐ぶり、奴隷によるプランテーションの発展、などなど、世界的な悪行数知れず、、、何しとんねん!ってつっこみどころ満載!
このアメリカ植民地時代の歴史が現代のアメリカ社会の基礎となっています。

イギリス人にとってアメリカは、”昔は自分たちが統治していた国だった”、という思いが残っているようにわたしは感じます。

15.第二次世界大戦で参戦してくれた

Photo by rob walsh on Unsplash 「ヤルタ会談」左からチャーチル、ルーズベルト、スターリン

第二次世界大戦は、1939年9月にドイツ軍がポーランドに侵攻したことをきっかけに勃発。
開戦から6年、1945年5月にベルリンが陥落しドイツが降伏。同年8月にアメリカが日本へ2回の原爆を投下し、日本も降伏。こうして第二次世界大戦は終結しました。

枢軸国側:ドイツ、日本、イタリア

連合国イギリス、フランス、ソビエト連邦、アメリカ、中国

この大戦において、一時はヒトラー率いるドイツ・ナチス党はヨーロッパを侵略、同盟国だったフランスも占領します。残るイギリスはヨーロッパで孤立するものの、当時の首相チャーチルの強い信念のもと徹底抗戦します。日本の真珠湾攻撃をうけたアメリカが大戦へ参戦し、連合軍は勝利を収めました。

アメリカ参戦が第二次世界大戦の勝敗を決めたといっても過言ではないでしょう。

チャーチルは、イギリス人が選ぶ歴史上最も偉大なイギリス人として今でも英国人から尊敬されています。チャーチルおすすめ記事はこちら!

「チャーチルを訪ねるロンドン旅のススメ!英国人が選ぶ最も偉大なイギリス人」

まとめ

 

イギリス人から聞くアメリカ人のステレオタイプはかなりひどいです。

<ネガティブ意見>
太り過ぎ、騒々しい、まずいビール、 人種差別、同性愛嫌悪、人種中心主義者、農薬だらけの食べ物、政治が悪い、外交政策がまずい、高すぎる医療費、銃マッド、宗教に狂信的(キリスト教)、無責任な消費主義者、 愛国心が高すぎる、、、などなど。

しかし、ようく話を聞いてみると、アメリカに対して好意的であることもわかりました。

<ポジティブ意見>
なにもかもが大きくて広い!寛大、ウェルカムムードを感じる、フレンドリー、知的な人々、多様性の素晴らしさ、世界最高の製品、サービス(Apple,Google,Ebay、、、、)
最先端の科学技術、最先端の医療技術、壮大な観光地(大自然と、ディズニーワールドのような巨大遊園地など)、ハリウッド映画や、テレビシリーズ、アメリカの食べ物が大好き、、、などなど。


歴史的関係も深く、イギリスとアメリカは切っても切れない関係が続いています。

アメリカ人は確実にイギリス人を意識しているし、イギリス人はアメリカを馬鹿にするようでいて、実はめちゃくちゃ好意を持っているんじゃないでしょうか?
今回の記事をまとめながら、私はそんなふうに感じました。

私が訪れたアメリカは、サンフランシスコとハワイ。どちらにも1ヶ月滞在ました。
アメリカは、自然豊かで広大で人々は大変フレンドリ-です。でも、私は常に「ニコニコ笑うこの人たち、でも銃を隠し持ってるかもしれない、、」、という緊張感をもっていました。アメリカへ旅行する場合、海外旅行保険加入はマストです。お忘れなく!

「イギリス人は、〇〇人をどう思っているのか?」シリーズ、こちらもオススメ!

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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