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イギリス人はアメリカ人をどう思っているのか?15項目でわかったこと

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・イギリス人はアメリカ人をどう思っているの?

イギリスに暮らしていると、アメリカ人にたまに遭遇します。それは観光客だったり、移住者だったり。

イギリス人がアメリカ人と会話している様子で、常に気になることがありました。

それは、両者のテンションがまったく異なること。

一言で言うと、終始静かなイギリス人に対して、アメリカ人は大げさで騒がしいイメージ。

この記事は、「イギリス人はアメリカ人をどう思っているのか?」ステレオタイプの意見と、実際に私がイギリスで見聞きした意見を紹介します

アルノ

記事を書いているのは、在英歴10年のアルノです。イギリス人とアメリカ人の友人はタイプがまったく違います。どちらかというとアメリカ人とのほうが距離は近い♪

イギリス人が思っているアメリカ人・5大ステレオタイプ

Photo by Nextvoyage from Pexels

まずは、イギリス人がステレオタイプでイメージするアメリカ人をしょうかいします。

1、BIG!(大きい)

アメリカは何もかもが大きい!

国土も広大、山、川、道も、標識も、住居も、車も、公園も人も。

アルノ

食品も不必要に大きく、ピザも炭酸飲料水ドリンクボトルもなにもかもがビックです!

 

2、 friendly(フレンドリー)

アルノ

多くのアメリカ人の印象は間違いなく「フレンドリー」。

また、親切で寛大、礼儀正しいとも思われています。

アメリカ嫌いだったイギリス人の友人、アメリカ出張でアメリカ好きになって帰ってきました。

「ボクは間違っていた!アメリカ人はすごくいい人達で礼儀正しく洗練されていた!」と熱く語ってましたね。

3、stupid(愚か)

典型的なイギリス人から見たアメリカ人に対する意見です。

なぜ愚かだと思っているのか、その根拠の所以は明確にはわかりませんでした。

政治の混乱、銃社会の愚かさ、差別社会という認識もあるかもしれません。

アルノ

しかし、、、より成功を重ね、多くの素晴らしい製品を生み出し続けるアメリカに対する嫉妬や羨望から、あえてジョークにして皮肉って言われ始めたような感じもします。

4、loud(騒々しい)

大げさで騒々しい。

不愉快にうるさく話す。(あわわ…)

しかし、確かに両者が話している姿をみると、声の大きさはアメリカ人が大きく、身振りや顔の表情もアメリカ人のほうが豊か。

アルノ

国の大きさがそうさせているのかもしれませんね。

5.Eat a lot!=Fat(食べ過ぎ!太ってる)

国が広大で、なにもかもが大きいアメリカ、そもそも売っている食料の大きさがまったく違います。大きい!量も多い!

そんな巨大で量のあるものを安い値段で食べるアメリカ人、太らないわけがありません。

アルノ

イギリスも年々太っている人が増えています。「太る」の基準が日本人とはかなり違います。

もっとつっこんだアメリカへの意見

次に、わたしのイギリスでの体験や友人の意見を参考にした意見を紹介します。

6.アメリカンイングリッシュは・・・

「イングランド(England)の言語だからイングリッシュ(英語)というのだよ。」

これは、ロンドンの大家さんからの言葉。

もともと自分たちの言語だった英語。気がつけば世界中で広まっているアメリカン・イングリッシュに対する複雑な心情もあるように感じました。

1.単語の違い

例えば、、、?

意味イギリス英語アメリカ英語
ズボンTrouser(トラウザー)Pants(パンツ)
クッキーBiscuit(ビスケット)cookie(クッキー)
ポテトチップスCrisps(クリスプス)Chips(チップス)
サッカーfootball(フットボール)soccer(サッカー)

日本人はアメリカ英語を習っているので、イギリス英語の単語に戸惑います。サッカーと言っちゃうし、クリスプスは舌がまわりにくい!

ちなみに、アメリカでビスケットといえば、スコーンのようなクィックブレッド(KFCのビスケット)のことを言います。

2.綴り(スペル)の違い

「アメリカ英語はスペルに問題がある」、、、これもイギリス人から聞く言葉です。
例えば、、、?

意味イギリス英語アメリカ英語
colourcolor
~をまとめるorganiseorganize
免許、ライセンスlicencelicense


3 アクセントや発音の違い

イギリスでも、スコットランドアクセント、ロンドンでもいくつかの特徴的なアクセントがあるので、私の周りのイギリス人はアメリカンアクセントに不快感を持っている人はいませんでした。

話し言葉での違いで耳につくというのが、アメリカ英語の「wanna(ワナ)」と「gonna(ゴナ)」。

イギリス英語では、「Want to」と「going to」です。このようなアメリカでよく使われる省略表現はイギリス人は嫌っている印象。

アルノ

もう一つ、特徴的なのが「R」の発音。

アメリカ英語は「r」を発音しますが、イギリス英語は発音しません。

例えば、「Door(ドア)」の「r」はアメリカ英語では「ドア」となり発音しますが、イギリス英語では発音せず「ドー」というふうになります。

ワタシ的には、どちらかというとアメリカンアクセントのほうが聞き取りやすいものの、省略表現がやたら多いアメリカ人や、トーンの高い会話はちょっと苦手です。

7.銃は必要ない

アメリカでの銃の所有率は高く、銃射撃事件も後をたたない。

「アメリカの銃はクレイジ-!とても悲しい。自分の身の安全を守る方法は他にあるはず」と話すのは、イギリス人ママ友。

一般人でも銃の所持が許された国、それがアメリカ。

アルノ

わたしの家族もアメリカに住んでいて、普通のアメリカ人ですが、護身用の銃は持っています。銃をもたない選択肢はない、それが現代アメリカなのでしょうか。

8.アメリカ産の食べ物は危険

まず、アメリカ産のフルーツが農薬まみれである、という認識があります。

また、BSE牛(狂牛病)、家畜に抗生剤や成長ホルモン過剰投与、などの問題。硬い肉を霜降りにするための牛脂注入肉

アメリカで消費されるチキンの約30%がサルモネラ菌に汚染されている、ともいわれています。

さらに、発がん性リスクが高いとされる穀物の伝子組み換え作物の問題、EU諸国では、遺伝子組み換え穀物の栽培と輸入は停止されています。

アルノ

EU離脱後のイギリスの食文化はあきらかに変わりました

9.アメリカンポップカルチャーをエンジョイ!

イギリス人は、ハリウッド映画が好きだし、アメリカンポップスも好きです。

しかし、女性スターの好みが違うようで、イギリスはスレンダーなケイト・モスやエマ・ワトソンを好むのに対し、アメリカは豊満ボディのビヨンセやキム・カーダシアン・ウエストを好む傾向にあるようです。

アメリカのリアリティTV番組も好まれています。

10.アメリカの食べ物が好き!

不健全で大きすぎる食品、、、いろいろ問題はありそうだけど、実はイギリス人はアメリカの食べ物が大好きです!

  • イギリス人はハンバーガーが大好き。
  • ふかふかパン生地のアメリカ流ピザも大好き
  • コーラドーナツも大好き!


11.アメリカのスポーツ?イギリスにはいらない

アメリカのスポーツは、イギリスで全く流行っていません。

・「アメリカンフットボール?」それって、ラグビー?

・「野球?」それって、クリケット?

・「サッカー?」なにその言葉!フットボールだろう!

イギリス人はアメリカで発展したスポーツには否定的な意見が多いようです。

アメリカのスポーツは競争主義で、引き分けという考え方がないことも理解できないと言っていました。

アルノ

イギリス人はそもそも学校で競争させないんですよね。

12.医療が狂っている

Photo by rawpixel on Unsplash


国営の医療制度NHSにより、イギリスでは一般的な医療に費用がかかりません。私の知人はイギリスでがんの手術をしましたが、手術代、入院費、診察代は無料でした。

かたやアメリカの医療は、多くの人が高額な民間の医療保険に加入しています。

もし保険なしに医者にかかると、膨大な医療費が請求されます。緊急処置などの手当をうけたら、大変!処方薬も高いため、薬を安く手に入れるために国境をこえメキシコへ行くアメリカ人も多いのが現状。

米国医療の問題は、個人の選択の自由を愛するアメリカ人の気質にも関係するのではないでしょうか。

しかし、最先端の研究、近代的な設備、待ち時間が短い、など米国の医療制度にも多くの強みがあり、医療費が莫大なため代替医療先進国となったことも特徴的です。(サプリメント、ホメオパシー、鍼灸、カイロプラクティス、、など)

13政治は混乱している

Photo by rob walsh on Unsplash


イギリス人は、アメリカの政治が大変混乱していると感じています。

今や世界中から皮肉な目で見られているアメリカの政治。

イギリス人から見ると、アメリカの政治は非常に党派的で、長期的な目標や問題解決より小規模で目先の利益に向き合っている、 と感じられるようです。

これは、、、!
目先の問題ばかりに向き合うのは日本の政治も同じこと。耳が痛い。

アメリカはニ大政党政であり、この2つの政党が政権を取りあっています。

民主党(GOP)(歴代大統領:バイデン、オバマ)
イメージカラー:青
自由主義、リベラル派政党
他の宗教に寛容
国民の生活優先(例:国民に還元し、社会保障を充実させようとしたオバマ・ケアなど)
強調主義

共和党(D)(歴代大統領:トランプ)
イメージカラー:赤
保守主義、
キリスト教
起業優先(アメリカの経済の発展させることで景気の回復をはかる)

歴史からみた意見

14.アメリカはイギリスの植民地だった

アメリカとイギリスの関係を理解するために、アメリカの植民地時代を紹介します。

ヨーロッパ人が到来するまで、北アメリカ大陸はインディアンが住む広大な土地でした。ルネッサンス期になると、ヨーロッパ諸国で大航海時代が幕をあげます。

ポルトガルとスペイン、続きイタリア人コロンブスが1492年に西インド諸島(南北アメリカ大陸に挟まれたカリブ海域)に到達。これに続き、イングランド、フランス、スコットランド、スウェーデン、スペインおよびオランダなどの国々が北アメリカ大陸の植民地化を始め、13植民地となりました。

ヨーロッパ人による南北アメリカ大陸の探検と開拓、インディアンに対する領土略奪と虐殺は、1776年の独立宣言まで続き、アメリカ合衆国の植民地時代Colonial history of the United Statesと呼ばれています。

領地名現在の地名
イギリス人ニューイングランドヴァージニア、カロライナ
フランス人フレンチルイジアナルイジアナ
オランダ人ニューネーデルランドNY、ニュージャージー
スェーデン人ニュースェーデンデラウェア
スペイン人ヌエバ・エスパーニャフロリダ

宗教的に見ると、当初の移民の多くがカトリック教徒でしたが、1620年英国イギリス国教会を離れた分離派による移民(メイフラワー号)をきっかけとして、イギリスからピューリタン(清教徒)が相次いで入植し、アメリカの宗教に大きな影響を与えます。

17世紀~18世紀にかけ、イギリスとフランスがヨーロッパで戦争をするたびに、植民地でも戦争となります(北米植民地戦争)。

この戦争中にイギリスは次々とフランスやスペインなど他の国の植民地を奪い、アメリカの大西洋沿岸のほぼ全てを手に入れました。

またイギリスは南部の奴隷専売権を握り、アフリカ人を奴隷として売買し、綿花生産、タバコ、砂糖、麻、米などの商品作物の生産において重要な労働力として酷使し、巨大な富を得ることで大英帝国の礎を築き上げました。

イギリスは、アメリカと他の国との独自貿易を禁じ、重税や印紙法による貿易独占を企てます。

それに反発した住民は反対運動を展開するようになり、
1733年、「茶法」によって茶の貿易を独占しようとしたイギリスに対し、ボストン港を襲撃。

アルノ

これが、アメリカ独立の引き金となったボストン茶会事件です。

住民側は、ジョージ・ワシントンを戦争の総司令官に任命して大陸軍を結成、アメリカ独立宣言を発表しました。

アルノ

ここにアメリカ合衆国憲法が制定され、現代に至るアメリカ合衆国が誕生します。

最初の大統領選挙によって、1789年初代アメリカ合衆国大統領にジョージ・ワシントンが就任しました。

ざっとまとめましたが、、、それにしてもイギリスの植民政策の暴虐ぶり、奴隷によるプランテーションの発展、などなど、世界的な悪行数知れず、、、何しとんねん!ってつっこみどころ満載!

このアメリカ植民地時代の歴史が現代のアメリカ社会の基礎となっています。

イギリス人にとってアメリカは、”昔は自分たちが統治していた国だった”、という思いが残っているようにわたしは感じます。

15.第二次世界大戦で参戦してくれた

Photo by rob walsh on Unsplash 「ヤルタ会談」左からチャーチル、ルーズベルト、スターリン


第二次世界大戦は、1939年9月にドイツ軍がポーランドに侵攻
したことをきっかけに勃発。

開戦から6年、1945年5月にベルリンが陥落しドイツが降伏。同年8月にアメリカが日本へ2回の原爆を投下し、日本も降伏。こうして第二次世界大戦は終結しました。

枢軸国側:ドイツ、日本、イタリア

連合国:イギリス、フランス、ソビエト連邦、アメリカ、中国

この大戦において、一時はヒトラー率いるドイツ・ナチス党はヨーロッパを侵略、同盟国だったフランスも占領します。

残るイギリスはヨーロッパで孤立するものの、当時の首相チャーチルの強い信念のもと徹底抗戦します。日本の真珠湾攻撃をうけたアメリカが大戦へ参戦し、連合軍は勝利を収めました。

アメリカ参戦が第二次世界大戦の勝敗を決めたといっても過言ではないでしょう。

チャーチルは、イギリス人が選ぶ歴史上最も偉大なイギリス人として今でも英国人から尊敬されています。チャーチルおすすめ記事はこちらです。

イギリスとアメリカを楽しく比較!スタイリッシュなスパイ映画が超おすすめ!

映画「キングスマン」(2作目)が、イギリスとアメリカをユニークに楽しく演出しています。

あらすじは…

表向きとは裏にどこの国にも所属せずに、難事件・テロリズムを解決するスパイ組織「キングスマン」。謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃を受けて拠点が壊滅。

残された2人のエージェントは同盟関係にあるアメリカのスパイ機関である「ステイツマン」に助けを求める。。。というドタバタおバカなお話。

笑いにした「イギリスらしさ」と「アメリカらしさ」の対比が面白い。主演はコリン・ファース。

まとめ

 イギリス人から聞くアメリカ人のステレオタイプはかなりひどいです。

<ネガティブ意見>

太り過ぎ、騒々しい、まずいビール、 人種差別、同性愛嫌悪、人種中心主義者、農薬だらけの食べ物、政治が悪い、外交政策がまずい、高すぎる医療費、銃マッド、宗教に狂信的(キリスト教)、無責任な消費主義者、 愛国心が高すぎる、、、などなど。

しかし、ようく話を聞いてみると、アメリカに対して好意的であることもわかりました。

<ポジティブ意見>

なにもかもが大きくて広い!寛大、ウェルカムムードを感じる、フレンドリー、知的な人々、多様性の素晴らしさ、世界最高の製品、サービス(Apple,Google,Ebay、、、、)
最先端の科学技術、最先端の医療技術、壮大な観光地(大自然と、ディズニーワールドのような巨大遊園地など)、ハリウッド映画や、テレビシリーズ、アメリカの食べ物が大好き、、、などなど。


歴史的関係も深く、イギリスとアメリカは切っても切れない関係が続いています。

アメリカ人は確実にイギリス人を意識しているし、イギリス人はアメリカを馬鹿にするようでいて、実はめちゃくちゃ好意を持っているんじゃないでしょうか?

私が訪れたアメリカは、サンフランシスコとハワイ。どちらにも1ヶ月滞在ました。アメリカは、自然豊かで広大で人々は大変フレンドリ-です。でも、私は常に「ニコニコ笑うこの人たち、でも銃を隠し持ってるかもしれない、、」、という緊張感をもっていました。

アメリカへ旅行する場合、海外旅行保険加入はマストです。お忘れなく!

この記事があなたのお役にたてばうれしいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ

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