あの人ってもしや?英国上流階級(アッパークラス)の見分け方!

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イギリス 上流階級 アッパークラス 見分け方 エリザベス女王

イギリスからこんにちは。最近、「この人ってもしかして、、」と思いがちなアルノです。

前回の「イギリスの華麗なる上流階級(アッパークラス)とは?」の記事に引き続き、今回は、イギリス上流階級(アッパークラス)の人々の見分け方についてまとめてみます。

あなたの周りにも、こんな人いませんか?

その人は、アッパークラスということを隠して生活しているイギリスの上流階級者かもしれません。

世界を股にかける経済界や政界では役立ちそうな、アッパークラスの見分け方。

アッパークラスが周りにいそうにない私には何の役にもたちそうもないですが、人生なにがあるかわからないし、個人的にめっちゃ面白いので、まとめてみました!

あの人ってもしや?
英国上流階級(アッパークラス)の見分け方!

1.英語の発音・アクセントを聞いてみるべし!

イギリス 上流階級 アッパークラス 紳士

アッパークラス(上流階級)の人物を見分ける最も効果的な方法が、英語の発音・アクセントだと多くの人が言っています。

それは、RPアクセント(Received Pronunciation)といわれ、クィーンズアクセント(The Queen’s accent)やオックスフォード・イングリッシュ、BBCイングリッシュとも関連されます。

また、RP(Received Pronunciation:容認発音)は、英国標準イングリッシュを指し、もともと英国の南東部の人々、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、名門パブリック・スクール(プライベートスクール)で話されていた英語。

BBCがニュース発音の発音として採用したため、「BBCイングリュシュ」とも呼ばれてきました。しかし、現代のBBCアナウンサーでRPアクセント話者はほぼ消失、昔の白黒テレビ時代のBBCアナウンサーの発音で聞くことができます。

現代のイギリスでのRPアクセント話者は、全体の3%に過ぎないと言われています。

知り合いのイギリス人からこの人RP話者だよ、と紹介されたのは、デイビット・キャメロン元首相、トニー・ブレア元首相の2人でした。

わたしなんて、普通の英語の発音もできないのに、、、RPアクセントなんて一生話せないでしょう。はは。

2.卒業校を聞いてみるべし!

オックスフォード大学 イギリス 上流階級 アッパークラス

アッパークラス(上流階級)のこどもたちは、英国の名門イートン校(Eton)やHarrow(ハーロウ)校に代表されるプライベートのボーディングスクール(全寮制の寄宿学校)に入り、生活を共にし、同じRP発音で話します。

ウィリアム王子やハリー王子もイートン校の卒業生。

彼らには特権生活が保証され、オックスフォードまたはケンブリッジ大学の場所を一部確保され、社会上層部の一員となる教育を受けます。(イートン卒業生の30%がオックスブリッジに入るとされる)

アッパークラスはオックスブリッジ(オックスフォード&ケンブリッジ)卒業生が多い!
イギリスの歴代首相のほとんどはオックスブリッジ卒業生なのです。

マーガレット・サッチャー元首相トニー・ブレア元首相、デービッド・キャメロン元首相、テリーザ・メイもオックスフォード出身。

面白いことにキャメロンはイートン校・オックスフォード大卒業ですが、階級はアッパーミドルクラス。他者もミドルクラス出身。

ちなみに、日本の皇太子徳仁親王、雅子皇太子妃、秋篠宮文仁親王など日本の皇族の留学先としてもオックスフォードが選ばれています。

かたやケンブリッジは研究者を多く排出しており、ノーベル賞受賞者の数は世界第一位!

世界のアッパークラス・頭脳明晰者が集まる場所、それがオックスブリッジ。

これはどういうことかというと、ミドルクラス・ロウワークラスでもオックスブリッジへ入学すると、アッパークラスの人々と出会えるということです。
そこから、人脈をつなげ、世界の上層部へと駆け上がることができるのです。

例えば、マーガレット・サッチャー元首相は、ミドルクラスの食料雑貨商の家に生まれ、奨学金でグラマースクールに学び、オックスフォード大学に入学します。家柄に恵まれ教養豊かな伝統的イギリス政治家とサッチャーは違う。英国階級社会にメスをいれたのもサッチャーでした。彼女は必死で自分の発音をRPアクセントに治したともいわれています。

「鉄の女サッチャー」彼女の人生は本当に面白いです!彼女の評価も真っ二つ!
サッチャーを知るなら、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の素顔こちらのドキュメンタリーがおすすめ。メリル・ストリープの渾身の演技が評価された映画「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」という映画もあります。
しかし、このドキュメンタリーにはサッチャー自らが出演しています。

オックスフォード、ケンブリッジとも観光で訪れたことがあります。
大学は入場料を払えば一部入ることができて、ケンブリッジの川下りが最高でした!バイトの大学生が船をこいでくれました。説明も楽しい!

3.英語表現に注意すべし!

ディナー イギリス 上流階級

彼らは、発音もさることながら、英語の表現が違います。
Wikipediaから引用の下記の表をみると面白い!日本人はごっちゃですね!

そういえば、前に訪問したマナーハウス(manor house)で、夕食のことをディナーではなく「サパー」と言っていましたね。このことだったんですね!

※マナーハウスとは?
やや下級に位置する貴族が所有する荘園領主の邸宅。1066年のノルマン征服以後の英国において、中世封建制における領土管理の最小単位としての役割があった。現在は博物館やホテル、結婚式場、ゴルフ場などに改修されているマナーハウスが多い。

アッパークラスの英語表現 アッパークラスではない
Bike or bicycle(自転車) Cycle
Dinner jacket(スーツ) Dress suit
Knave(トランプ) Jack (cards)
Vegetables(野菜) Greens
Ice(アイスクリーム) Ice cream
Scent(香水) Perfume
They’ve a very nice house.(彼らはいい家を持っている) They have (got) a lovely home.
Ill (in bed)(病気) Sick (in bed)
I was sick on the boat.(船酔い) I was ill on the boat.
Coat(コート) Jacket
Looking-glass(鏡) Mirror
Chimneypiece(壁画) Mantelpiece
Graveyard(墓地) Cemetery
Spectacles(メガネ) Glasses
False teeth(入れ歯) Dentures
Die(死) Pass on
Mad(精神) Mental
Jam(ジャム) Preserve
Napkin(テーブルナプキン) Serviette
Sofa(ソファー) Settee or couch
Lavatory or loo(トイレ) Toilet
Rich(豊か) Wealthy
What?(何ですか?) Pardon?
Good health(元気だして) Cheers
Lunch(ランチ) Dinner (for midday meal)
Supper(夕食) Tea (for evening meal)
Pudding(お菓子) Sweet
Drawing-room(ラウンジ) Lounge
Writing-paper(便箋) Note-paper
How d’you do?(会えてうれしい) Pleased to meet you
Wireless(ラジオ) Radio
(School)master, mistress(先生) Teacher

※引用 Wikipedia 「U and non-U English」より

4.家を訪問すべし!

オースチン・ヒーレー イギリス スポーツカー 英国 車 上流階級

アッパークラスの人々は、通常巨大で広大な屋敷と庭園を持っています。
邸宅での見分け方で紹介されていたいくつかを紹介します。

●すべての上流階級者が裕福であるわけではないため、屋敷は荒廃している可能性も!
●まるで図書館のような何千もの皮で裏打ちされた書籍でいっぱい。
●代々受け継がれた貴重な家具がある(アパークラスが家具を買うことはない)
●所有する車が1970年代以前のスポーツカーを持っている?(オースチン・ヒーレーや、MGAロードスターなど)
を数頭所有している(種馬)

たしかに、、、図書館に古くて貴重な家具、大邸宅、荘園!映画でみたことがあるからなのか。なんだかイメージわきますね!

5.アッパークラスであることを否定するか?

アッパークラス(上流階級)は、自分がアッパークラスであることを否定する傾向にあるようです。明らかにアッパークラスの条件を揃えているのにその人が「自分は中産階級です。」」と答えたら?

彼は確実に彼はアッパークラスなんですって!

へーー!!

6.食べているもの・体型や肌質は?

チャールズ皇太子 ティー お茶 オーガニック イギリス

アッパークラス(上流階級)の人々は、良質の食べ物、飲み物をよく知っています。

チャールズ王太子なんて、王室御用達スーパーのウェイトローズ(Waitrose)で、自分でオーガニック食品の「ダッチー・オリジナルズ(DUCHY ORGANIC)」をプロディースしちゃってます。

彼の所有する農場は完全オーガニック。野菜やビスケット類、ジャムやハニー、チーズやアイスクリームなど他種類!

そして、そんな良質の食べ物をとっていることからも、彼らの肌はつやっつやなんです。
たまに王室メンバーは、地域のカテドラルを訪問します。その時に王室メンバーを垣間見ることができるのですが、日本人が驚くのはその肌ツヤの良さ。品の良さ。

写真で見る限り決して「美しい」とは思ったことがないカミラ夫人(コーンウォール公爵夫人)。彼女を近くで見るとびっくり仰天!まさに「美しい!」間近でカミラ夫人をみた日本人の友人が「あの人達、よいものを食べてるから。もう輝くばかりの美しさよ!」とその肌の美しさと光り輝くオーラに驚いていました。

そして、アッパークラスに太った人物を見かけません

たいてい背がスラッと高いのも共通したイメージ。

対して、ロウワークラスでは太った人物が多い。これは世界共通でいえる社会現象。

「食物がその人物をつくる。」これは真実!
何の説明や研究がなくても、周りを見ればはっきりとわかります。

7.家族の誰かに引退した大佐がいるか?

そもそもイギリスは軍隊の最高指揮官は貴族や王族がなるもので、軍を指揮する将校は貴族しかなれなかったといいます。

現在は退役していますが、士官学校を出たウイリアム王子が少尉からイギリス空軍パイロットとして軍に従事し、少佐までつとめたことも有名。

歴代の軍の大佐には、貴族出身者が多いのです。
アッパークラス(上流階級者)は、国家に奉仕する考えが色濃く残っっているのではないでしょうか。

イギリスの軍隊(通称:British Armed Forces)は、国王/女王陛下の軍 (His/Her Majesty’s Armed Forces)とも表記されます。つまりイギリス軍の名目上の最高指揮権はイギリスの君主(1952年よりエリザベス2世)なのです。

●イギリス陸軍 (British Army) :大佐はColonel
●イギリス海軍 (Royal Navy) :大佐はCaptain
●イギリス空軍(Royal Air Force):大佐はGroup Captain

なので、イギリスの貴族(ヨーロッパ貴族)は、強くならなきゃいけなかった。
学校でも、やたらポロやクリケット、ラグビーに精出してます。

その他

他にも、アッパークラスの見分け方として、、、

●服装が違う(ツイードの上等な服を着ているなど)
●地方に邸宅を持ちロンドンにはフラットがある
●靴がいつもピカピカに磨かれている
●セルフリッジやフォートナム & メイソン、ハロッズなどの高級デパートに出現する
●車は、BMWやベンツではなく、MINIが好き
●邸宅に家政婦、執事、庭師、ナニーを雇っている
●バックはショルダーで持たない。ハンドで持つタイプ。女性ならクラッチバックやハンドバック。男性は持たない、またはハンドで持つタイプ。

などなど、多くのまことしやかな「アッパークラスの見分け方」があるようです。

確かに!貴族の女性と付き合っていた日本人男性の所有していた車、それはMINIでした!

まとめ

さて、「アッパークラス(上流階級)の見分け方」にお金持ちかどうかは入っていません。

すべてのアッパークラスが経済的に豊かなわけではないご時世。

お金持ちのアッパークラスといえば、エリザベス女王のロイヤルファミリーは別格。

資産1兆円超えで常に英国長者番付でトップを争う富豪貴族、ウェストミンスター公爵。ロンドン一等地メイフェアの土地を持ち、ビジネスも世界中で展開していて、想像を絶する裕福さん!

故ダイアナ元妃の実家であるスペンサー伯爵家は、イングランド中東部ノーフォークに広大な土地を持っていますが、8代伯爵の代から(ダイアナは9代目伯爵の三女)オルソープの屋敷の維持費の捻出に苦しむようになり、屋敷内の様々な美術品の売却を行うようになり、現在はオルソープ邸宅をマナー・ハウスとして経営しています。

同じ貴族といえど、雲の上のような生活が続けられる家もあれば、名家といえど広大な土地や邸宅を維持できず手放したり破産する貴族もいます。いわゆる「没落貴族」です。

お金がなくても、貴族は貴族、彼らは「アッパークラス=上流階級」なのです!

知れば知るほど興味深い、イギリスのアッパークラス(上流階級)、今回はアッパークラスの見分け方についてまとめてみました。

前回の記事、「イギリスの華麗なる上流階級とは?(アッパークラスについて調べてみた)」も参考に!

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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