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イギリス人と日本人、ファッションの特徴6つの違い:わたし的見解

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イギリス ファッション
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イギリスに住んでいて、オープンカフェでコーヒーを飲みながら人物チェックをしていると、海外のファッションと日本のファッションの違いに思いを馳せることがあります。

イギリス人と日本人のファッションの特徴やファッションセンスはかなり違うのです。

あなたは知ってましたか?

わたしがイギリスに住んでみて感じる、イギリ人と日本人のファッションセンスの違い、メイクや髪型も合わせて6つを紹介します。

目次

1、セクシーファッションのセンスが違う

日本人女性

日本には「隠す美学」が存在します。

谷崎潤一郎の「陰翳礼賛」を知っているでしょうか。

人は見えない事に想像力を膨らませ、それを美化する傾向にある、それを日本人は理解していると感じます。

日本人女性が胸元を見せる服を好まないのも、体にフィットした服を好まないのも昔の社会的タブーとともに「セクシー」につながることもあるのではないでしょうか。

それとは別に、大人になってもレースやフリルのついた「可愛いいもの」を重視しものが多い。

日本人女性は男性が思わず守りたくなるような可愛らしく、若さを演出できるものを好みます。

反対にイギリスでは、「隠す美学」は存在していません。

タイトなカットソーを好み、年配の女性でも胸元が大きくあいたファッションの女性は多く、実際にお店で胸元のあいていない服を探すほうが難しいです。

田舎の町に多い傾向にあるパターンで、「ブラのヒモが丸見え」「パンツの下のおしりの形がくっきり」。。初めて見たときは衝撃でした!

しかも、あっちも、こっちも!!

見せブラじゃありません、ヨレヨレのブラです。日本人としてはいつも目のやり場に困るのです。

イギリス人にとって「セクシーだね」と言われるのは最大の褒め言葉。

そして露出の多いストレートな表現それがわたしの感じるイギリス流セクシーファッションです。

最近さらに、ショッキングなファッションを目にしました。

ティーンエイジャーらしき女の子が家族と一緒にお買い物。彼女は黒いスパッツならぬ、黒いストッキングをズボンがわりに履いていたのです。ショート丈のカットソーに黒ストッキングなので、当然下のショーツが透けて見えてます。しかも赤いショーツ。。

「ちょっと待てーーーー!」思わず叫ぶわたし。

「今日寒いんよ。親はそれでいいんかい?」とめちゃくちゃ心配になった私でした。

2、ブランド物に対する感覚が違う

ブランド,グッチ

日本人は男女に関係なく、ブランドの名前や製品の特長をよく知っています

また、若くてもハイブランドの製品は身近なもので、お金も使いますよね。

しかし、イギリスでハイブランドを持つ人はあまり見かけません

ブランド名も知らない人のほうが多いように感じます。「ハイブランド?だから何?」って感じで一笑されそうです。

ブランドに左右されず、自分が着たいものを着ています。自分が着たいものがブランド品であればそれを選ぶ、という感じです。

私がイギリスで見かけたブランド物を身に着けている人物。それは、高級デパートのセルフリッジでみかけた、ルイ・ヴィトンのバックを持った全身黒のヒジャブ姿のアラブ系女性。

それにメイクばっちりでヴィトンやシャネルのバックで街を闊歩する韓国人、中国人。全身をグッチやバーバリーでかためた日本人の団体。。などです。

ファッションは個人の自由なのでどちらがいいとは言えませんが、わたしは日本を出てはじめて「気軽に身に着けるハイブランドもの」から解放されました。

3、子どものファッションが違う

わたしはイギリスの子供服が好きです。(もっと言えばフランスの子供服が最高にかわいい!)

それは、日本と比べて圧倒的にキャラクター、ロゴ、文字が少なく、シンプルなデザインのものが多いからです。

日本で子育てをしていたとき、息子がほしがるのでアンパンマンや仮面ライダーのシャツなどを買い与えていました。子供のよろこぶ顔がみれるのは嬉しいんですけどね。。

イギリスの子供服にも難点があります。

それは色の個性がなく、性別でカラーがはっきり分かれる傾向が強いこと。

男の子服にはブルー、黒、グレー、グリーンのボーイズカラーが使われ、女の子の服にはピンク、赤、オレンジなどのガールズカラーがよく使われています。

息子はピンクが大好きで、日本では男の子用でもピンクの服はありました。しかし、イギリスでは難しいカラー選択です。

イギリスに来てみたら、ぜひベビー服、子供服を手に取ってみてください。コットン100%のシンプルなデザインの服はきっとお子さんに似合うはずです。

イギリスの子供服は、お土産やギフトにもおすすめ。

しかし、イギリス子供服の縫製には注意を。裏をしっかり確認しましょう。

4、年配者のファッションが違う

孫を抱くおじいさんとおばあさん

老人デイケアのボランティアをしている関係で、イギリスのたくさんの年配者と出会います。

今までイギリスで出会った年配の方たちを見ていて思うこと。

それは「基本は保守的だけど、自分の好みがはきりしていて、それを変えることがない」、ということ。

また、日本の年配者と比べると華やかなファッションを好む傾向があります。
(もちろん階級や育った地域、年代などにもよります)

花柄や明るい色の服、紳士は帽子をよくかぶっています。女性は何歳になっても胸元があいている方が多い。

そしてメイクをし、時にはネイル、イヤリングやブレスレット、指輪などのアクセサリーを身に着け、靴も少しヒールのある革靴を好んで履いています。

日本の年配者の渋い色、微妙な色合いの服も素敵な着こなしをする人ももちろんいます。

ですが、華やかなものを身につけると体もココロも元気になるのです。メイクもしかり。

髪をセットする、すこし明るい色のリップをつける、頬紅をつける、ネイルをする、などのおしゃれをすることで年配者のこころと行動に明らかな変化を見出します。

これは日本でも医療や介護の現場で実践されてますよね。

イギリスに来てみたら、年配者のファッションにも目を向けてみてください。

日本の年配者を元気にする ファッションパワーのヒント を見つけられるはずです。

5.メイクアップが違う

京劇メイク

外国人女性と日本人女性はまずファンデーション」が違います

日本人女性、韓国人女性はしっかりとファンデをつけています。また、普段からつけまつげ、マスカラなどアイメイクにこだわる傾向があります。

自分の顔の特徴をよくわかっていて、ほどよいメイクアップをしている日本人女性は「美しいな」と感じるものです。

しかし、ファンデの量は気持ち少なめにすることをおすすめします。海外生活の中でファンデをしっかり塗っていると、完全にまわりから浮きます。

イギリス人はというと、メイクをしない人は、まったくしていません。

年配の人だとシワは目立ちますが、肌の質感はきれいな人が多い。

メイクする人は「濃いー!!」と叫びたくなるほど こってりメイク しています。ヘビメタ調、アイラインバリッバリ。

わたしは、イギリスでファンデを使わなくなりました。

日本と比べ紫外線が強いため、ティントタイプ日焼け止めと頬紅、かるく色の付いたリップ、アイブロウくらい。

日本で使っていた大量のメイクアップ用品、なぜあんなに必要だったのか、、、。

そういえば、一度ロンドンの「MAC」でメイクアップをお願いしたことがあります。日本ではよく化粧品購入のとき、ついでに化粧品のカウンターでメイクアップしてもらいメイクの研究をしていました。

「イギリスのメイクアップってどんなやねん」と興味しんしんで頼むと、できあがりは「チャイニーズドール」!しかも京劇みたいな。

自分の顔がまさか中国京劇の顔になれるとは、、そのときまで思いもしなかったので軽く衝撃を受けました。その後仕事だったので、中国京劇娘のまま仕事をするわけにいかず、全部落としましたけどね。いい体験でした。

アルノ

海外の化粧品店でメイクアップを頼んでみる。刺激的でおすすめです。新しい自分を発見!

6.ヘアスタイル、髪の色が違う。

ヘアカラー レッド

①ヘアカラー

ロンドンでヘアドレッサーとして働いていた友人曰く、「こっちの人はヘアカラーのオーダーが細かい」そして、頻繁に髪の色を変えます。

学校のママさんたちもピンクや赤に染めている人もいるし、なにしろ「ブロンド」というカラーひとつとっても何種類ものカラーが用意されていて、黒髪である日本人ヘアドレッサーにとってはこの微妙な違いがなかなかわからない、、とのことでした。

ヘアカラーの選択は、肌の色や瞳の色も関わってきます。

脱線しますがヨーロッパ人の瞳の色はさまざま!わたしの夫はフランス人ですが黒い眼だとばかり思っていたら彼のパスポートには「Amberアンバー(琥珀色)」と記載されていました。パスポートに瞳の色まで書かれているなんてびっくりしたことを覚えています。

日本人女性も、瞳拡大コンタクトやカラーコンタクトの子が多くなってきてますよね。実は瞳はその人のファッション全体像を大きく左右しています。

②白髪

白髪に対しても考え方が違います。

日本人女性は白髪を白髪染めで隠そうとする人が圧倒的多数です。20代にして白髪が出始めた友人も そのころからずっと毎月白髪染めをしています。

最近では、日本の芸能界で近藤サトさん、吉川晃司などグレーヘアが素敵な人たちが出現。堂々と白髪ヘアの個性を表現するようになっています。しかし黒髪と白髪のコントラストが強すぎて一気に老け込んで見えるのが問題。一般人にはまだまだハードルが高い!

海外の女性はもともとの髪の色が明るいこともあり、そのままのシルバーグレイの髪をしている人も多いです。もちろんヘアカラーしている人もいるので完全に好みの問題です。

③男性の薄毛問題

海外の男性は、髪が薄くなったら潔く丸刈りにする人が多い。

街でもスタイリッシュな丸刈りスタイルをよく見かけます。バーコードっぽい人もいるんですが、明るい髪の色だからか日本人より目立たない印象です。

日本で丸刈り・坊主頭スタイルが社会権をもつようになると、男性は開放されるのでは、、と勝手に妄想しています。

しかし、最近トルコへ植毛ツアーに行くイギリス人も多いと聞きました。トルコは今や世界最先端の植毛(PRP療法)技術国なんです!

ヘアスタイル

ヘアスタイルに関しては、日本人女性はパーマをかけたり縮毛矯正したり、コテで巻いたり編み込みをしたり、、、こだわりが強いし、すごいテクニシャンです!

一般人がここまで完璧にヘアセットできる国って他にあるんでしょうか?ヘアアクセサリーも美しく可愛らしいものが多い、そして進化しています。

日本人がこちらの美容院に行くと、どうなるかというと、、

だいたいの人が言うのがクレオパトラにされたの一言。

どうやら私達東アジア人のイメージが、パッツン前髪のおかっぱのイメージのようです。イギリスでのヘアドレッサー選びは慎重に。

イギリス人は、普段は洗いざらしのルーズスタイルの人も多いし、髪を櫛でとかすだけ、という人も多い。自然派が多いという印象です。

もともと天然のクルクルくせ毛の人も多く、その場合は 髪を梳かすのも難しい。

一度、くるくるくせ毛の女の子の髪を梳かした経験がありますが、、、髪がすでに猛烈に絡まっているのでなかなか梳かすことはできず、櫛が折れそうでした。くるくる毛専用の髪をスムーズにするクリームが売っています。

私は日本では、ロングヘアにパーマが定番でした。セットが簡単だし、もともと細い毛なので本来のストレートだと顔周りが寂しい。

しかしここはイギリス、ロンドンに行けば日本人美容師によってパーマをかけられますが、高額だし わざわざ髪のためにロンドンまで行きたくない。。

そこで、わたしは本来の自分の髪質であるコシのないストレートのロングスタイルで通しています。

「日本じゃないのでいいや」…みたいな。

日本に帰国すると、『あ、、自分の身だしなみを正そう』という気持ちになるんです。

ヘアアクセサリー

イギリスでは、日本で売っているような多種多様なヘアアクセサリーを見たことがありません。

街で「あ、かわいいヘアバレッタ」と思っていたら、日本人女性の友人でした。

イギリス人女性は、普段の生活にヘアアクセはさほど重要ではありません。

毎日美しいヘアコームやカチューシャなどで完璧なヘアセットをしていたポーランド人の先生がいました、、彼女のような人もたまにいて、中には美意識が高く相当なこだわり派がいます。

7.まわりの目がちがう

多くの日本人女性は、無意識にすれ違う人のファッションチェックをしています。

あなたも、すれ違いざまに向こうからやってくる人の 髪型からファッションセンス、靴やメイクまで一瞬でチェックしていませんか?

ギリス人は、一般的に他人の服装に興味はありません。

最近エジプト人のママ友とファッション談義しましたが、、彼女曰く、エジプトでは「もっと新しい服をきて」だの「いいブランドを身に着けたら」など常にファッションチェックされ、窮屈な思いをしていたとのこと。

彼女は、イギリスで初めて「何を着てもいいんだ!」という自由を味わったそうです。

イタリア人の友人も同じことを言っていました。

彼女たちは、ときにはハイファッション、ときに自分で作った服、ときにチャリティショップでゲットしたお気に入りの服で自由なファッションを楽しんでいます。

イギリスと日本では、ファッションについてのまわりの目がまったく違います。

イギリス人は、ロイヤルファミリーに対するファッションだけは非常にこだわりが強く、鋭い意見をもっています。なんでしょうね。これは。

まとめ

イギリス人と日本人のファッションの特徴、7つの違いについて、いろいろと感じるままに書きました。

イギリスのファッション、日本のファッションどちらも「本人がよければそれでよい」です。

日本人のファッションは メディアによる影響が大きく、ファッション情報に対する熱意、テクニックやメイク用品を研究する姿勢、かわいいを追求する情熱は世界で類をみません。

イギリスのファッションは、ある人はスタイリッシュ、ある人はセクシー、ある人は何もこだわらず、、、などあまりメディアに影響されず、自由な印象です。

ただ各国でファッションの歴史や捉え方、目指す方向性が違う、ということでしょうか。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ(@ecerydayuk

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