2月のパンケーキ・デーとは?イギリス式で楽しもう!

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イギリスからこんにちは。イギリス在住アルノ(@ecerydayuk)です。

「パンケーキ・デー」って知っていますか?
イギリスの「パンケーキ・デー」は、キリスト教にまつわる伝統行事です。

日本人にとってはなじみの薄いと思われる「パンケーキ・デー」。イースターのお祝いが定着化しつつある昨今、イースターと連動する風習のこの日を知っておいて損はない。

今回は、「パンケーキ・デー」の由来や楽しみ方、イギリスパンケーキのレシピを紹介します。

 

パン・ケーキデー(Pan cake day)とは?

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パンケーキ・デーは、イギリスでは「レント(Lent)」、日本語では「四旬節(しじゅんせつ)」と呼ばれる日の前日にあたる祝日です。

キリスト教信者は、イースター(復活祭)前に罪を悔い改め懺悔し、40日間の断食をおこなっていました。これが、レント(四旬節)と言われる期間です。イギリスのパンケーキ・デーには、この断食の前日に戸棚の中にある卵や牛乳、砂糖などのリッチな食べ物を消費する意味でパンケーキを作り食べていたとされています。

現在では40日間も食事制限をする人は少なく、イギリスでは毎年2月の「シュローブ・チューズデイ(Shrove Tuesday/告解の火曜日)」にパンケーキを食べる伝統が維持されているそう。

そういえば、今年のパンケーキは教会でいただきました。わたしは教会のボランティア英会話レッスンに通っているのです。
教会で知り合いになった友人は、「わたしはフェイスブックを使いすぎた。悔い改めるためにレントの間はFBを見ないことに決めた」と言っていました。別のイギリス人は「レント中は砂糖をとらないようにする」と言っていました。

こんな話を聞くと、レント前に自分の行動を見つめ直し、それを悔い、40日間実際に行動を改めることは、非常に有益なことに感じます。

私も見習って、今年のレントの40日間は、カフェインを断つことにしました。コーヒー好きなわたしは、朝と昼に一日3~4杯ものコーヒーを飲んでいたんです。よくないことはわかっているののやめられずにいました。いい機会です!

英文の紹介文例を英語の先生からもらったので、どなたかの訳に立つかもしれないので、記載しておきます。The long build up to Easter is called Lent. the day before Lent begins is called Shrove Tuesday. ‘Shrove’ means being forgiven for wrong doings. It happens on a different date each year depending on when Easter is.

Another name for Shrove Tuesday is Pancake Day.Long ago this was a day for feasting and having a good time. People would go to church to confess the bad things they had done and would be ‘shriven’ or forgiven before the start of Lent(fast). Since rich foods such as eggs were forbidden during Lent, one way of useing them up would be to make pancakes.

毎年日にちが異なります!

パンケーキデーは、イースター(復活祭)に連動するために毎年日にちが異なります。
数え方は「イースター・サンデーの47日前」。

2018年のイースター・サンデーは、4月1日(第一日曜日)
「パンケーキ・デー」は、2月13日(火)です。

ちなみにこの日にパンケーキを食べるのは、主にイギリスやアイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの聖公会やそのほか一部プロテスタント、カトリックなどの国々。

お隣の国フランスやアメリカのパンケーキ・デーは、「マルディグラ(Mardi Gras)」といい、日付も異なります。

 

パンケーキ・レースで楽しむ

 

フライパンに入ったパンケーキを持ってレースをする「パンケーキ・レース」は15世紀から続くイギリスの楽しい風習です。

その始まりは、地図で言うとロンドンの上に位置するイングランド南東部、バッキンガムシャー州のオルニーという町。断食の前日であるShrove Tuesday には信者たちは懺悔のため、教会を訪れます。1445年に、オルニーの主婦がケーキ作りで忙しすぎたために教会が礼拝の鐘を鳴らすまで時間を忘れていて、あわてたその主婦は、エプロン姿、しかもパンケーキの入ったフライパンを持ったまま走って教会へ駆け込みました。この出来事がきっかけとなり、現在のパンケーキレースに至った、と言われているそうです。

懺悔で神妙な雰囲気の教会で、エプロン姿で大慌てで駆け込む主婦の姿、、私ならふきだすな。

参加者は性別に関係なく、エプロンにスカーフ姿で、フライパンにパンケーキをいれたまま走ってゴールを目指します。ルールとして、途中で2~3回パンケーキをひっくり返さなければ失格。厳しい!

このパンケーキ・レースは、イギリス各地で行われています。

興味があれば、ネット検索で「Pancakerace ○○」(○○の部分に場所の名前)を入れて調べると、各地のパンケーキの開催情報が得られます。

もちろんロンドンでも開催されます。
ロンドンで一番有名なパンケーキレースというと、20年間続いているという国会議事堂となりのビクトリアタワーガーデンで行われる「Parliamentary Pancake Race」でしょう。今年も開催されます。観光客にも人気があり、下院議員、上院議員、プレス関係者たちがグループに分かれて競い合います。スーツの上からエプロン、おおげさなシェフ帽をかぶった人々の姿、真剣そのもの!
イギリスらしくチャリティの一貫として行われます。

「Parliamentary Pancake Race」
場所:Victoria Tower Gardens
最寄駅: Westminster
時間:10ー11:00



イギリス・パンケーキの特徴と簡単レシピ

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パンケーキというと、日本だとフカフカのぶあついホットケーキに、フルーツやクリームで彩られた姿を思い浮かべるかもしれません。

イギリスのパンケーキはもっとシンプルで、形は「薄いクレープ」といった印象です。
伝統的な食べ方は、「焼いたパンケーキに砂糖とレモン汁をふりかけ、巻いたものをナイフとフォークで食べる」というもの。このシンプルを極めたスタイルは、イギリスらしい!

でも、最近では生クリームやベリー類やバナナなどのフルーツ、チョコレートソースなどを使った華やかなタイプのパンケーキレシピが多数登場しています。

イギリスのもちもちパンケーキ:簡単レシピ

【調理時間】約5分

【材料】3~4枚分(フライパンの大きさによります)
・小麦粉 50g
・卵 1個
・ミルク 150ml
・バターかオイル
・塩 ほんの少々

・仕上げ用 砂糖 少々
・仕上げ用 レモン 1個(絞る)

【作り方】

1.ボウルに小麦粉を入れ、小麦粉の真ん中に卵を落とし、分量の半量のミルクをいれ、全体が混ざるようにかき混ぜる。
2.もう半量のミルクとひとつまみの塩を加え、全体がさらっとなるくらいまでかき混ぜる。
(この時点で、さらりとした液体状です)
3.熱したフライパンにバター(オイルでも)をひき、生地をうすくひろげる
4.途中で、フライパンをひっくり返す(くるっと宙返りさせるのが重要なんだそう!)
5.両面が焼けたら、出来上がり。
6. 皿に盛ったパンケーキに砂糖をふりかけ、その上からレモンを絞り、フォークでくるくる巻き、ナイフで切って召し上がれ。

伝統的な食べ方は、「砂糖にレモン」ですが、「ジャムやフルーツ、はちみつ、チョコレート、なんでも合わせて楽しんでたべてね!」とは、イギリス人の友人からの言葉です。

まとめ

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