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【2023年】キリスト教の行事一覧&三大祭りとイベントをわかやすく解説

キリスト教 行事 
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2023年のキリスト教の行事が知りたい!

世界最大の宗教であるキリスト教。

たとえ信徒でなくても、わたしたちは年間をとおしキリスト教にまつわる行事に触れています。

この記事は2023年キリスト教の祭日(行事)」と「キリスト教三大祭りを紹介します。

アルノ

信者のかたはもちろん、海外移住する、会社の上司が外国人、などという人はぜひ参考にしてください♪

記事を読むことで、海外の人とのコミュニケーションに役立つ【キリスト教の基礎知識】も身につきます。

会社の上司や取引先、友人や恋人が海外にいる人には特におすすめの記事です。

2023年:キリスト教のお祭り一覧(行事)

2023年のキリスト教の祝日を表にして紹介します↓

月日祝日内容
1月5日
(木)
十二夜(Twelfth Night)
(トゥエルブナイト)
12節の前夜祭
クリスマスの飾りをはずす夜
1月6日
(金)
公現祭 Epiphany
(エピファニー)
この日でクリスマス終了
東方の三博士(王)が来訪し、
キリストがこの世に現れたことを祝う
クリスマスイブから数えて12日後
2月2日
(木)
聖燭祭 Candlemas
(キャンドルマス)
聖母マリアの清めの日(カトリック)
キャンドルを灯し人々が行列する
2月21日
(火)
パンケーキデー
Shrove Tuesdayともいう
告解の火曜日
英国ではこの日パンケーキを食べる
2月22日
(木)
灰の水曜日 Ash Wednesday
(アッシュウェンズデー)
レント(四旬節・受難節)がスタート
イースターの46日前
4月2日
(日)
聖枝祭 Palm Sunday
(パームサンデー)
キリストがエルサレムへ入城した日
イースター1週間前の日曜日
4月6日
(木)
洗足木曜日 Holy Thursday
(ホーリーサースデー)
最後の晩餐を記念する日
Maundy Thursday(聖木曜日)ともいう
4月7日
(金)
Good Friday
(グッド・フライデー
聖金曜日
キリストの受難と死を記念する日 (英国は休日)
4月8日
(土)
聖土曜日 Holy Saturday
(ホーリー・サタデー)
イースター前日の土曜日
4月9日
(日)
Easter Sunday
(イースターサンデー)
復活祭当日
キリストが復活したことを記念する日
4月10日
(月)
Easter Monday
(イースターマンデー)
イースター翌日(英国は休日)
5月18日
(木)
Ascension Day
(アセンション・デー)
キリストの昇天を記念する日 イースターから40日後
5月28日
(日)
聖霊降臨祭 Pentecost
(ペンテコステ)
キリスト教会の誕生を祝う日 イースターから50日後
6月4日
(日)
三位一体の祝祭 Trinity Sunday
(トリニティ・サンデー)
「三位一体」の教義
父と子(キリスト)と聖霊なる神を祝う日
6月8日
(木)
キリスト聖体祭 Corpus Christi
(コーパス・クリスティ)
キリスト聖体への信心を呼び覚ます日
8月15日
(火)
聖母昇天節 Assumption of Mary
(アサンプション・オブ・マリー)
聖母マリアの昇天を記念する日
10月4日
(水)
聖フランチェスコの聖名祝日
Feast of St Francis of Assisi
動物と環境の守護聖人、聖フランチェスコを記念する日
礼拝でペットが祝福される日でもある
11月1日
(水)
諸聖人の日 All Saints’ Day
(オール・セインツデー)
すべての聖人と殉教者を祝う日
11月2日
(木)
死者の日 All Souls’ Day
(オール・ソウルズデー)
全ての死者の魂のために祈る日
12月3日
(日)
アドベンドの第一日曜日
First Sunday of Advent
降臨節の第一日曜日
アドベントとはキリストの降誕を待ち望む期間のこと
12月8日
(金)
無原罪の聖マリアの祝日
Feast of the Immaculate Conception
聖母マリアが母聖アンナの胎内に宿り
神の恵みによって原罪をまぬがれたことを記念
(ローマ・カトリック教会)
12月24日
(日)
クリスマスイブ
Christmas Eve
クリスマス前夜
12月25日
(月)
クリスマス
Christmas Day
降誕祭・クリスマス当日
キリストの降誕を祝う日
2023年キリスト教年間行事一覧

ではつぎに、キリスト教の行事のなかで最も重要視されている【キリスト教の三大祝日】を紹介します。

キリスト教の三大祭りとは?

一年をとおし たくさんの祭日があるキリスト教。

その中でも キリスト教の信者が大事にしている3大祝日は次の3つです↓

  1. イースター
  2. ペンテコステ
  3. クリスマス

それぞれについて、詳しく紹介します↓

イースター(復活祭)

イースター がまるごとわかる!由来や起源、意味は?

キリスト教徒が最も大事にしているお祭りが「イースター(復活妻)」です。

十字架の磔刑を受けたイエス・キリスト。

イースターとはキリストが亡くなった日から「3日目の日曜日に復活した」ことを祝う日です。

人々の前に姿を現したキリストは、弟子たちに「地の隅々にまで福音を教え広めるよう命じた」、とされています。

また、イースターは「春分の日より後の 最初の満月から数えた最初の日曜日」とされているため、毎年 日にちが変更する移動祝日になっています。

一般的なイースターの準備は、イースターの40日前である「パンケーキデーから始まります。

パンケーキデーには、卵や乳製品などの食べ納めをして「レント(四旬節、受難節)という質素な生活にはいります。

禁欲生活の末、いよいよ待ちに待ったイースター・サンデー!

イースターは 家族が集い、ごちそうを食べたりイースターエッグハントなどのゲームをしたりして、キリストの復活をお祝いします。

アルノ

海外のイースターは「春をお祝いするお祭り」としても人々に親しまれています

このように、実際のイースター期間は約4ヶ月ととても長いのです。当日を中心に、63日前の七句節から、60日後の聖体祭まで、キリストの受難と復活に関連する記念日があります。

イースターに何を食べるのか?もっと詳しい由来や、イースターカードのメッセージ例文など、イースターに関する記事も参考にしてください。

»イースター がまるごとわかる!由来や起源、意味は?

»【イースターゲーム7選】大人も子供も絶対もりあがる!

»【イースタースィーツ】復活祭で盛り上がるケーキやお菓子8選

»【イースターおすすめ料理6選】子どもが喜ぶ!伝統料理とおしゃれパーティレシピ

»【コピペでOK】イースターカードにそのまま使える!短め英語フレーズ35選 |

ペンテコステ(聖霊降臨祭)

ペンテコステ

ペンテコステとは、イースターから数えて50日目にキリストの弟子たちに聖霊が降臨した日をお祝いする日です。

キリストはイースター(復活)から40日後に昇天しました。

それから10日たった日(つまりイースターから50日目)、それまで迫害を恐れていた使徒たちもみな集まり、祈りを捧げていました。そこへ使徒たちの頭のうえに突然激しい風音とともに 赤い舌のような聖霊が降臨しました。

降臨後の使徒たちは、突然にさまざまな国の言語で語りはじめ、その後世界中にキリストの教えを伝道することになりました。

日本では馴染みのないペンテコステですが、簡単に言うと「キリスト教会が誕生した日」となります。

アルノ

ペンテコステは、世界にキリスト教が広まるきっかけとなった大事な日なんですね

クリスマス(降誕祭)

クリスマスとは、イエス・キリストの「降誕を記念する祭日」です。

降誕って何?誕生日じゃないの?

実はキリストの誕生日ははっきりしていません。

クリスマス当日の4つ前の日曜日から「アドベント」と呼ばれるキリストの降誕を待ち望むシーズンのはじまり。

チョコや小さなギフトがしこまれた「アドベントカレンダー」の中身を一日ごとに開封してクリスマスを楽しみにすごします。

ユニークさを競うクリスマスのセーター

イギリスの慣習では、「クリスマスジャンパー」、またの名を「アグリージャンパー(醜いセーター)」というクリスマス柄のセーターを着て街をあるきます。

おじいちゃんから子供、お役所、会社員の人もアグリージャンパーで楽しい雰囲気でいっぱい!

アルノ

それまでの期待が爆発するクリスマス当日は 街中が幸せモード全開になります。

さらに12月25日から 1月6日公現祭までを十二夜と呼び、アドベントの日から十二夜までが 本来のクリスマスシーズンとなります。

クリスマスの記事を参考に、クリスマスの準備を怠りなく↓

»イギリスのクリスマスの過ごし方(11月~1月

»イギリスで人気のクリスマス英語絵本15選

まとめ

以上、「【2023年】キリスト教の祭り一覧&キリスト教三大祭りをサクッと知ろう!」について紹介しました。

キリスト教のお祭りはキリストが復活した「イースター」を中心キリスト誕生祭のクリスマスまで、一年中さまざまな記念日があることがわかります。

最も多くの信者がいる キリスト教(続いてイスラム教、ヒンズー教)は、世界で約20億人もの信者がいるといわれています。

会話やビジネスの相手を知るうえで「宗教の理解」は大切なポイントになるはずです。

わたし自身はキリスト教徒ではありませんが、教会のイベントやサンデーサービス、アルファという勉強会に参加したことがあります。それらの経験から、信者にとってイエス・キリストがどれだけ偉大な存在なのか、祈りや行事の大切さを理解したいと思うようになりました。

海外生活で私が一番気をつけているのは「宗教に関する否定的な話をしない」ことです。日本では全く気にならなかった宗教の話題は、海外の人と話す場合には注意が必要です。

▼他の宗教についても理解したい方は、こちらの記事を参考にしてください↓

もっと宗教について知りたい人は、本で知識をみにつけるのがおすすめ。なかでも役立つのがこの2冊です↓

▼元外交官の著者が「海外でビジネスをする際に最低限必要な宗教知識」として5大宗教を解説しています。必読です。

▼聖書の登場人物121名をビジュアルとともに紹介。いつもわけわからなくなる!という人におすすめの一冊です。

イギリス南西部、デボンの田舎町からおとどけしました。

この記事があなたのお役にたてばうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ

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